副議長ポストを巡る金銭授受疑惑
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週水曜日はRKBニュースDIG高藤秋子編集長です。 高藤さん、おはようございます。おはようございます。
今日はこちらの記事をご紹介します。自民党という表示が出ただけで地元で触れられる統一地方選挙を前に自民党若手県議の危機感福岡県議会金銭従事枠
福岡県議会の政府区議長ポストをめぐってお金のやり取りがあったのではないかとされる疑惑ですね。自民党県議団の幹部らが一貫して否定を続けているんですけれども、若手議員たちが動き出しています。
27日今週月曜日、問題を最初に告発した吉松県議と一緒に自民党福岡県議団に所属する元副議長の江藤英幸議員が会見を開いてカメラの前で証言しました。
ご覧になった方もいると思うんですけれども、確実に本人に茶色い封筒に入れて500万円渡しておりますという発言もありました。
本人というのは辞職した中尾前副議長のことですね。
さらに両邸で自民党県議団の幹部5人に対してお車代として1人50万円を渡したとも主張しました。
カメラの前で証言した議員というのはこれで2人目です。
若手議員による第三者委員会設置の要求
こうした中、若手議員たちがアクションを起こしているんですね。
どんなアクションかと言いますと、これまで福岡県議会は第三者委員会の設置ではなくて外部の有識者による調査の実施というのをずっと明らかにしているんですけれども、
当選2期目の8人の議員が27日、同じ日です。
日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会の設置を求めて、自民党県議団の幹部に意見書を提出しました。
意見書を提出した2期目の議員の1人は、RKBの取材に対しこんなふうに話しています。
吉田健一郎議員ですね。
自民党という表示が出ただけで、地元がどういう反応をするかというのはみんな危機感があると思いますね。
その信頼を回復していかなきゃいけないので、やっぱりそれは遠慮せずにものは言わなきゃいけないし、行動をとっていかなきゃいけないと思います。
また別の2期目の議員。
この問題が発覚して半月以上経ちますが、地元に帰る中でこの問題に触れられて、しっかり解明してくれという声がある。
第三者委員会がしっかりした調査ができるんだろうという有権者の意見もあります。
27日は福岡県議大の臨時総会も行われたんですけれども、そこでも若手議員から声が上がったようです。
1期目の議員なんですが、県民が納得するような委員会をやってくださいということでお願いしていますと。
これは当たり前のことのように聞こえますよね、当然。
自民党県議団内の変化と若手の結束
でもね、実はこれとっても異例のことなんですよね。
関係者によると、これまで自民党県議団の会議で若手が意見をするという場面は全くなかった。
会長一人で全て。
ドンと言われる倉内議長をはじめ、幹部議員たちが決めた方針通りだった。
長居かたつというような感じのね。
理不尽がまかり通る組織ですからね。
今週月曜日の動きを見ると、それが崩れてきていると。
若手もやっと意見を言うようになった。
現時点では少なくともこれまでとは違う空気になっているんだろうと思います。
カメラの前でそうやって発言する議員もいるわけですからね。
総会の終了後には、1期目から3期目までの若手議員19人が集まって、今後の対応について話し合いをしています。
自民党の県議団って41人なんですね。19人ですから、半数近くになりますね。
なぜ1期目から3期目なのか、これ分かりやすいんですけど、
4期目になると実際に議長をやった議員がいて、やっぱり声を上げにくい。まとまりにくい。
1期目から3期目が集まったと。
3期目の議員こんな風に話してます。
これからの自民党県議団というものをどうするのかということをしっかり考えていく中で、結束して割れないようにやっていくような会です。
あくまでも上を倒そうとかそういうことではなくて、
県議団をより良くするための集まりだというような、ちょっと気遣いというか配慮のような言い方もしていますね。
統一地方選を前に高まる危機感
こうした動きを受けて、若手議員の動きを受けて、
特に若い期の先生方は無関係にも関わらず、選挙が近い中、それぞれの地元でも厳しい声が出ていること、
また県民の信頼を損ねたことに対して、会派の会長として責任を感じておりますと釈明しました。
なぜこれほどまでに危機感が広がったのかって、今の会長の発言の中にもありますけれども、
やっぱり来年4月に統一地方選挙が行われて、これ1年ないので、
やっぱり落選してしまうんじゃないかっていう危機感があると思います。
若手議員を取材している報道部の松村可憐記者によると、
非常にやっぱり有権者からの風当たりが強いということです。
今ちょうど夏祭りの時期で、週末に議員たち回るんですよね。
そうするとやっぱりその地元の有権者からこの問題を問われる。
あなたたちもお金もらってるんじゃないかとか、
議長副議長ポスト以外でもそういうやり取りが、
お金にまみれたそういう組織なんじゃないかっていうような目で見られる。
釈明に追われている、夏祭りで。
っていう現状があると。
やっぱり政府議長ポスト巡ってお金が動いているのだとしたら、
それは当然の有権者の批判だとは思います。
疑惑に対する若手議員の反応と有権者の視点
一方で金銭のやり取りがあったとされる疑惑については、
その若手議員を取材すると、そんなことがあったという反応ではない。
松村記者によると、若手議員の多くは、
そんな噂は聞いたことがあった、本当だったんだという反応。
それから自分も議員になった時に先輩からお金用意しとけよって言われた。
金額そんな相場だったんだというような反応だったということです。
やっぱり一期目であっても、四期目であっても、それ以上であっても、
幹部であろうとなかろうと、
やっぱり暮らしを良くしてほしいという有権者の投じた一票に差はないと思うんですよね。
にもかかわらず、これまで物を言えないような仕組みや空気を作っていたとしたら、
やっぱり幹部の責任はとても大きいし、
若手議員も有権者の方向を見て仕事をしてほしいと思うんですよね。
これまで物が言えない、従うだけだったとするならば、
それはマリオネットですよね。
私たちは有権者はマリオネットを選んでいたのだろうか、
ということにもなりかねないので、
ぜひやっぱりここはもう一度有権者の方を見てほしいなと思います。
疑惑解明に向けた今後の展望
それからもう一つ、
昨日ですね、福岡県議会の1階のロビーに掲げられていた、
中尾全副議長の写真が外されていた。
辞職に伴うところなんですけれども、
その他の幹部ってやっぱりどこに行ったんだろうって、私ずっと思ってます。
議員総会にも倉内議長の姿はありませんでした。
それから江藤議員が茶色い封筒を渡したって証言したのは会長室だったと。
当時の会長は松本邦博議員ですよね。
記者の個別のぶら下がりではなくて、
少なくとも中尾さんは3回出てきてますね。
矢表に立ったような形にはなりましたけれども、
やっぱり若手議員からもこういう動きが出てますし、
有権者も疑惑が、疑念がどんどん膨らんでいるような状況なので、
説明を渡してほしいというふうに思います。
そういう疑惑に対してどうかわすかみたいなところじゃなくて、
やっぱりきちっと向き合って、そして県民に対して誠意を持って
ご説明するという形でも、やっぱり第三者調査委員会でね、
しっかり調べてもらうということが大事かなと思いますよね。
ニュースリグでの情報発信
ニュースリグでは様々な記事を配信していますので、
ぜひ福岡県議会で検索して読んでいただきたいと思います。
この時間はRKBニュースリグ、高棟明子編集長でした。
高棟さんありがとうございました。
ありがとうございました。