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日替わりのコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップのコーナーです。
水曜日のブラッシュアップはRKBニュースDIG、高藤秋子編集長です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。おはようございます。
今日はある事件の裁判、この記事を紹介したいと思います。
今週月曜日なんですけれども、福岡県笹栗町と末町で偽の教員免許状の写しを提出した
66歳の補助教員の男に対し福岡地裁が懲役3年6ヶ月の判決を言い渡しました。
今回罪に問われたのは偽造誘引公文書行使という罪なんですけれども
裁判の過程で驚くべき事実が明らかになってますので
これを紹介していきたいと思います。
男は福岡市内の公立中学校で勤務していた2005年に
中学生に対する児童改修事件を起こして有罪判決を受けて教員免許を執行しています。
しかしその後も2025年まで20年にわたって転挙を重ね、繰り返し教育現場に立ち続けました。
今回補助教員として採用した笹栗町も採用時に確認しているんですね。
政府が構築した免許を執行した人物の情報を共有できるデータベース
この男が該当していないか確認したんですけれども、気づくことができなかった。
なぜかということなんですけれども
この男、もともと苗字が古畑というのか小畑というのかそういう名前だったんですけれども
養子縁組をして近藤になります。さらに橋本になります。
その後再度近藤に戻しました。
苗字が変わっていたので、データベースでは免許を執行した人物であることを確認できなかったということです。
恐ろしい。
そんな抜け道があるとは。
裁判の中でこの男は犯罪になる認識があったということを明らかにしています。
被告人質問、弁護側の質問なんですけど、犯罪になることを認識してましたかと問われると男は
抵抗がないことはない。
ただし補助教員は免許がなくてもできるという気持ちがありました。
裁判長、なぜ教育現場で働くことにこだわるのかというふうに尋ねたんですけれども
男はこんなふうに答えています。
楽しいからです。
裁判長の質問、犯罪や服役をかけてまでやることなんでしょうか。
少し沈黙した後に男はこういうふうに答えています。
そうです。
この男をめぐっては、今回の事件が発覚する前に
勤務先の末町の中学校で生徒たちへの不適切な発言が問題になって
保護者説明会が開かれたことがあるんですね。
その後の逮捕、起訴に至っているんですけれども
その発言というのがですね、掃除の時間中に生徒に対して
その姿エロく見えるよっていうような発言をしたと。
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裁判の中でもこの発言について問われる場面があったんですけれども
男はこの言葉についてこんなふうな主張をしています。
股を広げて吹いていたんですよ。
ちゃんと吹きなさい。エロく見えるよと言ったんです。
発言の前後が報道されていない。
裁判を報道部の下浜記者がずっと傍聴しているんですけれども
下浜記者によりますと、この場面でも法廷で声を荒げて
全員に訴えるような様子だったということです。
これに対して検察側が
人として相手に不快な思いをさせないことは当たり前なのでは?
というふうに尋ねると
男はそんなこと言ったら何もしゃべれないと答えたということです。
ここでちょっと数字を見ていきたいと思うんですけれども
子ども家庭庁のまとめによると最新のデータですね
2024年、子どもが主な被害者になった性犯罪の認知件数
5000件以上あるんですよ。
また、性犯罪・性暴力などを理由として懲戒処分などを受けた
公立学校の教育職員
これ結構多いなと思って驚いたんですけど
毎年、ここ数年ですね、200人以上あるんですよね。
内容が性行、盗撮、覗き、体に触る、切笛、会話などにおける性的嫌がらせ
これちょっと本当にびっくりですよね。
立場的にその生徒側、生徒児童が抵抗できなかったり
あるいは声を上げられないパターンもあるでしょうし
それを利用してっていうところが考えられるってことですよね。
公立学校の教育職員によって性暴力等が行われた場所についても
子ども家庭庁公表してるんですけど
一番多いのは勤務時間外ってことなんですが
ついで、放課後、休み時間、授業中、部活動などなど
今回の裁判では罪に問われてないんですけれども
先ほど紹介したように被告の男、エロいという言葉を
生徒に向かって発してますよね。
これも性的な発言だというふうに私は受け止めていて
やっぱり今回のこの事件と裁判から考えなきゃいけないのは
やっぱり最も安全であるべき学校で
子どもを守るべき大人が加害者になってしまうというケースが非常に多い。
これ本当に氷山の一角だなというふうに思ってます。
これをどうやって防ぐのかっていうのが大きな課題で
一つ対策として期待されているのが
今年の12月25日からスタートする新たな制度がありまして
日本版DBSと言われているものなんですけれど
この制度では子どもと関わる職業を対象に
採用時などに性犯罪歴がないかの確認が義務付けられるということです。
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すごくいい制度だなと思うんですけど
ただ、犯罪確認が義務化されるのが
小学校、中学校、高校、認可保育所、児童養護施設などに限られていて
例えば学習塾だったりとか
地域のスポーツクラブだったりとか
認可外の保育所だったりというところは義務化の対象外なんですね。
教える人が3人いるなどその要件を満たせば
国からの認定を受けることもできるんですけれども
あくまでも任意でやるべきことではないんですよね。
記憶に新しい方もいらっしゃると思うんですけれども
福岡県内の道場で
実際に性加害事件が起きていまして
経営者の男が教え子の女子児童ですね
小学生です。8人に性的暴行、売説な行為を繰り返したとして
今年の2月、懲役24年の判決が見渡されています。
やっぱりスポーツを教える教室だったりクラブだったりとか
塾でも洞察があったりということもあったと思うんですけれど
決して少なくないんですよね。
なので果たして新しい制度が十分なのかということも
やっぱりよくよく考えてこれからやっぱり改善すべきは
改善していかなきゃいけないなというふうに思いました。
そうですね。まず一歩であることは間違いないけれども
これでOKというわけでは決してないしというところですよね。
そうですね。よくこういう何かを調べたりするところで
加害者の人権がという話がよく出るんですけれども
私いつも思っているんですけれどやっぱり性犯罪
特に承認に対する性犯罪って
加害者の人権があまりにも大きく重きを置かれているような
現状をちょっと感じていまして
そのあたりもやっぱりみんなで考えていきたいなというふうに
改めてこの裁判の事件を見てて思いました。
ニュースディグでかなりこの事件手厚く報じてまして
数本記事を出していますので
ぜひ検索して読んでいただきたいと思っています。
ここまでブラッシュアップでした。
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