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田川地区の消防施設移転計画 住民から不安の声
2026-07-22 11:57

田川地区の消防施設移転計画 住民から不安の声

RKB報道部 高藤秋子、報道部今林隆史記者

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サマリー

福岡県田川地区で、8市町村が共同で行う消防施設の移転計画に関して、住民への説明不足や情報公開の不透明さが問題視されています。住民からは、移転によって消防車や救急車の到着が遅れるのではないかという不安の声が上がっていますが、町長は不安を感じている住民はいないと答弁。さらに、情報公開の費用が値上げされるなど、住民サービスから遠ざかる行政の姿勢が浮き彫りになっています。この問題は、報道機関の記者不足による「ニュース砂漠」化とも関連し、地域行政への監視の重要性が指摘されています。

田川地区における消防施設の移転計画とその背景
この時間は日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。毎週水曜日はRKBニュースディグの高藤秋子編集長です。高藤さん、おはようございます。
おはようございます。今日はこちらの記事をご紹介します。
一体何が起きているのか説明して。
命を救う消防施設の移転計画。住民から不安の声にトップはわがまま。福岡県田川地区。
福岡県の田川地区で消防施設の移転計画が持ち上がっていまして、住民から不安の声が上がっています。
これ八市町村が共同で行う事業なんですけれども、情報の公開と住民に対する説明は果たして十分に行われているか検証した記事になります。
今、福岡県では県議会、それから県政をめぐる疑惑が非常に大きな注目を集めています。
これ、うやむやにさせてはいけない問題なんですけれども、
実は県内には他にも公勤行政の事業をめぐって様々な問題が起きています。
ということで、今日は田川地区で起きている問題を継続して取材している今林記者に解説してもらいます。
今林さんおはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
まずその田川地区が広域的に取り組んでいる消防というのはどういう風になっているんですかね。
田川地区8自治体、8市町村でいろんな消防であるとか、ごみ処理であるとか、ちっちゃな町でやるのも効率が悪いので、
一緒にやって効率よくやろうということで消防を一緒にやっているんですが、
消防施設の移転による住民の不安と説明不足
それで地域のバランスを考えて消防署であるとか消防文献書、消防文書というのを配置しているんですが、
その河原町の元々あった文献書というのはどのエリアをカバーしているものなんですかね。
田川郡の北西部で河原町であったり大東町であったり赤村という地域なんですけど、
広い広域で全体的に見ますので河原文献書は他の地域に消防車救急車が行ったりもするんですが、
主に北東部を管轄しているというところで、それがちょっと南に行ってしまうということで、
河原町の方を中心にこれまでよりも救急車消防車の到着が遅れるのではないかという不安の声が上がっています。
リスナーの方の頭の中にちょっと地図を描いてほしいんですけども、
まず長方形のような縦長の形で河原町があって、その下の南の辺に接しているのが2つあって、
右に赤村、左に大東町というのが今頭の中の地図ですね。
今まで河原町にあった。それが今度は?
南の大東町に移転するということでも計画も進んでいます。
となるとどう考えても遠くなる人がどうしても出てきてしまう。
こういう公共施設の移転をめぐって毎回いろんな問題が起きるんですが、
やはり近くなる人遠くなる人ってそれぞれ出てしまうのはどうしても否めない。仕方ないんですよね。
だからこそ遠くなる人もいるわけですから十分な説明であったりとかですね、
理解を得る活動が行われることが欠かせないと思うんですね。
ところがこの河原町なんですが、この消防施設の移転について議会公報の一部に載せただけということで、
ようやくこの問題について来月住民説明会が開かれるんですが、
移転することは決定してしまってるんですよね。
ってことは事後報告みたいな形になるんですかね。
まさに事後報告なんですが、河原町の鶴賀町長は議会の質問で、
不安を感じている人は一切いないと。
町民から不安の声は聞いていないというふうに断言されたんですが、
我々が町役場の周辺で町民の皆さんにお話を聞いたところ、やはり皆さん不安を感じていると。
でも一方でしょうがないという諦めもあるんですが、
やはり不安を感じていらっしゃる方が大半というかほぼ全てでした。
一切聞いていないという答弁と、じゃあちょっと矛盾するところが出てくるわけですよね。
私の周りでは聞いていませんと町長は議会で答弁されたんですが、
当然町長の耳に入る言葉と入らない言葉ってあると思うんですよね。
だからこそ記録住民に説明なりをする必要があると思うんですが、
それがなされていないというのが現状です。
公共施設ですからどこかに移転するという必要性も出てくることはあったとして、
今まですごく便が近かったからすぐ救急車が来てくれる、消防車が来てくれるということで恩恵を預かっていた人もいれば、
どう遠くなってしまう不便になる人。一方今まで遠かったけど近くなってよくなる。
それは仕方ないですけど、なぜ新しい場所に移転しなきゃいけないのか、
なぜその場所になったのか、その行為的にカバーする。
人口も違うわけですからその比率からするとそこにあるといいのかどうかとか、
いろいろと説明欲しいですよね、町民として。
行政の姿勢と情報公開の不透明さ
河原町、先ほど申し上げたように町単独ではなくて、
一部事務組合というんですけど、まとめて市町村一緒にやろうというんですが、
逆にそれによって効率が良くなるという言い方をするんですが、
逆に田川地区で起きているのは住民から遠くなってしまうと。
基礎自治体、身近な町であったり市であったり村ではなくて、
その組合がやることによってワンクッションを入ることによって、
むしろ住民サービスから遠遠くなってしまうという問題が起きています。
消防組合のトップである大東町の長原町長は、
不便になるんだ、不安だという声に対して、
わがままだというふうにRKBの取材に対しては答えられました。
わがままだということではなく、
説明不足だということしか言えないんじゃないでしょうかね。
確かにおっしゃる通りですね。
このわがままって言葉で片付けてしまうところに、
おごりというか、
町民に対する説明の丁寧な姿勢というのが見えてこないですよね。
そういう言葉にね。
もう一つ問題があって、
ここで情報公開の制度というか、
透明性についても疑義が生じていますよね。
高橋区の消防組合というのは、
情報公開というものをすると1万円あたり10円とか、
それがこの問題が明らかになって、
情報公開が増えたことを理由に、
10円から20円に1枚あたりの価格が値上げされてしまったんです。
例えばですね、
情報公開の費用って佐賀県とかも0円なんですよね。
紙をわざわざコピーするよりもデジタルデータで渡してくれて、
DVDとかを100円何十円ですっていう風に出す自治体もある中、
むしろ値上げしちゃったっていうのが、
住民に対する向き合い方っていう姿勢を示しているのではないかなという風に感じています。
やっぱり説明が欲しいですよね、住民としては。
一体なぜシラ沼に移転の話がこういう風に進んじゃったんだろうかって思った時に、
情報公開請求してみようとなった時に、
1枚倍の値段がするっていうのは結構な負担だと思うんですよね。
特にやっぱり今物価高で、皆さん生活厳しい中で、
でも情報って本当に、私たち以前番組一緒に作ったんですけど、
情報誰のものなんだろうって、住民のものなんだと思うんですよね。
市場とは違って、需給のバランスじゃないんだから、
需要が高まったから値上げして抑えるとかそういうことじゃなくて、
それだけ声があるってことは、説明を求めている人の声が多いってことですよね。
そうですね、あまりにも不透明というか、経緯がわからないということで、
その気持ちを確保するために住民にとっては、
情報公開請求という制度があるわけなんですけど、
そこを10円値上げするっていう、
その10円という値段の問題以上に何か、
心理的な距離を感じてしまったなというふうに。
こういう説明不足とか、丁寧な説明を求める姿勢とかっていうのは、
今回の田川地区だけじゃなくて、今の県全体につながる話ですよね。
地域報道の現状と行政監視の重要性
ちょっと話が横にそれるんですけど、
やっぱり日本全体が労働力が足りない、人が足りなくなってきている中で、
やっぱり記者も少なくなってきているんですよね。
これはテレビ局だけじゃなくて新聞社もそうなんですけど、
そうするとやっぱり人口の少ない自治体に記者を配置しにくい状況になっているんですよ。
そうするとやっぱり議会の傍聴もなかなか難しいし、
その自治体でどういうお金が動いているのか、
取材するのにもなかなか厳しいような状況があって、
だからこそこういう小さな自治体にも光を当てて、
何が起きているのか見ていきたいという話はいつもしています。
ニュース砂漠って今の話で言われるんですけど、
砂漠のように地域の情報を取材する記者もいなくなって、
住民の関心も薄れていて、自治体が好きなようにやってしまう。
アメリカでまず顕在化したんですけど、
実際田川地区もいわゆる全国市の記者の数がこの数年で一気に減ってしまった。
田川地区というか地区法全体で数人という形になってしまって、
地域の隅々まで目が届かなくなっている。
我々テレビ局もそこはそんなに余裕があるわけではないんですけど、
だからこそこの福岡県政の問題もそうなんですけど、
隅々までチェックしていく、見ていくということが、
まず地元の人たちもしっかり自分のいる自治体がどういう行政を行っているのかって、
目を光らせる意味もありますし、
我々もできる限り報道機関の役目として、
そういう行政に対しての監視というか、
目を光らせる義務というのはあるのかなと思いますしね。
その中で出てきた今回のこういう問題ということですよね。
動画もニュースリグで公開していますので、
ぜひ皆さん検索してみていただければと思います。
この時間はRKBニュースリグ高棟編集長と、そして今林記者に来てもらいました。
お二方ありがとうございました。
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