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この時間は日替わりコメンテーターによる解説で、日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
毎週木曜日は、RKB報道部の記者が週替わりで担当します。
今日は、RKB報道部北九州支社の浅上大太郎記者です。
2週連続での出演ですが、浅上さんおはようございます。
おはようございます。
おはようございます。お願いします。
さて、今日5月1日は、メーデーということで、
アメリカの労働者が労働時間の短縮を求めてストライキを起こしたことが起源とされております。
労働者一人一人の声は小さくとも団結することで、
その声が大きくなる、強くなる、その力を示す日でもあるのかなと思いますが、
そんな中、今日は職場の労働環境の改善を目指して立ち上がった労働者について、
取材した内容を解説してくれるということですけれども、裁判の話題なんですよね。
はい。北九州市にお住まいのトラック運転手3人が、
自分が勤める運送会社を訴えたという裁判を取材しました。
はい。どんな方々なんでしょう、訴えたのは。
はい。訴えたのはですね、北九州市の小倉北区にあります運送会社トーリンケミカルという会社で、
20年ほど働く松尾博太さん、50歳ら3人です。
ケミカルってついてますけど、特殊なトラックなんですか?
そうですね。シンナーとかトルエンといった化学薬品を運んでいまして、
福岡と関東とかそういうところを往復して働くという働き方をされています。
その訴えの中心となるものっていうのは、待遇についてなんですかね。
はい。この会社全国にグループ会社があるんですけども、東京が親会社ありまして、
働いている中で他のグループ会社よりも給与水準が低いということに気づいて、
会社に待遇の改善を求めたっていうのが最初です。
それは個人で訴えたんですか?
はい。19人運転手さんが当時働いてた人がいまして、
このうちの3人で2021年に労働組合をつくって、
会社に未払い賃金を求めるということになってきます。
いわゆる労使の交渉を行っていくという展開になったわけですね。
はい。
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この時まで労働組合なかったんですか?
会社によってはね、その人数だとなかなか組合まで結成していないというところも多いですけど、
組合をつくることによって声を届けようと思ったわけですけど、
実際、会社側はどういう反応を?
組合をつくった松尾さんたちに対して、
廃車差別というのをしたそうです。
廃車差別?
廃車って配る車ですね。
廃車の仕方を差別するというものなんですけれども、
具体的には特定の運転手、松尾さんたち3人に長距離、
福岡と関東とかそういう長距離とか、
お休みの日ですね。
乗務を意図的に与えないということで、
トラック運転手さんなので固定給があるんですけど、
それと別に走行距離とかに応じた変動給というのが、
給与の当時半分以上を占めていらっしゃいまして、
なのでかなり距離を乗るってことは大事なんですけれども、
それをなくすという廃車の措置を受けたということですね。
一見長距離をなくすとか、休日の業務をなくすってなると、
なんか待遇を改善してあげたかのように見えるけど、
でも手取りが減るっていうことですね。
もう今回訴え起こした松尾さんをはじめとする方々からすると、
もうこれは生活に大きく左右することになったわけですね。
そうですね。手取りがそれまでは関東を復帰してた頃は
だいたい33万ぐらいあったそうなんですが、
この廃車が変わったことで20万ぐらいにだいたい減りました。
もちろんご家族いらっしゃるんですよね。
そうですね。なので松尾さんは奥様、妻にアルバイトを増やしてもらったりとか、
金融機関にお金を借りたりとか。
で、同時に訴えている梶原昭博さん、54歳の方もいらっしゃるんですけども、
その方は一戸建てにお住まいだったんですが、
家賃の安いマンションに引っ越したり、自家用車を手放したりもしたということで、
かなり生活に影響が出たという話でした。
もう自分の資産を切り崩しながら生活してるような感じですよね。
はい。そこまでそれをされてなんですけども、
会社に改めて身払い賃金を払えという訴えを起こすと。
福岡自治体小倉支部に起こすということになりました。
なるほど。で、実際法廷ではその歯医者差別についても争われたんですかね。
はい。この裁判は3年間続いたんですけれども、
歯医者差別っていうのが、労働組合法という法律の中で禁止されている
不利益取扱いというものに当たるというふうに松尾さんたちは主張していて、
一方、会社は全面的に争う姿勢でして、
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この歯医者措置については課題が大きすぎる身払い賃金の支払いを求められたからだという風に主張を戦わせました。
それぞれの主張、真っ向から争う形になったわけですけど、裁判所の判断はどうだったんでしょう。
今年3月に判決がようやく出まして、3年間かかったんですが、
歯医者差別は不当労働行為に当たるということで、会社に対して身払い賃金、
それから歯医者差別による損害賠償など2700万円余りの支払いを命じています。
なので松尾さんたちは勝ったわけですね。
具体的に裁判所、裁判長などから指摘もあったんですか。
この歯医者差別についてなんですが、組合員を経済的に圧迫することで、
組合内部の動揺や組合員の脱退などによる組合の弱体化を図るものと言えるということで、
かなり厳しめに歯医者差別についてはいけないよということを指摘しています。
この判決内容を会社側はすんなりと受け入れたんでしょうか。
この会社はこの判決に不服があるとして構想しています。
なので今後、福岡高等裁判所で争われると見られているので、まだ長引きそうです。
ある程度判決についてどう思いますかということを取材したんですけれども、
トーリンケミカルの親会社、東京にあるんですが、そちらに取材をしまして、
コメントは控えると話しています。
一方の松尾さんたちはどんなふうに。
松尾さんたちは判決の後に話を聞いたら、
この判決を通じて運送会社で働く人が働きやすい業界になってほしいということで、
引き続き対応を続ける姿勢と言いますか、内部の改善を求めていきたいというふうに話しています。
弁護人の方にも話を聞いたんですけれども、
この労働者の権利主張ですね、組合を作って待遇改善を求めるということに対して、
会社がこの露骨な労働組合潰しをやってくるのは、おそらく氷山の一角だと思うということで、
引き続きトラック運転手に関わる職場の待遇の改善が必要なんだなということを感じました。
松尾さんたちもご自身の生活が苦しくなっていて、
もうその会社を辞めて他の会社に行くという人手不足の中で需要はあるでしょうから、
そういう判断もできたでしょうに、やっぱり業界に対して声を上げたいというところがあったんですかね、やっぱりね。
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そうですね、松尾さんこの会社で20年働いていて、最初は会社を大きくしていこうというのとか、
夢があったというふうにも話していました。確かにその求人を見てみると、
自動車運転従事者、トラックドライバー等ですね、有効求人倍率2.71倍で転職しようと思えばできますし、
松尾さんの仲間の中にはこの裁判の間に一人転職して会社を辞めた人もいるんですけれども、
それでも会社と戦ってより良い環境を作って、その若い人に働きやすい環境を作りたいという思いを話してくれました。
ただまあ被告もね、拘束してということですので、今後また高等裁判所でどういう判決が下されるのか、
この裁判の行方も見守っていきたいと思います。
今日はですね、そのトラックドライバーが起こした裁判について解説してもらいました、
北九州支社の朝上大太郎記者でした。朝上さんありがとうございました。
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