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2025-03-27 10:20

TBSドキュメンタリー映画祭:「誰のための公共事業~ギロチンが宝の海を壊した~」

RKB制作部 里山千恵美
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毎週木曜日のこの時間は、日替わりコメンテーターによる解説で日々のニュースを掘り下げるブラッシュアップ。
木曜日は、RKB報道部の記者、あるいはRKBのディレクターが週替わりで登場いたします。
今日はですね、この時間、里山知恵美監督にお越しいただきました。里山さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いいたします。監督です。
テレビ制作部のディレクターとして、さまざまなドキュメントを手掛けている里山さんが今回は監督ということで、
ドキュメンタリー映画祭に出品する作品を一つ手掛けているんですよね。
はい、そうなんです。有明海の漁師さんたちの今っていうことなんですけれども。
誰のための公共事業、ギロチンが宝の海を壊したというタイトルになっておりますが、
いわゆるこの作品の舞台となっているのは、我々にとっても、福岡県民、佐賀県民にとっても身近な有明海が舞台ですよね。
これが海の中というか、有明海は大変な状況になっているんですよね。
そうですね。ニュースなんかでも今も言われているかもしれませんが、ノリが不作になったりとかですね。
もともとものすごく有明海というのは宝の海と呼ばれている豊かな海なんです。
田畑さん、映画を見ていただいたということなんですけど、
私も昔漁師さんからですね、昔有明海すごく豊かだったよって言われても、そうなんだぐらいに感じてたんですけど、
うちのRKBの昔の映像を見て、本当に豊かだったんだと。掘れば海竹とか貝類がポコポコポコポコポコ出てくるわけですよ。
貝が湧く海。信じられないぐらい奇跡のような海なんですけど。
今海竹って言ったんですけど、海竹なんかはですね、佐賀県が毎年何万個も地貝を放流していても、
20年に一度採れるか採れないかぐらいの状況になっているんですね。
そのぐらい海が変わってきてしまっていると。その原因が、例の国営伊佐波谷湾観宅事業なんじゃないかと漁師さんは言ってるんですが、
国はこれを認めなくてですね、この事業を検証することさえ今まだままならぬ状況です。
いわゆる門がどんどんどんどんスイッチをしてから降ろされていった様子がまさにギロチンということで、
ギロチンとも呼ばれている伊佐波湾事業の門ですけども、
やっぱりあの門を閉ざしたことによって有明海の海自体がやっぱり変化したっていう風に漁業関係者の方々も言ってるってことなんですかね。
そうですね。漁業関係者はもう体感として、あ、潮の流れが変わったっていう風に言っていたんですが、
どうして有明海が変わってしまったのかというメカニズムは近年になって、
研究者たちの調査、研究によって徐々に今になって明らかになってきたことなんですよね。
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それを本当にきちっと検証するにはやっぱり門を開けて調査をするっていうことがどうしても不可欠なんですけれども、
国はこれを強固に拒んでいます。
そこがなんか疑問なんですよね。
もともとの諫早湾管濁事業の一環としては、その長崎側の山手というか陸地の方での水害などを防ぐっていうのが一つ目的だったわけですよね。
でも水害であの潮汽堤防が機能するかというと、あれは単に川を塞いでるだけのものなんで機能しないんです。
最近になってあの辺の水害が減っているのは、川に本明川に設置された排水ポンプのおかげとも言われていて、
あれが大網に対してはあまり機能しない。あれが機能するのは有明海の高潮に対してだけなんですね。
台風の時とかは高潮発生するんですが、有明海はもともと打ち海なんで、
そうなんですよ。そんなに高潮は発生しないんです。
ましてや高潮発生しますよという時に締めればいいだけの話であって。
苦し紛れの言い訳のようにしか聞こえませんね。
そうなんですよね。でも実際裁判でもですね、長らく争ってきたんですけれども、
いろいろコンメ、泥沼の裁判闘争と言われたんですけど、
結果的に最高裁が2023年に出した決定によって、
開門することが難しいという状況に現在はなっています。
とはいえね、これだけ深刻な漁業被害というものが出ていると、
一度開けてまず調べるということをね、やってほしいなって、
一国民として。だって巨額の税金が使われている事業ですもんね。
そうなんですよ。やっぱり有明海あんまり難しいし、裁判問題難しいし、
自分には関係ないって思う方もいらっしゃるかもしれないけど、
2530億円という巨額のお金が使われた事業ですし、
その後また有明海再生事業などで、
もう税金がどんどんどんどん使われているわけですよね。
だからやっぱり町に住んでいる人たちも無関心であってはならないと思いますし、
あれ公共事業なんで、やっぱり国民にとって、国民に利益をもたらすための事業にもかかわらず、
なんか損害を与えられているような感じになっているので、
きちっとですね、やっぱり国民に利益が、これだけの費用対効果がありますよと、
国民にとっていい事業なんですよという検証がですね、
やはりきちっとされないとよくないんじゃないかなと思いますね。
もう一度決まったからそれで終わりじゃなくて、
やっぱり検証ってずっとやり続ける必要はあるんじゃないかなとも思いますし、
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あとこうやって閉ざされている間に5年10年とどんどん月日が経っていくと、
漁業関係者の方々ももうこれ取れないんだったら、
もう漁業やめちゃうっていう人がどんどん出てきますよね。
もうそれが本当に今大変深刻で、若い方たちはですね、
やっぱりもう漁業を諦めて有明海の周辺から離れていったりして、
もう町自体が本当に衰退している状況ですし、
やっぱり若くして漁業を継ごうと決めた方もですね、
将来どうなるんだろうという不安で、大変不安な状況です。
さらにそこで取れてたもの、代表的なものは海苔だと思いますけど、
このところずっとふさくふさくって続いているのを聞くと、
やっぱり胸が痛むところもありますし、
有明海、福岡、佐賀にとっては特産品でもありますから、
そこを守りたいという思いもありますよね。
本当にそうですね。しかも有明海産の海苔っていうのは、
本当に日本全国に影響があって、
あそこの不作っていうのは日本全国の海苔不足を招くほどのインパクトがあるもので、
もう海苔業者たちもだいぶ影響を受けてますし、
もう輸入しちゃおうかみたいなところもあるので、
本当に大変な問題になっていると思います。
本当にタイトルにある通り、誰のための公共事業なのかっていうところですし、
やっぱり今回この映画化ということで、
TBSドキュメンタリー映画祭に出品することによって、
関心をたくさん持っていただきたい、考えるきっかけにしてほしいですよね。
本当にそうですね。やっぱりちょっと難しいなって、
あの問題、裁判も長かったですし、よくわかんないなっていう方に
少しでも興味を持っていただけたら嬉しいですし、
こんな素晴らしい海が自分たちのものだったんだっていう、
これをミスミス、ダメにしてしまっていいのかっていうことを
今一度考えていただければなと思います。
はい、ということでこの映画はですね、
すでに今度の金曜日、つまり明日からTBSドキュメンタリー映画祭は始まるんですけども、
その期間中の4月5日と10日に
誰のための公共事業、ギロチンが宝の海を壊したが、
キノシネは天神で上映ということになります。
そして5日は舞台挨拶が。監督。
はい。緊張しますが、
映画にも登場していただく漁業者の方にも一緒に挨拶をしていただきますので、
ありあげ会の現状などもお話しいただけたらと思っております。
はい、ということでこの時間は
誰のための公共事業、ギロチンが宝の海を壊したを手掛けました
里山千恵美監督に来ていただきました。
里山さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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