00:05
皆さん、こんにちは。思考を走らせるねごラジオ、ランニングドクターねごが、日々の出来事を学びの上に変える、15分。
今日のテーマは、なぜか成長しなきゃと焦ってしまう、その正体とは?ということで、一緒にスタートしていきましょう。
先日ですね、インスタグラムを見ていました。インスタグラムでね、情報発信もやっているので、同時にいろんなね、あのランニングの
発信をしている方のフォローとかをしたりするわけなんですよね。 そしたら、いろんな人がいろんな大会に出て
TVを更新したとか、いろいろ 情報が流れてくるわけですよね。
ハーフマラソン、ブルマラソン、今の時期とかだったらトレイルランニングとか、そういった大会の情報がいっぱい出てきますよね。
そういうのを見ると、ナイスランというふうな気持ちになって、やっぱすげーなーとか、自分も出たいなーというような気持ちになるわけですね。
こういうキラキラした記録とかを見て、ポジティブにすごいなというふうに思う反面、心のどこかでね、それに比べて、自分まだまだだなーとか、そういうふうに思ったりすることもあるわけですよね。
そこでね、すごくしょげたりすることは正直全然ないんですけれども、ただ無意識に自分で練習不足だなーとかいうふうな形で、なんか攻めてしまうと言うと、ちょっと言い過ぎかもしれないけれども、もっと練習しなきゃなーというふうな感覚になることって皆さんもありませんかね。
直接競争しているわけではないのに、画面の向こうの誰かの頑張りっていうのが、静かに自分の心を揺さぶってくる感じっていう感じですかね。
なんとなく成長しなくてはっていう、見えない誰かや何かにプレッシャーをかけられているような、そんな気分になるんですよね。
この感覚、まるでスマホに入っているOS、iPhoneだったらiOSだし、他のスマホだったらAndroidとかでみたいな感じで、OSっていうものが入ってますよね。
そのスマホのOSみたいに私たちの思考の深くにインストールされている気がしませんかね。
僕はふとこういうふうなことを感じたときに、いろいろ考えてみました。
そして思考を走らせてみた結果、僕はこういうふうに思ったんですよね。
社会で戦うための成長するためのOS、成長OSと自分の心を守るためのタルを知るOS。
この2つのOSを意識的に切り替えて使い分けていくっていうことが、現代を心豊かに生きるための鍵なのかもしれないなっていうふうに思ったので、
今回はこの話について話していきたいなと思います。
03:01
今回の思考を走らせていく経路について話していきますね。地図ですね。
一つ目、気づきですね。成長しなきゃという焦りはどこから来ているのかとか、その正体について話していきます。
その次に検証していきます。その焦りを生み出す現代社会のゲームのルールといったものを分析してみました。
最後に応用ですね。どうすれば私たちは心穏やかに賢く生きていけるのか、具体的な思考法について考えてみました。
それでは思考のジョギング、一緒に楽しんでいきましょう。
それでは早速なんですけれども、なぜ成長が当たり前になったのかということについて考えていきますね。
僕はよく感じるんですけれども、成長しなきゃ。成長していくのが当たり前だよね。成長するものだよね。
成長しないと置いてかれちゃうよというようなプレッシャー、これっていつの時代も当たり前だったわけじゃないと思うんですよね。
例えば、想像してほしいんですけど、身分ですよね。身分が固定されていた昔の社会とかを想像してほしいんですよ。
例えばですね、僕たちが農家の家に生まれたらどうでしょうかね。
いっぱいいっぱい頑張って効率的に多くの収穫を得ようとしても、その多くは税として納めなければいけないというような時代があるんですよね。
こういう個人の富というのが増えにくいシステムっていうのが、現代ではないですけど昔にはあったわけなんですよね。
削除されてしまう構造ですよね。でもそれを当たり前として受け入れられている時代というものがありました。
こういうシステムの中では、もっと成長しようという意欲はそもそも湧きにくいかもしれないですよね。
どれだけ頑張っても自分の収入はアップしないと言われたらやる気なくなっちゃいますよね。
しかも身分が固定されていたりするので、のし上がっていくっていうのが難しかったりするわけですよね。
そんな中では意欲湧かないというか、成長しようというモチベーションは構造的に生まれにくいことになりますよね。
一方で、現代の資本主義社会というものは違うんですよね。想像してみたらわかりますよね。
いっぱい頑張って、いっぱいいろんな人の役に立って、商売をビジネスをうまくやっていくと、いっぱいのお金を稼ぐことができるということですね。
だからそういう昔の社会とかに比べると、頑張りが成果につながりやすくて、成果が評価や報酬になるというような社会に我々は生きているというふうに考えられますよね。
それはすごくいいことだと思うんですよね。
そういうふうにみんなが切磋琢磨してアップデートしていこうとする競争が生まれるわけですよね。
06:04
だから世の中の技術とかがどんどん発展していくというような背景にもなっていると思うんですけれども、
ただ誰もが限られたパイを奪い合う競争に参加しているんだというふうにも言えるわけですよね。
その中で成長するということが、いわばゲームの必須ルールになっているわけですよね。
誰かが成長しようとする。その中で自分がかぼっていると食われちゃうわけですよね。
そうなると自分も負けないように頑張らないといけないということですよね。
この成長しないと生き残れないという感覚がいつの間にか私たちの思考の前提、つまり成長OSとして組み込まれてしまっているということなんだと思うんですよね。
現代の資本主義社会っていうのは成長しなければ生き残れない。
だから僕たちは成長せざるを得ないような環境の中で生きていて、
そして我々はもう生まれた時からこの環境に晒されている。
だから当たり前のように成長するもんだよね。成長しないといけないよね。
だから勉強していくんだよね。
そういうような感覚を覚えてしまっているということなんですよね。
これをメタ認知することが第一歩になるのかなと思うんですけども、
僕たちの焦りの正体というのはこの成長OSをあらゆることに適応してしまっているということから
なっているのではないかなというふうに考えたんです。
それではこの成長OSのことについてもうちょっと深掘っていきましょう。
実際この成長OSというのは僕が作った造語ですけれども、
資本主義社会の中で頑張って成長してスキルを上げて仕上がっていこうというような
思考習慣のことを成長OSというふうに定義付けているわけですけれども、
もう内在化されていて無意識のうちにこういうふうに考えてしまうというような感覚ですね。
ちょっと理解しにくいと思いますけども、
意識せずともそういうふうに考えてしまう思考習慣のことですね。
これはビジネスとかスキルアップという面に関しては非常にパワフルな武器になると思うんですよね。
もっともっと自己実現をするために頑張っていこうみたいなこういうパワフルなやる気あふれる状態のことですよね。
これは非常に良いと僕もあらゆる面でスキルアップしていきたいなというふうに思うわけなんですけど、
しかしこれを人生のあらゆる場面に適応してしまっているという現象がよく見られるんじゃないかなというふうに思うんですよね。
特に個人の幸福にまで適応してしまうと、これが副作用が生じてしまうというふうに思うんですよ。
09:02
例えばですね、皆さん想像してみてくださいね。
SNSを見ます。そしたら友人たちの成功とか活躍を見るわけです。もしくはインフルエンサーでも誰でもいいでしょう。
それを見ると、それに比べて自分はというふうに無意識のうちに比べてはいませんかね。
それで明らかに落ち込んだりということはなかなかないかもしれないけれども、
でも無意識のうちに少し落ち込んだりとか、ちょっと焦りを感じたりというようなことはやっぱり誰しもあると思うんですよね。
これはプライベートな領域にまで無意識に成長OSの競争原理を持ち込んでしまっている状況なのではないかなというふうに思うんですよ。
別に競争しなくていいところまで競争してしまっているということなんですよ。
これ副作用ですよね。どんどんどんどん成長していければいいんだけれども、他人に負けているという感覚を抱いてしまったら嫌ですよね。
それを感じてしまっているのじゃないかと。
常に誰かと比較してもっともっとと求め続けるような感じです。
これでは心が休まるわけがないですよねと。
しかもこれをSNSで暇な時間とかに見るわけですよね。
これきついですよねと思うわけなんですよね、僕はね。
そこで必要になるのが意識的なOSの切り替え、ダブルパンダード的な考え方ですかね。
ダブルパンダードというと、他人に対しては厳しいけど自分に対しては甘いみたいな感じで、
ネガティブな捉え方で語られる文脈もあるかと思いますけれども、
要は切り替えということですよね。
意識的にこのOSを認知して切り替えていくということが、現代においては必要なんじゃないかなと僕は思うんですよ。
仕事や社会的な活動では成長OSでガンガンに走っていくようなイメージ。
一方で自分の幸福や価値観の領域では競争から降りて心を穏やかに保つというような、
ある種の樽を知るOS、樽を知るOSというものに切り替える。
この使い分けが重要なのではないかなというふうに僕は思うわけなんですよね。
なるほど、分かりました。
じゃあ、どうすればこの2つのOSをうまく切り替えていけるのかということについて、
ちょっと考えていきましょうか。
実際これがむずいわけなんですよね。
どの場面ではどのOSを駆動させるべきなのかっていうタイミングもそうだし、
どこからこのOS、どこからこのOSという領域を決めるわけですよね。
かつこのOSを切り替えるオンオフっていうのを感情的に納得感を得ていきながら
12:03
ちゃんと切り替えれるか、自分の中で納得して切り替えていけるか
というようなところも難しいですよね。
これを考える上で東洋思想、禅とかこういったところでの思想っていうのが
1個ちょっと面白いなと思ったので紹介しますね。
僕自身はね、禅とかに関して正直知らないので間違ってたら
ぜひ教えてほしいんですけれども、禅なんかで弓を射る人の話が出てくることがあるみたいなんですね。
これが精進と無執着の考え方としていい例になっているということなんですね。
弓を構えたとしましょう。
僕、弓ちょっと撃ったことないから分かんないんですけど、でもイメージは分かります。
手を引いて弓を構えます。
ギューッと引っ張ります。
体幹を安定させて、歩敵を見て、力を入れながら体を安定させて
標的に向かってしっかりとフォームを作るわけですよね。
そして最後、前進で集中しながら右手を離す。
そうすると矢が飛んでいくわけなんですよね。
矢が飛んでいってしまう、自分はもうどうにもすることはできないですよね。
ただまだ矢は飛んでいるんだけれども、的には当たっていない状態。
これは結果は出てはいないんだけども、こちらとしては息を飲むしかない。
どうしようもない状況ですね。
そして最終的に的に当たる、もしくは当たらないというような結果を得ることができる。
というような感じですよね。なんとなくイメージできますか。
これが精進と無執着の考え方とリンクしてるわけです。
もっと言うと成長OSとタルを知るOSの2つと対応してるわけなんです。
どういうことか説明していきますけれども、この精進するというところが成長OSと対応してるわけなんですね。
精進とは今この瞬間に全力を注ぐことを言うみたいで、努力とはちょっとニュアンスが異なるみたいなんですけれども、
結果や評価や見返りを求めるのではなくて、目の前の行為そのものに自分の持てる全ての力を注ぎ込んで没頭することというものを精進というふうに言うみたいなんですね。
弓を射る人は矢を放つ瞬間まで全力を尽くすわけですね。日々の鍛錬から始まります。
道具の手入れだったり呼吸だったり精神の集中だったり、そういったところは矢を放つまで全力を尽くす要素として行われるわけですね。
15:04
これは自分のコントロール下で完璧を目指す領域であって、自分をどんどん高みを目指していく、成長していくというような領域でありまさに成長OSなんですよね。
一方で、一度矢が手を離れたら的に当たるかどうかというのは自分のコントロールを超えてしまうわけですね。風が吹くかもしれないし、どうなるかわからないわけです。
だから結果に一機一有しない、これが無執着の精神であり、樽を知るという心の自由さのことを言っているわけですね。だからこれを樽を知るOSということなんですね。
僕たちのこの生活も同じわけです。弓を射る人と同じようなイメージなんですね。ビジネスとか勉強では、まさに矢を放つ瞬間までのように精進して成長を目指していくわけです。
その結果どうなるかとか、他人との比較によって自分の価値を決めるのではなくて、自分は今この瞬間に満たされている。こんだけ精進をして精進をして、自分は全力を尽くしたんだ。筋を通したんだ。
だから結果はどうなっても自分は満足だ。この無執着の感覚が幸福の土台になると思うんですね。自分は筋を通した。それだけで爽やかだというような岡本太郎さんの言葉もあるんですけれども、僕非常に好きな言葉で。
これはまさに精進と無執着の心、成長OSと樽を知るOSを切り替えるダブルスタンダードな考え方。これが現代を生きる上で求められている考え方、スキルになるのではないかなというふうに思うんですよね。
成長しなきゃというような焦りっていうのは、資本主義がインストールされた現代社会においては、今この社会が駆動しているルールから生まれる自然な感情だというところをメタ認知しました。
このルールを理解した上で、仕事では成長を目指しつつ、自分の幸せは自分の物差しで測る。このOSの使い分けが心をすり減らさないための知恵になるのかなというふうに僕は思います。
そんな形で思考を走らせてきました。最後にリスナーのあなたに、あなたが成長しなきゃと焦りを感じるのはどんな時でしょうか。その焦りをもしかしたら手放せるのかもしれません。弓を放つまでは全力を、矢が手を離れたら風に任せるということですね。
18:11
それでは、今日も聞いてくれてありがとうございました。今日もいい1日を。また会いましょう。バイバイ。