00:07
今日は個人向けのコーチングでやっちゃダメなこと3選っていうテーマでお話ししていきたいと思うんですけど、
俺はライフコーチとして個人向けのコーチングサービスを販売して、生計を立てて7年目のフリーランスライフコーチであります。
俺はこういう活動をしているから、これからコーチングで食っていきたいんだよ、みたいな人の相談を受けることもあるし、
何より俺が個人相手に自分のコーチングを売って、買ってもらって、そこから関係を始めるっていうようなビジネスをずっとやってるから、思うことないけど。
で、今日話すことっていうのは、チームマネジメントみたいなことをしているコーチングとはまた別の話だよね。その前提を持って聞いてほしいんやけど、
その企業とかに外部委託みたいなことをされて、チームのチームビルディングに関わっていくみたいな仕事は、俺正直コーチとしてやったことはないけん。
だからそこの分野とはちょっと今日俺が話すことって違うと思うよね。
俺が伝えるのは、あくまでもその個人対個人、その個人のお客さんに対してその個人のコーチが契約を結んでコーチングを提供するっていう時の話ね。
その前提で話を聞いてくださいということで、早速いきましょう。個人向けのコーチングをやる時にやっちゃダメなこと3つですね。
じゃあ先に1つ目いきます。1つ目がコーチング知ってるっていうところから始めるっていうことですね。
いざ自分がコーチングをやろうと思った時に、これも俺最初やってしまったなと思うんやけど。
じゃあ誰かしらと会いましたってなった時に、コーチングって知ってますか?みたいな話をすると、
コーチングって名前は聞いたことあります?みたいな話になることが多いんだけど、
これって俺はマジでやらない方がいいなと思ってて、なんでやらない方がいいかっていうと、
これ俺がめちゃくちゃやってきたけないんやけど、その話から始めた時のオチが大体決まってしまうよね。
それがどういうオチかっていうと、コーチングの魅力はすごくわかりました。
だけど私は今回は必要ないと思います。大体この場所に行くのが98%ですね。
魅力はあるけど、私はちょっといいかなっていう風に断られる。
大体98%の確率でこのオチに向かうので、もちろんその残りの2%はものすごく魅力的だし、
私もあなたからコーチングを買いたいですって言われることもあるよ。
言われることもあるんですけど、期待値2%なんでね、俺はあんまりやらない方がいいんじゃないかなと思ってて、
これは俺だけじゃなくて、俺のお客さんとか、俺に相談を送る人とか、相談をくれる人とか、
みんなそうで、全然売ってるんですけど売れませんって人に、
じゃあどういう売り方してるんですかって聞いて紐解いておくと、大体これ。
コーチングって知ってますかっていうところから話を始めちゃってる。
03:03
ここから話してしまった時点で、もうね、そのオチが絶対コーチングの魅力はわかってるけど私はいらないになってしまうんよ。
これはもうこうだからこうって話じゃなくて、こういうもんなんです。
ここの入り口から入るとダメなんです。
ハンターハンターっていう漫画が僕大好きなんですけど、
ハンターハンターってね、暗殺一家が住む山みたいなのがあって、
ククルーマウンテンっていう山があるんやけど、その入り口が2つあるんよ。
めちゃめちゃ重くて、その重さを上げられるパワーがないと入られん扉っていうのと、
あとは侵入者が扉を蹴破って入ってこれるようなちっちゃい扉があって、
その山にはすごいでっかい犬が住んどって、その門を自力で開けられる人間に対しては
襲うなっていう指示を受け取るミケっていう犬が居るんよ。
でもその裏側の、あのね、その侵入者用に作られた扉を蹴破って、
その扉重いけんさ、その侵入者入れんやん。
で、ズルしてこっちから入ったやつはミケガラッ食べられちゃうっていう扉があるんやけど、
あの、それと一緒です。
コーチングって知ってるっていうのは、そのミケから食べられちゃう方の扉を開けてると思ってください。
いや本当に、本当にそう。
そっちのルートから入ったら食べられちゃうんですよ。
2%でしか決まらなくなるので、だから俺は基本的にコーチングって知ってるっていうのは
言わないし自分が提案する場所で、言わないし言わない方がいいよっていうのはめちゃめちゃ言ってますね。
で、2つ目ですね。自分が学んできたことを話しまくるっていうことで、
これもコーチの方ありがちだと思うんですけど、
あの、俺こういうこと学んでてね、こういう原理があってね、こういう世界があるんだよっていうことを言ったところで、
あのね、相手は結構ね、冷めた目でこっちを見ていることが多いんですね。
ドン引きしてるんですね。
なぜかというと、相手はお母さんではないので、
ああそう、そんなに楽しいことをたくさん学んだの、よかったわね、お小遣いあげようかってならないんですね。
特にやっぱりその、個人向けのコーチングが売りたいってなったら、やっぱお金が動くじゃないですか。
やっぱね、その、お金を返さない人間関係だったら、
ああよかったな、お前そんなこと学べてよかったな、いい学びになってないで終わることあるんですけど、
いざ、じゃあ相手にお客さんになってほしいと思っているっていうことが伝わった瞬間に、
相手はものすごくシビアな目でこっちを見ることになるので、
基本的にそういう場合、相手はお母さんじゃないので、
ああすごくたくさん学んだんだね、じゃあお金払って君のコーチング受けようとならないからですね。
ならないんですね。相手はお母さんじゃないので。
別にその、バカにして言ってるとかじゃないんだけど、
でもこれやっちゃってる人はすごく多いなと思いますね。
特にそのコーチングスクールとかに入って、コーチングっていうことに強く魅力を感じたからこそ、
俺もやりたいって思った人。
俺この動機はマジで素晴らしいと思うけど、
ただ、俺はこういうことに魅力を感じたんだよって言ったところで、
06:00
じゃあ個人向けのコーチングが売れるかって言ったらまた別の、
これも未経用の入り口かなって思いますね。
うーん、そうだな。
多いですね、そういうことをやっちゃう人はね。
だからなんて言うのかな、
その魅力を感じたっていうこと自体はいいんだけど、
そこからはやっぱりちょっとなんか、
ひどくせもふたくせも加えないと、
じゃあ相手がそれを買おうかなっていう気にはなんないかなって感じですね。
で、3つ目が、
全力でコーチングするっていうことです。
で、ここに関しては、
コーチングを学んで、コーチングを個人向けに提供しようとして、
全力でコーチングして何が悪いのって思う人もいるかもしれないんだけど、
これはアウトなんですよ。
なぜかっていうと、
コーチングを知らない人なわけじゃないですか、
基本的にお客さんっていうのはね。
じゃあ基本的にコーチングを知らないお客さんに対して全力でコーチングするっていうのは、
それは野球経験のない女の子とキャッチボールするときに、
キャッチボールするときに、
全力で130キロのボールを投げるのと同じことなんですよ。
それやっちゃうとどうなりますか?
女の子は、
うわーってなった上に、
え、なんかすごく危ない人だってなって、
もういなくなっちゃうんですよね。
その投げた方が、
どうだ俺の130キロ早いやろって言って、
パッて見たらもう女の子いないですね。
たぶんグローブだけそこに置いてあっていなくなって、
ラインしてももうブロックされてますね、
あのデートだったらね。
あのそういうもんなんですよ。
あのー、
野球経験者じゃない人と、
野球経験者がキャッチボールをするときに、
どっちの技能に合わせますかって言われたら、
未経験者の方だね。
いやそれもちろん野球経験者は、
野球上手だから、
その上手な野球に合わせてキャッチボールできたら、
それ楽しいだろうけど、
けどその、
俺らプロやん、
プロ。
あの分かるかな、
プロ野球選手じゃないわけよ、
俺たちは。
そのプロとしてコーチングを提供するっていうことは、
自分が持っている技能とか経験とか、
そういうものを持ってない人に向けて、
提供する件、
見返りとして、
対価としてお金が入ってくるっていう構造なんよね。
分かるかな。
俺が持っているものを全力でやって、
その技術点を評価してもらって、
報酬が振り込まれるじゃないんよ。
分かりますか、この感覚。
で、
まあその、
キャッチボールをするときに、
相手の技術とか、
相手の経験とかに合わせてボールを投げるよね、
っていうことが言いたいよね。
こっちの世界は130キロ投げちゃう人がね、
めちゃめちゃ多いし、
今の話聞いてて、
あ、ちょっと130キロ投げてた系かもしれないです、
って思った人は、
まあ気を付けた方がいいかもね、
っていう話でした。
で、今日、
その、
3つ、
やっちゃいけないこと伝えました。
なんだっけ。
コーチング知ってるから始める。
自分が学んできたことを話しまくる。
3、
全力でコーチングする。
この3つを紹介して、
俺が何が言いたかったかっていうと、
その、
仕事を取るっていうことに対する
根本的な向き合い方やね、
09:00
その、
会社員とか、
あの、
やってる人が多分ね、
今、
ほとんどだと思う。
この社会の、
まあ働き方、
新しくなったとはいえ、
やっぱりまだまだ、
ベースって会社員や。
で、俺たちが受けてきた、
小学校、中学校、高校っていうその、
義務教育。
ここは義務教育じゃないか。
義務教育っていうものの根本の歴史って、
その工場で長時間働ける人材を、
その、
国を挙げて作るっていうのが、
その義務教育のベースにあるよね。
要するにその、
雇われて働くっていうことが、
俺たちって、
もうほんと趣味ついたんよ。
で、雇われて働くときって、
その、
どうやってじゃあ、
その会社に選ばれますかって言ったら、
面接やん。
うん。
入社試験受けるよね。
で、入社試験で何が問われてるの?
って言われたら、
あなたは何ができるんですか?
あなたは、
会社に対して、
どんな技術、
技道を貢献できるんですか?
っていうところを、
聞かれるわけやん。
で、この感覚って、
野球でいうトライアウトに近いんよ。
そのトライアウトっていうのは、
その、
野球のチームに入団したい人が、
まあ試合形式で、
その、
スカウトとかの前で試合をして、
あの、活躍をしたら、
ああ、あいつはうちの球団が欲しい。
みたいな感じで、
そのまあ、
入団試験みたいな感じ。
その、自分がどれだけやって、
そこに対して、
その、
価値ある人間なのかって、
アピールするみたいな場所が、
野球でいうトライアウトって感じなんやけど、
その多くの、
その、
その、
コーチングを仕事にしたい人とか、
その、
コーチは、
その、
個人で仕事を取るっていうことを、
トライアウトとか、
入社面接やと思ってんのよね。
なんか、
自分の持っている技術とか、
技能とか、
アピールしなきゃって、
思ってる人がすごく多いなっていう印象。
でも、
その、
実際俺個人の世界で、
7年間自分のコーチングサービス売ってくっとるけど、
感覚的にはね、
恋愛に近いんよ。
うん、
恋愛。
その、
恋愛ってさ、
まあその、
彼氏、
彼女を作りたい時でもそうやけどさ、
結局さ、
じゃあ、
それどんだけじゃあ年収が高いです、
で、
その、
こんな素晴らしい時計を付けています、
いい車に乗ってますって言ったってさ、
話してみてさ、
ああ、
この人のコミュニケーション嫌いやな、
この人なんか嫌やなって思ったらさ、
カップルにならんやん。
なんか、
それと同じなんよね。
うん。
で、
その、
ゴリゴリの、
そのさっきのキャッチボールの話に戻るけど、
そのゴリゴリの、
そのゴリゴリの、
その野球経験者同士のキャッチボールって、
ほら、
俺のこの球、
早いやろ、
バーン、
いい球やね、
じゃあ俺も投げろ、
バーンって、
コミュニケーションになることはあるんやけど、
まあでも、
その、
デートで女の子と
キャッキャウフフしながらするキャッチボールって、
そういう側面じゃないやん。
うん。
あの、
キャッチボールをしてコミュニケーションを取ったっていうことが、
まあ大事やったりするし、
そのコミュニケーションの中で、
そこを通じて、
そのボールを通じて知れる相手の内面とか、
そういう部分に、
まあ価値があるわけやん。
その、
俺昔スポーツしちゃった時の後輩で、
あの、
女の子で、
もともと野球経験者で、
えっと、
何キロ、
右投げで120キロ、
12:00
左投げで100キロ投げる、
バケモンみたいな女の子がおったんやけど、
そういうことキャッチボールするんやったら、
その野球経験者同士のキャッチボールみたいなので、
いいかもしれんけど、
でも、
まあ違うやん、
俺仕事でもキャッチボールするけど、
結構その、
女の子のね、
クライアントさんとかの時もキャッチボールすることもあるんや。
だけど、
そこでさ、
じゃあさ、
俺のちょっとスピード見ろ!
ブーン!みたいなことはせんわけよ。
せんわけなんよね。
だからその、
結局のところ、
俺たちはコミュニケーションを仕事にしていけるわけやけん。
あの、
力を見せつければいいっていうものではないんよね。
で、
そのコーチングの世界にいる人ってのは、
ほんとに俺の偏見かもしれんけど、
その、
コーチングっていうことを学んで身につけた技術で、
130キロの球を誰から構わず投げるっていう人がね、
俺めちゃめちゃ多いなーっていう印象。
まあそれはもちろんそのコーチングっていうものが、
あんまりまだ世界に認知されていないし、
自分がコーチングできる、
コーチングの資格持ってるって言ったって、
へー、それってなんなの?っていうところから始まるけん、
力が入ってしまうのは分かるんやけど、
でもその、
俺が生きてる対個人向けの世界は、
どっちかっていうと、
その技術や技能を証明して、
あなたに貢献できるよっていうことを伝えることも大事やし、
それを分かってもらうことも大事なんやけど、
どっちかっていうと、
企業の入社面接よりも恋愛なので、
その恋愛の方が総合点で評価されるくない?
めちゃめちゃお金稼がんけど、話しとって面白いし、
こいつ一周におったら話題付きんし、
そのー、
一緒におりたいなっていうことでさ、
女の子に選ばれる男もおるわけやん?
それは逆もしかりやし、
それは一般的に、
一般社会的にはそれは年収が高くて、
家庭的で、みたいな、
理解があって話が面白くて、
そういう人はいんやろうけど、
それは条件としてね。
だけどやっぱりその実際に、
そのペアを組んでいく人、
相手に選び選ばされていく人っていうのは、
そのー、
個人的な部分の、
まぁ、総合点であったり、
結局その、
関わってみてフィーリングが合うか合わんかっていうところになってくるわけや。
で、コーチングの、
対個人向けのコーチングの世界は、
俺はほんとにこっちの感覚に近いと思っとって。
だから、あのー、ね。
コーチングの世界にいる人はちょっと、
130キロのストレートどころか、
スライダーみたいなこと投げちゃいますよ。
そのスピードで、
その曲がり方したら取れません!みたいな、
あの、コミュニケーションを取っちゃう人が、
まぁ、すごく多いなぁと思うし、
またそのコーチングっていう選手は、
コミュニケーション技法なんでね。
コミュニケーション技法を学んで、
あの、コミュニケーションの場で、
130キロのスライダーとか投げちゃったら、
もう、そりゃあさ、
この人はすごいイーズを持ってるけど、
私はちょっとイイかなぁってなっちゃうのは、
まぁ、しょうがないよね。
取れえんよ、そんな球!っていうことで。
あのー、コミュニケーションの基本は、
キャッチボールと一緒なんですよ。
だから、相手が、そのー、
投げやすい取り方をする、
相手が取りやすい投げ方をする、
で、その上で、ちょっとそのレベルの高いこととか、
スピードを上げていくとかいうことをすることは、
アリなんだけど、
15:00
まぁ、でもその、俺は個人向けのコーチングを
7年間打ってきたっていう経験があるけどね。
まぁ、その経験から言うんだったら、
あのー、売りたいコーチは、
早い球投げすぎです。
そのスピードで、球も曲がっちゃうわけだから、
誰も取れませんっていうね。
コミュニケーションの基本はキャッチボールなので、
はい、あのー、そういうことを意識しながらね、
まぁ、その個人向けのコーチングを
どんどんどんどんやって、
それでお金を稼いで、幸せにキャッキャー
夫婦豊かに生きていく人が、この動画からね、
一人でも増えれば幸いです。
チャンネル登録してね。バイバイ。
バイバイの手じゃねえな。
バイバーイ。
スタッフの皆さん、お疲れ様です。
今日も午前中の収録が終わりました。
今日はね、そのツイッターでまた
連追したことを、あのー、
こうやってお話ししたんですけど、
コーチングっていうのはね、
コミュニケーション技法なんでね、
だからその、技術の前に
コミュニケーションっていう場所だから、
もちろんこれがプログラミングとかさ、
なんか別の技術とか、
フリーランスとしてね、やっていくための
別なものなんだったら、
自分がどれだけできるのみたいな、
どれだけ作り込めるのみたいな、
カメラマンとかもそうやけど、
コーチングに限っては、
提供手段がコミュニケーションなので、
コミュニケーションっていうのは基本的に
一芸じゃなくて総合点なので、
その人に対する相性とかね、
そういう部分で選ばれていくものなので、
俺はその、恋愛が近いかなと、
いうことでね、
ちょっと表現をさせてもらいましたと、
今日の話聞いてね、
あーそうそうそうって思う人もいるかもしれないし、
いやーちょっとなんかその感覚違うなって
まあその今日ね、こういう話を聞いて
どう感じたかっていうことを僕に直訳する
レスポンスいただけるとありがたいです。
今日は日曜日で朝から
俺セッションがまたあるので、
今日は米田じゃなくて、
どっか公園にでも行っておしゃべりしようかな
と思っております。
皆さん日曜日いかがお過ごしでしょうか。
良い一日をお過ごしください。
放なしアナウンサーでした。さようなら。