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はい、こんにちは、なおくんです。リコーダー作曲、2023年6月19日始めていきたいとおもいます。
はい、ということで本日の曲は、タイトルは夢の中というタイトルでございます。
では早速聴いてみてください。
4、1、2、3、4、2、2、3、4
はい、ありがとうございました。夢の中という曲を聴いていただきました。
はい、ということで以上となりますが、これからしょうもない雑談をしますので、聴きたい方だけ聴いてください。
聴きたくないよって方は閉じてください。
はい、じゃあこれを聴いている方はまだ聴き続けているということでありがとうございます。
じゃあ、この曲をどうやって作ったかっていう話をしてみようかなと思います。
曲をどういうふうな感じで思いついて組み立てていったのかっていうことを、あえて言語化することによって、
自分の作曲プロセスというものを整理してみようかなというふうに思っている意図があるのと、
作曲をしてみたいという方の何か参考になればなというふうに思うので話してみるんですけれども。
そうですね。まず僕が曲を作るときは、一つの言葉と一つのフレーズを考えるようにしています。
その時は、ここ最近意識しているのは言葉を意識することですね。普通の言葉でランゲージですね。
言葉にメロディーをつけるというイメージですね。
例えば今回の曲は夢の中っていうタイトルなんですけれども、最初のこのフレーズが夢の中っていうふうに言っているような感じのフレーズになっているわけですね。
はい。 実はですね、本当はありがとうという言葉だったんですよ。最初の言葉は。
なんですけど、これを夢の中っていうのは後から変えました。最初に浮かんだ時はこれはありがとうというつもりで吹いてました。
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で、どうやって浮かべるかというと、最初に言葉を完全に思い浮かべてから、その言葉にメロディーをつけていくというパターンもあれば、
リコーダーを適当に吹いていって、何かいい感じのフレーズができて、それに言葉を乗せてみて成立するかどうかというふうに考えるパターン。
この2パターンがあるんですけれども、今回の場合はこうしたパターンですね。
言葉を先に考えたというよりかは、適当にリコーダーを吹きながらフレーズを発見していって、見つけて、そこに何かしらちょっと日本語で当てはめられるかなという時に、
それを当てはめていった。まあそういう感じですね。ほぼ無意識でやっているので、そこまできっちりと分けているわけではないんですけれども、
まあそういう感じで今回は作りました。だから言葉に当てはめたというよりかは、今回の場合は適当に吹いていたメロディーに後から言葉を当てはめてみて、それでも成立するような形にしました。
つまりなんでこんなことをやっているかというと、メロディーだけで作ろうとすると、器学的な曲になってしまうというふうになりがちなんですね。
器学的な曲というのは、もう楽器だけを優先されて作られたフレーズで、あんまり歌っている感じがしないというか、言葉を感じられない、無機質なメロディーになりがちなので、なるべく言葉に当てはめてもおかしくないようなメロディーというのを意識しているから、
言葉を当てはめるようにしているわけです。 他の日はですね、言葉を先に完全に思い浮かべて、その言葉に視線で作曲をするようなイメージで、
言葉にメロディーを当てはめる。その場合はどうするかというと、言葉のイントネーションをもとに作曲する感じですね。
ありがとうだったら、たーたーたーとーとーみたいな感じで、ありがとうという言葉そのものにもメロディーみたいなものが、音の肯定ってあるじゃないですか。
それをそのまま大げさに音楽で表現するようなイメージですね。 そんな感じでモチーフを作ります。
これが2小節なんですけども、この続きを作るイメージですね。
たんたんたんたんたーん その後どうするかというと、基本的なパターンとしては全く同じことを繰り返す。
これは僕はコピペするというふうに言ったりしているんですけれども、単純にコピペするイメージですね。
たんたんたんたんたーん、たんたんたんたんたーん、音楽って基本的に繰り返しで成り立っているので、そういう感じでコピペすれば一応曲になるんですよ。
もう一回。
でこれでもいいんですけども、今回はですね、この2回目の時に一番最初の音をですね、1音変えました。
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どういうことかというと、最初のフレーズがドミレシドなんですね。
2回目はですね、レミレシドなんですね。わかりますか?
2回目はですね、ドの部分がですね、先頭のドの音がレになっているんですね。
そうすることによってこうなります。
はい、若干フレーズのニュアンスが変わったのわかりますか?
はい、これを続けて吹いてみると、ドミレシド、レミレシドですね。
1、2、3、はい。
はい、これで4小節が完成しました。
で、これだけでも一応曲としては成立するんですよ。
なんでかというと、最後の音が主音、主音というのはドの音ですね。
ドミファソのドの音ですね。
このドの音で終わることによって曲が落ち着くので終止感という、終止というのは終わって止まるんですね。
終止感が出るのでここで終わった感じがするんですけども、
だからもうこれで曲完成しましたって言っても、まあいいっちゃいいんですよ。
でももうちょい続きを作りたいってなりますよね。
そういう時にじゃあどうするかというと、今度はですね、また違ったフレーズを持ってきます。
で、その違ったフレーズっていうのがこういうフレーズでした。
はい、これはレレドレミファソですね。
レレドレミファソ。
最初のモチーフとはまた違ったモチーフになりますね。
で、これはまあちょっとした展開部ですね。展開した部分というイメージで作りました。
レレドレミファソですね。
で、ちょっとメロディーが上にこう上がっていく感じですよね。
タンタンタンタンタンタンって坂道、最初は平坦な道だったのが、
だんだんこう右上にこうちょっとメロディーが山に上っていく感じ。
で、その後はララソミレっていう感じですね。
で、この4小節全体で見ると山がこう山に登って下ってくるっていう、
メロディー全体が山なりのフレーズになっているんですよ。
で、そこでちょっと盛り上がりみたいなのができますね。
はい。で、これがですね、一応歌詞としては
夜空の星はきらめいてっていう仮の歌詞をつけてますね。
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当然歌物ではないので歌うわけではないんですけれども、
一応その言葉をつけることによってメロディーが歌っている感じがするので、
そういう仮歌詞をつけてます。
で、これがですね、まあ展開部ですね。僕のイメージの中で。
で、最初の冒頭がAメロだとしたらここがサビ。
歌のサビとは違うんですけれども盛り上がっている部分。
で、そこでサビが来ました。
で、今度はもう一回Aメロに戻って終わる。
これをABA形式って言うんですけれども、
昨日の収録でも、昨日のリコーダー作曲でも説明しましたけれども、
ハンバーガーに例えるんだったらパン肉パンみたいな感じですね。
上にパンがあって真ん中に肉があってまた下にパンがある。
で、このパンとパンは同じもんですね。
で、中の肉だけ違う。
そういうハンバーガー形式のABA形式の曲の形式です。
で、最後にもう一度最初の4小節を繰り返して終わるということですね。
これがこの曲の構成になっております。
で、これはですね、ダカワポとフィーネっていう繰り返し記号を使うことによって表現することができます。
はい、ダカワポっていうのは曲の始めに戻るという記号です。
で、フィーネという記号はダカワポもしくはダルセーニョがあった後に、
この記号のところに来るとここで終わりですよっていう意味ですね。
はい、という経緯で作りました。
はい、ちょっとね、あの聞いててもわけわかんないっていう人ももしかしたらいるかもしれないですけども、
一応その曲を作った発想、どういう感じで発想したのかっていうのを自分なりに言語化してみました。
で、それを踏まえて最後にもう一回通して弾いて終わりにしたいと思います。
はい、じゃあ行きます。
2、3、4、1、2、3、4
はい、ということで夢の中っていう曲を聴いていただきました。
はい、リコーダー作曲なのにこんなたくさん喋ってしまってすいませんでした。
なんかつらつら喋ったら結局12分いっぱいになっちゃいましたね。
はい、ということで今日は少し長くなってしまいましたけれどもこの辺で終わりたいと思います。
聞いてくれてありがとうございました。
それではさようなら。