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2023-08-17 11:52

#2139 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察⑤ from Radiotalk

#2139 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察⑤
⚠️以下概要欄もネタバレ含むのでご注意ください。
・⑤大おじとは何だったのか?

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■⑤大おじとは何だったのか?
・結論: 大おじ=宮崎駿(クリエーターとしての)
・後継者問題
・血縁のある者に継がせたい
・しかしマヒト(=宮崎吾朗)に継がない言われる
・最終的に自分の作り上げた空想世界=塔(宮崎駿の作品、スタジオジブリ)が崩れてなくなってしまう
・途中で語られていた宮崎駿の創作アドバイス
・13種類の悪意のない石を3日に一度積み上げなさい
・石膏デッサン?(球体、円筒、四角柱など)
・つまり、シンプルなデッサンをコツコツ継続して自分の技術を磨いて(積み上げていきなさい)ということ
・大おじの見た目が科学者アインシュタインに似てる?

続きはこちら
2140 【ネタバレ有】映画『君たちはどう生きるか』の考察⑥
https://radiotalk.jp/talk/1043478

参照リンク
【ネタバレ】君たちはどう生きるか
(オタママさんといっしょ/夢野にわとりさん)
https://radiotalk.jp/talk/1040642

#202308n #君たちはどう生きるか #ジブリ #映画 #考察 #宮崎駿
00:00
はい、お疲れ様です。前回、前々回、前々回の続きで、映画君たちはどう生きるかについてのネタバレ有の考察収録となっております。
この収録が続きもので第5弾となりますね。はい、ぶっ通しで話しております。
えーと、はい、なんかこんな長くなっちゃいましたね。12分かける5だから、何分?もう60分くらい話してるのかな?
はい、ということで、この収録で最後になるか、もしくはもう1本最後に6本目やるかわかんないですけども話していきたいと思います。
で、この大きく5個のトピックで話してます。考察収録ですね。
ちなみにこれネタバレ有なので、この後ですね、普通にネタバレしていきますので、まだ見てない方、ネタバレが嫌な方は今すぐ閉じてください。
はい、この後はすいません、自己責任でお願いします。
はい、じゃあ話していきますと、考察、自分なりの考察、プラスいろんな方の考察を聞いて考えた話でもあるんですけれども、
トピックとしては大きく5つあります。はい、5つ言っておくと、1つ目がこの映画がわかりにくいと言われる理由。
2つ目が青鷺とは何だったのか。3つ目が現実逃避先としての党。
4つ目が君たちはどう生きるかの本はこの映画の中でどのような役割を果たしたのか。
はい、5つ目が王子とは何だったのかということでございます。
で、前回までの収録で4つ目のトピック、君たちはどう生きるかという本は映画の中でどのような役割を果たしたのかということについて話してみました。
最後のトピックはですね、この王子という存在が出てくるんですけれども、王子とは何だったのかということについて話していきたいと思います。
はい、これはですね、ラジオトークの東川さんの夢の鶏さんの話も参考にさせていただきました。
鶏さん自身もどなたかの考察を参考にされているという話もされていたんですけれども、
ちょっとそれを参考にさせていただいた話ということで話していきたいと思います。
で、この王子っていうのは何なのかっていうと、一言で言うと宮崎駿自身のメタファーであるというふうに考えられます。
これもいろんな解釈をする人がいます。
これアインシュタインのことなんじゃないかとか、確かに見た目はすごいアインシュタインに似てるんですよね、この王子というおじさんのルックスがね。
で、いろんな捉え方ができるんだけど、多分これは宮崎駿自身だと思われます。
少年もね、基本的に主人公の真人は宮崎駿自身として描かれているんだけど、
そうするとじゃあ宮崎駿が2人いるじゃないかっていう話になるのでごちゃごちゃしちゃうんだけど、
でもね、そこで出てくる王子っていうのは宮崎駿自身で、
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で、その時に関してはこの真人が宮崎駿みたいな役割になってるんじゃないかなっていう解釈がちょっとわかりやすいかなというふうに思いますね。
で、この王子っていうのは、この陶、この映画の中に出てくる空想世界を作り出した長本人っていう、そういう設定みたいな感じで描かれてるんですよね。
で、かつてものすごい読書にハマって、読書家として本にハマりすぎてちょっと頭おかしくなっちゃった的な感じで言ってるんですよ。
で、それはつまり宮崎駿自身が本がすごい大好きで本にめちゃくちゃハマって、それで自分の世界を作り上げてしまった。
それがあの陶であり、イコールジブリの象徴、スタジオジブリという建物があの陶であり、
その中に入っていくと不思議な世界に入ってしまうという、その不思議な世界っていうのが陶の象徴なんですよね。
で、その陶の中でその王子は一個ずつ石を積み上げてるんですよね。悪意のない石みたいな表現をしてましたけども、
そのシンプルな形の丸三角四角みたいな、なんか13種類の石みたいなものがあって、それを一個ずつ積み上げてるっていうシーンがあって、
それは宮崎駿自身の創作者、クリエイターとしての宮崎駿の象徴であって、そこで宮崎駿は空想世界の中に閉じこもっているという感じなんですよ。
で、その自分が作り上げた空想世界っていうのはもう自分は年老いてしまったから誰かに引き継ぎたいんだっていうことを言ってるんですよ。
まさに宮崎駿監督自身のことだと思うんですよね。
それを魔人に君に継がせたいって言うんですよね。
で、その継がせるものは血縁関係のあるものでないと継がせることができないみたいな表現をしていて、
これはまさにその宮崎駿に対して言ってることですよね。
血縁関係があるものにしか継がせることができないみたいな。
だから自分のその作り上げてきた城イコールジブリの世界、自分が作ってきたアニメの世界、創作の世界、空想の世界、
自分が本をたくさん読んできて、かつその自分が積み上げてきた石ころ、石ですよね。
それは自分が積み上げてきた創作の技術みたいなもんだと思うんですけれども、
そういうものがあるからそれを魔人に継がせたいって言うんだけども、
最終的に魔人は継がなかったんですよね。
それは宮崎五郎さんがジブリを継がなかった。
僕そのジブリの詳しい経営とかわかんないんですけども、継がなかったっぽいんですよね。
その宮崎五郎さんとの関係も僕正直わかんないです。あんまりジブリオタクではないんで。
わかんないんですけど、でもその、要は息子に継がせようとしたかったっていうことをメタファーとして描かれてるんですよね。
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王子っていうものが。
それは五郎さんだけじゃなくて、もっと他の後輩たちも大きく含めて継がせたいっていうところも多分あったと思うんだけど、
でもあえてその中で血縁関係のあるもののみみたいなことを結構言ってたのが個人的には象徴的だったので、
それは五郎さんへの思いが強かったっていうのもあると思うんですね。
あとはそれ以外にも後輩たち、いろんなアニメーターたちへのメッセージも含めてのいろんなそういう、
言い言とまでは言わないけれども、最後のメッセージっていうそういうニュアンスもすごい強く感じましたね。
だから自分はもうこれ以上続けるのはしんどいから、しんどいっていうか年齢もあるから誰かに継がせたいんだっていうそういうことですよね。
石をですね、3日に1回積み重ねていきなさいっていうのは、創作技術を磨けっていうことの象徴みたいな感じなんですね。
僕が感じたところによると。
本当にシンプルな形の石、丸三角四角。
これはね、絵の勉強をするとよく出てきますけど、
本当にシンプルな形の丸とか、デッサンの素描とかするじゃないですか。
デッサンするときに四角い石をただデッサンするっていうのよくあるでしょ。
丸い石をデッサンするって。
あれはそれの象徴っぽいんですよね。
だからつまり石を積み重ねるっていうのはそういう本当にシンプルなデッサンをしていけよっていう、
なんかそういうことの象徴みたいな描かれ方をしているような気がしたんですよね。
それを3日に1回積み重ねていけ。
要は3日に1回ちゃんとその基本的な技術を磨いていって、
石を積み上げていけ。自分の技術を積み上げていけよみたいな。
そういうようなことを言っているような気がしたんですよね、僕は個人的に。
で、そうやって世界を作り上げていったけど、
その世界を継ぐものがいないと、この世界は自分が作り上げてきたこの空想世界並びにジブリという建物、
当はジブリの建物、スタジオジブリというもの。
で、その空想世界、その中にある空想世界っていうのは宮崎駿自身が作り上げた、
本を読んでたくさん、本を読んでおかしくなってしまって作り上げてしまった空想の世界イコール妄想の世界。
だからその中にいろんなジブリの過去の作品のオマージュとかが出てきたのは、
その自分の作り上げてきた変な世界にあるいろんなことが、
うわーっとこうなんか走馬灯のように出てきたのは、
その宮崎駿が作り上げてきたジブリワールドなんですよね。
で、それを真人に継がせたいと。
でも真人はそれを拒否した。
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僕は現実世界に戻りたいんだ、みたいなことを言って。
で、それで最終的に不思議な世界は崩壊していってしまって、その塔も崩壊していってしまう。
それはまあスタジオジブリの象徴として、
もしくは宮崎駿が作ってきたアニメ世界の象徴、メタファーとしてのものが最終的には崩れてしまった。
それはまあ決してネガティブな意味ではなく、
まあわかんないですけど、まあでもそれはちょっとその一つの側面なんですけども、
で最終的に現実と向き合うっていう、その空想世界にばっか閉じこもってないで現実と向き合うよっていう、
まあもっと大分けのテーマがあるんですけれども、
そこで夏子さんとも和解して、
手塚治虫の象徴としての青鷺とも友達になれたんですね。
最終的にはこいつら友達だっていうことで、
桐子さんっていうね、その召使いのおばあさん、召使いっていうかその使用人のおばあさんとも仲良くなって、
だからあの大悪としてはなんかこの、
現実に対して心を閉ざしていた少年が空想世界に逃げ込んで、空想世界に逃げ込んだけど、
結局最終的にそこで自分と向き合って、
空想世界っていうのは何だったのかっていうと、
自己対話の世界だったのかもしれないですね、宮崎駿監督自身にとって、
宮崎さんにとってのアニメを作るっていう仕事を通して、
かつ自分自身の空想、イマジナリーワールドでの自己対話、
要はお母さんとの角質、
現実、本当の宮崎監督自身のお母さんとの心の中での和解であったりとか、
ライバルイコール友達、憧れの存在である、
一つの象徴としての手塚治虫イコール青鷺との和解であったりとか、
そういったものを乗り越えて、再び現実世界に戻ってきた。
そして、後を継ぐ人は、直線的に後を継ぐ人はいないから、
ジブリというものは、ジブリワールド並びに、
ジブリというものは崩壊してしまうのではないかという表現をしたけれども、
でも、後にはいろんな人が実はいるよという、
そういうことも言っているんじゃないかなというふうに思いました。
一言でまとめると、
OOGイコール宮崎駿ということなんじゃないかなということですね。
最後にもう一本収録をとって、そこでまとめをしましょうか。
ということで、この収録は以上です。
最後に6本目で総括をしていきたいと思います。
聞いてくれた方ありがとうございました。
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