この番組は、東京の大きめな事業会社で、20名を超える部下を持つディレクター、とくさとと、
名古屋の片隅で一人ディレクターをしているモカあさんの二人が、
ウェブの概念にとらわれず、ディレクションを長年成り終えとしてきた中で、
あれやこれやなんでも話すポッドキャスト番組です。
こんばんは、モカあさんです。
こんばんは、とくさとです。
頑張って金曜更新しまして、第6回ということで、
ありがたいことに、再生数も少しずつ増えて聞いてくださっている皆さん、
ありがとうございます。
ありがとうございます。
めちゃくちゃ嬉しいんですよね。
やっぱり聞いてくださっている方がいらっしゃるっていうだけで、
モチベーションは私はめちゃくちゃ上がっているわけなんですけれども。
うん。
実際聞いてくださっている方は、男性の方がとても多いんですけれども、
スポティファインのリンクを貼らせていただいていることが多いので、
スポティファインのリスナーさんが多いんですけど、
アップルポッドキャストでも配信してまして、
そちらでも聞いてくださっている方がいらっしゃるということで、
ありがとうございます。
そうかそうか、そうですよね。分散しますよね。
そうなんです。
私は自分のポッドキャストは、アップルポッドキャストのリスナーさんが圧倒的に多いんですよ。
なので逆転しておりますが、どこで聞いていただいても同じ内容ですので、
聞きやすい方法をまたこの番組で聞いていただければ嬉しいなと思っておりますが、
徳里さん最近何かありましたか?
そうですね、最近そんなお店が好きなんだぜっていう話なんですけど、
もうお店の名前出しちゃうんですけど、
僕は独身の酒飲みなんで、
時々は800円とかするような、1000円とかするような、
ハイボール1000円とかするような店にも行かないことはないですけど、
いわゆる1000ベロと言われる、1000円でベロベロになれると言われるような店が、
特に大衆酒場、渋い店が好きで、
最近よく言ってるのが、お名前出すと、
僕が嫌われるようなことするときに刺されたりするから危ないですけど、
名前出さないと面白くないんですよ。
川崎駅にある丸台ホール本店っていう、朝10時からやってる店があるんですけど、
いやすごいですよね。丸台ホールって言いながら、ホールでも本店でもないんですけど、
ただのどっかの家屋みたいなね。ホール、本店ではあるんですよ。ただ支店がない。
それ本店って何なのって思ってるんですけど。
増える予定もないんですかね。
ない。だってあれ戦後ぐらいじゃないから、もう何十年もやってる店なので、
皆さん今聞いてる人がいたら、いや聞いてる人はいるんですよね。
検索できるようであれば、丸台ホール。丸台っていうのは本当に円っていう意味でもあると、
ビッグっていう意味の台ですね。丸台ホールっていう。
もともとは川崎って工業地帯なので、
夜勤で働いた人がそのままご飯食べたり、そのまま朝飲んで帰れるとか、
そういうところの需要のためにあった店なんですって。
今でもその夜勤とかそこまで激しくないので、川崎も工業地帯、まだ工業地帯ですけど、
いわゆる繁華街でもあるので、そういうお客さんは減ってるんですけど。
コロナもあったのかな?もともとは朝8時からやってたらしいです。
だから、すげーなーっていう。
それが今は朝10時からなんですけど、僕がだんだん面白くなって朝10時ぐらいから行くんですけど、
なんかよくわかんないんですけど、朝10時の時点でまあまあ満席なんですよ。
お前どうなってんだよって。常連さんは早く入れるシステムでもあるのかな?
そこが面白くて、縦看板、流れる電光掲示板みたいなのあるじゃないですか、縦に。
そこになんかお母さんの味とか書いてあるんですけど、
思いっきり厨房には白衣着たおっさんが作ってたり、
おいおいっていうことやでみたいな。
朝10時からやっていて、特にご老人が多いんですけど、
50代、60代、70代ぐらい。40代、30代もいますけどね。
もう11時ぐらいにはベロベロのじいさんとかいるんですよ。
そしたらすぐに、
おじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんのおじいさんが
11時ぐらいにはベロベロのじいさんとかいるんですよ。
そしたらそんなに早く酔えるんだ、みたいなね。
そこの定食、もともと定食屋だから、定食もあるし刺身もあるし、
ラーメンもあるみたいな、そういう。
ちょっとした鍋とか、揚げ物、とんかつとか、
あとはオムレツとか目玉焼きとか、そういう。
大衆酒場。他方着たお母様たちがいるんですけど、
もうなんかちょっと着替えるんだな、向かいのおっさんは。
うーん、着れたねーとかって、お姉さまたちに。
でもどう見てもそのお姉さまたち50代後半か60代超えてる人なんですけど、
いいんですけどね。ご年齢は関係ないんだけど、
そこに70代のおじいさんみたいな、着れたねーみたいな、
うーんとか言うから。とかいうおじいさんがいたりとかですね。
面白いですよね。あるとき、
よく僕も一人で飲んでて、その中にいけば若めの太っちょが
一人で飲んでるのが面白らしくて、
おじいさんたちは寂しいから絡まれるんですよ。
絡まれても喧嘩売られるわけじゃなくて、話しかけられる。
お酒飲みながらご飯食べてたら、
向かいのおじいさんは、
兄ちゃんさー、それうまいか?とか言われて、
なんか失礼なジジ。失礼なジジだなーって思いながら、
珍しいんですけど、その丸台ホールには豚汁があるんですよ、
メニューに。そんなスキヤとかでもねーのに。
割と独特なニラと豚肉と玉ねぎと豆腐という、
丸じゃなくてどんぶりに近いものに入った不思議な
豚汁。僕それが好き。だけどその
おじいさんが言うには、お前って豚汁なんか
なんで頼むんだ?うまいか?って言われて、どうやら
おじいさんにとっては豚汁っていうのは家で食うもんだって。
一回ある日まで頼むっていうのが信じられなかったみたいで、
いやでも美味しいですよみたいな。僕もちょっと
面白くなってきて、ちょろっと反論して、でもおじいさんねーって。
僕これ3回2回くらい頼んでるので、時々ですね、
豚汁を頼むと、なんか周囲の客がその手があったか
みたいな感じで、他のテーブルにも全般する豚汁の
豚汁を頼むって言われて、おじいさんが言うのは
家で頼むもんだろうみたいな。なんかちょっと変じゃねー
とか言うから。おじいさんに聞くけど、居酒屋に
逆に豚汁ある店って知ってます?って聞くと
確かに知らないなーって。そうでしょ?って言って。
おじいさんがでもやっぱり納得がなくて、
いやでもさー、豚汁ってのは味噌汁に毛の生えたもんださー
そういうのはやっぱり母ちゃんに作ってもらうんじゃねーの?
みたいな。また失礼な偏見を言うなーと思いながら。
確かにそうかもしんないですねーって。分かった分かった。
じゃあおじいさんちょっと角度を変えて別の質問していい?
って聞いて、おじいさんはいいよって言うから。
居酒屋に豚汁がある店ってあると思う?って
面白いからもう一回同じ質問しちゃったんですよ。
おじいさん酔っ払ってるから。そう言われてみると
もうないなーとか言いながら。
もう一回繰り返して質問したら怒られました。
ゲラゲラ言いながらすいませんねーとか言って。
おじいさん面白くてさーみたいな。
おじいさん結婚したかどうか聞けって。
そしてしてないって。勝手に決めつけなきゃって。
勝手にこいつは決めつけて
こいつは嫁に振られて離婚して
一人こいつとこで寂しく飲んでるんだみたいな。
そういう捉え方をしやがって。決めつけるなと。
まず結婚したことがあるかどうか聞けって。
そういう居酒屋に行って面白いおじいさんと絡まれたりするのも
僕は嫌いじゃないっていう。
その話聞いてたら思い出したんですけど
名古屋の地下鉄
これね名古屋駅もあるのかな。
一応名古屋で一番栄えている栄駅ってところがあるんですけど
そこの地下に酒津屋って居酒屋があるんですよ。
いつも私は仕事の帰りによく寄ってて
すごい狭いお店で、でももうサラリーマンの人、一人で来て小説読んでたりとか、飲みながらハイボール飲んでたりとか、
たまーに一人で行ったりとか、まあ同僚の子と一緒に行ったりとかして、結構行ってたんですよね、ちょこちょこ。
そう、でも、まあ電車の終電があるんで、結構私ギリギリだったんで、もう本当にあんまり長くは入れなかったんですけど、
話で聞いてて、さっきのね、その豚汁があるかって言われて、今調べたんですけど、なかったですね。
うん、あんまないと思いますよ。 うん。
なんなら今日私作ったんですよね。 作ったけど、ニラは入れたことないですね。
あ、そうそう、普通はなんか、人参とかそういう、もうちょっと具沢山のイメージありますよね。
そう、珍しいなーと思って。珍しいと思うんですけど、豚肉、ニラ、玉ねぎ、豆腐。
だから、豚汁というにはまあまあスカスカだし、だけどまあどんぶりに入ってるから量は多い、汁で増してるだけだけど。
でも、飲んでる時にはそれぐらいがちょうどいい、ちゃんと美味しいし。
シメで飲むんですか?つまみなんですか?それは。
僕はもうね、先に頼んじゃいますね。シメ、シメではあんまり頼まない。
あ、へー。
確かに言われてみると、その飲み物と飲み物を一発目に頼んでた。
それをきっとおじさんは気にしてたんだろうなって。 ああ、そうでしょうね。
そこも不思議だったんだと。
なんだこいつ、と思ったんですよね。
またね、いらっしゃるかもしれないんで、ちょっと次頼んでるかもしれないですけど、頼んでみようかなって。
まずね、あのじいさん、たぶん覚えてないと思う。
もう酔っ払ったかもね。
そんなにいっぱいは、そうですそうです。
でもね、豚汁、時々その店内でブームになるんですよ。
夜とかいると、その前に2人のおじさん、サラリーマン、僕よりたぶんもうちょっと上、アラフィフぐらいの人とかが。
ちょっと、俺さーって。
サラリーマン2人が喋ってて。
俺ちょっとさ、最後シメは、まあラーメンかタンメンにしようかと思ってたんだけど、って言ったら隣のもう1人のお兄さんが。
俺もそう思ってたから。
じゃあタンメンとラーメンどっちかずつにする?みたいなことを言ったら、いやちょっと待ってくれ。
僕の目の前にいたから、目の前に座ってるそのお兄さんが、お兄さんあのさーって。
その豚汁うまそうだねって言って。
おいしいっすよって。
そうなんだよ。今日の勝ち組はたぶん豚汁じゃねえかと思うんだよなーとか言い出して。
俺はもうラーメンでもタンメンでもね、俺は今日は豚汁の男になるんだとか言って。
何を言ってるだろうと思いながら。
豚汁ひとつに大げさなみたいな。
でもうまいっすよって言って。
うまいうまいって。
いやでもこれいいね。
なんかこうシメに、タンメンとか体に悪いしさーみたいな。
飲んだ後に。
スッとしていいねこれねって言って。
そうそうそう。
スッと入って優しい感じにしていいねーとか言いながら、飲んでる時も言ってました。
そしたら奥のテーブルでも豚汁、隣のテーブルでも豚汁って言い出して。
絶対影響したなって思ってますね。
いつもそんな頼まれないっすもん。
うーん、確かに確かに。その手があったかってやつですね、ほんとに。
そうそうそう。あんま楽しいですよね。
いいぞ、これでポッドキャスト撮れたらいいですけど、結構外だとガヤガヤしちゃうから、なかなか難しいなーって思う。
おじいちゃん入ってきちゃうかもしれないし。
そうそうそう。
今日はね、くさつさんの持ち込み企画が実はあるんですよ。
持ち込み企画ってことじゃないけど、この話をしたいなと思っていたのがあってですね。
僕は従前からっていう表現がここで正しいのかわかんないけど、昔から事実と仮説と感情はきちんと分けて考えるべきだよねというふうに、周囲にも僕自身にも言っているんですけど。
一番わかりやすいのは、あれこれもどっかでも話しましたよね。
PVが高いからといって別にそのページが人気とは限らないじゃないですか。
もしくはコンバージョンでもいいし、ECの売り上げでもいいんですけど、動画を見ているお客様、ユーザーは購入率が高いというファクトに対して、
だから動画を見せると売り上げが上がるんだと捉えがちなんですが、それはそうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
もともと購買意欲の高い人が動画を見ているだけであって、究極的にはエビーテストしなきゃわからないんですけどね。
それはやっぱり事実と仮説をしっかり分けないといけない。
特にウェブディレクターっていうのは分析をする人でもあるし、プロジェクトの問題をどう解決するかという人でもあるので、
その時にやっぱり事実と仮説と感情を分けて、感情っていうのは言ってみれば好き嫌い、いいですね。
それを分けて考えなきゃいけないっていう時の例え話として、僕は前ノートにも書いたんですけど、
バハボンパパの話が割と身近でわかりやすいなと思ってるんですけど、
そもそもバハボンパパってご存知ですよね。
もちろん私は、世代なのか、あれはいつから始まったかわからないですけどね。パパが結構身言を言ったりしたりしちゃったり。
賛成の反対なのだ。
賛成の反対だし、西から昇ったお日様が東へ沈むっていう逆の話なんですよね。
バハボンパパっていうのは、キャラクター名がバハボンのパパだったかな、正確には。
っていう名前なんですよ。
確か元々は天才だったのかな。バカダ大学の出身なんですよね。バハボンパパは。
確か大学時代のエピソードとかも時々アニメや漫画で出てくるんですけど、その時もバハボンパパとかパパって呼ばれてるんですよね。
まだバハボン生まれてないのに。
ということは、これ多分すごくどこでも使われたネタなんですけど、バハボンパパが生まれたその日からバハボンパパという名前だということになり、
ということは、生まれたその時からバハボンのパパになることが決まっていたということになるんですよね。
なかなか珍しい、日本漫画史に残る、生まれた時から使命を持つというのは、
勇者の血を引いているとか、例えば、
額に竜の紋章が光ったりとかですね、あとは同じように額に肉と書かれたプロレスラーみたいなやつがいたりとか、
普通はそういう血筋紙の使命を持って生まれるんですけど、バハボンパパは、
日本漫画史に残る稀なバハボンという息子を持つことになることが決まっているという不思議な名前なんですけどね。
というのが前提で、ただ実はバハボンパパという名前で、
あのアニメのバハボンパパがいて、息子はバハボン、浴衣みたいな着た、
純真無垢なバハボンが息子になるというのは、あの漫画が前提だからそうなだけであって、
生まれた時からバハボンパパだとしても、それはあのバハボンのパパになるかどうかは、バハボンパパという名前だけでは決まってないはずなんですよね。
名前がバハボンというもののパパであるということだったとしても、
それはバハボンというもののパパになるということだけを言ってるだけであって、
それがあのバハボンのパパであるかどうかはわからないんですよね。
もしかしたら、バハボンパパという名前の人は、そういう人がいたとしたら、
誰か別の奥さんの連れ子がいて、そのバハボンのパパの可能性もあるし、
バハボンパパという名前だけでは決まってないんですよね。
あの漫画という前提があるから、バハボンパパというとバハボンのパパになることが決まってたんやって笑うけど、
バハボンパパという名前自体に別にそこまでの意味はない。
将来バハボンのパパになるよっていうだけであって、もしかしたら犬の名前かもしれないし、
もしかしたらあんまり良くないですけど、今のパパカツのとかいうので、
どっかの若い女の子にバハボンという女の子に金を払うパパになるかもしれないですよね。
それは例えばバハボンママも一緒で、
バハボンママはどうやら初めからバハボンママという名前じゃなかったらしいですけど、
仮にバハボンママっていう生まれた時からそうだとしても、
それはバハボンのママしか言ってなくて、
あのバハボンかどうかもわからんですし、
もしかしたらスナックバハボンのママかもしれないですね。
なのでバハボンパパっていう名前自体にはそこまでの意味はない。