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2024-12-08 08:47

《1107》国際生活機能分類⁉️何それ?(超難問です)

本日の問題はこちら

https://x.com/NaikaiTakeo/status/1865372612299542744


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《AI要約》※誤字多数ありますが、AIによる自動文字起こし&要約ですので、ご容赦ください


## 今週のテーマ:障害と障害者


12月9日が「障害の日」(現在は呼び方が変更)であることにちなみ、12月3日から9日までが障害者週間とされています。これを受けて、今週1週間は障害と障害者をテーマに配信を行う予定です。


## 医師国家試験クイズ


毎週日曜日には医師国家試験クイズを実施しています。今回の問題は、第117回医師国家試験の問題20で、国際生活機能分類(ICF)に関するものでした。この問題は非常に難しく、医学生の正答率がわずか14%だったそうです。


**問題内容**:

国際生活機能分類(ICF)について正しい記述を選ぶ

A. 障害者を対象とした分類である

B. 参加制約は生活環境に起因する

C. 障害程度を基準にした分類である

D. 機能障害のために活動制限が生じる

E. 参加制約と社会的不利は同義である


**正解**: B


## 解説


たけお先生は、ICFモデルの重要性を強調しました。このモデルでは、健康状態の下で心身機能、活動、参加の3つの要素を考慮します。機能障害、活動制限、参加制約はそれぞれ関連していますが、必ずしも一方が他方を引き起こすわけではありません。


参加制約は生活環境に起因するという点が正解です。環境因子と個人因子が参加に影響を与えるため、バリアフリー環境や社会の受け入れ状況によって、障害があっても参加が可能になる場合があります。


たけお先生は、この複雑な概念を理解するために、ICF国際生活機能分類モデルを調べることを視聴者に勧めています。


## 締めくくり


今週1週間は障害と障害者に関する話題を取り上げる予定です。最後に、たけお先生は「今日も幸せな1日がありますように」と締めくくりました。

サマリー

国際生活機能分類(ICF)に関する難問に挑戦し、その正解について詳しく説明しています。障害者の現状や生活環境に関連する参加制約についても考察し、医療現場における重要性を理解しています。

00:02
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお大科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっとエフェクトエスコバラシを毎朝5時50分に10分程度で配信しています。
また毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
障害者週間の意義
ということで、今週1週間はですね、実は明日12月9日が障害の日?
なんか今障害の日って言わなくなったみたいなんですけれども、でも旧来は障害の日と言われていたみたいで、
それにちなんでですね、この12月3日から12月9日っていうのは障害者週間らしいんですよね。
これ内閣府がホームページ出してましたけど。
はい、ということで、この1週間はですね、この障害とか障害者をテーマに配信したいと思います。
で、毎週日曜日はですね、意思国家試験クイズをやっているので、
皆さんぜひチャレンジしていただきたいと思うんですけれども、
ただ、今日の問題は超難問です。
なのなんと、美学生の正答率がまさかの14%っていうことで、
多分ね、今までやってきた中で一番低いんじゃないかなと。
ちょっとね、障害とか障害者に関する問題いろいろあったんですけれども、
なんかちょっとね、簡単すぎる問題が多くてですね、
そしたら国語問題でしょみたいなのも結構あったんで、
ちょっと問題をチョイスしたこんな難問を選んでしまいました。
はい、ということで、問題じゃじゃん。
ちなみに117回の意思国家試験のC問題の20っていうやつですね。
はい、で問題じゃじゃん。
国際生活機能分類括弧ICFについて正しいのはどれか。
A、障害者を対象とした分類である。
B、参加制約は生活環境に起因する。
C、障害程度を基準にした分類である。
D、機能障害のために活動制限が生じる。
E、参加制約と社会的不利は同義である。
はい、もう意味わかんないですよね。
これお手上げかもしれないですけれども、もう一回問題風にいきますと、
国際生活機能分類括弧ICFについて正しいのはどれか。
A、障害者を対象とした分類である。
B、参加制約は生活環境に起因する。
C、障害程度を基準にした分類である。
D、機能障害のために活動制限が生じる。
E、参加制約と社会的不利は同義である。
はい、ということでいかがでしょうか。
これはね、難しいと思いますね。
えーっと、いかがでしょうか。
スペースの方から、ちょっとお待ちください。
Bで。
はい。
スペースの方も。
あ、スペースじゃない、下行くの方も。
B、C、B、C、B、C、B、C。
お手上げ。
D、あ、D、D、D、B、C。
ググってみたけど画像が出てくる。
B、C、あ、やっぱ分かれましたよね。
えーっと、Bと、B、C、Dが多いですかね。
Aの方はいらっしゃないですか。
AとEの方はいらっしゃない感じですかね。
はい、そうですね。はい。
ありがとうございます。
それでは、正解発表いたします。
正解はBですね。
参加制約の理解
参加制約は生活環境に起因するということで、正解の方おめでとうございます。
はい。ということで、これは超難問でした。
えーっと、まずはですね、皆さん選ばれなかった、このAですね。
障害者を対象とした分類であるっていうのは、
これは、元々はですね、これそもそも生活、
えーっと、国際生活機能分類っていう名称がですね、
2001年だったかな、途中から変わってるんですよね。
これの流れをね、歴史的背景を知らないと、この問題ちょっと答えにくいと思うんですけれども、
元々はですね、実は国際障害分類っていう風なものだったんですね。
ICIDHっていう風に言うんですけれども、
ただそれをですね、この障害っていうのじゃなくて、
なんか広く、全ての人を対象にしようということで、
この国際生活機能分類ICFっていうのができたんで、
旧来はね、障害者を対象とした分類だったんですけれども、
今の概念は違うということで、これA間違いなんですよね。はい。
で、同様にですね、このEですね、
この参加制約と社会的不利は同義語であるっていう、
これね、ちょっと僕も何のことかなと思ったんですけれども、
これね、実は社会的不利っていう概念自体が、
その古い分類ですね、国際ICIDHですね、
国際障害分類の時代の話なんですね。
これね、機能、携帯障害のインペア、
障害ってね、いろんな英語あるじゃないですか。
で、機能と携帯の障害っていうことでインペアメントっていうのがあって、
で、能力ですね、能力の障害、能力障害、ディスアビリティ、
で、あとは社会的不利、ハンディキャップっていう、
この3つの段階があるっていう風に言われていて、
それのね、ことを言ってるんですけれども、
これの、これとあと参加制約ですね、
今回のそのICFにおける参加制約っていうのは全く同義ではないっていうことで、
これ言い間違うっていう、そんな感じになりますね。
はい。
で、あとは、
Cですね、障害程度を基準にした分類であるっていうことで、
これもね、実は間違いで、これ別に障害程度はね、通ってないんですよね。
というのは、ググっていただいた方はね、
ICFのモデルっていうのが図で出てきたと思うんですけれども、
それが非常に大事で、この健康状態の下にですね、
この心身機能ですね、心と体の機能と書いてる心身機能、
で、あと活動、あと参加、この3つを考えていこうっていう流れになって、
それが出てきたと思うんですけれども、
その中で、その心身機能に由来するものは機能障害、
で、活動を制限するものは活動制限、
参加を制限するものは参加制限っていうことになっていてですね、
なので、この機能障害のために活動制限が生じるっていうのはね、
これ違ってるんですよね。
この機能障害と活動制限はお互いにリンクしてるんですけれども、
必ずしもね、機能障害があるから活動制限が起きるっていうわけでもないじゃないですか。
はい。なので、例も違うっていうことになっていて、
で、最終Bですね、参加制約ですね。
参加制約っていうのは参加のところの制約なんですけれども、
そのまんまですね、はい、なんですけれども、
それに影響する因子として、環境因子と個人因子っていうのがあるっていうふうに言われていて、
それはそうですよね。バリアフリーとかになっていたら、
別に障害があっても参加できるっていうことになったりしますし、
あとは社会の受け入れ状況とかにもよると思うんで、
はい、だからそういうのがBですね、生活環境に起因するっていうことになっていて、
Bが正解ということになります。
はい。ということで、
ちょっとね、この図がないとですね、言ってる意味がわからないと思うんで、
ぜひね、このICF、国際生活機能分類モデルっていうやつをですね、
調べていただいて、そういうことかっていうのをね、
感じていただけたらいいかなというふうに思います。
ちょっとね、声だけで説明するのもだいぶ難しいなと思って、
はい、あの、いう感じでした。
で、今週1週間はですね、冒頭に言ったように、
ちょっと障害とか障害者に関する話題を取り上げていきたいと思いますので、
ぜひ今週1週間もお聞きいただけたらと思います。
はい、それでは、最後、しんしんじゃんけんでいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、グッ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
はい、ではないかいのたけでした。
よみしんしん。
08:47

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