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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっとエクイティナス小話を、
毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週はですね、10月20日が世界骨粗症症でだったということもありまして、
骨粗症症に関するお話をさせていただいているんですけれども、
毎週水曜日はですね、声の書評ということで、書籍を毎週ご紹介しております。
でですね、今日はですね、ご紹介する書籍がありません!っていうふうに言おうと思ったんですけれども、
探しに探して、一応ご紹介できる書籍を1個発掘してまいりましたけれども、
ただですね、これ今日一番お伝えしたいメッセージはですね、
これ骨粗症症の書籍は正直読まなくていいという結論に私は達しました。
むしろ読むことで余計な情報がむちゃくちゃ入るんで、読まなくていいです。
読むんだったらガイドラインを読んでくださいっていうふうに言いたいところなんですけれども、
ただね、ガイドラインもですね、実は2015が最終なんですよね。
これなんでこんな改定されないのかちょっとよくわからないんですけれども、
もちろんその後の追加はちょっと出てはいるんですけれども、
9年前の最新版ってそれ古すぎじゃないっていうか、
その後にもね、今日ご紹介する書籍にも書いてあるんですけれども、
いろんな薬とか出てきてるんで、さすがにあれちょっと改定してほしいなと個人的には思うんで、
だからコスト書書に関してですね、お勧めできる書籍は正直ありませんっていうのが今日の結論です。
なんですけれども、さすがにね、それではちょっと悲しすぎるんで、
今日ご紹介しても良い書籍をご紹介しようと思って、
それがですね、コスト書書を防ぐ強い骨の作り方っていうですね、
これMOOC本なんですけれども、非常に安くて600円ぐらい。
KindleだったらKindle Unlimitedでも読めるっていう書籍で、
なんかね全然聞いたことない出版社さん、どこだったかな、あれちょっと、
太陽図書っていう出版社さんから発行されている書籍をご紹介しようと思います。
ちなみに監修されているのが太田博明先生っていう川崎医大の特任教授の先生らしいんですけど、
私この先生もちょっと存じ上げませんでしたけれども、
結構ね、コスト書書関連での書籍の監修をされてらっしゃるなと思いましたね。
ということで、一応目次から行きますと、全部で3章構成になっていて、
はじめはインタビューが出ていて、関東インタビューですね。
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女性の晩年の健康格差を生む最大の要因、それが骨の健康ですということで、
これは本当にその通りと思いますね。
知らず知らずのうちに本当に、昨日おとといも話しましたけれども、
コスト書書になっていて、それが骨折するみたいなのはすごいあるんで、
これは本当にその通りだなと思いますね。
第1章が強くて丈夫な骨を作る生活習慣。
第2章が今日からコツコツ実践、コツトレ&簡単骨ストレッチ、
骨ストレッチかな、骨トレかな、ちょっとどっちか分からないですけれども。
第3章は骨の健康と若さを保つ食事と健康という、こういう構成になっていて、
皆さんお気づきかと思いますけれども、
ほとんどが運動と食事と栄養に偏っているんですよ。
生活習慣のところが20ページぐらいしかなくて、
違う20ページもないな、10ページぐらいしかなくて、
残りの全体が60数ページなんですけれども、
それでも残りの3分の2かそれ以上が運動のこととか、
食事のことに捉えているという、そんな感じです。
これ自体は別に悪いことではないですし、
もちろん運動とか食事って非常に重要なんですけれども、
ただ、月曜日かな、もうお話ししましたけれども、
これね、もう骨素症状にまで至っていたら、薬物療法は必須なんですね。
薬の話をもうちょっと丁寧に書いてある書籍を探しに探したんですけれども、
ありませんでした。
本によっては薬の話全く書いてないものとかもあるんですね。
これもものすごいけしからんと思うんですけれども、
骨素症状は食事だけとか運動だけでは絶対良くならないんですよね。
薬も必須なんで、薬の話を書かない骨素症状本があるということに
もうちょっと衝撃を受けてしまったんですけれども、
というような感じで、今日は薬の話だけしようと思います。
14ページ目、15ページ目は、検査の話。
これは昨日もお話したんで、ちょっともう省略しますけれども、
特に骨蜜の検査に大きく3種類あってみたいのが書いてあります。
これはご覧いただけたと思うんですけれども、
薬の話ですね。16ページ、17ページ目。
この書籍にも2ページしか書いていないっていうですね。
すごい少なくて、これ最低でも10ページぐらい書いてほしいなと個人的には思うんですけれども、
薬の話は2ページしか書いてありません。
ただ一応最新情報、この書籍確か今年の4月に出たんで、
一番新しい薬まで全部入っているっていうことと、
あとはかなりモーラー的に書いてあるので、
それで一応お勧めというか、読んでもいいかなというふうに思った次第で、
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骨と症状の薬っていろんな役割があるんですけれども、
この書籍読んでいただいたらわかると思うんですけれども、
骨吸収を抑える、要は骨って骨が細胞っていうですね、
骨を作る細胞と、歯骨細胞っていうですね、
作った骨が壊れる細胞とっていうのに大きく分かれるんですね。
どこに効いてくるかっていうのが薬によって違うっていうことなんですね。
骨ってね、作っては壊され、作っては壊されっていうのを繰り返してるんですね。
骨って一回できて終わりというふうに思っている方も多いかもしれないですけれども、
日々更新されてるんですよね。
それを骨吸収っていうですね、歯骨細胞の方に働きかけて、
過剰に骨が吸収されないようにするっていう薬があったりとか、
あとは骨形成を促進する、要は骨を新しく強くする方ですね、
これを促す方とか、あと両方の作用を持つやつですね、
ロモソズマブっていうですね、ちょっと下噛みそうな名前ですけれども、
これ比較的新しい薬ですけれども、そういうものとか、
あとは栄養素ですね、活性型ビタミンDをはじめとするですね、
骨に足りない栄養素を補うっていう、大きくこの4種類に分類されてっていうところで、
各種各々の薬が書いてあって、これは非常にいいかなというふうに思いました。
ただですね、この本も致命的な結果がありまして、
それがですね、薬価について書いていないっていうですね、
薬価って薬の値段のことは全く触れ合えてないんですね。
これね、コスト少々の薬を選ぶ中で、薬価の問題って避けて通れないんですよね。
というのは、一番最近の出てきたお薬で、
先ほど言った骨吸収を抑える、プラス骨形成を促進するっていうお薬ですね。
ロモソズマブっていうお薬なんですけれども、
これですね、1ヶ月にいくらかかるか、皆さんご存知でしょうか?
というか、これ目玉飛び出るかもしれないですけれども、
これ2本打たないといけないんですけれども、1ヶ月にね、
ならなんと10割負担で5万円ですね。
なので、3割負担でも1万5千円。
1割負担だったら5千円っていうそんな感じなんですけれども、
もちろん1年間限定ではあるんですけれども、
ただ、1ヶ月に5千円とか、1万5千円払う価値があるのだろうかみたいに思うじゃないですか。
誰でも思うと思うんですけれども、
なので、これを使うべきかどうかみたいなところってね、
やっぱりお金との相談になってくると思うんですね。
お金お財布との相談。
なんですけれども、この書籍ね、全くそのやかのこと書いてないんで、
その辺はね、かなりちゃんと書いてほしいなって思いましたね。
っていう感じでですね、ちょっといろいろ文句も言いましたけれども、
ただ、全体的にはですね、その日光浴の話であるとか、
あとはリスクの話であるとか、
あと実際に運動どういうふうにやったらいいかとかですね、
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食事どういうふうにやったらいいかみたいなのは書いてあるので、
まあこの辺はね、いいと思うんですけれども、
ただ、本当にね、ちょっとさっきも言ったように、
薬に関して書いてある書籍がね、もう少なすぎて、
ちょっとビビりましたっていう、そんな結論でございました。
し、あとは、その食事運動のこと書くのはいいんですけれども、
なんか、すごいね、独自理論書いてあるものの中、結構ありまして、
なので、結論としては、
まあこそ所々の本はね、読まなくていいんじゃないかっていう結論に至ったっていう、
そういう、はい、ちょっと謎の結論になりました。
はい、ということで、えー、最後、
しんしんじゃんけんでいきたいと思います。
いきますよー。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お相手はない一回だけでした。
興味、しんしん。