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今回は、JiraやConfluenceを提供しているアトラシアン社、 また、ワークマネジメントツールのAsanaを提供するAsana社ですが、
これらの会社はSaaSの死によって使われなくなるのか、 ということについて考えてみたいと思います。
結論を先に言ってしまうと、私はこれらのツールは死なないというふうに思っています。
ただ、なぜそうなるのかという理由を話す前に、 まずSaaSの死とは何なのかというところから整理したいと思います。
SaaSというのは、月額料金を払って使うサブスクリプション型のクラウドサービスのことなんだと思います。
JiraもConfluenceもAsanaもまさにそのSaaSと呼ばれる製品になると思います。
このSaaSの死というのは話題になったので、多分聞いたことある人も多いんじゃないかなと思うんですけど、
このSaaSの死が話題になったのは、2026年、今年の1月から2月ぐらいのかけてのことだったと思います。
きっかけが、やっぱりアンソロピックのクラウドのAI企業が提供しているサービスが進化した後、
特にクロードコードがAIエージェントとして自律的に複数の作業をこなして、エンジニアの仕事を次々と自動化していったということで、
AIエージェントが人間の代わりに仕事をするなら、人が使ってこそ成り立つ。
人とのインターフェースに優れたSaaSというビジネスモデル自体が壊れるんじゃないかと。
AIエージェントが人間の代わりにやってくれるからですね。 だからSaaSのビジネスモデルが壊れるんじゃないかという議論が巻き起こりましたね。
これまでのSaaSっていうのは、社員1人当たり、1人が使用するごとにいくら、1人当たりいくらというような形で課金するモデル。
いわゆる積数ベースっていうんですかね。座積数のベースの課金っていうのが基本でした。
1人利用するといくらなんで、社員が100人いたらいくらみたいなそんな感じですね。
ですが、AIエージェントが人間の席を奪うようになっていくと、その課金モデル自体が崩れてしまうということなんですね。
そういう危機感が広がって、2月の3日から4日ぐらいだったんですかね。2月の初旬に2日間で世界のSaaS関連企業の時価総額が
約2850億ドルぐらいが消えたと、下がったということですね。株価が下がったというような報道があったそうです。
で、これがSaaSの大暴落とかSaaSの死と呼ばれる、日本語で言えばSaaSの死、英語ではSaaSポカリプスっていうんですかね。
ポカリプスと関連しているんだと思うんですけど、SaaSポカリプスという表現で語られたそうです。
日本語だとSaaSの死ですね。すごく話題になりました。新聞でも一面になるような話題だったんじゃないかと思います。
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で、実際に調べてみました。アトラシアンと朝野の株価が実際どうなったかと、私調べてみたんですね。
それやっぱりかなり厳しいということで、アトラシアンは2026年2月の1ヶ月間だけで株価が30から40%ぐらい下落してますね。
で、2026年の年初からだと50%以上下がっているというのは結構厳しいですよね。
で、朝野なんてもっと厳しくてですね、直近の1年で60%ぐらい下落してて、今1株あたり8ドルとか7ドルなんですね。
めちゃくちゃ安いですよね。
で、これだけ見ると確かにSaaSの死、本当かなっていう気持ちはありますけど、
私このニュース見たとき、本当に驚いたんですけど、ただちょっとそれは実態とはずれてるんじゃないかなとも思うんですね。
当然ですけど株価と事業の実態っていうのは必ずしも一致しないんですね。
株価っていろいろな市枠とか先行の先どうなるかみたいな予想みたいなのも入ったものなので、
決して現地での事業の実態っていうのと一致しないというふうに思ってます。
で、この実際にいろいろ調べてみたんですけど、このアトラシアン社ですね、ジラットコンフレンスを提供するアトラシアン社はこのSaaSの死と呼ばれるようなのが話題になった議論に対してかなり積極的に発信してます。
で、2月5日にアトラシアン社の決算があったみたいなんですけど、売上もすごい好調なんですよね。
全然低下してるってことはないです。
順調にサービスが拡大されていってるんですけど、
アトラシアンのAI機能であるROVOっていう機能があるんですけど、AI機能ですね、アトラシアン独自のAI機能です。
このROVO機能の月間アクティブユーザーが500万人を超えたっていうのも大々的に決算で発表してまして、順調なんですね、直近では。
で、同じ2月にですね、エージェンツインジラですね、ジラの中のエージェンツですね、っていう機能のベータ版も発表されてて、
ジラはやっぱりどんどん拡大してるというか機能が追加されていってるんですね。
去年大改革が行われましたけど、ジラは名称がスペースに変わったりとかですね、課題が作業項目に変わったりっていう大改革が行われましたけど、引き続きですね、いろいろ改善されていってて。
で、エージェンツジラですね。エージェンツジラっていうのは、ジラのチケットやタスクにAIエージェント、担当者として割り当てて、
コメントで指示出しながら作業を進めてもらえるっていうものですね。これかなり新しい機能ですよね。担当者として割り当てられるようになったことですね、AIエージェント、人ではなくて。
なので、AIエージェントがジラを使うっていう、逆転の発想みたいなものなんだと思うんですね。
AIがジラの新しいユーザーになるっていう考えです。これすごく面白いですよね。
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で、アトラシアン社のCEOであるマイクさんっていう方みたいなんですけど、このマイクさんがこのSaaSの死っていう議論に対して明確に発信されてて非常に面白いです。
非常にはっきりと反論されてまして、彼はSaaSが死ぬっていう話はもう馬鹿げているという言葉を使ってましたね。この議論を真っ向から否定してます。
彼の主張をざっくりまとめると、AIが出てきたからって言って、ソフトウェア会社がうまくいくかどうかの本質的な原則は変わらないと。
AIはそのスピードを速めているだけだというような主張のようです。
私もこれかなり共感してまして、本題としては、私がジライアコンフェレンスや朝永が死なないと。
私はそう思ってSaaSの死っていう議論でいろいろ取り沙汰されてますけど、ジライアコンフェレンス、サナも含めてですね、死なないというふうに思う理由が大きく2つあって、
1つはやっぱりジライアとかコンフェレンスっていうのはもう本当に企業の中でものすごく深く根付いて使われてるからですね。
そんなちょっとAIエージェントが進化したからすぐに置き換わるとかいうそういうレベルの次元のものじゃないぐらい使われてるってことですね。
特に大きな組織になればなるほどものすごい使われてますし、コンフェレンスもそうですけど、これらを使ってプロジェクト管理したりドキュメント管理したりという仕組みがもう組織に染みついているんですね。
これを別のものに切り替えるっていうのはコスト的にも習慣的にもそう簡単にはいかないと思いますね。乗り換えのハードルがそれだけ高いということです。
2つ目としては先ほどアトラシアン社のCEOの方もマイクさんもおっしゃってましたけども、
アトラシアンAIエージェントをライバルとしてではなくてJiraの新しいユーザーとして取り込もうとしてるからですね。
エージェンツインジラですね。エージェンツインジラっていう機能がもう最近公開されましたけどまさにそういうことです。
なので人間だけがJiraを使うというわけではなくてAIエージェントもJiraでタスク管理をするというそういう世界観ですね。
そういう世界を作ろうとしているということなんで、それが本当にどんどん実現してくればむしろJiraの席数は増えていく可能性があると思ってます。
AIがJiraのユーザーになるっていうのは本当に面白い発想で素晴らしいアイディアだと思ってます。
アサナーは少しワークマネジメントツールと言ってもJiraとは違いますからね。
少し状況が違ってまして利益的にはかなり苦しいというのは多分そうなんだと思うんですけど、
アサナーもAI機能をどんどん拡充されてますし、
アサナー自体もAIを活用したワークマネジメントプラットフォームへの転換というのは宣言してますんで、
Jiraと同じような方向性を目指していくんじゃないのかなというふうに私は思ってます。
Jiraとは違ってアサナーはもっと汎用的なマネジメントツールですけどね。
ソフトウェアとかに限らずもっと広い範囲でそういうところを目指していくんじゃないかなと私は思ってます。
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ということでJiraやConferenceやアサナーはSaaSの死の文脈の中で将来的に死ぬのかというテーマで考えてるんですけれども、
SaaSの死っていうとすごく言葉、死っていう言葉を使ってますから非常にインパクトがあって株価にも大きな影響を与えましたけれども、
JiraやConference、アサナーも含めてすぐに使われなくなると私は到底思えないですね。
むしろAIエージェントの時代の中でどうやって生き残るかとか、どうやってAIをうまく取り込むかとか、
その変革の真っ只中に今あると、これらのツール自体もあるというふうに思ってます。
私自身がJiraやAsanaやConferenceのユーデミー構造を作って教えている立場なので、
ちょっと死んでもらっても困るっていう、そういう事情は過分にあるというのはあるんですが、
それを差し引いたとしても企業に深く根付いたツールがAIの登場だけですぐに、すぐにとは言わなくても短期的に、中期的に消えるとはとても考えにくいですね。
本当にその考えは全く変わってません。
なんで、SaaSのCとかそういうニュース的な話題っていうのは先行して、それが株価に引きずられがちなんですけれども、
あくまでそういうのは冷静に見ないといけない。
実は数ヶ月後にはもうそんなことは忘れ去られてて、株価も正常に戻ってたなんてことは本当によくある話なんで、
あんまりそこまで、確かにクロードコードの進化は凄まじいと思いますけど、そこは冷静に捉える必要があるというふうに思ってます。
なので、これを聞いてくださっている方がJiraやConference、Asanaを今学んでいたりとか、これから使っていこうと思っている方がいらっしゃったらですね、
今から勉強する意味ないんじゃないかっていうことには多分ならないと思うので、まずはそのままで大丈夫なんだと思ってます。
実際にこれらのAI機能って本当に拡大してきてて、Jiraのロボを私も使いますけどすごく便利になってきているので、
むしろAIが増える時代だからこそ、それを管理する人間の側がしっかりプロジェクト管理ツールを使いこなせているかどうかっていうのが大事になってくるんじゃないかなと、そういうふうに思ってます。