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2022-08-30 11:08

困っている人は問題を言語化できない

今日はまさに今朝直面していたコースの参加者との問題解決と、そこから考えたことについて具体的に話してみました。

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今日お話ししたいのは、困っている人は問題を言語化できないということですね。
これは弱者は声を上げる力もないとかそういう話ではなくて、ある意味リテラシーでそれにちょっと通じるところもあるかもしれないんですけど、
実は、むらログを始める5分前くらいまで、とある人の、僕のコースの参加者と話をしていて、気がついたことがありますので、
それについてご紹介しておきたいと思うんですね。
何があったかというと、最初に来たメールというか、WhatsAppのメッセージなんですけど、こちらのメールの方に送信してくださいというメッセージが来たんですね。
送信すると言っても、いろんなものはGoogle ClassroomとかWhatsAppとかでいろんなものを送信しているので、まず何を送信するんですかということを聞いたんですよ。
それでももう一回同じメールアドレスが来て、こちらに送信してほしいんですというのが来るわけですね。
送信先は分かりました。何を送信すればいいですかということを質問したら、Google Classroomから送信されたものすべてを送信してほしいと言うんですね。
それが別のアカウントで今まで受信しているんだけど、それをこっちのメールアドレスで受信したいから送信してくれと言うんですね。
まず最初に考えたことは、それって面倒。すごい面倒ということだったんですけど、でも考えてみたらおかしいですよね。
だって自分で別のアカウントで受信しているんだから、それをただ単に自分で別のアカウントに転送し続ければいいだけの話なので、なんか変だったんですよね。
たぶん勘のいい人だったらここで問題がわかったと思うんですけど、僕は日本語教育はやってますけど、ICTの先生としてはそれは別に何の資格も持ってないし、プロでもなんでもないので、この時には全然本当の問題がわかってなかったんですよ。
それで次にお願いしたことは、新しい方でログインする方法がわからなくなっちゃったのかと思って、Google Classroomの方に。
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あ、違う違う違う。わかった思い出した。Google Classroomって最初に入る時にクラスコードが必要なんですよね。そのクラスコードがわからなくなっちゃうと、僕のクラスに入れなくなっちゃうわけなんですね。
それで最初に入ることができないわけなんですね。なのでそれでその新しい方の、いつも使っている方の正しいメールアドレスの方にそれを使ってGoogle Classroomにサインアップね、つまり僕のGoogle Classroomに登録するっていうそこができないかなと思ったんですね。
クラスコードがわかんないから。でも実はそうでもないらしくて、クラスコードはわかるんだけど、それでログインできてるわけなんですよ。
だけど間違ったIDでログインしちゃっているので、それのままでは新しいアカウントの方に、自分が受信したいメールアドレスの方にアサインメントとかのお知らせが来ないので、それだから困っているってことなんですね。
ってことは要するに一度Googleからログアウトして、あるいはChrome自体からログアウトして、それで自分のいつも使っている方のメールアドレスで、そのアカウントでGoogleにログインして、その後にもう既に自分が知っているクラスコードで僕のGoogle Classroomにログインして、
そこでアカウントを作れば、そしたら全部アサインメントとかも見ることができるし、かつそこでちゃんと課題を提出すれば、自分のいつも使っている正しいアカウントの方で提出したことになるわけですね。
そういう問題が解決するんですけど、でもやっぱり最初の、こちらに送信してくださいっていうところからそこまでを把握するのがとても難しかった。僕にはできなかったんですね。
もちろんこういうのに慣れていない人が参加するっていうのはもちろん前提の上だから、もしそれが本当に最後の一つの手段だったら、もちろん送信してほしいっていうのを全部、僕も教員としてサポートする人間としてやろうとは思っていたんですけど、
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でもその前にその本当の理由が、質問してその本当の理由を知ることができて、本質的な問題を解決することができてよかったなというふうに今思っているところです。
すいません、実は今日この、本当にこのムラスペ始める5分前までこの人と話し合っていたので、今日は全然話のまとまりとかないんですけど、だからあれなんです。
いつもは話すことの構成とかも一応考えて過剰書きにしてからやってるんですけど、今日はちょっとそれもなくて、今思い出しながら話しているところなんですけど、このことから今ちょっと僕が二つ考えていることは、やっぱり一つは今日のタイトルにもなっていることなんですけど、
何か問題を抱えている人がその問題をきちんと言語化できるかというとそうでもないんですよ。逆に言えば言語化できれば問題は半分ぐらい片付いているんですよ。今度の場合は要するに本当の問題は違うアカウントでGoogle Classroomに入りたいということだったんですね。
それがわかれば、それはもうすぐわかりますよね。Googleに違うアカウントでログインしてGoogle Classroomに入ればいいということなんですよね。
困っている人は自分の抱えている問題をきちんと言語化できないので、それに対する教員に限らず周りの人がそれをきちんと言語化するための質問とかをするというのは問題を解決するためにとても大切なんじゃないかなということですね。
あともう一つは、こういう対話をしないで、ただやみくもに困っている人の手助けをするとしても、それが本質的な問題の解決には全然つながらないことがあるよなということですね。
たぶん今回は僕も頼まれた仕事の量が多かったので、その前に対話をするということをしたんですけど、これが本当に労力がかからないようなことだったら、いいですよ、すぐにしますよとしていたかもしれないですね。
でもそうしていたら、たぶん来週も同じようなことが来るかもしれないし、もともとだって違うアカウントでグーグルクラスロームにログインしているんだから、修了書とかだって違う人の名前で修了書を出すことになっちゃうかもしれないし、アカウント上はそうなっているわけですよね。
なので、後でこれを証明する、この人が本当にこの課題をしたということを証明するのに何か手間がかかっちゃったりして、すごい面倒くさいことになっちゃったりするかもしれなかったですね。
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なので早い段階でそれができてよかったなとは思うんですけど、要するに今回はたまたま早い段階でそういう対話ができたので、早い段階で問題を解決することもできたんですけど、
それを変だなと思ったら、相手の言うことをすぐにしてあげますよっていうふうにやるのも実は問題かもしれないというふうに今日は思っているところですね。
その裏に本当の問題があったら、まずはそれを解決するのが本質的な解決ですからね。
ただしもちろん言いたくないこととかだってあるわけですよね。
だからそういう意味では根掘り葉掘り本質的な問題を解決するということに行かなくてもいいとは思うんですけど、
だけどその一方でお願いされたことを簡単に全部引き受けるのもちょっと時によっては本質的な問題の解決からは遠ざかってしまうことになるんじゃないかなというふうに思っております。
今日は本当にすいません、何の準備もしていないのでそれだけなんですけど、
今日のこのムラスペにつきまして、もし感想とかありましたらコメントとかいただければ大変嬉しいです。
もし感想とかコメントお書きになるときはムラスペのハッシュタグ付きでどうぞよろしくお願いいたします。
今日はですね、困っている人は問題を言語化できないということについて、本当に今ついさっき15分前に考えてきたことを取り留めもなく話してみました。
それでは皆さん今日も良い一日をお過ごしくださいませ。そして冒険は続きます。
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