▼今回の内容
・グローバルパートナーズの「ゾス!」とは
・精神論マネジメントの限界
・労務リスクは“結果”ではなく“過程”で判断される
・なぜ企業は同じ失敗を繰り返すのか
・経営者が持つべき判断軸
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サマリー
今回のエピソードでは、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』で取り上げられたベンチャー企業「ゾス」の経営スタイルについて考察します。精神論に頼ったマネジメントや、社員が泣いたり体調を崩したりしても無理に働かせ続ける姿勢は、労務リスクの観点から問題視されます。現代ではAIを活用したテレアポが主流であるにも関わらず、旧態依然とした手法で若者をすり減らす経営者の姿勢は、日本の企業の衰退を招くのではないかと警鐘を鳴らしています。
海外収録と番組紹介
こんにちは、遠藤克樹です。向井蘭の社長は労働法をこう使え。向井先生、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
さあ、ということで、今日もね、いきたいと思いますが。
今日、久々に、上海からのね、放送ということになりますんで。
そうなんですね。はい、あの、久々に海外収録。海外収録じゃないのか。
まあ、海外中継というかね。
でも、あれですね。少しスピード上がった気がするな。
まあ、昔なんかもうちょっと間があってね。コンマ1秒ちょっと間が、みたいになってましたけど。
まあ、なんかネット環境が日によって違うときはありますけど。
まあ、だいぶ良くなりましたよね。昔より。
ね、そんな印象ですね。
まあ、ということでね。若干の間があったときはそういうことだと、ご了承いただけたらと思いますが。
今日はですね、たくさん質問をいただいてるんですが、ちょっと向井先生がお話ししたいんだよなというテーマがありまして。
聞きたいと思います。
はい。あのですね、僕、ザ・ノンフィクションというフジテレビの日曜日の2時か1時にやってるノンフィクション番組がまあ結構好きで。
ただ、なかなか、何だろうな、時間がなくてずっと見れなかったんですけど。
テレビで見るっていうのはハードルになっちゃって、今の時代。
最近TVerっていうものがあって、見逃し配信してるんですよね、ネットでね。
それで、上海でも見れるんですよ。
そうなんですか。それはそうか。
ネットだから。
それで、あるノンフィクション番組が結構炎上バズってて、久しぶりに見たんですけど、すごく面白かったんで、ちょっとご紹介したいなっていうお話です。
あれですよね、ノンフィクションって、結構苦労した人たちとか、熱量を持って頑張ってる人たちのドキュメンタリーみたいな番組ですよね。
で、なんか、署名が取り上げられることもあれば、素人だったりとかして。
そうですね。いろんなパターンあって、結構話いけそうなんですけど、ノンフィクションだから。
そうなんだ。あんま話しの見たことないけど、あるんですね。
ありますあります。
そんな中で、今日は?
「ゾス」のテレアポと精神論マネジメント
今日は、ゾス山本さんって知ってますかね。知らない。
ゾス山本さん?
ゾスって会社の社長ってことですか?
会社の社長さんで、光通信、20年前、30年前の光通信出身で、ベンチャー企業で。
いろんな業務やってるんですけど、その中でテレアポの仕事。
ゴリゴリの、いわゆる元光の方々の、しげた社長時代の、前向きの方々ですね。
結構絶叫長齢。
手に電話をぐるぐる巻くようなイメージの時代のやつですね。
で、契約取れると取れましたーとか、取れましたーみたいなみんなで叫んで。
飲み会も結構みんなで踊って歌うみたいな、今時じゃない?
ちょっと私とか向井先生は馴染まないかなって感じの。
そうですね。馴染まない。
それで、結局営業ノルマ厳しいんですよ。
うん、そりゃそうだよね。
厳しいんだけど、結果出すとボーナス100万、200万、ポンと出ちゃうような会社なんですね。
でも、どうせ山本さんって有名で、やる気のある若者を集めて鍛えたいみたいな、そんな考えでやってるんですね。
で、全国から来るわけですよ。
MOSAたちが。
で、みなさん学歴無聞で、外国人の人も多いんですよね、働く人は。
で、いろんな事業ある中でテレアポを一生懸命やるみたいな舞台を取り上げてたんですけど。
今時テレアポ舞台ですか?
すごいな。
そうなんですよ。外国人材いりますか?みたいなテレアポなんですね。
人手不足で困ってませんか?みたいな、そういうテレアポなんだけど、当然上手くいかないわけですよ、普通はね。
で、そのうちの主人公が2人いて、1人が女の子で、1人が男の子で、新卒の子なんですよね。
ノンフィクションだからリアルってことですよね?
そうなんですよ、リアルで新卒の子なんですけど、女性の方は結構成績優秀なんだけど、実は影で泣いたりしてるんですよ、辛くて。
なるほど。
男性の方はもっと成績最下位で、みんな応援してんだけどできなくて暗くなってるみたいな、そんな感じなんですよね。
なるほどね。
で、その彼もトイレから出てこなくなったり、結構すごい映像を映しちゃったんですね。
こういうのも取り上げるんですね。
そう、そしたら案の定炎上して。
炎上っていうのは何?あ、ブラック企業的な?
そうそう、ブラック企業的な。
今だって、そっかそっか。
で、演出もあると思うし、どこまで本当かわかんないとこ、ノンフィクションなんだけど、ちょっと怪しいところもあるとは思うんですけど、
僕が見たのは1回目だけなんですよ。で、2回目でうまくいったらしいんですよ。
続きもんなんですね。
そう、2回シリーズで。1回目しか見てないんだけど、もうひたすら電話かけさせるわけですよ。
テレフォですからね。
そう、なんだけど、ちょっと僕が見る限りは、上司が頑張れとか、声が暗いとか、やる気を感じないみたいな指導しかしないんですよ。
撮られてるんですか、そのシーンが。
撮られてる撮られてる。
なかなか今だとすごいですね。
すごい。で、みんないる前で言われるわけですよ。
お前暗いから俺たちの足引っ張ってるな、みたいなこと言っちゃうわけ、テレビカメラの前で。
そうすると、今時は炎上しちゃうわけですよね。
なるほどね。
労務リスクと日本の経営者の悪癖
それで、そもそも労務の観点からちょっと見るとね、
社員の人よく泣いたりしてるんですよ。
泣いてる時点で、トイレから出てこないとか泣いてる時点で、これはかけるべきだと思うんですよね。
成績優秀な女性の主人公もよく熱出すんですよ、番組で。
大体体に出るわけですね、無理してると。
なかなか本当にノンフィクションな番組ですね。
休め休めとか言うんですけど、やらしちゃうわけですよ、仕事、その番組では。
いやいやいや、ちゃんと休ませないとダメだろうと思うんだけど。
なかなか労働法の弁護士の先生からしたら、刺激の強い番組ですね。
刺激強い。泣いたり、嗅いだり熱出したら、もうやめさせるべきですよね。
自殺する人もいるからね、中にはね。
分かって会社に入ってきたんですっていうのは会社側の意見で、そりゃそうなんだけど。
結構ね、入社してる社員の人もみんな1年目の人多いんですよ。
みんな辞めちゃうんですよ、ほとんど。
ほとんど数ヶ月で辞めちゃうんだよ、苦しくて辛くて。
それで、日本人の悪い癖でやればできるっていうか、教育すれば一人前になるみたいな、
そういう半分誤解だと僕は思うんですけど、ポンジョロンとかヴィランが好きですよね。
で、向き不向きってやっぱりあって、向いてない場合は早いとこで辞めさせるっていうのも優しさかなと思うんですけど、
結構辞めさせないんですよ。頑張れと。
お前ならできるとは言ってないな。これでいいのかみたいな。
諦めるのかみたいな方なんですかね。
そうそう。でも、おそらく今いる上海だったら、向いてないから辞めた方がいいよってすぐ言われるような感じですね。
向井先生的にはかなりヤバいなっていう方の見立てでの視聴者目線ですか?専門家目線か。
ヤバいっていうのと、なんか日本人の悪い癖だなっていう。
そっちの目線なんですね。
日露戦争の戦術と現代のテレアポ
あと、やっぱり経営人の化石志向っていうのがあって、
営業成績上がらないのを本人の気合とか性格のせいにしてるんですよね。
で、みんな激鎮してるわけですよ。だいたい。だいたいみんな激鎮してるわけで具合悪くなっちゃってるよね。
そんなすごいドラマですね。ドラマじゃないのか。ノンフィクションか。
これ日露戦争で203工地の戦いってあって、
ロシア兵が築いた高台の要塞に突っ込んでいくっていう人間が、何万人殺されたっていう有名な戦いがあるんですよね。
要は突撃突撃突撃でみんな死んでいくわけですよ。
で、これどうやって、なんで日露戦争起こったかっていうと簡単で、
児玉玄太郎っていう教習班の偉い人が来て、
お前何やってんだって野木大将に説教して、
こんなんじゃお前人が死ぬだけでどうしようもねえだろって言って、
じゃあ俺がやるから見とけって言って、
大砲を高台に無理矢理持ってって、大砲を上から撃ち込むってことをやったんですよね。
それでロシア兵動揺して、ゆるんじゃうわけですよね。当然上から撃ち込まれるから。
想像にしないところからの想定外の攻撃ですよね。
それで引き取り2人突入してって成功して、あっという間に203コーチ、
あっという間でもないと思うけど占領できたっていうのが、
おそらく本当のとこだと思うんですけど、
だからまずそもそもこのエリア分ってほとんど撃沈するわけですよ。
要は戦術でむちゃくちゃなほうじゃなくて戦略の戦いのほうの話なんですかね。
で、やり方も録音はしてるらしいんですけど、見てると。
本当に細かくルールとか確率を上げるようなやり方があるかっていうと、
見てる限りあんま感じなくて。
あとそもそも僕調べたらですね、今最初のアプローチはAIでやってるんですよね。
ランダンアメリカも。
中国もそうで、テレアポの最初の何十秒かはAIに掛けさせるんですよ。
そう。で、AIの音声が流れる。人間ぽい。
そう。で、反応したら人間に切り替わるんですよ。
今そんななってんの?
うん。これ中国の営業電話もそうで、全部じゃないけど、
中国もほとんどうまくいかないから、
でもやっぱり日本と違って合理的でアメリカ人と似てて、
テレアポをAIでやってくんですよ。最初。
でも一定の効果はあるってことですよね。続けてるってことは。
いやまあ人間が疲れないわけですよね。
でも結果も繋がるわけですよね、多少なり。やめてないってことは。
そうそう。要は大量にかけれるじゃないですか、AIだと。
僕がお客さんから聞いたのは、テレアポのプロでも電話できるのって50件か60件なんですよ、毎日。
1日に。
8時間労働で。
で、AIだと倍以上なんですよね。
なるほどね。
同時並行でできるじゃないですか、AIだと。
はいはいはい。
できるんですよ。で、ほとんど断られるけど、
なんかお客さんに反応するとパッと切り替わるらしいんですよ。
でも確かにね、AIだったらどんなに断られても何も感じずにね、大量にいけますからね。
AIって人間っぽくない音声がまだ主流だけど、僕が聞いてる中国のAIは人間っぽいんですよ。
若干わからないレベルってこと?
最初の5秒くらいはわかんない。
で、その5秒か10秒くらいにわーって言って、反応がある人がなんか声を発したりとかしたらちょっと人間に感じる。
なるほど。
そういうの今アメリカ、中国で流行ってるんですよ。で、かなり結果を出してるらしいんですね、ネットで見ると。
なるほどですね。ここのゾスさん。
ゾス山本さんね。
そういったの入れずになんですかね。
まったく。203コーチ、とりあえず突撃して死んでこいみたいな感じですよね。
なるほど。
そういう経営者の無能がわからない時点で、やっぱり日本って危ない国なんじゃないかなっていう、どんどん衰退する。
若者すり減らしていくだけ。で、俺が鍛えてやってんだっていうのは、私は悲しい気持ちになった。
そういう見立てだったんですね。
番組の感想と日本の将来への懸念
ぜひ皆様もどのように、向井先生がそういった視点でご覧になられたというのを踏まえてね。
TVerで見れるってことですかね。
もう終わっちゃったと思いますけど。
終わっちゃってるんだ。残念だな。私見てなくてですね。
でもなんか悲しい番組でしたね。2回目はうまくいったらしいんだけど。
なんか寂しい番組っていうか、これだと日本はどんどん衰退していくなって逆に思った番組でしたね。
なるほどですね。というところでね。一つの参考にというところで。
ちょっとね、SNSに書こうと思ったんですけど、これかなり炎上しそうだなと思って。
そうですね。ご自身が炎上しちゃいそうですからね。
ポッドキャストの皆さんだったら理解があるから、ちょっと言ってみたいなと思いました。
なるほどね。ということで、ノンフィクションから学ぶ、どちらかというと軽戦略って感じですかね。
ということで終わりたいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。
質問受付と番組終了の挨拶
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