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スピーカー 1
二番経営、組織を支えるNo.2の悲喜こもごも。 こんにちは、株式会社オーツーパートナーズ取締役の勝見靖英です。
現当社新しい経済編集長のしだれゆうすけです。 二番経営始まりました。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
スピーカー 2
今回は前回に引き続きNo.2視点のマーケティングキャズム編のシリーズ3回目最終回となります。
経営者の名調、ジフリームワーチョキャズムの非言語音をベースにお届けするシリーズ。
これまでは市場のキャズム、組織のキャズムということで、企業史の事例に落とし込みながら見ていきました。
スピーカー 1
最終回の今回は個人のキャズムということで、ようやく二番経営っぽくですね、
二番経営の核心部、創業者とそれを支えるNo.2がどんな役割を持ってキャズムを超えてきたのか、
あるいは超えていくのかというところを見ていきたいと思います。
題して個人のキャズム、それを実行するのは誰かというのが考えております。
スピーカー 2
確かにここ2回ぐらいは二番経営ということを一瞬忘れていたかもしれないですね。
もう本当にビジネスお勉強番組みたいに。
スピーカー 2
勉強がめちゃくちゃめちゃになりましたけどね。海外国内事例が聞けて。
スピーカー 1
そうですね。なのでこのキャズム、無話理論といったりもしますけれども、
それをNo.2視点で読み直すということをちょっとやってみたいなというふうに思います。
No.2というところですので、早速入っていきますとトップですね。
CEOとNo.2の本能の違いみたいな。
これまでもですね、この番組でもいろいろ言ってきたんですけど、
トップってこんな感じだよねっていうところ、それに対してというところがあるので、
スピーカー 1
まずそこを話していきたいんですけども、
会社のトップ、CEOの本能っていうのはビジョンを掲げるありますね。
あと革新を推進する。次の新しいものへ目が向く。
つまりアーティアダプター機質を持つ企業家っていうのも非常に多いですよね。
なので新しいもの、ビジョンを掲げるっていうのはそういうのをよく言いがちです。
これ自体は素晴らしいことですし、組織を立ち上げるときには必須といってもいいことだと思います。
ところがですね、この感覚でキャズムを超えられるかというとまたちょっと別問題になってきます。
キャズムを超えるためにはですね、反復可能なプロセス、誰がやっても大丈夫ってことだったり、
品質保証の仕組み、サポート体制を標準化するとか、業界実績を可視化するとか、
そういう退屈で地味な仕事も積み重ねないとホールプロダクトにならないですし、
他社の事例はどうなんですかっていうようなお客さんの答えに答えることができないということです。
これもCEOの本能とはちょっとまた違う掲げながらの仕事というところになると思いますね。
つまりCEOと組織との間にですね、実は結構大きいキャズムがあるという感じです。
CEOっていうのはアーリーアダプター機に残ろうとするんですよ、実は。
スピーカー 1
もっと伸ばしたい伸ばしたいって言うんですけども、アーリーアダプターの人たち、
もう世界でこれないからこういうのやってみたい、いやもうこんなこと出そうよって言ってやっていくのがCEO。
でも組織は次のフェーズ、マジョリティ機、一般の人に受けるってことをやっていかなきゃいけないっていうのがこの組織ですね。
なのでこのキャズムを超えなきゃいけないっていうのが、組織、会社がキャズムを超えるために必要な役割になってきていると。
これムーアーさんも言ってるんですけど、キャズムを超えるっていうのは製品をどうしていくかっていうことではなくて、
組織としてどういうふうに対応していくのかっていう組織の問題であるというふうに言っています。
スピーカー 1
つまりその製品をこういうふうに変えていかないから超えられないんだって言って、製品開発ばっかりにいくというふうにしちゃって、
多くの企業はこの認識ができずにキャズム超えできずに失敗しちゃうというようなこともありますね。
というCEOと組織との本能の違いというかですね、そういうところを抑えた上で、
じゃあ今回のキャズムシリーズで見てきた各社ではどうだったのかというのをちょっと見ていきたいと思います。
まずはですね、セールスフォースの事例からいきました。
セールスフォースっていうのはマーク・ベニオフというCEOですね。
これもオラクールから独立してノーソフトウェアというのをマーケティングで叫んでですね、
ビジョンを掲げる本当にトップ中のトップなんですけども、
シーベルという業界の大ライバルというところを派手に挑発してメディア戦略を使ってですね、
戦っていた、本当に戦うトップ、新しいものを作る象徴的な存在はこのマーク・ベニオフです。
ところがですね、共同創業者のCTOのパーカー・ハリスっていう人は、
この人はもう製品とエンジニアリングをもう20年間ひたすら続けて、
良いプロダクトを一生懸命作ろうとしていた方なんですね。
CTOとしてこの良いプロダクトを作るということだけじゃなくてですね、
このセールスフォースっていうのは働きがいのある会社としての文化を確立しようということで、
実はこれアメリカの会社でもあるんですけども、日本でもですね、働きがいのある、
働きがいのある企業ランキングっていうのが毎年発表になるんですけども、
大企業部門でセールスフォースっていうのはずっとトップだったりとかしてるんですね。
今は多分トップじゃなくて、でもベスト5には必ず入る、ベスト3に入る会社セールスフォースです。
これは世界中でやってるっていう感じです。そういうカルチャーを作るようにしてる。
その働きがいのある会社とかっていうのは、多分マーク・ベニオフさん関係ないですよね。
ノーソフトウェア、SaaS is No.1みたいな感じでやってるところから、
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いやいやもう働くメンバーも大事だっていうので、このCTOの方っていうのが抑えていってたと。
なので組織的に強い組織を作るっていうのと、旗を掲げてダッシュするマーク・ベニオフ。
この2人のバランスがあってですね、初めて組織力っていうところまで力がみなぎってですね、
キャズムを超えることができたという感じになりますね。
これが一緒ですね。
スピーカー 1
セールスフォースの事例ですね。ベニオフとハリストという感じです。
次AWSですね。ジェフ・ベソス。いわゆるアマゾングループの総水ですけれども、
スピーカー 1
彼がクラウドコンピューティングのビジョンを描きます。
こんなのやったらいいんじゃないかということで、ビジョンを描いて、
それをですね、部下のアンディ・ジャッシーという人に渡していきます。
5を出して、あとはもうジェフ・ベソスはですね、
全社のアマゾン全体の戦略を担うというところでした。
具体的にAWSを進めていったのはアンディ・ジャッシーさんなんですけれども、
アンディ・ジャッシーさんはですね、本当に典型的なエリートですね。
アントレプレナーというよりもエリート会社みたいな感じで、
アーバト大学のMBAを取ってアマゾンに入社して、
ベソスのテクニカルアシスタントを経てAWS構想に着任したという感じです。
地味に頑張ったという感じと言ってもいいと思いますね。
どっちかというとビジョンをベソスが訴えて、
ジャッシーが10年かけて業界標準に育てた、個人的に育てたと。
育てたというより簡単に言ってるんですけど、
アンディ・ジャッシーという名前、私全く知らなかった。
でもAWSってそこだけを一企業で見ても、
世界のトップ企業ぐらいの規模があるわけですから、
そこでCEOをやっていたアンディ・ジャッシーというのは、
すごい存在ではあるわけですけども、
今アマゾン全体のCEOにもなられているんですけれども、
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この方というのはAWSを取りに立ち上げて、
ビジョンを実現する。
キャズム越えまでの18年間、
このジャッシーがAWSという組織自体を一生懸命作っていったと。
このクラスのガファームのトップのビジョン足るやという感じだと思うので、
それも実現するのもいかに大変だったかという感じですけれども、
これがBESOSとジャッシーということでAWSの事例です。
ここまでは意外とトップと2番手というのが分かりやすく存在しているんですけども、
この日本企業の2例ですね、ファナックとキーエンスというところ。
創業者は明らかです。ファナックは稲葉誠文さん、
キーエンスは竹崎竹道さんなんですけれども、
いずれもナンバー2の名前というのがいらっしゃったと思うんですけれども、
メジャーではないということで、
名前は特定はできていなくて、
どちらかというとファナックもキーエンスもトップの創業者と組織全体という構造で、
あるいはマネジメント層という感じですね。
ファナックというのは稲葉誠文という方が、
今の富士通の計算制御部というところから新しいプロジェクトにアサインされて、
それを頑張っていきました。
より少ない部品で作る工夫とか商品の信頼性を高める、
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どの商品よりも低いコストでとかというのを3原則にして、
それを組織に実装していきました。
新しい技術を取り入れて、生産ロボット工場というのを作っていく。
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それで世界一になっていくわけですけれども、
当時はかなり画期的なことをチャレンジし続けた方だったんですね。
その創業者の理念というのを、
組織がその型に変換するということを一生懸命やったと。
スピーカー 1
稲葉さん以外のトップ以外の経営層全員が、
ナンバー2機能を持ってトップのビジョンを実現すればどうすればいいのか、
どんな工場がいいのか、どんなものづくりがいいのか、
どんな技術が必要なのかというふうに研究開発も積み重ねて、
スピーカー 1
それをずっとやり続けた。
特定のナンバー2ではなくて、ナンバー2も分散型で、
集合体のマネジメントとしてサポートするということをやっています。
ファナックというのは、前回も非常に利益率が高くて、
山梨県にあって黄色いビルでという話をしたんですけれども、
ファナックさんは研究開発費が莫大に高いというのが有名で、
社員の給料も非常に高いんですけれども、
研究開発費が非常に当時から膨大だったんですね。
スピーカー 1
そういったものも、創業者の理念を組織的にどうすればいいのか、
人事制度も、費用のかけ方というのも、
トップからの思いというのをずっと落とし込んで、
今に続くというのがファナックの経営層の中です。
キイエンスですけれども、
スピーカー 1
キイエンスは滝崎竹光さんという、前回もやりましたけれども、
最初のところからお客さんの価値に着目した根付けですとか、
営業のチームですとか、当日出荷するとか、
いろんな画期的、できそうだったけどなかなかできないというようなことを、
どんどん出していって、業界で唯一無二の存在になってきました。
その型を徹底的に組織で回せるように、
どんな人でも高いレベルの営業ができるように、
どんな人でもお客さんの潜在的な困りごとを見つけて、
製品開発できるように、人材育成を徹底的にやって、
今の姿になっている。
これは滝崎さんというのは、キイエンス創業の前に2回も倒産しているというぐらいで、
いろんな言い方があるんですけれども、天才だと思うんですけれども、
どっちかというと、本人の天才性に依存するというのではなくて、
それを組織に落とし込んで、誰が入っても最高の成果を出せるというのを、
徹底的にこだわって作っているというのは、
今の人材育成の中でもすごく見受けられるというような感じですね。
これもトップのビジョンをですね、
誰でも再現可能なオペレーションに落とし込むというのを、
組織全体で担い続けて今に至るというのが、このキイエンスさんの特徴になります。
4社の構造というのは、大体は一緒ですね。
トップのビジョンをナンバー2、あるいはナンバー2の機能を担うマネジメントたちというのが、