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今、猛威を振るっているインフルエンザ。福岡県はすでにインフルエンザ警報をちょうど1週間前に発表しました。
サブクレードKという変異株が、どうやらその流行の背景にあるということで、今日はこのインフルエンザにZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。寒いですね。
今日も寒いですか?
今起きて窓の外を見たら、チラチラ降ってます。
雪が降ってるんですね。
おめでとうございます。
ありがとうございますなのかな。
風邪などひいてないですか?
おかげさまで今のところ、寒くなると比例して風邪の人増えますからね。
今年はインフルエンザのピークに入るタイミングが、いつもより早いですよね。
今年の特徴は3つあって、1つは流行の開始が早いということですね。
例年よりも警報レベルになるのが1か月以上早いということですから、
9月ぐらいからインフルエンザの声が聞こえ始めた記録があるんですけども、
別に終わりが早くなるわけではないので、流行期間は長くなるということですね。
2番目は若者に患者さんが多いという傾向があるんだそうです。
18歳未満の子どもと、18歳から24歳の若年成人というカテゴリーで、
今感染が広がっていると言われています。
学級閉鎖の話もチラホラに聞くようになってますよね。
もう1つは、いつも常備するワクチンの予想から少しずれているということなんですね。
これが先ほどおっしゃった変異株、サブクレードKというインツです。
国はいつも変異株を、主に海外から来る人たちを対象に調べて、
そこから日本の国内でどうなるかということを考えているんですけれども、
9月から11月にかけて海外から日本に来た人で、
インフルエンザウイルスが検出されたケースを対象に調べたところ、
このサブクレードKという変異株が74%占めていたそうです。
これは日本で流行るなと思っていたらですね、
今日本で検出されているウイルスの方の90%以上がこのサブクレードKになっているそうです。
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かなり高い割合占めているわけですね。
大半と言っていいでしょうね。
このサブクレードKというのは変異株というだけあって、
従来私たちが備えている免疫からの逃避能力が高い。
つまり今まで私たちがかかったことで得た抗体、いわゆる攻撃部隊をすり抜けるということです。
しょうがないかな、これは。
変異するものですもんね、ウイルスってね。
やっかいですね。
ウイルスと人間の生存競争、感染症の歴史ですから。
ただこの特徴を知って防ぐ可能性、防ぐ手立てもあるということでちょっと説明をしていきましょう。
今年の典型的なインフルエンザの症状というのは、
私たちがよく経験している関節が痛い、体の痛みがあまりないんだそうです。
結構高熱が出ると関節が痛くなったりしますもんね。
私は急な発熱、鼻水、咳の3大症状で、最初多分風邪と勘違いする人が多いんじゃないかと思いますね。
見分けがつきにくいんですね。
なので知らずに動いて人に移すということも考えられるので、
ここは急な38度以上の熱が出た段階でインフルエンザを疑うというのはありかもしれません。
それからワクチンはね、先ほど想定の型から、つまりA型を用意してたらそれの変異型が出たという話なんですけど、
効かないわけではなくてですね、一定程度効きます。
これイギリスからの報告ではですね、ワクチンの効果率、一番効くのが100%なんですけど、
だいたい子供によく効くという報告があります。
17歳以下の子供でだいたい75%効くということなので、
変異株だからといって諦めるのではなくてですね、
むしろ受験生のいるご家庭などは、やっぱり流行時期が長くなれば複数回かかるリスクだってあるし、
全員一度ずつかかる可能性もあるので、
むしろ受験生なんかが防衛的にインフルエンザワクチンを検討するというのは一定程度、私は効果があると思います。
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最近、注射が苦手という人には鼻にスプレーするやつ。
ありますね。
スプレータイプのワクチンを摂取するというのも一つの手ですよね。
ところで、お二人はインフルエンザってかかりやすいですか?
いや、僕は1回だけかかったことがある。
私も1回もかかったことがないんですよ。
1回もない?素晴らしいですね。
記憶の範囲で、ひょっとしたらインフルエンザだったかもしれないけど、
その痛いとか高熱とかに入れ込んだことがないので、
人によってかかりやすい人とそうじゃない人がいません?
確かに。なんかあるんですか、そういう個人差というか、個体差というか。
この誰もが抱くこの疑問に、この夏、一つの回が示されまして。
そうだったんですね。
弘前大学と京都大学と対処製薬の共同研究チームが、
科学史に8月に発表している論文なんですけれども、
弘前大学が地元の青森県弘前市で、
住民1,000人を対象にした大規模な健康調査を行っているんですね。
血圧から生活習慣から病気の起用歴から、
全てのデータを提供してもらって、
個人の体質や生活習慣と、
それから病気のリスクとの関連を調べるっていうね。
そういうものなんですけども、
このビッグデータをですね、人工知能に分析させて、
インフルエンザのかかりやすさとの関係を調べましたっていう文なんです。
その結果、5つの特徴が抽出されました。
つまり、こんな人はインフルエンザにかかりやすいのではないかということですね。
それがデータ的に裏付けられている。
興味深いですね。
続きは次週とかやめてくださいよ。
本村さん。
もうちょっとあります。延長お願いします。
その1、血糖値が高め。
これは糖尿病リスクとよく紐づけられてますけども、
インフルエンザとの関係がありそうなんですって。
血糖値が高い状態が続くと免疫細胞の働きが鈍くなるので、
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ウイルスへの抵抗力が弱まって、インフルエンザにもかかりやすくなると。
その2、肺炎を過去に経験したことがある。
私、肺炎2回やったことがあるんですけど、
インフルエンザにかかってないんですけど。
もともと肺炎にかかったことがあるということは、
感染症に対しての抵抗力が弱いタイプと考えられるということなんですね。
その3、多忙と睡眠不足。
生活習慣ですね。
仕事や生活が忙しく、睡眠が不足気味。
これ、風邪でも同じですよね。
そうですね。
疲れているところに風邪にやられるということで、
これはインフルエンザウイルスも同じであると。
4番目、栄養不良。
食事のバランスが偏ったり、
それから野菜の摂取が少なくてビタミン不足。
その5、アレルギー。
アレルギー体質の人。
要するにアレルギー体質の人っていうのは、
体のどこかで炎症が起こりやすい人っていうことなんですけども、
呼吸器などの、例えば花粉症とか慢性鼻炎とか、
こういった方は呼吸器のバリア機能が落ちがちなので、
ウイルスがくっついて感染に至るということなんですね。
この5つの要素、特徴、
あまり意外な結果じゃなかったっていうね。
そうですね。
ちょっと血統値がそうなのかと思うんですけどね。
1番、2番はね。
1番、2番あたりが新しいかなという感じですけども、
要するに思い当たるねっていう感じの結果ということは、
つまり私たちが日頃から備えられるっていうことですよね。
裏返せば。
改善しなきゃと思っているようなことですよね。
なので、思い当たる人はとりわけいろんなことで、
本当に感染予防の原則、洗い、うがい、マスク、
このあたりをして、さらに心配な人はワクチンも検討する。
そして、栄養をつけて睡眠をよくとるというようなことで、
元気にこのシバスを乗り切りましょうということになりますね。
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そうですね。
寒さはまだちょっと続くということですので、
ぜひ皆さんも気をつけていただいて。
本村さんも雪がちらついているようですから、
十分気をつけてくださいね。
もう今日は外出を控えようかと思います。
徹底してますね。
本村さん、ありがとうございました。
この時間は、Zoom Up!毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。