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2024-11-14 12:52

福井県にできる「恐竜学科」とは?

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。福井県にあります福井県立大学に2025年来年の春、国内初の恐竜学科が新設されることが明らかになりました。
ユニークですね。珍しいですね。恐竜学部ですね。恐竜学部。福井県というと恐竜化石の発掘量日本一を誇る恐竜王国としても知られておりますが、一体恐竜学部とはどんなことが学べるのかZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。おはようございます。ユニークな学部が誕生しますね。恐竜学部。楽しそうですよね。楽しそうだけど、どんなことが学べて将来にどうつながっていくのかな。いろいろな疑問というか興味が湧きますね。
福井県ってね、あまり福井県行ったことないっていう人も結構多いと思うんですけれど、最近は恐竜博物館が人気を読んでいたり、駅前に動く恐竜の模型があったりとか、ちょっとにわかに注目を浴びている中のこのニュースです。
勝山市っていうところに日本最大の化石発掘現場があって、確かに日本で発見された恐竜化石の8割が福井県で見つかっているということなので。8割はすごいですね。やっぱり名実ともに恐竜王国といっていいと思います。
恐竜の発掘っていうのは、今ある化石だけ展示していればいいってものでもなくて、発掘されたものをどう解釈するかとか、やっぱり研究がその下地にないといけないんですよね。
研究する人材を地元で育てたいっていう気持ちが今回の恐竜学部新設につながっているんですけれども、学部のホームページなどによりますと、1学年の定員、だから今度初めて募集するんですけれども、1学年30人。
結構小さいですね。
そうですね。
1年生の時は、普通の一般教育科目、英語とか体育とかもやりますが、1年生からも古生物学とか地層学とか、そういった基礎をまず勉強してもらいます。
2年生になったら、専門的な知識や技術を深めていきます。
例えば、外に出て実際に化石の発掘現場に行ってみたりとかですね。
それから、ここに化石あるよっていうのを掘り出してくるんですけども、そこから骨を取り出すクリーニングっていう技術があるんですけど。
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ちょっとずつ削って骨を取り出してくる、そういう技術も深めますと。
さらに3年生は2つのコースに分かれます。
1つは恐竜古生物コース。
これがイメージに合う恐竜を深く学ぶところ。
もう1つのコースは地質古環境コース。古環境って古い環境って書いてあるよね。
なるほど。
こっちは地質学にちょっと寄ったようなコース。
そこでもそれぞれの自分の関心とかを深めていくということです。
さらに実習もたくさん入れていって、恐竜博物館で、例えば解説員としてをちょっとやってみるとか。
あと恐竜博物館にいる研究者と一緒に研究をするとか。
そういうこともあって、恐竜好きには相当に楽しそうですよね。
ずっと研究できるわけですもんね。大好きな恐竜のことをね。
趣味ならその趣味を極められそうですよね。
恐竜という生物、生き物の方に着目していくのか、その化石っていう地層とかそういう歴史の方に興味を持つのかとかで分かれていくわけですよね。
そうなんです。おっしゃるように、恐竜って昔生きてて1億年以上にわたって地球に君臨した生き物っていうことですけれど、
6600万年前に一回絶滅してるんですね。
つまり恐竜を調べるっていうことは、6600万年前に何が起きたかを調べることでもあるんですよ。
なるほど。
実際ね、その頃って大気中の二酸化炭素の濃度が今の5倍以上あったらしいんですよ。
つまり超温暖化してたってことですよね。
じゃあ当時の気候は何だったのか、どんな自然が広がっていたのか。
なんでそれが急に、隕石が衝突したって言われてる仮説があるんですけども、隕石が衝突して何が起きたのかとかね。
そういうことを気候とか環境も含めてちゃんと理解していこうっていう、そういうことなんですよ。
その端っこにはなんで人類は生きていられるのかとかですね。
今後温暖化が進んでいったらどうなるのかみたいな。
これからの課題も勉強していけるということですよね。
そうなんです。
水木さんさっき趣味を追求できたらって言うけど、趣味だけでは人間は生きていけないので。
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就職っていう問題がありますよね。
どういう道が開けるんですかね。
新しい学部の学部長さんに就任される予定の西先生がこんなふうにインタビューに答えてますね。
就職先がないんじゃないかという質問は適当ではない。
建設、土木業界など自然を相手にする職業は需要が高いのに人材不足です。むしろ低手余ったです。
つまりフィールドワークが多くて、そして地質とか地層にめっぽく詳しくなれるわけですから。
そういう地質のプロになることもできる。
さらにここの特色として、いろんな化石から掘り出した骨をCTスキャンにかけて3Dデータ化してそれをデジタル空間に再現するとか、デジタル技術も一緒に学ぶと。
さらに言うと、例えば博物館でいろいろ解説をしたり、他社とコミュニケーションを取ったり、学芸員のスキルが営業とかにも活かせる。
総合的に活かせるし、好きなことを4年間やれるっていうことの自信も結構つくんじゃないかと思うんですね。
面接の時は良さそうですね。
もうこれ学地下っていうか、学生時代何やりましたかっていうところをちょっとしゃべれますよね。
面接官も興味津々で。
見踊り出しますよね。
あともう一つは、大学ってやっぱり地方大学ってどこも学生不足に悩んでて。
人口減少とか少子化とか、いろんな困難な環境の中で、やっぱり話題を呼べるような教育プログラムとか。
そういうところで福井県に興味が集まったり、福井県に移住して、つまり学生になれば福井県に住むわけですから。
そういう地域活性化みたいな狙いも一つあってですね。
ひょっとしたらそうやって福井県に住んで、ここ居心地いいね、仕事もあるしっていうような人生を描けるのであれば、
地元の方々も喜ぶっていうのもありますよね。
実際。
最近ではですね、佐賀県でコスメ学科を佐賀の大学で新設するっていうのがあって。
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コスメ。
そう。佐賀県が今コスメ構想というのを立ち上げてて、地元のコスメ関連の企業にも人材を送れたりとか、
人材を獲得するっていう狙いもあると思うんですけど、こういう恐竜学部もやっぱりそういう地元を活性化したりとか何かそういう狙いもあるんですかね。
あると思いますね。今回秋に通常の受験とは違う総合型選抜っていうのを実施してるんですけれども、総合型選抜で6人を選抜するっていう定員に対して63人、志願者が集まったそうなんですね。
倍率10.5倍。
さらに63人のうちの9割ぐらいが県外からの志願者だったということで、やっぱりその期待は居合もなく高まって、居合が上にも高まっている。
佐賀大学の話を知らなかったですけど、やっぱり地域色のある学部っていうの結構あって、例えば鳥取大学に乾燥地研究センターっていうのがあるんですけど、なぜだと思います?
砂丘があるから?
まさに鳥取の砂丘ですよね。実験フィールドが近くにある。
それから京都聖火大学、漫画学部っていうのがあるんですよ。
京都聖火大学は私立ですけれども、京都国際漫画ミュージアムっていう日本最大級の漫画博物館があって、そこと連携してこの漫画学部からは実際に漫画家になる人も増えているそうなんですね。
こうやって話題の学部に行ってますっていうのも楽しいし、そこで仕事が見つかれば何よりですよね。
そうですね。
学部、学科っていうものも多様化していくんですかね。法学部、経済学部っていうものがさらにもっと詳しくなっていったりするかもしれませんね。
個性を活かせるというか磨いていけますね。
恐竜学部、どういう人材を生み出していくのか育成していくのか楽しみにしたいと思います。
本村さんありがとうございました。
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