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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。今年の夏、過去30年より1.76度高く、144地点で史上最高を記録しました日本列島温暖化っていうのはね、日本だけじゃなく地球全体で取り組んでいかなきゃいけない、防止していかなきゃいけないっていうところなんですけども、COP29が先日アゼルバイジャンの首都バクーで開催されました。
今日はそのCOP29にZoom Upしていきます。毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。おはようございます。COP29、今年はちょっとこうアメリカを意識しながら議論が進められていったみたいですね。
そうですね。開幕したと思ったら、もう明日が一応最終日ということになってしまいます。例年ね、まとまらずにだいたい1日伸びたりするんですけれども、今年もやっぱり影の主役がいましたね。アメリカのトランプさん。
来年1月に就任するその前のね、このCOPの開催でしたけども、やっぱり意識してましたよね。
トランプさんはかねて、気候変動はデッチ上げだっていう持論を展開しておられてですね。実際、1期目の大統領の時にパリ協定という温暖化対策の国際約束から離脱してるんですよね。
あの時はいろいろその正式な申告とか正式な脱退っていうタイミングから言うと、脱退して間もなくバイデン大統領が当選したので、割と離脱期間は短くて済んだんです。
今回はもう就任直後に離脱するって息巻いているので、最悪の場合この4年間の任期中、アメリカ抜きの温暖化対策を強いられる可能性が高まってます。
さらに驚きの人事というかですね、閣僚人事がいろいろ話題になってますが、今回エネルギー長官、エネルギー政策を決める責任者に実業家のライトさんという人を起用すると報じられているんですね。
このライトさんっていうのはシェールオイル、アメリカで新たに発見された油田見た地下の油田ですね。このシェールオイルを画期的な方法で掘削する会社の創業者なんですよ。
つまりトランプさんが選挙期間中に掘って掘って掘りまくれって言ってた。それの切り込み隊長ですね。
この掘削方法そのものが地下水を汚染するんじゃないかとか、それから地震を引き起こすんじゃないかとか、いろいろ科学的に疑問も呈されているのに加えてですね、やっぱり化石燃料を信奉している人がエネルギー政策を仕切るということにも不安が広がっております。
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コップ29なんですけれども、開幕時から安穏が立ち込めておりました。もちろんトランプさんがその直前に大統領当選を決めたということもあったんですが、各国の首脳が欠席したんですよね。
普通は首脳級の会合があったりすると、自分の国の政策をアピールしたいという気持ちもあって出てくるんですけれども、今回はアメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、中国、日本、欠席でした。
G7、首脳7カ国の大半が欠席するということをもって、例年コップで出ている化石賞ですね。温暖化対策に消極的な国に贈られる化石賞、これ今年はですね、G7に対して贈られました。
G7、そうですか。なかなか辛辣でございますが、そう見えますよね。今回コップ29の宿題というのは、都城国が温室効果ガスを減らすのにお金がかかる。だからそのお金をどこから調達するかっていう仕組みを作ろうっていうものだったんですね。
当然先進国はお金出せって言われることを警戒しますよね。
そこで銀行なんかも協力して民間資金をどんどん使いましょうっていうようなことを提案したんですが、都城国からすると民間から借りるってことは借金が膨らむっていうことですよね。
もうタダでさえ温暖化の影響を受けて貧しいのに、これ以上借金は増やせないということで、都城国がやっぱりこれには異論を唱えておりまして、明日予定される最終日に向けて合意を取り付けるのはかなり困難な状況なんです。
それも分かりますよね。
そうですね。
ただただ温暖化は本当にこれはもう目の前の現実的な問題でありまして、ちょうどこのコップに合わせていろんなところがいろんなデータを発表してるんですが、先ほど田畑さんもおっしゃったように日本は史上最大の暑い夏でしたけれど、地球規模でも同じなんですね。
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これは国連環境計画というところが報告書を出してますが、これは民間団体かな、2024年は地球規模でも史上最も暖かい年になるという予測を発表してます。
産業革命の頃に比べて平均気温が1.5度以上上昇したと言えるというんですね。
この1.5度というのは先ほどからお話ししている気候変動の枠組みの国際約束、パリ協定で1.5度までに抑えようと約束している1.5度なんですけれど、それを超える最初の年になりそう。
背景にはですね、こんだけ削減削減って言ってるのに、温室効果ガスが増えてることがあるんですよ。
何てことだって感じですよね。
言ってることとやってることが違うってことですよね。
削減努力を上回る形でやっぱ需要が増えてるんですね。
国連環境計画の報告書によれば、世界全体の温室効果ガスの排出量、これ2023年、昨年が最新のデータなんですけれども、1990年に比べてなんと35%も増えてるんです。
これどうします?だってゼロにするって言ってるんですよ。
いやもう相当な覚悟を。
なんか無理なんだいって感じがしますよね。
報告書によれば、今各国が掲げてる削減目標ってありますよね。
あれを達成したとしても、今世紀末の気温上昇幅が2.8度ぐらいになると予測してます。
1.5度どころじゃないってことですね。
もう倍近いってことですよね。
諦めムードも手伝ってCOP29、なかなか心を一つにできないという状況が続いているんですが、やはりここは人類の危機ということは忘れてはならないです。
さらに石油をたくさん使えば使うほど、これ今度は健康影響の問題にもつながるんですよ。
ススが大気汚染を引き起こして、それを吸い込んで生きている人間は病気になるというね。
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そうですね。
オリシもインドが今大気汚染で大変なことになってるってニュースも出てますよね。
経済的な理由とかいろんなことで無理だという人はいるけれども、生きるか死ぬかの問題だとWHOは警告を発してます。
私たちは日々の暮らしどうするかっていうことを考えると難しいところもありますが、
お金で解決できるところはお金を出し合うとか、それからやっぱり世の中の機運を高めていくとか、
それからアメリカの大統領を誰かが説得するとか、やれることは何でもやる必要があると思いますがいかがですか。
本当に地球にこれからも住み続けていくために、そして次の世代につないでいくために、
本当に今何とかしないとという瀬戸際にあるんだなという意識をまず共有しないと進まないなという感じもしますね。
そうですね。
元村さんありがとうございました。
毎日新聞客員編集員の元村幸子さんでした。
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