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ホンダのロケットが離着陸成功、国内の民間で初
2025-06-19 12:45

ホンダのロケットが離着陸成功、国内の民間で初

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。
ホンダは、子会社のホンダ技術研究所が開発した最使用型の小型ロケットの離着陸実験に初めて成功したと発表しました。
最使用型ロケットの離着陸実験の成功は国内の民間企業として初めてということなんですが、この最使用型ロケットって一体どういうものなのか、Zoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
最使用型ロケットの離着陸実験の成功は、国内の民間企業として初めて成功したと発表しました。
最使用型ロケットの離着陸実験の成功は、国内の民間企業として初めて成功したと発表しました。
サステナブルがすごく重要で、ご覧になったことあると思うんですけど、アメリカでは既にSpaceXのファルコン9っていうロケットが繰り返し使われていって、
実験とかですごい大きいロケットが打ち上がったと思ったら、そのまま動画巻き戻したみたいな。
ひゅーって降りてきて、垂直に降りるっていう動画見たことある方もいると思うんですけど。
すごいですね。
あれですね。そうなんですよ。
繰り返し使うっていうことは、環境に優しいとかゴミが減るっていうこともあるんですけど、コストが安くなるんですよね。
そうですよね。また新しいの作るとなると大変ですもんね。
そうなんです。実際そのSpaceXは再使用型をちゃんと実用化に載せたっていうことで、世界中からお客さんを集めているんですね。
だから同じ重さの荷物を運ぶにしても、例えば日本に頼んだら100億円かかるけど、SpaceXに頼んだら60億円で済むみたいな、そんな世界なんですよ。
だったらそっちにしようかなってなりますもんね。
すでにSpaceXは400回以上打ち上げていて、だんだん実績も上がるし成功率も上がっていくので、その差が開く一方っていうことで。
だからこれからやっぱり開発するロケットは基本再使用型っていうのが流れになってます。
03:06
このホンダの今回の成功なんですけれども、大きな流れの中に刻んだ小さな一歩っていう感じなんですけどね。
実験機ですからまだ荷物は積んでおりません、もちろん。
全長、長さ6メートル、6.3メートル、それから直径85センチ、重さ900キロ。
ちょっと小型のなんていうんですか、どれくらい?
電柱くらい?電柱よりちょっと大きいかな。
鳥居の柱くらいですかね、ちょっと85センチ。
イメージしやすいですね。
北海道の大気町っていうところにそういうロケットの離発着実験場みたいなのを持っていて、今回は高度271.4メートルまで上がりました。
271.4メートルって高いのか低いのかっていうと低いかな。
低いんですね。
しかも上がった後、垂直姿勢を保ったまま無事に着地して、その着地地点は予定していた着地地点からわずか37センチしか外れていなかった。
すごい。
良い精度ですよね。
そうですね。
56.6秒飛行したということです。
ホンダってどちらかというとバイクとか車とか地上を走るモビリティの会社ですけれども、2030年ビジョンっていうところで宇宙を目指すということを宣言しています。
今回はもう本当に要素技術の確認ということなので、まだホンダがロケットを作りますっていうほどところまでは行ってないんですが、
ただこの要素技術を積み重ねていけば次第に例えば大きくしても無事に着地するとか、高度2000メートルまで達しても無事着陸するとか、
そういうふうな発展的に技術が上がっていくと思うので、2030年代ぐらいにホンダ製のロケットが日本から何かを積んで打ち上げられるっていうようなイメージを想像させるような出来事だったと思います。
これはホンダって小型ジェットも開発した実績ありますよね。そういうのが活かされてるんですか。
そうなんですよね。地上を走るエンジンと真空に近いジェット機もそうですけど、空気の薄いところで動かすエンジンって根本的に思想が違うんですよ。
だって空中って地上は酸素が普通にあるでしょ。燃やすのって酸素がいるでしょ。だから酸素がないところでもエンジンが動かないといけないじゃないですか。
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意外と難しいんですよ。しかも人工衛星を宇宙に届けるってなったら、今は270メートルですけど、200キロ以上、もういえば2000キロとかまで上がらないといけないんで。
その分の燃料をどうやって積むかとか、どうやって制御しながら燃やしていくかとか課題が山積していて、まだまだちょっと楽観はできないんですけども、そういう着実に進歩してるなっていうのが今回の見てて思ったことですね。
ところで、今年は国産ロケット開発市場の節目の年なんですよ。
節目、何周年とかそういうことですか。
そうそう。日本で初めてロケットが発射された、つまり発射に成功したのは何年前でしょう。
何年前だ。
20年くらいですか。
それさ、早草2、2003年、早草が2003年打ち上げですからね。
そうか、もっと前か。
うん。
30年?
いやいや。
え?
いやいや。
何年ですか。
70年前です。
70年。
日本がロケット打ち上げて?
そう。
え?そんな前に?
あのね、でもロケットって言うけど、多分お二人が想像してるような、うちの裏とか。
スペースシャトル的なロケットを僕は思い浮かべてたんですよ。
あ、そんなんじゃないんです。
あ、そんなんじゃない。
1号機、1号機、初号機はですね、全長23センチ。
え?また可愛らしい。
直径1.8センチ、重さ200グラム。
え?
ロケット。
これロケットなんですか?
おもちゃになってる。
ロケットですよ。つまりロケットってほら、動力によって地上から離れて打ち上げられるものですからね。
うんうん。
宇宙行ったんですか?
いやだから、いや行ってない。
1955年の4月12日に東京の国分寺市で、このペンシルロケットというのは鉛筆みたいだから。
鉛筆みたいなペンシルロケットが最初に成功したんですね。
この時は、なんと垂直に打ち上げてないんです。
え?どの方向に打ち上げたんですか?
水平。
水平?
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横?
横です。
斜め上とかかと思ったら。
なんで横だったんですか?
なぜなら、その当時、1955年当時って、上に打ち上げちゃったら、上でどうなってるかを追跡できる技術がなかったんですよ。
はー、なるほど。
上に打ち上げても、上がったなってことしかわからないから、横に打ち上げるっていうか横に反射する。
打つって感じですか?
打つ、そうそうそう。
これが東大の糸川秀夫さんっていうロケットの父がいるんですけど。
糸川さんという、糸川ですよね。
そうです、まさに。
日本って戦後、敗戦になってGHQから飛び道具の開発を禁じられていた時期があるんですね。
それが解禁されていたのが1952年で、それから3年後に初めての発射。
これをもうガンガン改良して、15年後にはちゃんと宇宙に人工衛星を打ち上げるまでに成長しました。
かなり頑張ったんです、日本は。
そうですね。
その後、本当に早草があんな3億キロ向こうの糸川に着地するとか。
すごい制御技術を磨いて、それがつまり民間にこれから移転して、民間の宇宙技術が育っていくっていう。
なので本田の今回の実験の成功は、70年前のペンシルロケットの成功に匹敵すると。
なるほど。
思いたいですね。
そうですね。
これから先がとても楽しみですね。
楽しみです。温かく見守りましょう。
はい。分かりました。
なるほど、そうか。ちょうど70年という節目でもあったんですね、今年はね。
いろんなイベントもあるみたいですよ。
そうなんですね。
調べてみたらいいと思います。
ありがとうございます。
ありがとうございます。ありがとうございました。
この時間は毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
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