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2025-06-26 14:00

北海道で猛毒植物「バイカルハナウド」が見つかる

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。
北海道の札幌市にあります北海道大学の校内に、世界で最も危険な植物の一つとされている
ジャイアントホグイードとみられるセリカの植物が生育しているのが見つかりまして、大学側が専門家に調査を依頼したことが分かりました。
樹液に触れると深刻な皮膚炎を引き起こす恐れがあるということで、一体どういう植物なのかZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。
おはようございます。そんな恐ろしい植物が国内で見つかったんですね。これはニュースですよ。
本当にね、今まで日本ではそれほどお馴染みがなかったものが、北海道で順調に生育しているということが分かった。
順調に困りますね。
これは産経新聞のスクープらしいんですけれども、記事によれば外部からこれはジャイアントホグイードじゃないかと知らせがもたらされて、大学側専門家に調査を依頼したところ、まさにそれが本物であったと。
10株以上というので割と広い範囲というか、まとまって育っているようなんですね。
大学側はこの生えている界隈は普通に学生や普通の人たちが通るところなので、周辺の立ち入りとか通行を禁止するなどの措置を講じたということです。
バイカルハナウドとも呼ばれるんですけれども、このジャイアントホグイードの原産地は西アジアですね。
中央アジアのちょっと西。バイカル湖があるあたりなんですかね。バイカルハナウドというぐらいですからね。
そのバイカルですね。
おそらく。19世紀に原産地からイギリスのプラントハンターが観賞用の植物としてイギリスに持ち込んでいるんですね。
観賞用。
小さい花がわーっと群がったような割と綺麗な見栄えというか。
当時のイギリスはもうアジアの珍しい植物はとりあえずなんでも持って帰って。
文字通り根こそぎって感じなんですよね。
定着したところ在来種よりも強くて繁殖力が。
それでも在来種を圧倒して広がっていきました。
だからヨーロッパ、アメリカ、カナダなどでは有害な外来植物として広く知られているんだそうです。
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在来種を圧倒するということもさることながら冒頭にあったように皮膚炎などの害を及ぼすというところが厄介でして。
受液に触れる受液を触ってどこか皮膚にくっつきます。
その後太陽光を浴びるとですねそれが毒性を発するって言うんですね。
人間でいうとそこがかぶれる炎症を起こす水膨れができる。
痛いですよね。
さらにその傷跡がですねちょっと癒えた後も数年間残るんだそうです。
目に入ると失明に至る物でもあると。
かなりだからこれは危険って言えば危険ですよね。
知らずに例えば刈り取ったりとか手で触ればね。
受液に触れてしまいますよね。
ただ今環境省が作っている生態系被害防止外来種リストには入っていません。
なぜならまだお馴染みではないからってことですよね。
ただこれ多年生植物で例えば花が咲いたら種ができます。
種ができてその本体は枯れるんですけども
種がだから増えていけば広がっていくってことなので
今回の北海道の発見というかこれをきっかけに
ちょっと広がり具合をちゃんと調べた方がいいと思いますね。
そうですね。
そもそもなんで植物が毒を持つのかって考えたことあります?
全くないな。
でもやっぱり身を守るためなんでしょうかね。
そうですね。
いろいろ。
食べられないためみたいな。
食べられないため。
そういう意味で守るってことか。なるほど。
私たちよく毒と植物っていう時では
食中毒の文脈でよく聞くことがあるんですけども
日本には身近な有毒植物200種類ぐらいあるんだそうです。
結構ありますね。
結構ありますよね。
よく聞くのは鳥カブト。
そうですね。
昔事件にもなりましたけども
鳥カブト、あとは毒キノコとかもそうですよね。
そうですね。
キノコ狩りに行って知らずに食べちゃった。
よく食中毒ってありますよね。
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一部はこの毒性を使って薬にするっていう考え方もあるんですけども
私たちはむしろ誤って食べて食中毒を起こさないように
っていう知識として蓄えておく必要があると思います。
東京都が過去10年間の
誤って食べて食中毒を起こしたという統計を公表してるんですけども
その中で一番多い誤食による食中毒は
水泉でした。
形がニラと似てるんですよね。
似てます、確かに。
なので伸びるだなとか
天然のニラとかを持って食べて
食中毒に起こすっていうのが一番多かった。
続いてですね、イヌサフラン。
イヌサフラン?
サフランとは違う?
違うんでしょうね。見たことないんですけど
餃子ニンニクと間違って食べる。
はいはい。
餃子ニンニクって北海道なんかに自生してて美味しいですけどね。
ですよね。
身近なものでは
ジャガイモ。
目の部分ってことですか?
神明、ソラニン。
あれはね、割と身近に食中毒を起こしてますよね。
野外調理、みんなでカレー作って食べたら
ジャガイモに神明がついててっていうようなケースですね。
あとは普通に楽しんで食べてるものでも
食べ過ぎると良くないっていうのもあって
代表はギンナンですね。
好きだけど食べ過ぎちゃいけない。
私も好きなんですけど、食べ過ぎると
ビタミンB6っていうのに似た
抗酸の毒があってですね。
それを食べ過ぎると
本当のビタミンB6の摂取を妨げるんですって。
それによって色々手が震えるとか
症状が起きるそうで
結構子供が喜んで食べちゃって
体が小さい分影響が大きいんだと思うんですけども
症状が出るみたいなこともあるようです。
気を付けないと。
あとモロヘイヤ。
ネバネバっていわれるモロヘイヤ。
あれは葉っぱはよく食べますよね。
スーパーに売ってるのも葉っぱなんで大丈夫なんですけども
天然のモロヘイヤの種を食べると毒があるんだそうです。
根っこの方とかどこに種があるんでしょうかね。
だから野生のモロヘイヤを
迂闊に食べると食中毒の恐れがあるっていうことは
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覚えておいたほうがいいかもしれませんね。
やっぱり自然のものをいただくっていうことで
人類って今まで生き延びてきたわけですけれども
長年狩猟採集の生き方をしていた人たちは
経験的に知ってるわけですよね。
私たちっても主に野菜とかは
スーパーで買ったりする生活に慣れているので
むしろ昔の人より知恵が足りなくなっているかもしれない。
本当におっしゃる通りですね。
山菜なんかはエネルギーの多い新芽とかを
いただくっていうことでエネルギーを取り込む
みたいな触習感ありますけれども
やはり過信しないこと
それから冒険しないこと
あるいはジャガイモの新芽は毒があるってことを知っていれば
そこをちゃんと取って食べること
そういった形でうまく付き合うっていうのは
すごく重要かなと思います。
そうですね。
この植物の生存戦略という言葉を聞くと
NHK eテレのシュールな番組を思い出すんですけど
ご覧になったことあります?
シュールな番組って何?
植物に学ぶ生存戦略っていう番組で
そのままのタイトルであるんですね。
eテレで不定期に放送してるんですけども
俳優の山田孝之さんが
ニコリともせず独特の存在感で解説するんですね。
聞き手の林だりさアナウンサーとの絶妙なシュールな掛け合いが
海外で人気になってですね
DVDも発売される人気になってるんです。
そうなんですね。
内容はとても科学的なものに基づいた正しい内容なんですけども
その表現の仕方が癖になるというでしょうかね。
山田さんらしい感じがしますね。
そうでしょう。
これは一度ご覧になるといいと思いますよ。
植物の知識も
我が家のテレビのリモコン4チャンネルしかないんですよ。
やっぱりそうですか。
RKBだけにね。
ちょっと気になる人もね。
本当に伝え方が秀逸なので
この番組の制作スタッフは
日本植物学会の特別賞を受賞したという情報も
お伝えしておきましょう。
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でも本当、やっぱり知ると知らないとでね。
大事な線引きになってきますので
気をつけたいですね。
そしてバイカルハナードがあまり広がっていかないようにも
ちょっとしてもらいたいですね。
このちょっとニュースの行方が心配です。
関心を持っておきましょう。
本森さんありがとうございました。
この時間はズームアップ。
木曜日は毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
数学教師芸人の高田先生だよー。
高田先生の算数ワクワクラジオ。
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4649よろしくー。
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