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この時間は、Zoom Up。毎週木曜日は科学です。プラスチック汚染根絶のための条約策定を目指す政府官交渉委員会は、今週月曜日、韓国プサンの会合での合意を断念し閉幕しました。
国連環境総会で決議した策定期限は2024年末だったんですけども、焦点だった生産規制をめぐる対立は交渉を重ねるほど激しくなり、国際社会はこの重要な期限を守ることはできませんでした。
そこで今日は、このプラスチックごみにZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
合意にはいたりませんでしたね。
ね、残念ながら。
総論賛成、各論反対という温暖化交渉と似てますよね。
ほとんどそうですね。
まずプラスチックの基礎知識からちょっとおさらいしましょうか。
発明されたのは19世紀、1800年代なんですけれども、その時は私たちが使うような存在ではありませんでした。
爆発的に普及したのは第二次大戦中でありまして、この頃、例えば戦闘機を作るとか、爆弾を作るのに金属がすごい必要だったんですよね。
その金属にみんな巻き上げられて日用品がなくなってしまうという中で、金属の代替品としてプラスチックが便利だということになり、
そこから戦後の経済発展とともに右肩上がりの上昇というか増加を見たというのが今現状です。
クイズですが、プラスチックって何からできてる?
石油。
はい、そうです。99%石油から。
ドキッとしましたね。合ってるよな。
石油を使うってことは、石油の採掘の段階とか、それからプラスチックを製造するその段階で温室効果ガスが出るっていうことですよね、まずね。
だからプラスチック問題っていうのは温暖化とも絡んでいるということも一つあるし、
さらにこのプラスチックの特徴って軽くて、そして分解しない、壊れづらいっていうとこなんですけど、
その強みが眼鏡汚染に結びついているというのが問題の根深さでありますね。
つまりプラスチックごみが川から海に流れ出る。
ただよっている間に太陽光によって、紫外線でバラバラになるんですけど、バラバラになるとマイクロプラスチックになって、
それが生き物のいろんなところに入ってくるというのが問題となっているわけですよね。
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それから日本ですが、使い捨てプラスチック、国民当たり排出量が多いと言われているんですけども、
世界で何番目ですか?
何番目か。上位。3番目。
2番目。
2番目です。
2番目か。
あまり誇れることではないですよね。
全然嬉しくないですよね。
あり得ないですね。
日本ってプラスチックごみの分別回収って結構進んでいる方なんです。
だけど絶対量が多いのと、それから私たちが意図せず出ているやつも結構あって。
意図せずというと?
日頃起きているフリースとかは、洗濯するたびに水の中に細かく見えないぐらいのプラスチックが出ていると言われています。
あとは人工芝。
はいはい。
これも使えば使うほど、ゴルフのクラブで削れば削るほど環境中に細かいものが出ていきますよね。
今、こだて住宅でも庭に人工芝を敷いている家具が増えてきていますよね。
そうですよね。
そういうわからない、意図しない流出というのも防がなければいけないんですが、
今回交渉を私も直接見ていたわけじゃないんですけれども、
いろんな各国の立場が明らかになりました。
例えば、途上国とか、それからEUなんかの環境意識の高い先進国は、
もう生産から規制しないとこれはダメでしょうと。
つまりもう地球上にあるプラスチックの新たな増加を食い止めなければという立場なんですが、
一方で3EU国は原料供給する立場というのがあるので、
いやいや、プラスチックが悪いんじゃない。
それをどう処分するかが大切なんだということで、
そこの対立が埋まりませんでしたね。
ただみんな、今のままではいけないという、その共通だけが残っているということで、
海を漂うプラスチックのように交渉自体は漂流しているんですが、
これは諦めて済むものでもないということで、
各国のいろんな対策を調べてみました。
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例えばイギリス、イングランドなどでは、
すでに使い捨てプラスチックは全面禁止されております。
例えばスーパーマーケットとかでプラスチックのお皿とか、
ああいうやつ、キャンプとかで使ったりするでしょ、パーティーとか。
ああいうの、もう買えなくなっているということなんですね。
もう増やさないという方向ですね。
フランス、例えば八百屋さんでジャガイモとか玉ねぎとか買うとき、
重さが1.5キロ未満だとプラスチックで包んじゃいけない。
日本だときゅうり1本が袋に入っていたりしません。
人参1本とか。
あとジャガイモ3つとかがビニールに入っています。
あれフランスでは原則禁止です。
じゃあどうやって持って帰っているんだろう。
それはもうバッグに。
布のカバン。
よくフランスのオシャレな市場に行ったらみんなカバンに入れているじゃないですか。
フランスのパン、バゲットもね。
あれ紙袋に入れそう。
袋、ビニールですね。
紙袋みたいなのとかにね。
結構ムキ出しですよね。
なるほど、そういうことか。
あとベルギーのレジ袋規制がすごくてですね。
はいはい、どんな感じですか。
2021年、3年前ですけれども、国民1人当たりのレジ袋消費量、
これEUで最も少ないと言われているんですけれども、
暑さ50ミクロン未満って私たちがよく使っているやつ、
レジ袋使用量1年間になんと5枚です。
1人当たり。
1年間に5枚。
はい。
素晴らしいですねそれは。
日本は2020年からレジ袋の有料化が始まりましたよね。
はい、そうですね。
あれでかなり減ってはいると思います。
私もだいぶ家の中にたまるレジ袋減りましたけれども、
あの当時で国民1人当たりのレジ袋の消費量、
いく、何枚ぐらいだったと思います。
何枚だろう。
勘で。
勘で。
1年間で?
1年間。
どうでしょう。
毎日1枚、2枚。
300。
使ってそうだから。
300枚。
600枚。
はい、どんぴしゃ、300枚。
おお。
それから比べたらベルギーの5枚ってすごいでしょ。
すごいですね。
ほんとすごいです。
うーん。
ねえ。
まああの、ケニアとかですね、
プラスチック袋製造輸入放送使用全面禁止して違反した場合は200万円以上の罰金。
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または4年以下の懲役。
懲役?
懲役刑まで。
はあ。
へえ。
まあいろいろ各国でね、北風と太陽、まあいろんなやり方があって。
ただやっぱり問題意識を持ち続けるってことが必要ですよね。
そうですね。
なんかこのプラスチック無駄じゃないっていうのあります?
日本で生きてて。
ああ、そうだなあ。
まあ、それこそ。
コーヒーカップの。
ね。
ふた。
ふた?
ふた?
ああ、なるほどね。
そうね。
あのふた。
なくてもいいかな。
外して飲んだりしますしね。
そうね。
そうね。
あとは。
なんだろう。
私ね、なんかいろんなところでもらう、ただの、ただでもらうエコバッグがいらないと思う。
ああ。
ああ。
確かに。
ライロン製みたいなエコバッグとかあるじゃないですか。
ありますあります。
あれもう、たまりすぎちゃってて家に。
はいはいはい。
あれ作ってる場合ですかっていう。
そうですね。
確かに。
確かに。
うんうん。
あれいらんなあって思います。
そうですね。
ほんとそうですね。
うーん。
いや結構あのライズぐらいあれば。
そうですね。
あるよね。
しかも10年くらい使えるじゃないですか。
そうですよ。
うーん。
だからなんか、あのプラス、エコバッグ作ってる暇があったらそれやめよって私言いたいですね。
賛成。
はい。
あの大量生産、大量消費っていうライフスタイルそのものをやっぱり見直すっていうのが私たち一人一人でできること。
うーん。
それから行政とか政府レベルだとやっぱりあの約束ごとをきちんと作って守ろうっていう機運を高めること。
ええ。
そのためにもやっぱり条約っていうのは全参加、全何、世界一致したルールっていうのを作って。
それで守っていくっていうののスタートをね、まず作ってもらいたいなと思います。
うーん。
そうですね。
はい。
まあ2024年末には合意至らなかったわけですけども、でもこれ喫緊の課題ですからね。
我々にできるレベルと、まあ国家レベルでできること、そして地球ね、ぐるみでできることっていろいろあると思いますので、それぞれ見直していきたいと思います。
本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
この時間は毎日新聞客員編集員の本村由紀子さんでした。
ガールズパンチ×少女隊の×ラジオ隊。
×少女隊の春野きいなと。
青井リルマです。
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