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大阪・関西万博の「火星の石」を初展示
2024-09-19 12:36

大阪・関西万博の「火星の石」を初展示

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。来年4月に開幕する大阪・関西万博の目玉として、火星の石を展示することが、今週発表されました。
2000年に日本の観測隊が南極の昭和基地近くで採取したもので、一般に公開されるのは初めてです。
ただ、展示される火星の石、これ一体どういうものなのか、どうすごいのか、このあたり、この方に伺ってまいります。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
かつての大阪万博の時は、月の石が話題となりましたけれども、今回の大阪・関西万博では、火星の石が目玉になるんですかね。
言っちゃ悪いけど、二番煎じ。
石つながり。
石つながり。
今日はね、どう喜べばいいのかっていうことも含めてお聞きしたいんですけれど。
ただね、これそのものはすごく貴重なものなんです。
そうですよね。
大きさが、だいたいラグビーボールぐらい。
結構大きい。
重さが13キロ。
世界最大級の火星隕石であるという触れ込みですね。
火星から来たっていうのが何でわかるかというと、
石の内部に微量のガスが含まれていたそうです。
そのガスを分析した結果、
過去にアメリカが火星探査機を現地に送って、火星のいろんな地質とかを調べているんですけれども、
その素性とほぼ一致したということで、
これはもうふるさとは火星だと断定できたんだそうです。
なるほど。
多分火星は火星としてあるんですけれども、
そこに宇宙から小惑星が衝突して、かけらが生じて、
それがたまたま地球に飛んできたらしいです。
なるほど。
もう一つすごいのは、水と反応してできる鉱物も含まれていた。
どういうことですか?
つまり火星に水があったことを直接裏付けている。
なるほど。
水がいるということは、当然私たちはこれは生命が存在したんじゃないかと考えるんですよ。
火星人。
その根拠になり得るっていうことなんですかね。
そういうことですね。
火星人だったかどうかわかりませんけどね。
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この大阪関西万博のテーマ、
命輝く未来社会のデザインっていうキャッチフレーズなんですけど、
命つながりっていうことですか。
そうか、なるほど。
ここまで説明すると、そういう意味ねって思われるかもしれませんけども、
ここまで説明しないとありがたみがわかんないっていうのがね、
ちょっとやっぱり21世紀だなっていう感じがするんですよね。
そうなんですよね。石を展示しますって言われても、石か。
どう面白がれば、面白がるというか、興味を持てばいいのか、楽しめばいいのか。
ロマンを感じたりね、ゆっくり眺めてとか、いろいろ考えて、ではなくね。
ハヤブサが資料を持ち帰ってきて、その資料を展示するってなったら、
ハヤブサのロマンもあったから、そこに思いを重ねられるんですけど、
これ、向こうからやってきたんですよね、勝手に。
勝手に。
たまたまいいとこ、気がつきました。そこなんですよ、たぶん。
降ってきただけじゃんっていうね。
確かにね。
やっぱりすごい旅をして、満身創痍で持って帰ってきて、
砂が入ったカプセルを落として、自分はいなくなるみたいなね。
そういうドラマがあったり、やっぱり1970年に展示された月の石も、
人類がその前の年に初めて月を踏んで、そこから手で運んで持って帰ってきたっていうね。
あの月ってなりますもんね。
そうなんですよね。
それはちょっと特別感がありますよね。
月の石は、1日平均8万人が見たと、延べ1400万人が見たっていうんですよね。
大行列だったわけでしょ、当時は。
そう、4時間待ちとかで一瞬見るっていう。
でもね、火星の石は今度触れるバージョンもあるらしいんで。
触れるんですか。
触ってください。
そっか、それはちょっと火星の石触ったことあるよって自慢にはなりますかね。
どんな感触なんだろう。
どんな感触、まあ石の感触でしょ。
やっぱり。
ただね、ここからちょっとあまりけなすのもどうなのかなと思うので、
日本が世界最大級の火星の石を持ってるっていうことの意味についてちょっと説明したいと思います。
ぜひお願いします。
なんで日本にあるのかっていうことですよね。
この日本、もともと日本の南極観測隊が昭和基地の近くで拾ったということなんですけれども、
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日本って世界最大の隕石保有国なんですよ。
そういう側面があるんですか。
そうなんですか。
知らなかった。
こんなに小さい島国がなんでそんなたくさん隕石持ってんのかっていうことなんですが、
基本、隕石ってたくさん降り注いで時々屋根に当たったとかニュースになりますけれども、
大半がやっぱり南極大陸で発見されているんです。
南極大陸だけで1万7千個隕石が採集されてるんですけども、世界でね。
世界中のいろんな国によって1万7千個採集されてるんですけど、
その半分以上が日本の南極観測隊が拾ったものなんです。
なんでそんな日本を拾えるんですか。
よく聞いてくれました。
昭和基地って、南極っていろんな国の基地があるんですけども、
昭和基地の地のりもあるんですね。
昭和基地から300キロぐらいのところに大和山脈と名付けた山脈がありまして、
そこの周辺にたくさん隕石が落ちているんだそうです。
南極ってまったいらな大陸ですよね。
まったいらっていうか、建物とかがほとんど建ってない。
だから宇宙から笛そそいできた時に、
例えば森林に落ちて誰からも発見されないとかいうよりは、
発見されやすいんですよ、まずね。
しかもずっと氷で覆われてるから、
真っ白なところに黒い石があったら目立つじゃないですか。
だからそれも発見されやすい状況なんですけれども、
さらにこの大和山脈に、
実は南極のあちこちから落ちた隕石が、
氷層っていうのは氷が海に流れていこうとしますよね。
氷河みたいな。
その氷の流れでこの大和山脈付近に集まってくるようなんですよ。
ちょうど地形みたいになってるんですね。
だから昭和基地というのは、
そんなことを考えて建設したわけじゃないんですけれども、
要するにずっと待ってるだけで、
隕石が近くに集まってくるっていう。
もちろん日本の南極観測隊が熱心に探索を始めて、
世界に先駆けてそういう探索を始めて、
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氷層の上に落ちた隕石がその流れによって山脈のところに集まってくるっていう、
南極特有の隕石集積機構っていうのを提案した国なんですよ。
隕石集積メカニズムを解明して、
しかもその近くに拠点があるっていう、
ダブルのすごいことなんですよ。
ちょっとありがたみがあります。
増しました、本村さんのおかげで。
けどどんどんどんどんどんそこに集まってきたら。
ちょっと大変ですけどね、広いのね。
それどうなるのかなっていうね。
ありがたみがまたね、南極観測隊の皆さんにとってはまた溜まってるよっていう。
南極に集まってくる隕石っていろんなところから落ちてくるんですけど、
ちゃんと各国の研究者の求めに応じて、
隕石を貸し出したりしていて、
その貸し出した隕石を研究者が研究しますよね。
分析して、簡単にはいけない宇宙の小惑星の成り立ちとかを知ることができるんですよ。
なのですごいこれは科学的には貴重な資料でありまして、
科学の進歩を促進するお手伝いをしているということも言えます。
こういうところからも宇宙の研究ができるわけですよね。
やっぱりいちいち行ってたらすごいお金と時間がかかりますので、
隕石は宇宙からのメッセンジャーということを考えるとですね、
来年触りに行くのもいいんじゃないかなと思いますよ。
火星に届いたという感覚を体験できるかもしれません。
本田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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