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この時間はZoom Up。毎週木曜日は科学です。
福岡は10月も半ばですけど、まだ30℃。真夏日になる日もありまして、夏は続いてるよなというね。
残暑って感じですね。
来週は秋に1点ね、変わっていくっていうようですけども、ちょっとその暑さが長引いてるっていうところで、
今日はこの温暖化などにZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。
おはようございます。
元村さんはベースを今京都に移してらっしゃいますけど、京都も暑さが長いですか?
長いですよ。
実感こもってた。
まだね、衣越えっていう気持ちにならず。
ならないですよね。
今も半袖ですね。朝湯はさすがに1枚羽織ってもいいかなっていうぐらいですけど、
そんな中でね、この夏が長引いてるんじゃないか説っていうのがね、説っていうかもうそうじゃないかと決めつけたいんですけど。
実感もありますもんね。
三重大学のグループがそれをデータで裏付けたというニュースが入ってきました。
この1982年から42年間、今23年までの42年間で夏が3週間長くなってるって言うんですね。
3週間。
肌感覚と合いますよね。
そうですね。
研究に当たったのは三重大の橘教授と大学院生の滝川さんっていう方なんですけども、
もともとね、これ夏って一言に言うけど、気象庁の定義する夏ってご存知ですか?
夏の定義。
何月からですか?
気象庁は6、7、8の3ヶ月を夏と定義してるんです。
7、8、9じゃないんだ。6、7、8とか。
6、7、8。
この研究チームはですね、まず夏の定義を見直しました。
日本列島を200のブロックに分けて、
それで過去42年間の最高気温と最低気温を調べ上げました。
気象庁のデータを使ってます。
一番低かったときと一番高かったとき、最高気温と最低気温の幅がありますよね。
その上から4分の1を夏と定義したんです。
その地域の一番低い気温と一番高い気温を4分割したってことですよね。
一番暑い時期4分の1を夏と定義しました。
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これによって日付はあまり関係なくなって、気温による定義ってことになります。
夏の基準、彼らが決めた基準を初めて超えた日を夏の始まりとして、
最後に超えた日を夏の終わりと。
見なすと日数がわかりますよね。
確かに。
これで42年間全国200ブロックについて全部調べ上げたところ、
この夏の始まりの日も12.6日早まってました。
始まりも早い。
それから夏の終わりは8.8日遅くなった。
もう一回お願いします。
8.8日遅くなった。
12.6と8.8を足すと合計21.4日。
3週間長くなっていった。
やっぱりこれは夏が長いんじゃないのということが裏付けられたということですね。
ちなみにデータとして一番最近の2023年の夏は6月11日から10月9日まで。
10月9日ね。
121日間でした。
3分の1ですね。
1年の3分の1は夏ってことですね。
じゃあどこが食われたのっていうのも知らない。
最近あんまり秋を感じない。
冬の長さはこの定義で言う一番下の4分の1の長さね。
これはほとんど変わってないので、
研究チームは春と秋が食われて夏になったっていうふうに考えてます。
つまり日本は四季がある国と言われてますけども、
四季じゃなくて二季。
夏と冬。
夏と冬と。
やっぱり原因というか背景には地球温暖化があります。
地球温暖化って温度が上がっていくっていうだけじゃなくて、
いろんな気候のシステムに影響を与えてまして、
この研究チームが一番注目しているのは海水の、海の気温上昇、水温上昇なんですね。
海って水はだいたい温まりにくいけど、一回温まると冷めにくいっていう性質があって、
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春から夏に行くのも温まっているところなので急に気温が上がっていく。
夏から秋に行くときも冷めにくいので、なかなか気温が下がらないっていう仕組みに入り込んでいると。
なので、今日明日これが改善するものではない。むしろこれから長引いていくんじゃないかっていうことを言ってるんですね。
なかなかこれ大変なことなんですけれども、
今年の夏は23年よりも遥かに暑かったでしょ。
23年より24年、24年より今年が暑かったっていうのが皆さんご存知だと思います。
気象庁のデータでこの夏の振り返りっていうのを見ても、8月までで終わっているのでよくわからないんですよ。
9月も暑かったから。
民間の天気会社が9月も含めたデータを発表していて、
9月16日時点のデータがあったのでちょっと振り返りとして紹介します。
最高気温が35度以上っていうのは猛暑日。
猛暑日の日数で一番多かったのは、さあどこでしょう。
去年は太宰府だったと思うんですけど、今年どこだった。
近いよ。
近い?
大分県。
北市?
北も暑いですもんね。
そうですよね。
この9月16日時点では北が62日で最も多くなって、
おっしゃったように去年の太宰府も62日並びましたね。
この猛暑日の日数の下に続く2位が京都市でした。
やっぱり京都も暑いですよね、ぼんちで。
61日。
ああ、たった1日。
惜しい。
惜しいっていう変な気持ちが生まれちゃう。
で、3位がですね、京都府の京都名部市っていうところ。
京都市と奈良市の間ぐらいにあるんですけど、これが60日でした。
ちなみに私は京都市に住んでいて、京都名部市にある大学に通ってるんです。
なんかどこか誇らしいような気もする。
相当暑かったんですね。
暑いところから暑いところに移動して。
京都は油出りと言いますけれども、それは本当だなとデータ的にも体感的にも実感しているということなんですね。
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福岡市で言うと福岡市は猛暑日はそれほど多くなくて、29日でした。
半分くらいですね。
台風とか日差しから比べると半分っていうことになりますが、熱帯夜はかなり高い方で多い方で78日だったそうです。
多分この先更新してると思いますね。9月末10月も暑いでしょ、夜。
いや、そうでした。
やっぱそれって都市化ですか?
はい。福岡の場合は都市化が必ずあると思いますね。
ヒートアイランド現象。
なので温暖化に加えて、そういう都市部では都市化という効果も加わるので、ますます過ごしにくい夏というのが増えてくるということで、
全国的に見ると運動会をね、涼しい秋に行ってやってたんだけど、それをまたずらしたり、それから運動場でやっていたやつを体育館にしたり、熱中症予防ということで。
そういう対策が必要ですよね。
あと遠足などの学校行事の日程を組み替えるというようなケースも出ているそうで、
本当にこうやって三重大学の研究成果はその一端と思いますけれども、体感そしてデータ的にそのような傾向が裏付けられたということなので、
やっぱり2期とまでは行きたくないけど、夏が長引く日常っていうのが、これからの対応策の前提になりそうですよね。
確かに秋祭りも熱い中で行うようになってますしね。
それこそ北九州市はわっしょい100万夏祭りを8月から9月にね、実施しましたからね。
洋服なんかもね、冬服並んでるけどちょっと買う気にならない。
やっぱりそこらへんはアパレル業界も対応が急がれると思います。
確かに、今ヒートテックって見てもいやいやまだまだって思っちゃうんですね。
なるほど、対応する側もね色々練らなきゃいけないですね、策をね。
本村さんここまでありがとうございました。
この時間はズームアップ。木曜日は毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
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