元村有希子のZoomUp
2023-04-13 11:21

元村有希子のZoomUp

毎日新聞論説委員 元村有希子

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この時間はZoomUp、毎週木曜日は科学です。 毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。おはようございます。
今日は、人間の感覚的なものを数値化するっていう話題ですね。
そうです。 山形大学が先日発表したんですけれども、
人が物に触ったときに感じる触覚、これを数値化する測定器を開発しましたというニュースなんですね。
サラサラとかベタベタとかしっとりとか、よく使いますけれど、それって個人差も結構あるし、
どんな?って、触ってみてっていうしかないじゃないですか。
それを共有するために数値化っていうことを目論で、それを実現させたっていうことなんですね。
この機械の特徴、最大の特徴は、そのセンサーに当たる部分が人間の皮膚に限りなく近い素材なんですって。
なので、例えば、試したいもの、クリームとかファンデーション、何でもいいんですけど、
それを置いて、そのセンサー、触るところが人間の皮膚にすごく近い物質で、
それをキュッキュッキュッと摩擦のね、触り方も人間の触り方にすごく近づけてるらしいんですけど、
それをすると、さらさらなのかベタベタなのか、それを数値化で客観的に図示してくれるっていうことなんですよね。
相当な難しい技術なんでしょうね。
例えば、その触覚に近いものとして、食べ物のパリパリ度とかサクサク度とか、
液体の粘り気とか、そういうのを個別に分析する機会は今までもありました。
今回は、その中でも触覚、人が触った感覚っていうのに特化したものらしく、
もう来月発売するということなんですけれど、既にたくさん問い合わせとか受注も来ていて、
これ、どういうところにニーズがあるんですか?
なぜ今度は数値化しなきゃいけないの?
やっぱり多いのは化粧品会社。
テクスチャーって私たちよく言ってますけど、化粧水でもさらさら系が好きな人としっとり系が好きな人って言いますよね。
私たちは薬局で、さらさら系とか書いてあるのを勝手に選んでますけど、
今、数値じゃなくてさらさらとか書いてますよね。
開発の現場ではすごい大変なんですよ。
主に今まで、昔は職人技っていうかね、経験的にベテランがこの配合だと受けるとか、
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そういうのをやってたんだけど、だんだんやっぱりそれを数値化して、若い人でもベテランでなくてもできるようにとか、
あとは海外ではどうかとかね。海外ではその人々の好みも違うし、
それを例えば海外に売れる商品を作るときに、現地生産でとかいうときに、職人を派遣してたら間に合わないですよね。
なるほど。
やっぱり数値化するのが一番いい。
すぐ共有できますもんね。
そういうことです。
まあそういうところで結構ニーズがあるらしいんですが、
この面白いなと思ったのがこの野村さんっていうこの山形大学の先生の、
本来の専門分野っていうのは、海面化学っていう結構固めの専門なんですね。
例えば水と油ってよく混じり合わないものとしてよく言われますけど、
それが瞬時に混ざるようなつなぐ物質とか、
それから混じり合わないもの同士が接している表面で何が起きているかとか、
そういう研究をしている人なんですよ。
まあなんだけど、それがこう転じていくとこういう触覚センサー機械みたいなところに転じていくのが結構面白くて、
そうですね。
私たちそういう海面化学って言われるとちょっと難しそうとか思うんですけど、
異分野の人たちがいろいろ寄ってたかってそれを研究していくと、
何かいつの間にか私たちの身近なものの開発に不可欠な技術になっていくっていうのがね、
なかなかこの科学と社会の接点として面白いなと思ったりしますし、
人間の五感ってやっぱり今まで一番近いところだから意識しないけど、結構科学するの難しいんですよ。
地元9大の研究の中ですごく世界的に有名な研究があってご存知ですか?
何だろう、いろいろありますね。
五感のうちの味覚、味。これは9大がすっごく有名なんですよ。
徳尾清さんっていう名物教授、有名教授がいて、この方がやっぱり味覚というね、
個人差も大きい、主観的な要素の大きいものを数値化するっていう研究で。
それは要は美味しさ?
美味しさもそうですし、まずさもですよね。
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まずさ、美味しくないこと。
だから味を認識する装置を作って、甘味とか塩味とか苦味とか酸味とかね、
そういうのを分析するっていう機械を作ったんですね。
これも結局センサーに当たる部分は、人間の舌に限りなく近い素材。
それをいろんなものに接しさせて、これは甘味となんとかとか、そういう分析ができるんですね。
これの産物として、例えば糖質控えめ、カロリー控えめ、だいたいまずくなる。
それを美味しさを保って改良するとか、それから苦くない薬とかね。
何がこれは嫌がられているのかっていうのを分析できるので、
そしたらそれを取り去るような商品開発にできますよね。
なるほど。じゃあ我々もグルメリポートするときに、甘さ50、辛さ2とかいうリポートに変わってくるんですかね。
どうでしょうね。
仕事奪われるんじゃないかなというふうにちょっと不安になっちゃいましたけど。
このトコウさんの研究開発ですごく有名な成果があって、
プリンに醤油をかけて食べるとウニになる。
言いますね。
あれはトコウさんが発明したのか、同じ味であると科学的に証明したのかちょっとそこは分かりませんけど、
つまりウニじゃないのにウニの味がするとか、そういうところはこのトコウさんの研究室で立証されています。
通知化することで共通を見つけ出せるってことですよね。
そういうことです。
あー面白い。
そこから導き出したちょっと私は試してないけど、いろんな味がありまして、
例えば、
豆板醤とマヨネーズを混ぜると、
からし明太子。
本当ですか?
豆板醤はなんとなくまだ分かるけど、マヨネーズを混ぜると。
そうなんだ、やってみたい。
ちょっと今朝食中の人やってみてください。
豆板醤にマヨネーズ。
それからきゅうりとはちみつ。
あ、それ聞いたことあるな。
何ですか?
メロン。
あたり。
ねえ、聞いたことあります私も。
やったことはないけど。
あとね、納豆とチョコレート。
ちょっと待って。
何になるんだろう。
水飴だそうです。
えー、じゃあ水飴でいい。
水飴がいいね。
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おもしろいですね。
おもしろいですよね。
おもしろい。
そういう科学的に立証できるっていう強さを、
この五感に与えるっていう意味では、
とても興味深い分野でして、
こういう異分野の協業、それから民間企業との連携で、
私たちの世界が広がっていくっていうね、
そういうのはすごく便利になるねとかだけじゃなくて、
ちょっとおもしろさもあるなと思って注目してます。
そうですね。
そういう話を聞くとより身近に科学を感じられるなとも思いました。
そうですよね。
本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
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