雷のリスク
2024-04-11 12:16

雷のリスク

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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時刻は7時12分になろうとしています。この時間はZoom Up。毎週木曜日は科学です。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。おはようございます。
お漬物好きですか?
ロートは漬物屋さんがいっぱいありますね。そうですよ、そうですよ。
歩いていける距離に3軒ぐらい見つけました。
わあ、いいなあ。三分漬けとかもおいしいしね。
芝漬け。
いいですね、芝漬け。西木市場とか行ってみたいなと思っちゃいますけどね。
さあ、今日はですね、先日、雷が宮崎県に起きてというニュースで、改めてその怖さというものを実感しましたよね。
割とね、甘く見ちゃいけないと思ってはいるけど、こうやって事故になると本当に一言じゃないですよね。
これから雷が落ちやすいシーズンになりますので、ちょっとおさらいをしておきたいと思います。
まず、雷どうやってできるかというおさらいね。
空気が湿った、水分を含んだ空気が温められると上に上がっていきますね。
上に上がると冷えて氷の粒になるんですよ。その集まりが雷雲です。
やがて発達して石器雷雲っていうね、いわゆる私たちが入道雲なんていったりする石器雷雲になるんですけども、
夏、これから暑くなってくると地面の付近の気温が高くなりますよね。
日差しも強くなりますので、その現象が起きやすくなるんです。
上空で上に行った氷の粒がどんどん大きくなって成長して、重力に耐えかねて落ちていくんですけれど、
その落ちる過程で上昇してくる氷の粒もあるでしょ。
落ちてくる氷の粒と上昇してくる氷の粒がぶつかり合って静電気が生まれるんですよ。
雲の中に静電気がたっぷり溜まるんですが、それもいつか耐えきれなくなって逃げ場所を探して下に落ちていくっていうのが、落雷なんですね。
この雷の威力なんですけれども、私たちのわかりやすい見直りの電気に換算すると、落雷のインパクトって1億ボルトなんですって。
私たちはよく100ボルトを使ってますけど、あれの100万倍。
ちなみに君の瞳は1万ボルトですね。
それの1万倍ってことになりますね。
それだけでもすごいなと思うんですけども、音も怖いですよね。
本当に近くで鳴ったりすると叫んじゃいます、私も。
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冷蔵を抑える人もいますけどね。
今もね、迷信を信じてますよね。
音の由来、なんで音が鳴るかわかります?
衝撃ということではなくてですか?
落ちる瞬間に周辺の空気が1万度以上に熱せられて膨張するんですよ。
その膨張の勢いで空気中の分子が激しく運動する振動波。
その音なんですか?
どっかの屋根を壊してるとかいう音じゃなくて、空気全体で鳴らしている振動波が音になって聞こえてるんだそうです。
さっき水木さんが言ったように、光ってからすぐ音が聞こえるっていうのは近い印っていうのは私たち体験的に知ってますよね。
光は秒速30万キロだけど音は340メートルで伝わるので、
本当は光と音が同時っていうのが一番近いっていうことなんですけど、
光ってからの音が聞こえてくるのが近づいてきたら避難のタイミングと思ってください。
それで便利なのが、私たちそうやって暮らしの知恵で知ってますが、
皆さんだいたいスマートフォンを持っていらっしゃると思うので、気象庁のナウキャストっていう仕組みがあるんです。
気象庁が全国的に雨雲のレーダーを監視していて、このエリアに1時間以内に雷雲が発生しますとか、
今発生してますとか、それから10分後どうなりますとか、10分刻みで教えてくれるソフトがあるんですね。
野外で活動する方は基本これを気にしてほしいんです。
気象庁ナウキャスト、ナウキャストって今のナウキャストね。
ナウキャストって検索するとすぐに出てきますので、それをトップページとかにアプリで登録しておくといいと思うんです。
津波とか地震みたいにアラートは出してくれないので、自分から取りに行く。
その雨雲の様子、それから雨が降っているところ、それから雷雲のあるところ、それから竜巻まで全部カバーしていて、
ボタンをタップするだけで切り替えられるし、それから自分がいる場所を位置情報でピン止めしてもらえるんです。
そうすると自分が例えば山を歩きとかしてても、山の中のどこにいるかっていうことがいまいち分からない時でも位置情報でピン止めしておいて、
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その例えば西側にとか真ん中にとか、そういう活動、雷雲の活動なんかが分かりますので、
特にそういう生徒さんを指導しているような立場の方っていうのは、これを10分おきぐらいに見るというのはとても賢いやり方かなと思います。
それでじゃあどこにどう避難するかというところもおさらいしておきましょうか。
雷っていうのは基本場所を選ばずに落ちるんです。海だろうが平野だろうが山だろうが。
とりわけ高いものがあるとそれを通って地面に達するっていう傾向があるので、
例えば広いところにいる場合ですね、今回のようなグラウンド運動場とか、それからゴルフ場、プール、屋外にあるプール、砂浜、海の上なんかもそうですよね。
こういうところにぼんやり立っていると落ちがちです。
ですから鉄筋コンクリートの建物があればそこに入る。
それから自動車ですね。自動車は屋根を伝って外に地面に流れてくれるので、自動車の中。
ただしオープンカーはダメですよ。
もちろんそうですね。
あとバスとか列車っていう金属製の入れ物の中、これ比較的安全です。
それから木造建築、木造の建物っていうのも安全ではあるんですけれども、その場合に例えば中にあるコンセントとか、
それから天井や壁から少し離れた場所、だから部屋の真ん中あたりにいるようにしてください。
天井。
それから屋外にいて建物もない場合、避難場所がない場合。
これはもう皆さん経験的にご存知でしょうが、高いものの近くに近寄らないっていうことですね。
ついつい高い木の横にとかってね。
そうなんですよ。
雨宿りを兼ねて木の下に行ってしまいがちですけれども、これはとても危険です。
最低でも、これは高さにもよるんですけれども、高い物体から大体半径4メートルは近づいてはいけないと言われていて、
これを保護範囲と呼びます。
だから鉄筒とか電柱とか煙突とか、そういうのから5メートルぐらいは離れておくこと。
それから木で言えば、例えば幹や枝、一番中心の幹から離れるってのはもちろんですけど、枝が結構張ってますよね。
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そうですね。
だからその枝、一番外側の枝からも2メートルぐらい離れるようにしておくと、
もし木に落ちても雷をもらうことは危険性は減ります。
なるほど。
ただその場合も立ってないこと、姿勢を低くして。
しゃがんで。
かがむっていうのがいいんですかね。
そうですね。かがむっていうことですね。
持ち物、例えばその時も傘させてかがみたくなりますけども、その傘を狙ってくる可能性がありますので、
だからそういう時は、なるべくしゃがんで体を丸めるような感じ。
それでスマートフォンを見て、雷雲の場所をちゃんとチェックするということでしょうかね。
それは本当に緊急事態の時の避け方ですよね。
そうですね。
そうなる前っていうのがやっぱり大事ですね。
はい、そうだと思います。
やっぱり山に登るなんていうのは一番気をつけないといけないと思うので、
なるべく休憩のたびにナウキャストを見るというような癖をつけてもらうといいと思います。
そうですね。あと雷注意報が当時は出ていましたっていうニュースはよく見るにするんですけども、
その注意報が出てるってことは危ないんだよ、待機の状態が不安定なんだよっていう一つ予防線を張る意識を心がけるきっかけにしてほしいですね。
甘く見てはいけません。
そうですね。
わかりました。本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
毎日新聞客員編集委員の本村幸子さんでした。
12:16

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