大船渡市の山林火災
2025-03-06 11:05

大船渡市の山林火災

毎日新聞客員編集委員 元村有希子
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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。 岩手県大船渡市の山林火災は、昨日で発生から1週間
ようやく雨がね、現地に降ったということもありました。 今日はその山林火災にZoom Upしていきます。
毎日新聞客員編集委員の元村有希子さんです。元村さん、おはようございます。 おはようございます。
ようやく、大船渡市の方に恵みの雨が降ったみたいですね。
初めての雨ですよね。出荷以来。そうですね。 まだ、夕方にかけても降り続けると言われていて、
これが少しは賃金に助かるといいなと思っています。 すでに2900ヘクタール、3000ヘクタール近くが
焼けたと言われていますね。 大船渡市の面積の1割近く。
想像がつかないので計算してみましたけれども、
ペイペイドームに換算して、170個分。
170個分、いかに広いかですね。
東京の山手線の中の面積の半分ぐらい。
そんなに? それもすごい。
今のところ、人的な被害はお一人の方が遺体で発見されているということで、
あとは自宅を焼かれたとか、何よりも避難をしている人が、
大船渡市の中の15%ぐらいの方が避難指示が出ているということで、
いつ戻れるか、それから戻って被害がどれぐらいかということもありますし、
やっぱり地場産業の漁業にも影響が出ていると聞いています。
本当に3.11から10年という節目を避難所で迎えることになるというような方が出てくると、
本当に気の毒だなと思って胸が痛みますよね。
ただちょっと山火事を統計などで見てみますと、それほど珍しいことではないんですね。
結構起きてるんですよね、年間。
2022年まで遡って5年間の統計を林野庁が発表しているんですけれども、
平均で1年間に1300件起きているんだそうです。
単純に1日に3件ぐらいは起きているってことですよね。
そうですね。規模は様々でしょうけれども、平均で1年間に700ヘクタールが焼けていて、
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大体損害額が2.4億円と言います。
例えば本当にちょっと小規模で消し込められたものも含めてですけれども、1日4件と言うと、
自分の近くで起きても不気味ではないでしょう。
おかしくないですよね。
季節性も実はあって山火事、山林火事の7割は1月から5月にかけて起きているんです。
やっぱり乾燥している時期ってことですかね。
そうですね。まずは乾燥していること、それから季節風が吹きやすい季節。
今回もそうですもんね。
さらに冬だと秋に落ち葉が落ちて地面に積もりますね。
そこに乾燥した気象ということになると燃えやすい条件が揃っていることになります。
さらに言うと、先に交絡とか山災取りなどで山に入る人が増えますよ。
その時に例えば焚火とか煙草みたいなある種の失火の原因が増えやすいということも指摘されているんです。
やっぱりその要因っていうのは人為的なものも多いってことですね。
これは総務省消防庁が分析していますが、やっぱり人が関係するものが半分です。
例えば代表的なのは焚火です。
草刈りをしたり枝抜きをしてそれを庭や畑で焼くんですけれども、
気象条件が悪く働いてそれが近くの山林に燃え広がってしまうというような場合ですね。
飛び火しちゃうわけですね。
あとはちょっと後で説明しますけども、いわゆる野焼きですね。
春先に野焼きというのをします。
野焼きがうまく管理できなくて燃え移ってしまうということもあるんだそうです。
もちろん近くでやってないからって言っても、
火の粉などが飛び火すれば乾燥しているとついつい燃え広がりやすくなってしまう。
大船渡市の場合もずっと2月に入ってほとんど雨が降っていなかったという乾燥注意報が出ていて、
さらにこの日出荷日も風が強くて最大瞬間風速が18.1メートルという記録も出ている日でした。
さらにこの辺り松の木が多いんですよね。
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松の木というのは昔松の木から油を作っていたということをご存知の方も多いと思いますけども、
それぐらい油分の多い木であるということも運が悪かった。
それから大船渡市から行ったことがある人はわかると思いますけども、
すごい山が急旬なんですよね。
リアス式海岸って言いますよね。
ギザギザに入り組んだ入江がたくさんある。
あれは津波にとっても危ない地形なんですけれども、
一旦山で何かが起きると山の中に入って行きづらいんですよ、地上から。
アクセスしづらい。
焼火が手間取るということや、
火もやっぱり上昇気流に乗って上へと行くので、
低い山よりも高い山で山林があったほうが燃え広がりやすいんだそうです。
本当に悪条件が重なってしまったということが言えると思いますね。
九州も麻生とかいろんなところでの焼きというのをしますよね。
そうですね。北九州だと平尾台とかもありますよね。
あれは時々山火事に発展するんですけれども、
あれは意味があって、
生態系、生物多様性を保全するのにとてもいいと言われていますよね。
の焼きってきちんと管理して行う部分には、
例えば地面の雑菌を殺すとか、雑草を殺して、
地面の下の絶滅危惧種とか固有種の発が芽吹きを促すとか、
そういうメリットもあるので、
やはりきちんと管理された中でのの焼きというのは、
一定程度、私は日本の自然の景観とかを維持するには意味があると思うんですけども、
やはり私たち三輪で火を使うということには、
本当に慎重にならなければいけないということを今回わかりましたが、
改めてちょっとべからず集をちゃんと整理しておきたいと思います。
まず枯れ草などがある場所では焚き火をしないこと。
それから火を使っている枝を離れないこと。
完全に消火することを確認すること。
気象条件を見極めることですね。
強い風が吹いている、乾燥している時には焚き火はしないこと。
地元の消防などに強化を必ず届けてて得ることですね。
こういうことをきちんと守っていかないと、
うっかりがこんなことになってしまうというのが、
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今私たちの目の前で起きていることですから。
日本ってね、国土の7割が森林って言われてますので、
やっぱりそこは自覚的に動いてお互いに気をつけましょうということ。
それから1日も早い鎮火をお祈りしています。
本当そうですね。
今回降った雨がね、鎮圧そして鎮火に向かうことを祈るばかりです。
本村さんありがとうございました。
この時間は毎日新聞客員編集員の本村幸子さんでした。
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