元村有希子のZoomUp
2022-12-22 10:46

元村有希子のZoomUp

毎日新聞論説委員 元村有希子

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この時間はZoomUp、毎週木曜日は科学です。 毎日新聞論説員の元村有希子さんです。Zoomをつないでいます。元村さん、おはようございます。
おはようございます。さて元村さん、今日は科学というか、元村さんの地元でもあります北九州の映画館、小倉昭和館についてのお話ですね。
昭和館は創業83年、福岡県内で現存する一番古い映画館と言われています。
今年の夏に、丹佳市場の火災で燃えてしまいました。ようやく再建する動きが出てきたということで、そのお話を少ししたいと思います。
映画全盛期の1950年代には4館、姉妹館を入れて4館を経営するぐらい流行ったんですけども、その後はテレビに娯楽の座を奪われて、いろいろと長い歴史の中で浮き沈みがありました。
ただ2000年以降は、例えば優れた映画作品を選んで上映したりとか、シネコンとは一線を隔離した活動をずっとしてきていたんですね。
今年の4月に一度丹佳市場で火事になった時には、昭和館は無事だったんですけれども、臨時休館を2週間ほどしまして、フロアを焼け出された人の休憩所、それから取材対応の場所として提供したりとかして、
丹佳市場は地域の一つの拠点として機能していたんですが、8月に2回目の火災が丹佳市場であったときは、全部全焼してしまったんですよね。
ちょうど復興支援のオンラインイベント、田畑さんも司会をさせていただきまして、リリー・フランキーさんと一緒にですね。
あの時は昭和館が無事だったときでしたっけ?
そうですね。6月の終わりだったので。
ああそうですか。あれはちょっとショックな話でした。
ただ、8月の火災から3ヶ月後ですね、
館主の樋口智美さんがですね、再建を目指しますと宣言をしました。背景にはファンクラブの方々がオンラインなどを通じて集めた署名、
1万7000室以上。しかもこれ数えたら、北海道から沖縄まで、それからハワイとかオーストラリアとか、世界各国からも寄せられたということなんですよ。
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すごい。管理配されているかがわかりますね。
そうなんです。多分、署名をした方の中には北九州に来たことがないという方も多分おられると思うんです。
ですが、小さな映画館の火を灯し続けて欲しいという共感の輪が広がっているようなんです。
というのもですね、昭和館のような、いわゆるミニシアターに分類されるような、独立系で小さな映画館というのは今苦境にあるんですね。
例えば、典型的なのが東京の岩波ホール、ご存知ですか。
いや、行ったことないですね。
ちょうどミニシアターの先駆けと言われていてですね、今全国のミニシアターがかけているような、大資本の労働省、大きな映画館では絶対にかからないような、
でもすごくいい作品を選んでかけるというような、先駆けになった岩波ホールという映画館が、
これは今年不採算ということで閉館しているんです。
同じような映画館はコロナ禍もあって、お客さんが入らないということが状態化してしまってですね、
だんだん経営が苦しくなっているんですよ。
今公開中の、これもまたミニシアター系の映画なんですけども、
あなたの微笑みっていう作品があって、
これはですね、実力はあるけど流行作を作れない映画監督が、全国のミニシアターを案外して、自分の作品を上映してくださいって
アポナシで突撃する映画なんですけども、
ここで映画監督が沖縄、大分、福岡、鳥取、兵庫、北海道とずっと北上しながらミニシアターを歩くんですね。
その映画監督は本当の映画監督なんです。
それから訪ねるミニシアターも本物で、監修さんも本人が登場するんですよ。
半分ドキュメンタリーのような感じもありますね。
そこの中に昭和館も出てくるんですよ。
燃える前の。
私は全然知らなくて偶然見たんですけども、
見てたら昭和館が出てきて、レンガを張った外観とかですね、
椅子が急角度で並んでる客席とかですね、
もうちょっと見て泣けましたね。
で、その映画に出てくる7つのミニシアターがあるんですけども、
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そのうち4つが、
例えば昭和館のように消失したり、
それから監修さんが一人でやってらした映画館、
突然なくなって後継ぎがいない、休館したり、
それから大手に買い取られたりとかしてですね、
もう半分以上が苦境にあるというようなことも分かりました。
なかなか厳しいんですけれども、
そんな中でこの北九州で起きている支援の輪というのは、
ちょっと励まされる感じもします。
そうですね。
樋口さんにですね、直接お話も取材もして聞いたんですけれど、
先月の27日にホテルを借りて上映イベントがありましたよね。
あの時にですね、挨拶に立たれておっしゃったことがとても印象的なので、
ここで紹介したいと思います。
全国の映画館が次々に閉館していく中、
個人経営の全然儲かっていない赤字続きの映画館、
火事で全てを失った町の小さな小さな映画館が再建を目指すのは無謀なことかもしれません。
どんな姿になるのかは分かりません。
ですが、これからも皆様に昭和館が選ぶ映画をご覧いただきたい。
楽しんで楽しんで喜んで昭和館に集っていただきたい。
福岡県内に現存する最古の映画館として、
映画の街北九州にある映画館として、よりパワーアップしていきたいと思います。
皆様、奇跡の復活の夢を見ていただけませんか。
ご一緒に新しい昭和館を作っていただけませんでしょうか。
こんなふうにおっしゃっていました。
なんか伝わりますね。
そうですね。
あの樋口さんもおっしゃっていました。
家業と思って次だけれど、焼けてみたら家業とかそんなものじゃなくて、
たくさんの人に愛されていた、みんなのものだったんだということを気づいたということでした。
幸い知見者の方の協力で、あの場所、丹河市場の復興と合わせて、
あの場所に再建することは決まったんですけれど、
例えば、上映設備とか客席とか内装に関しては、
知見者の方ではなく昭和館側がお金を用意するということになっているそうなんですね。
ですから経営折りからの経営団もありまして、
多分資金不足というのがこれからの課題になりそうです。
いろんな形でね、あの協力が呼びかけられる可能性がありますよね。
ちょうど何ができるでしょうかね。
来週インタビューさせていただく予定なんですよ。
そうなんですね。
その時にもちょっとそんな思いを聞かせていただきたいなと思いますね。
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そうですね。本当に何ができるか、私も東京から考えたいと思います。
本村さんありがとうございました。
毎日新聞論説委員の本村結子さんでした。
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