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この時間はZoom Up、毎週木曜日は科学です。毎日新聞論説委員の元村有希子さんです。
元村さん、おはようございます。おはようございます。さて、今日は福岡県の動きなんですけども、一般家庭向けの太陽光発電設備、これを福岡県が共同購入事業を始めようというニュースですね。
そうですね。太陽光発電のパネルが屋根の上に乗っているお家っていうのを結構見るようになりましたよね。
見えましたよね。
個別に買うより、共同購入した方がスケールメリットができて安くなるっていうのが最大の利点なんですね。
なるほど。初期費用かかりますもんね。
それを県が取りまとめますっていうのが今回の事業の目玉なんですけれども、この手法、他の福岡県以外でも結構導入が進んでいました。
例えば山口県とか山梨県とか神奈川県とか、県レベルで8道府県、市町村レベルだと19の自治体がすでにこの共同購入システムというのを導入しているそうです。
例えば発電した電力はもちろんご自身で使ったり、それから買い取って売電売電売っても構いません。
自分の家につけるかどうかは県が共同購入の段取りはしますけど、設置するときの費用はご自身で払ってくださいっていうことなんですよね。
今まで標準的なサイズのパネルを屋根につけると、だいたい工事費を含めて100万円から120万円最初に払わないといけないっていうのが相場なんですけれども、
この共同購入制度を使うとだいたい15%から25%ぐらい初期費用が安くなることが期待されるということです。
大きいですね。
メリーがありますね。
だから100万円を切るぐらいということですかね。サイズによってはもうちょっと安くなるということです。
他に東京ではですね、共同購入以外に全国初の思い切った導入策が準備中なんですね。
東京都内に子建て住宅を新築する場合、住宅を建てるハウスメーカーに対して必ず屋根に太陽光パネルを載せなさいという義務化ですね。
ですよね。
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この思い切った条例を作りまして、スタートが1年後、来年の4月に迫っております。
こんなふうに、いろいろこの手で住宅への太陽光パネル設置を進めているわけですが、
薬器となっている背景というのはもちろん気候危機ですね。
そうですね。
日本は国際約束で、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると言っています。
カーボンニュートラルという公約ですね。
この排出量の3割が家庭から出ているんです。
結構な割合ですよね。
なので、各家庭でも工夫をということが背景にあります。
具体的な目標もあって、太陽光発電設備を2030年までに新築住宅の6割に設置するという目標があるんですって。
なるほど。
今は2024年ですかね。
古い住宅のっていうのは含めなくて、新築住宅のって言っているので、
どうなるか分かりませんけど、それぐらい本気ですということですよ。
じゃあ、太陽光発電、どれぐらい、どんなメリットとデメリットがございます。
まずメリットのほうね。
設置した当日から発電ができますよね。
太陽が出ていればね。
お二人は使っていらっしゃいますか?
私はつけました。
そうですか。
後付けタイプですけども。
でも15年ぐらいになりますよ。
結構前から意識高いですね。
意識高い系です。
当時は買取価格が高かったんで、それもすごくメリットに感じてたんですよ。
マンションにはついてないな。
マンションにはついてないですよね。
集合住宅になるとそこが難しかったりしますよね。
今日はどれぐらい発電しました?
電光掲示板で出て、結構楽しいでしょ?
設置当初は毎日のように見てました。
電球号で明日曇りとか雨になると。
全然力にはならないのに頑張れ!みたいなエールを送ってましたよ。
太陽に向かって。
そういう意味で省エネしている実感がわくっていう。
そうですね。関心を持ちますしね。
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最近は電気自動車を買うお家も増えてきたので、
例えばそのバッテリーを蓄電池として使えば、
お昼、たくさん作りすぎたものを貯めておくことができるわけですね。
夜でも太陽光で発電した電気を使えるとか、
何より災害とか水害とかで停電することが増えてきているので、
そういう時も非常用電源として使えるというのは結構な魅力というんでしょうかね。
そうですね。
あります。
その反面ですね、デメリットとか心配事というのも
ちょっと考えておいた方がいいと思います。
一つは共同購入で割安とはいえ、
100万円に届くぐらいのお金が発生するわけです。
それを個人で負担しなければいけないということ。
先ほど田畑さんおっしゃった最初に決まった価格で電力会社が買ってくれるんで、
10年間ぐらいは収入が保証されるんですけれども、
その10年の期限を超えた後は自力で高く買ってくれる業者さんを探すか、
それか全部自分自身で使いますという覚悟が必要だと思います。
もうちょっと広い視野で見てみると、
使い終わった後、つまり対応年数が大体30年ぐらいと言われているんですけれども、
使い終わった後の大量のゴミをどうするかという問題があって。
そこですよね。
確かに。
現時点だとリサイクルの費用が高いので、
もう捨てちゃったほうがいいかなっていうことになると、
環境としてどうかっていうこと。
それからこうやっていろんなところで共同購入っていうのは、
進めば進むほどゴミの量も増えていくっていうことは明らかなので、
再利用とかリサイクルとか、
やっぱりちゃんとそこら辺を後始末の方を考えないといけないですよね。
そうですね。
さらに現時点では太陽光発電設備って9割輸入なんですよ。
国産はほとんどありません。
そうなんですね。
再生可能エネルギーの利点を言うときに、
エネルギー安全保障とか言いますよね。
つまり海外からいろいろ輸入しなくて、
自立したエネルギーを作れるみたいな利点を強調するんですけども、
太陽光に関して言えば、
道具が輸入に頼っているっていう時点では、
やっぱりここもちょっと課題を残してるんですよね。
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そうか、なるほど。
とはいえ、
個々の家庭で発電設備を備えてるっていうことの心強さというのもあるし、
みんながカーボンニュートラルって大切だな、
電気を大切に使おうみたいな意識を醸成できるというのは、
私は決して悪いことじゃないと思うので、
それは地道に進めてもらいたいなっていうことを私は考えましたね。
ほんとそうですね。
やっぱり屋根ってデッドスペースというか、
あんまり使い道なかなかない。
そこを有効に活用するっていうね。
森林とか、自然を破壊してまで太陽光の場所を広く取るとかっていうのは、
やっぱりちょっとそれに合ってないですもんね、時代にね。
そうですよね。
なので有効に活用しながら、太陽の恩恵にも。
本村さんありがとうございました。
ありがとうございました。
毎日新聞論説委員の本村幸子さんでした。
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