忙しい日々の振り返り
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬智樹です。今日は、5分だけ音を止めよう、というタイトルでお話をさせていただきます。
音符でいっぱいの楽譜ってね、なんかこうパッと見、わー大変やーってなりませんか。で、そういう状態でさらっていったらですね、突然出てくる、ある程度固まりの休符の存在って、ありがたいって感じませんか。
今日はね、そんなお話をさせていただければな、というふうに思います。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする、毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街とちょっといい話を毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけで本日11月8日土曜日、土曜日はサタデイフリートークということで、特にテーマを設けずフリートークでお届けさせていただく日なんですが、
ちょっとね、自分のことを振り返ってお話ししようかな、というふうに思います。
振り返ってお話しというと何をするかと言いますとですね、最近ね、結構ずっとね、スケジュールがギューギューなんですよね。
朝から晩まで予定入ってますし、もう日曜日と土曜日、祝日、もともと関係ないんですけど、ほんまにリアルに関係なくて、パッツンパッツンなんですよ。
で、自分でもね、これいつ息してるんだろうって思うぐらい、リアルに息が浅くなっているタイミングがあるなーっていうのを感じます。
本当に朝から、昨日もそうやったんですけども、朝ちょっと遠方の神戸の三宮の方で調律があって、帰ってきて小1時間ほど会議をして、
それが終わったらまた次、市内の幼稚園さんで調律があって、で帰ってきて調律の処理をしていると、
今日これからあるんですけども、イベントの準備で楽器運びがあってね、6時半ぐらいから楽器運び動いて、8時半にホールに楽器を終えて、ダッシュで帰ってきて、
9時15分からクラウドファンディングの打ち合わせのミーティングがあって、10時前ぐらいかな。
そこでようやく晩ご飯を食べれまして、晩ご飯を終えてからこのモーニングノートのネタ出しと、
ちょっと明日の分の収録を先やっとかなかったんで、それをやって、昨日ようやく何時ぐらいかな、2時ぐらいになって、
ようやく寝れたみたいな感じだったんですね。本当にちょっと最近そんな日々が続いてまして、
休みなんか当然ないですし、本当に行き過ぎする間がないなという感じになっています。
リフレッシュの重要性
僕どうしてもこの予定を詰めてしまう癖があってね、カレンダー見てて間空いてたら、ここにあるわと思って仕事を入れちゃう、予定を入れちゃうっていう癖があるんですよね。
なんかこの時間にこれができちゃうなと思ってしまうんですよ。これ悪い癖だなと思うんですけども、なかなか直らなくてね。
そうやってやっているうちにですね、だんだん自分が能動的に予定を入れているはずなのに、予定に使われているような感覚になっちゃってるんですよね。
もちろんやっていることは好きな仕事で、別に嫌な仕事をやっているわけではないんですけども、詰め込みすぎると良くないですよね。
なんかこう急いじゃってて、中途半端にやっているつもりはないんですけども、ちょっとやっちゃっているように感じてしまう時がある。そんな感じがします。
最近なんですけども、特に調律に行く時なんですけども、お客さんのお宅に行く直前に5分とか10分でいいんで、目をつぶる時間を作るようにしてます。
本当は車の中でちょっとだけ横になって目をつぶる、それだけなんですけども、それだけでも全然気持ちが楽になるんですよね。
軽くなるというか、その時だけは後の仕事のことを考えずに、他のお客さんのことも考えずに、ちょっとリセットする瞬間みたいな、そういう風な時間を取るようにしてます。
不思議と、たったこの5分や10分だけでも色んなものが削ぎ落とされるというか、リフレッシュする時間みたいな感じになっているんですよね。
だからこれ本当に今大事なルーティンとして取り入れるようにしてます。
多分最初は単純に疲れてて、ちょっとだけ寝ようみたいな感じから始まったと思うんですけども、
たとえ寝れなかったとしても、本当に3分だったとしても、この時間を取ると取らないとでは、調律に対する集中力が全然変わってきますし、その後のやり方も全然変わってくるんですよね。
だからこのリフレッシュ、リセットの時間っていうのはめちゃめちゃ大事だなという風に最近感じてよくやっているルーティンになっています。
音楽における休符の意味
音楽でも同じだと思うんですよね。ずっと真っ黒の楽譜をずっとやっていると、ちょっとやっぱりしんどいですし、お客さんも聴いていて飽きると思うんですよね。
その間にある間のところに、その表情みたいなものがあるんじゃないかなという風に思うんですよ。
やっぱり休符がないと息継ぎもできませんし、休符があるからこそ、それまでにガチャガチャガチャガチャ動いていたところが生きてくる。そういう風な感じがします。
やっぱり人も同じで、ずっと走り続けているとテンポがわからなくなる。その人のテンポがわからなくなると思うんですよね。
だからこそその間を取ることで、またいいリズムで動き出せるんじゃないかなという風に思います。
また過去のモーニングノートでもお話ししていると思うんですけど、よく休符って休みじゃないですよって注意されたりするんですよね。
休符が来るとお休みだと思っちゃう方が多いんです。ピアノのソロでやっている方の場合は休符ってたくさんないと思うんですけど、
わかりやすい例で言うと、カラオケとかで自分が歌っている以外で伴奏の音楽が鳴っているタイミングとかあるじゃないですか。
そこはお休みなんですけど、そこを休みだと思ってボーッとしちゃうと、いざ入る時に入り遅れるというのがよくあるパターンだと思うんですよ。
でもそれって休みじゃなくて休符です。自分は演奏はしていないけども、休符という音符が鳴っているんですよっていう風な話を過去にさせてもらったことがあると思うんですけども、
ここの休みではあるんですけども、そこへ自分を次整えるための時間だと思って、ガッとまた次入る時に、せーので入れるように整えるための時間だと思っていただけたらいいかなという風に思います。
でも実際ね、スケジュールの中で仕事の中で間を取るって勇気がいると思うんですよね。休むとね、他に誰かにその仕事を捉えるんじゃないかとかね。流れが止まってしまうんじゃないかとかね。
なんかいろいろ思うこともあると思います。僕もやっぱ思います。だから毎日毎日動いてるんですけども。
でも止まることでしか見えないことっていうのもあるんじゃないかなという風に思うんですよね。だから今調律の前にあるたった5分の時間、このリフレッシュの時間がすごく大事だなと思いますし、その5分で自分の中の大事な部分っていうのが戻ってきてるのかなという風に勝手に思ったりしてます。
僕の中でこのリフレッシュの5分とか10分、この目をつぶる時間っていうのが今の僕にとって本当に大事な時間ですし、今のところ調律の前でしかしてないですけども、やっぱ他の時でもしていくといろんなことがいいのかもしれないなという風に思ってます。
忙しい毎日だからこそちゃんと息をして、ちゃんと聞く、周りの音に耳を傾けるみたいな感じをしなきゃいけないかなと思います。
つめつめもいいですけども、やっぱりその音を響かせるためにも休符の時間っていうのをちゃんと意識しながらやっていかなあかんなっていうのを次回の年も含めてお話をさせていただきました。
そんな気持ちで今日も1日これからイベントなんですけども、しっかりやっていきたいなという風に思います。
なかなか悪い癖って抜けないんでね、またこれはちょっと対策を考えなきゃいけないなとは思うんですけどね。
はい、というわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。ひらせ楽器の平瀬智樹でした。
