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同じ曲を何回も弾く理由
2026-08-25 10:54

同じ曲を何回も弾く理由

「MORNING NOTE」は、
音楽・教室・イベント・発信の“現場”から見えたことを、毎朝10分でお届けする音声番組です。
ピアノの話だけじゃなく、
・なぜうまくいくのか
・なぜズレるのか
・現場では何が起きているのか
そんな「理由」を、音楽の視点からひも解いています。
👉 朝の支度や通勤のおともに、耳だけでどうぞ。
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◆こんな方におすすめ
・音楽が好き/やっている
・教室や指導に関わっている
・イベントや発信に興味がある
👉 フォローしておくと、毎朝サクッとヒントが届きます
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◆配信
月〜木(+不定期)/1回 約10分
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◆関連コンテンツ
・YouTube「平瀬楽器」
 動画・ライブ配信・現場の記録を公開中
・三田のYouTubeラジオ局「さんだいろ」でも放送中
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◆お店
https://hirasemusic.net/
◆Instagram
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音楽で、この街の笑顔を増やします。
#平瀬楽器 #MORNINGNOTE


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00:06
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、同じ曲を何回も弾く理由というタイトルでお話をさせていただきます。
あの先生もこれ弾けるでー言ってね。あの最初から最後まで弾けたら、次の曲に行きたくなりますよね。その気持ちめっちゃわかるんですけど。
でも先生からすると、実はそこからもう少しやりたいことがあるんですよね。
今日は弾けたっていうその少し先にあるものについてのお話をさせていただきます。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎回10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししております。
ただいま、中古ピアノや電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました知っておきたい中のことというpdfを無料でプレゼントしております。
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はい、というわけで改めましておはようございます。8月25日火曜日の朝でございます。
火曜日はですね教室の舞台裏ということで、今日はですね同じ曲を何回も何回も弾く理由っていうお話をしてみたいなというふうに思います。
レッスンを受けてて曲をやりますよね。1曲できるように弾けるようになりますよね。
そうなるとですね、もうご先生弾けるでというような状態になるわけです。まあ弾けますからね。
最初から最後まで間違えずに弾けるようになったってなると本人としてはですね、よしオッケーできた次の曲ってなるんですよね。
これはもうすごくわかりやすい理由だと思いますけども、でもですね先生からするといやいやいやいやここからなんですよということが結構あったりします。
まああのそもそも大前提としてですね、曲が弾けるっていうのは一体どの状態なんでしょうかという話なんですよ。
音符が読めた、右手と左手が一緒に動いた、最初から最後まで止まらずに弾けた。
もちろんねこれは全然ちゃんと弾けたっていうことだと思います。
まああのこれピアノに関して言ってますけども他の楽器でもそうですよね。
例えばトランペットであっても音符が読めた、最初から最後まで止まらずに弾けた、指もちゃんと動いて弾けたみたいなももちろんこれがちゃんとできた状態です。
で特に初めての曲ならそこまで行くのにも結構時間かかりますよね。
ちゃんと音符間違わないように読まなあかんし、ちゃんと弾けなあかんしっていうのがあるので結構時間がかかったりします。
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でもですねこれ音楽として考えた場合実はこのちゃんと音符が読めた、右手と左手が一緒に動いた、最初から最後まで止まらずに弾けた、ここの状態がようやくスタートラインだったりするんですよね。
音符がちゃんと並べれるようになったら次はいろんなことを考えます。
テンポどうするんか、速度はね。楽譜にテンポ記号があってそれに即した形でできているかどうか。
あと音量ですね、強いところ弱いところどうなんか。
次フレーズ、ここからここまでがどんなフレーズなんか、どこまでが一つのフレーズなんか、一息でやるところでどこまでなんか。
どんな音で弾きたいのか、どんな音で吹きたいのか。
ピアノやったらペダルをどうするのかとかね。
あと同じ例えば銅の音であっても弾き方によっては全然違う音になったりするんですよね。
だからね楽譜に書いてある音を順番に鳴らせるってのはもちろん大事なんですけども、それと一曲の音楽として演奏できることっていうのはやっぱ違うんですよね。
これね、うちでやってます特別レッスンを見せ番しててよく感じるんですけども、コンクールとかでね、勝とうと思うと一曲ばーって弾けましたよーでは当然勝てないんですよ。
そこからどんだけ作り込みをするかっていう話になってきます。
先ほどお話ししましたペダルとか音量の変化とかね、そういうことなんですけども、そこをどんだけ工夫するかによってやっぱ曲としての完成度が違います。
特別レッスンなんか来る子たちっていうのは当然その曲がある程度弾けるっていうのは大前提なので、曲が弾けない状態で来る人っていうのはいないんですよね。
大前提としてそれができるっていうのがあります。そうじゃないとダメですよね。
これね、あの演奏だけじゃなくて僕らの仕事、昨日かなちょっと前もお話ししたんですけども、調律っていうのもちょっと似てるかなというふうに思うんですよね。
ピアノの音程を合わせるっていうのがもちろん調律のベース基本なんです。それが仕事の基本なんですけども。
でもね、音程があったからはい終わりっていうわけでもないんですよね。
ざっと音程はもちろん合わせるんですけれども、高い音から低い音まで全体ザーッて弾いてみて、繋がりどうなんかな。
響きのバランスどうなんかな。鍵盤の高さ深さどうなんかな。タッチどうなんかな。みたいなところを最後に確認して、なんかこれおかしいぞと。
具体的に言うと、ラーとシーとの音は確かに1個ずつ聞くと合ってるけども、ラーとシーの繋がりのところがなんか違うぞ。
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ラーがちょっと高く感じるなとかシーが低く感じるなみたいな。っていうのがあったりするんですよね。
これ全体弾いてみてやっぱりなんか気持ち悪いなっていうことでもう一回直したりします。
結局ね、調律っていうのは音程を合わせるんですけども、それだけでOKかではそうじゃないんですよね。
これやっぱり音楽でも一緒なんです。音符が1個ずつ合ってても1曲として聴いたときにどうなんかな。
それがそこから先の作業になります。なのでね、レッスンでは1回弾けるようになった曲をもう1回やることが当然あります。
同じ曲を何回も何回も弾いてるとですね、最初はですね、楽譜を追うだけで精一杯。音符を追うだけで精一杯だったんですけども、
ちょっとずつ余裕が出てきて、アンプで弾けるようになったりとかしてね。
ここはもうちょっと小さくした方がいいか。ここはこんな感じで弾いたら気持ちがいいなとかね。
なんかその次は音符を追っかけてるんじゃなくて、音楽そのものを考えられるように。
やっぱりここがね、すごく大事な要素かなというふうに思います。
ただですね、じゃあ完璧になるまで同じ曲を何回も何回も何ヶ月も何ヶ月もやり続けるのかというと、それも違うと思うんですよね。
ずっと同じ曲ばっかりやるっていうのはやっぱ苦痛ですから、本人がその曲嫌いになるっていうのはちょっと本末転倒だと思います。
だから先生はですね、この曲からもうちょっと学べることがあるなという時は多分その曲を続けますし、ある程度できたら次の曲に行った方がこの子は伸びるなと思ったら次に進みます。
その見極めっていうのも先生の仕事だと思うんですよね。
だから先生によってはAという曲をある程度やったら次Bの曲行って、Bの曲やったらちょっとAの曲戻ってみたいなことをやることもあります。
そういう時っていうのはこの曲に対してこの子はこういうところを学んでほしいと具体的に思ってるからこそそういうふうな行ったり来たりみたいな感じでね、曲のこういうところを学んでほしいみたいなのがあるんですよね。
やっぱり子供たちっていうのは先生から丸をもらった瞬間にね、もうその曲を二度と弾かなかったりするんですよ。
昨日までめちゃめちゃ練習してたのに丸が付いたらもうはい終了みたいになったりするんですけれども、
やっぱりね先ほど言ったみたいにちょっとね、戻って前あった曲を弾いてみるっていうのがやっぱり面白いかなと思います。
やっぱりレパートリーっていうのはたくさん持ってる方がいいので、やっぱりこう昔弾いた曲をもっぺん弾くっていうことをすると、
前は全然弾けへんかったのに、今弾けるようになってるわっていうのがわかるっていうのが成長した証だと思うんですよね。
ピアニストの方なんかはレパートリーたくさん持ってるじゃないですか。
アンプでめちゃめちゃ持ってるじゃないですか。
ああいう人たちの練習の風景見てるとですね、突然全然違う曲を弾いたりするんですよね。
そういうのをやっぱりできるっていうのが自分の成長でもありますし、
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そういうことをたくさん持っておくっていうのが大事なことなのかなというふうに思います。
結局ね、レッスンっていうことだけ考えてみるとですね、
レッスンの目的っていうのは、その1曲だけを弾けるようにすることではないっていうことだと思うんですよ。
その1曲を使って、例えば楽譜を読むことを覚えたり、指の使い方を覚えたり、音の弾き方を覚えたり、表現することを覚えたりするわけなんですよね。
そんなのを次の曲に持っていきます。そこで覚えたことをまた次の曲に。
で、次の曲を持っていってもまた同じことをするんですよね。
だからね、もう弾けるようになったのになんでまたこの曲やるん?って思った時は、
もしかしたら先生はその曲でまだもう1つ伝えたいことがあるのかもしれません。
なので、弾けたのもう1個先に音楽になったっていうのがあるっていうのをちょっと覚えていただいて、
何回も何回も練習するのは面白くないかもしれないんですけども、絶対それが大事なんだ。
同じ曲を何回も弾く理由っていうのはそこにあるんだよっていうお話を今日はさせていただきました。
はい、今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平瀬楽器の平瀬智樹でした。
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