1. MORNING NOTE by 平瀬楽器
  2. エレクトーンは自動じゃない。..
2025-07-13 12:11

エレクトーンは自動じゃない。触り方が音を変える

MORNING NOTEは兵庫県三田市にある平瀬楽器がお届けする毎朝10分くらいの音楽トーク番組です
ピアノのこと、教室のこと、イベントづくりや動画制作の裏話まで、音楽とまちのあれこれを、毎朝少しずつゆるっと気軽にしゃべっています。
朝の支度や通勤のおともに耳だけご参加ください。


◆配信スケジュール(平日も土日もやってます)

月曜:ピアノの耳だより
火曜:教室の舞台裏
水曜:おんがくミニ豆知識
木曜:平瀬楽器の動画ラボ
金曜:イベントラボ・フライデー
土曜:サタデー・フリートーク
日曜:MORNING REVIEW & 音のひとしな


———
◆音声だけで聴きたい方はstand.fmでも配信してます  
 https://stand.fm/channels/672e07ae69bc2015d004e0e7
◆お店HPはこちら
 http://hirasemusic.net/
◆YouTube
  http://youtube.com/hirasemusic/
◆Instagram
  https://www.instagram.com/hirasemusic/

◆平瀬楽器公式LINE
 http://hirasemusic.net/LINE


#平瀬楽器
#MORNINGNOTE
#音楽で、この街の笑顔を増やします


---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/672e07ae69bc2015d004e0e7

サマリー

エレクトーンは、音の演奏が自動で行われているように見えますが、実際には演奏者のタッチによって音色が変わる楽器です。レジストレーションに基づいて演奏し、タッチセンサーにより表現力が異なる点が魅力となっています。エレクトーンは自動演奏する楽器ではなく、演奏者のタッチや解釈によって音が変わる奥深い楽器です。また、エレクトーンにはシンセサイザーに似た部分もありますが、独自の特徴を持ち、異なる音楽体験を提供します。

エレクトーンの基本概念
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日はですね、エレクトーンは自動じゃない。触り方が音を変える、というタイトルのお話をさせていただきます。
エレクトーンっていう楽器ね、なんか自動で動いてるっていう風なことを思われている方も多いと思うんですけども、実はそうじゃないんですよね。
その本当の姿とかその魅力っていうのをちょっとだけね深掘りしたいなと思います。
はい、このMORNING NOTEは兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝お話ししています。
朝の支度とか通勤のお供に耳だけご参加ください。
はい、というわけでですね今日日曜日は音のひとしな、もしくはモーニングレビューということで振り返りとかちょっとなんかこう楽器を一つピックアップしてお話をするんですけれども、
今日はエレクトーンのお話をしたいなと思います。というのもですね、この金曜日にやりましたあのエレクトーンのハイブリッドのライブ、昨日もねちょっと振り返りをしましたけれども、
それにお越しいただいたお客さんからですね、いただいた質問があったんですね。終わってからね、いただいた質問があったんで、それをまあきっかけにしまして、エレクトーンってどんな楽器なのかちょっとだけね深掘りしたいなと思います。
はい、まああのまずねよくある質問、まあ誤解かな。エレクトーンは自動演奏なんじゃないかというふうなことを言われます。
まあパッと見た感じね、いっぱいボタンがあって、ボタンをポーンと押すとなんかリズムとかねズンチャンズンチャン流れてますし、
あれで下手したら、あの上鍵盤も下鍵盤も弾かんでも音が流れているように見える、自動演奏機械みたいな感じに見えることもあるんですけども、
実際そういうふうに思われている方もいらっしゃると思うんですけど、実際はですね、あの鍵盤を自分で弾かないと、あと足鍵盤も自分で踏まないと音は鳴らないんです。
で、こうなんかねデータをね入れて、なんかこうゴソゴソサワサワしてると思うんですけど、あれはねあくまでも音色の準備なんですよね。
その曲の設計図みたいなもんかな。この何小節目からこんな音が出てとか、そういうのがいっぱい入っている音の設計図みたいなものをデータで読み込んでやってるんであって、あれは演奏は実は入っていないんですよね。
で、その設計図のことをレジストって言うんですけど、レジストレーションの略なんですけども、何が入っているかというと音色とかリズムとかそのリズムのテンポとか、そういうふうなものが一つにまとまった演奏用の設計図です。
この曲のここからこの音色で何小節行ったらテンポが変わってこのリズムになるとかね、そういうのが入っているんですよ。
で、それに合わせて演奏するっていうのがエレクトーンの基本的な形になります。
このレジストレーション、レジストっていうのは楽譜とね、昔だったら楽譜にフロッピーディスクとかが付いて販売されてたんですけども、今は楽譜だけ売ってて、そのデータはですね、インターネットとか、あと店頭で一部売っているところもあるんですけども、そういうところで別途買う必要があります。
タッチによる表現力
だいたいエレクトーンってヤマハの楽器なんで、ヤマハが作っているものが多いんですけども、そのデータをもちろんそのまま使う人もありますし、
自分でねそのデータを少しいじる、例えばボリュームを上げるとかね、パンってわかりますかね、右とか左とか音が聞こえる方向をいじったりとか、
エフェクトをもっとエコーを増やしたりとかね、そんなのをやったりすることももちろんできます。
プラスもう一個、完全に1から自作することもできるんですよね。先ほど言いました、ここから何小節間はこのリズムで、ここからはこの音色で、みたいなことを打ち込みしていく、自作することもできます。
なのでね、同じ曲でもね、レジスト次第でやっぱりちょっと全然違う世界観というか、曲が出来上がったりするんですよ。これがまたエレクトーンの面白いところだったりします。
でもう一個、昔のエレクトーンをご存知の方で、今のエレクトーンをあまりご存知ない方は、結構ねこれ誤解されがちなんですけども、
エレクトーンって、キーボードみたいにね、ピュッて押せば音が鳴ると思われている。もちろん音は鳴るんですけども、音は鳴るんですけど、あのね実は今のエレクトーンってすごいタッチをね、検出するセンサーが入ってましてね、
タッチによって表現力が全然違うんですよね。しかも音色によってそのタッチと連動しててね、あんまこう軽く押しただけでは音が出ないとか、ちゃんと鳴らないとかね、
そういう音もあったりするんです。有名なとこやったらテナーサックスの音とかね、テナーサックスってね皆さんご存知だと思うんですけども、
まぁあの下手な人ってわけなんですけど、息の音がね、スゴーってなったりするんですよ。でリードが震えて、息が入ってリードが震えて楽器が鳴るっていうこの仕組みになってるんですけども、
エレクトーンのテナーサックスの音色であると鍵盤をね、ちょっと押すと息の音がスゴーってするんですよ。ちゃんと押すとサックスの音が出ると、そういう風な息の音も演出に使えるようみたいな感じの音色の作りになってたりします。
あと押し込みの強さ、深さによってビブラートがかかったり、音がひっくり返ったりするものもありますし、
あと鍵盤をね、横に動かすことでビブラートをかけたりすることもできます。これ一番最上位機種だけなんですけども、横動きのセンサーもついてたりするんですよ。
なのでね、ピアノとは全く違った音のニュアンスができるんです。ピアノってね、なんかいろいろできるんですけど、ピアノには一生できないことが2つだけあって、
ビブラートかけることとクレッシェンドすることなんですよ。音を大きくするっていうのはピアノは絶対できないんです。
あの減衰はしますけどね。でもエレクトンはね、クレッシェンドができるんですよね。音をグーッと大きくすることができますし、
ビブラートもかけるっていうんで、まあこれピアノとエレクトンと似た楽器なんで、よく比較されるんです。比較すること自体ちょっとナンセンスだなと思うんですけども、
もし比較をするならば、この点っていうのはピアノよりも優れていると思います。
演奏の多様性
まあ要はね、その自分がどう弾きたいかとかどう弾くかによって、その音のキャラクターが変わってくるんですよね。
だからまあ、あの本当に面白い楽器、すごい進化をしている楽器だなというふうに思います。
皆さんもよくご存知だと思うんですけども、エレクトンという楽器は両手ですね。右手が大体メロディー弾いて、左手はコードとか、
オブリガードを弾いたり、左手のメロディー弾くこともありますけどね。あと左足はベースの鍵盤を弾いています。足鍵盤ですね。
右足はボリュームのペダルと、もう一個エクスプレッションのペダルっていうのが横にあったりします。
まあだいたい右手右足、両手両足を使うんですけども、この右足でベースを踏むこともあります。両足ベースもありますしね。
右手が下鍵盤に行くこともありますし、まあいろんな動かし方をします。両手両足をフルに使う楽器ということで、ドラムみたいな感じかなと個人的には思っています。
それに加えていっぱいボタンがあって、そのボタンを操作しながら音色を変えたりリズムを変えたり、そんな感じでやっています。
まあ要は体全体で動かしながら使う楽器なんですよね。本当に全身でやる楽器だと思います。
もうここまで来ると次の進化は何だろうなぁと思うんですけど、僕個人的にはウィンドコントロールっていうのがあるんですよ。
シンセサイザーの世界に鍵盤ハーモニカみたいなホースを加えて息を送って、それで操作をするっていうのがあるんですけど、もうそこしかないんちゃうかなぁと思ってます。
まあそこ行くかどうかわかんないですけどね。 先ほど言いましたシンセサイザーという楽器に似てるんですけれども、シンセと似ててやっぱ違うところっていうのは先言いました
やっぱ鍵盤の部分ですね。タッチの部分がシンセでもよくタッチは検出していると思うんですけども、ちょっとやっぱ独自の進化を遂げているエレクトンは横変化の
ビブラートであったりとか、あとベース鍵盤ですね。そういうのはやっぱりシンセサイザーにはないものなので、ここがちょっと違うところになります。
あと面白いところで言うと、エレクトンの機種によっては電子ピアノのペダルを差し込むところがあったりするんですよ。サスティンペダルとかをね。
なのでペダルをもう一個別に置いて電子ピアノのようなペダルを使う人もいらっしゃったりします。 あれすごい面白いなぁと思うんですよね。
というわけで今日はエレクトンをいろいろお話ししてきましたけれども、エレクトンというのはデータを操作してポチッとプレイボタンを押すと自動演奏で流れる楽器ではなくて、そのデータに入っている
レジストっていう音の設計図みたいなものですね。それを使って表現する楽器っていうことなんですよ。 なので同じ曲同じレジストでも演奏者のタッチとかね
エレクトーンの活躍
解釈、考え方とかね、構成次第によって全然違う音楽になったりします。 実際エレクトンのコンクールとか行くと同じ曲は出てこないですけども例えば同じ曲が
出てきたとしても操作によって違うんですよね。これはピアノとかと一緒だと思うんです。 なんとなくピアノが上エレクトンが下ってもし思われている方があるんであれば
それはもう全然違うものであって、もっと言うと似てるんですけど鍵盤楽器っていう意味では、もう鍵盤ハーモニカとピアノが似てても違う楽器じゃないですか。
それと同じでエレクトンとピアノは似てるけど違う楽器だと思ってもらう方がいいかなと思います。
エレクトンってね本当に奥深い楽器やなぁと思いますし面白い楽器やなぁと思います。 なかなかエレクトンってねそう見る機会ないと思うんですけどもぜひ
何かの機会で見ていただけたらあのぜひチェックしていただけたらと思います。 今どうかわかんないけど昔はねドリカムのサポートにエレクトンとか入ったことがあったんですよ。
あと東京オリンピックのボードでガーって滑っていくやつ、あれの bgm の演奏でエレクトンとかね
そんなのやってたりしますしエレクトンではないんですけどもメジャーリーグの場内での音楽とかはオルガン使ってたりするんです。あれもまあ広い
意味ではエレクトンなんでそういう意味ではエレクトンの活躍の現場って結構あるんです。表に出てくることが少ないだけでね
ぜひチェックしていただいてエレクトン面白いなと思っていただけると幸いでございます。 はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
この番組の感想とか音楽レッスン動画イベントに関するご質問ご相談は平成楽器の公式LINEで受け付けています。
LINEの検索画面で平成楽器と入力していただきますと平成楽器サンダーセンターでアカウントが出てきますのでそれを友達追加していただいて質問相談を投げていただければ嬉しいです。
その時にモーニングノート聞いたよと書いていただくとテンション上がりますのでぜひご協力をお願いいたします。
その時ついでにですねえっと youtube インスタグラムそれとスタンド fm フォローボタンをね必ずポチッと押していただくのを忘れないようにしていただければ幸いでございます。
はいというわけで今日は日曜日ですね皆さんお休みの方も多いと思いますけども僕は昨日今日と同日と研修行かせていただいておりまして
はいあのまた今日も1日頑張っていきます皆さんもいい日曜日をお過ごしいただければと思います
ではではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております今日も1日頑張ってきてください いってらっしゃいませ
12:11

コメント

スクロール