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テンポって、実は「速さ」じゃない?
2026-09-09 11:40

テンポって、実は「速さ」じゃない?

「MORNING NOTE」は、
音楽・教室・イベント・発信の“現場”から見えたことを、毎朝10分でお届けする音声番組です。
ピアノの話だけじゃなく、
・なぜうまくいくのか
・なぜズレるのか
・現場では何が起きているのか
そんな「理由」を、音楽の視点からひも解いています。
👉 朝の支度や通勤のおともに、耳だけでどうぞ。
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◆こんな方におすすめ
・音楽が好き/やっている
・教室や指導に関わっている
・イベントや発信に興味がある
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◆配信
月〜木(+不定期)/1回 約10分
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◆関連コンテンツ
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◆お店
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音楽で、この街の笑顔を増やします。
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00:07
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、テンポって、実は速さじゃない、というタイトルでお話をさせていただきます。
会話のテンポが良いとかね、テンポ良く仕事が進むとかね、
結構テンポっていう言葉を音楽以外の普段の生活の中で何気なく使ってたりしませんか。
でも、そもそもこのテンポって何なんでしょうか。
今日はですね、音楽から日常まで当たり前のように使っているこのテンポっていう言葉についてのお話をさせていただきたいと思います。
はい、この番組は兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎回10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししております。
ただいま、中古ピアノや電子ピアノ、ライブ配信なんかをテーマにしました、「知っておきたい10のこと」というPDFを無料でプレゼントしております。
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はい、改めましておはようございます。
9月9日水曜日ってございますね。
水曜日はですね、音楽ミニ豆知識の日ということで、ちょっとした豆知識をお話しする日なんですけれども、先週のこの水曜日はサビってなんでサビって言うんでしょうという話をしましたよね。
それが結構個人的に面白かったんで、今日もちょっと普段何気なく使っている音楽の言葉について考えてみたいなというふうに思います。
今日の言葉はですね、テンポです。
この曲テンポ早いなとかね、もうちょいテンポ落としてとかね、音楽ではもちろん普通に使う言葉、そんな別に難しい言葉ではなくてテンポ使えますよね。
でも音楽以外でも結構使うんです。
あの二人会話のテンポがいいなとかね、今日はなんかテンポよく仕事進んだなとかね、なんかよく使うんですけども、よくよく考えてみるとテンポって何なんでしょうか。
あのテンポってね、t-e-m-p-oってスペル書くんですけど、これってね、英語っぽいでしょう。
でもですね、実はこれ英語ではないんですよ。
もともとはイタリア語のテンポ、意味はですね、簡単に言うと時間っていう意味らしいです。
なので、音楽で言うテンポも単純にこの早いとか遅いとかそういうんじゃなくて、音楽がどんな時間の流れで進んでいくのかっていう言葉なんですよね。
これもちろん今イタリア語が元って言いましたけども、英語にもテンポっていう言葉は実際入ってて、英語を使うアメリカの人とかヨーロッパの人とかにもテンポっていう言葉はもちろん通じます。
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これは音楽だけじゃなくて同じような意味ですね。物事が進むような速さを表すときに使われます。
なので、これ日本だけがテンポっていう言葉を勝手に使い始めたっていうわけではないんですよね。
音楽の中での言葉ってね、実はやっぱりイタリアの言葉ってめちゃめちゃ多いです。
テンポ以外にテンポはもちろんそうですけども、他にも有名な言葉であればフォルテとかピアノとかクレスチェントとかアレグロとか。
アンダンテとか、こんな全部イタリア語です。
音楽の言葉ってほぼほぼイタリア語だと思ってもいいぐらいイタリア語が多いです。
なんでこの音楽用語にこんなにイタリア語が多いのかっていうと、あとこれ話し始めると1本分ぐらいの話になりそうなんで今日はやめときますけども。
とにかく音楽やってるとですね、知らない間にイタリア語のお世話になっている。
これは皆さん覚えておいていただいてもいいかなというふうに思います。
今日はテンポの話なんですけども、今の楽譜ってピアノの楽譜でもそうですし、ギターの楽譜、バンドの楽譜とか見ていただいたら大体タイトルの下のところに四分音符イコール120とか四分音符イコール80とかそういうふうな速度の指定が書いてあったりします。
例えば四分音符イコール120であれば1分間に四分音符が120回ありますよと。
メトロノームを120に合わせたらその速さがわかりますよそういうふうに書いてあります。
でも昔からそんなふうに数字で指定していたわけではないんですよ。
例えばアレグロとかアンダンテとかアダージョとかいう言葉でこれは速度記号なんですけどもそういう言葉でテンポとか曲の雰囲気を示していました。
なんでかっていうとこれメトロノームがちゃんとはっきりなかったっていうのもあるんですけれども、元々アンダンテっていうのは歩くようにっていうニュアンスの言葉なんですよ。
この曲はそれぐらいのテンポでやってくださいよっていう感じで作曲家はアンダンテっていう指示をしてるんですけども、そもそも論で言うと歩く速さなんか人によって違いますよね。
絶対違うんですよ。僕と小学校1年生の子は当然違いますし、おじいちゃんおばあちゃんも全然違いますよね。
急いで駅に向かっている時も全然違いますし、休みの日にブーラブーラ散歩している時も違うんですよ。
つまりそもそもテンポの速さアレグロとかアンダンテとかアダージョとかこういう速度記号っていうのは必ずしもこの数字が正解ですっていうものではなかったんです。
ここらへんがやっぱりポイントかなと思います。
なので同じ曲によっても演奏する人によってテンポが違ってきます。
例えば有名な人であれば同じベートーベンとか同じバッハとかそういう風な作曲家の曲であっても指揮者によって速かったり遅かったりします。
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一人で弾く演奏ピアノの曲であっても演奏者によってもやっぱり全然違います。
もちろん例えばアンダンテって書いてあったのにむっちゃくちゃ速いってなったらそれはさすがに違うんちゃうかというのはあるかもしれませんけども。
でもやっぱりある程度の幅の中で自分はこの音楽をどういう時間の流れで進めたいのかっていうふうに考えて演奏するっていうのも演奏の一部なんですよね。
なのでテンポっていうのは単純なスピードだけの話ではないんですよ。
先ほどチラッと言いましたけども今は4分音符イコール120とか書くこともあります。
これはやっぱりメトロロームというものがしっかり出てきてアンダンテとかアダージョではようわからんというんで120ぐらいのテンポですよとか140ぐらいのテンポですよって指定してあげるっていう作曲者からの優しさなんかもしれないんですけどもね。
そういうふうになってきています。
そういう背景を考えるとですねあの2人会話のテンポがいいなとか言う言葉この表現というのはなかなか上手いなというふうに思うんですよね。
例えば漫才とか見てるとやっぱりテンポがいいじゃないですか。
会話ポンポンポンポンって会話のテンポがいいっていうのは必ずしも早口だという意味ではないですよね。
一人が何か話す相手が返す突っ込みをするボケるみたいながあると思うんですけどもそれがずっととどこになく続くわけではなくてちょっと間があったりまた返して笑ったりしてなんかそういうポンポンポンっていう気持ちの良い流れみたいなのがこの間がいい会話のテンポがいいっていうことだと思うんです。
何もやつぎ映えにやってるばっかりがテンポがいいというわけではないんですよ。
これちょっと調べてみたんですけどもじゃあこの会話のテンポがいいとか言うのって英語でも言うのかなって思って調べてみると実は英語ではテンポっていう言葉は使わないんです。
英語ではですねペースとかリズムっていう言葉を使うことが多いらしいんですよ。
このペースとかリズムっていうのもペースはマラソンのペースとか言いますけどもこれは音楽の言葉ではないですよね。
リズムは音楽の言葉なんですよ。
だから日本でも英語を使う人たちの言葉でもやっぱり僕たちっていうのは会話に時間の流れっていうのを感じてるんです。
ペースもそうですもんねリズムもそうですよね。面白いなあというふうに思います。
これは冒頭でもお話ししましたけども仕事でも同じかもしれないですね。
今日は仕事テンポ良く進みましたとか言うとですね。
これこの言葉だけ聞くとですね早く仕事をするとかねいうふうに思いますけれどもこれ必ずしも早ければいいっていうわけではないんですよね。
やっぱりそのやってる中で考えるときにはちゃんと考える。待つところではちゃんと待つ。
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で決めるとこではパッと決める。
パッパッパッといろんな自分が抱えている仕事の上手いことを進む。
考えるときは考える。決めるときは決める。
サササッと行くときはサササッと行くと。
こういうふうにバーって1日こう流れがうまく気持ちよく進むと今日はテンポ良く進んだなと感じるわけなんです。
これも音楽と同じかなと思うんですよね。
やっぱりそのずっと早いだけの演奏が必ずしも気持ちがいいわけではないんですよね。
これ面白いんです。
やっぱり早いイコール気持ちがいいとか早いイコールいいではなくていろんな速さがあってうまく時間が進んだことを気持ちがいいというふうに感じるわけなんです。
ということで今日はテンポのお話をしたんですけどもやっぱりテンポが良いとかテンポが早いテンポが遅いとかいう言葉を使うんですけども
テンポイコールスピードではないという話なんですよ。
やっぱりそのもともとの語源を辿ると時間なんですよね。
その音楽の中で時間をどうやって表現していくかどう流していくかっていうのを考えていくとですね。
会話のテンポであったり仕事のテンポっていうのもやっぱりちょっと違って聞こえるなというふうに思うわけなんです。
この日本で使うこの仕事のテンポと会話のテンポっていうのはすごくよくできている言葉だなというふうに思うわけなんですよね。
そんなわけで今日はどんなテンポで一日過ごすんでしょうかね。
早い日があってもいいと思いますしゆっくりの日があってもいいと思うんですけども気持ちの良いテンポで行けたらいいかなというふうに思います。
今日はそんなお話をさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします平瀬楽器の平瀬智樹でした。
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