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おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、生徒は先生に教えてもらうけど、先生も生徒に教えてもらっている、というちょっと長いタイトルでお話をしたいと思います。
音楽教室というのは、先生が生徒を育てる場所です。長くやっていると、ちょっと違う形式も見えてくるんですよね。
今日は、そんな教える側の舞台裏というのをお話ししてみたいなと思います。
この番組は、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、音楽教室のこと、イベント作りや動画、ライブ配信の裏話まで、街と音楽と仕事に関する日々のあれこれをゆるっとお話ししております。
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あらためましておはようございます。3月10日火曜日の朝です。
今日は寒いですよね。皆さんの地域はいかがでしょうか。
火曜日は教室の舞台裏ということで音楽教室のお話をする日なんですけれども、
今日は生徒さんとかではなくて先生側のお話をしたいなと思います。
一般的に音楽教室って先生が何かしらの楽器のプロフェッショナルなわけで、
ピアノの先生とかエレクトーンの先生とか、フルート、ギター、ヴァイオリンとかいろんな先生がいらっしゃるんですけれども、
その先生方が専門の楽器を生徒さんに教えるという場所、育てる場所というふうに思われがちなんですけれども、
長くやっていると実は逆の感覚というのも出てくるんです。
逆っていうとなんやという話なんですけれども、
もちろん基本的には先ほど言いました通り先生が生徒さんに何かを伝える場なんですよね。
楽器であれば楽器の弾き方、ピアノの弾き方であったりとか、
音楽の考え方、楽譜の読み方もそうですし、音楽自体の考え方も伝える場所なんですよね。
この時代のこの曲はこんな風に演奏するのがベターなんだよみたいな話であったりとか、
あとオーソドックスな楽譜の考え方ですね。
例えば3回くらい同じフレーズが出るのであれば同じような弾き方しちゃダメですよみたいな、
そういうオーソドックスな考え方あるじゃないですか。
そういうのってやっぱり最初はわからないので、そういうことを伝える場でもありますし、
あとそうするためにどうするの、練習をどうやってするのかとか、
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そういうことも伝えていく場所ですよね。
こんなのをするのが先生の仕事なわけです。一般的にはね。
だから先生が生徒を育てる。これは全然間違いなく正しいわけですね。
でも一方でひっくり返すと違う感覚というのもあるんですよね。
例えば、とある先生Aという先生が10年間レッスンをしていたとします。
この10年間の中できっと何百人という生徒さんと出会っているんですよね。
いろんな学期、いろんなスタイルあると思いますけども、
おそらく10年あれば何百人会っていると思いますわ。
そうするとですね、いろんな性格のお子さんの場合もありますし、
大人の方もあると思いますし、女性も男性もいろいろあると思うんですよね。
いろんな理解をする人もいるでしょう。いろんなつまずき方をする人もきっといると思うんですね。
そういうふうな出会いがあるたびに先生は考えるわけです。
この人に対してはどういうふうに言ったら伝わるのかな?
どういうふうな言葉をかけたら伝わるのかな?
もしかしたら言葉じゃなくて何かしら道具がある方がいいのかな?
この人にはこんな教材が合うのかな?みたいなことをやっぱり考えるんですよね。
先生は先生で教え方をそこで研究していって、その教え方がどんどんどんどん磨かれていくわけなんです。
要は先生というのは生徒さんを教えるんですけれども、
逆に言うと先生は生徒さんに育てられている部分というのも大きいんですよね。
ものすごく大きいんですよね。
だから同じ曲なんでもいいんですけれども、
モーツァルトのなんとかっていうそのあたりの曲を教えるってなったとしても、
同じ先生でも去年の教え方と今年の教え方は違うかったりするんですよ。
なんでかっていうと、去年出会った生徒さんとか、その前に会った生徒さんとか、
そういう方々とのどういうふうに声をかけたらどういうふうに上手になるかっていう経験値が先生の中でどんどんどんどん積み重なってくるから、
今の生徒さんに対しては最短距離で生きる方法というのを考えるわけなんですよね。
そうしたことで、それで上手くいけばいいですし、あかんかったらまた違うアプローチを考えるわけなんですよ。
それが先生の中でどんどんどんどんまたブラッシュアップされていって、また教える技術が上がっていく。
これがやっぱりね、教える仕事の面白さだと思うんですよね。
これってね、音楽だけじゃなくて仕事でもそうだと思います。人生もそうかもしれないですけども。
人は人で磨かれるみたいな話、多分皆さん聞かれたことあると思うんですけども、
そういうことだと思うんですよね。
音楽教室ってグループレッスンもありますけども、マンツーマンの部分が多いじゃないですか。
余計にそれが露骨に出ますし、音楽って楽器が上手になるだけではないじゃないですか。
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楽器が上手になる場所ではあるんですけれども、それ以外のこともいっぱい教わる場所なので、
人と人とが関わる場所だからこそいろんなものが発生する。
先生も音楽だけじゃなくて他のことも学ぶ場所だと思うんですよね。
あとですね、我々楽器店のスタッフからするとですね、いろんな生徒さん、
例えば体験レッスンとか問い合わせとか来るじゃないですか。
この先生だったら安心だねっていうのがあるんです。確実にあります。
これは何かと言いますと、やっぱりベテランの先生だったら多少難しいオーダーでも大丈夫だなとか、
この先生に預ければきっと大丈夫だなみたいなのがあるんですよね。
その先生の信頼感みたいなのもあります。
これはもういきなり先生始めて半年とかの方にはなかなかないんです。
これはもう仕方がないんですけれども、やっぱりある程度ベテランの先生だと絶対的な安心感というのがあります。
どんな生徒さんを預けても満足してもらえるわとかね、
この先生だったら辞めずに続けられるわという先生がいるんですよね。
大人の生徒さんだったらあの先生だなとか、子供の生徒さんだったらあの先生大丈夫だなみたいなその信頼感みたいなのがあるんですよ。
やっぱりこれも先生方のそれぞれの経験なんですよね。
僕らはその経験自体は見ていないですけれども、経験からくる結果を見てますので、それって絶対大きいんですよ。
先生というのも生徒さんによって磨かれて、自信もつくでしょうし、いろんなスキルも身につくでしょうし、
そこから滲み出る自信みたいなのもやっぱり大きいと思うんですよね。
それがあるからこそ、やっぱりベテランさんのどっしりした感じというのもあるでしょうしね。
そういうのが生まれるのは先生が一人で勉強したからではなくて、生徒さんによって磨かれている部分というのはめちゃめちゃ大きいなというふうに思います。
だから今日まとめしますと、先生が生徒を育てるというのはもちろんそうなんですよ。
上手になるためには先生についてもらって、本当に手取り足取りを教えていただくというのが一番なんですけれども、
ひっくり返すと先生も生徒に育てられているというところがやっぱりあります。
そうやってお互いに成長していく場所というのが、これ音楽教室だけではないと思うんですけれども、社会という場。
特に音楽教室というところは、楽器とそれ以外のものと並行してやっていきますから、よく見えるなというのを感じています。
生徒さんはもちろん先生に教わるんですけれども、先生も教わっている場所なんだよというのも理解していただければなと思います。
だからといってね、生徒さんが先生に教えてやってるんだぞとか、そんなのはないでしょうけども。
でもやっぱり真面目な先生ほど、やっぱり1回1回のレッスンの振り返りとかをちゃんと考えていらっしゃっていて、それをまた次のレッスンに生かそうとされていますね。
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だから若い先生はもちろんいいと思いますし、ベテランの先生もベテランの先生でやっぱりいろいろあると思うので、いろんな先生見ていただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
今日はそんな先生側のお話をさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。
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それではまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております。
音楽でこの街の笑顔を増やします。平手楽器の平手智樹でした。