イベントの責任
おはようございます。MORNING NOTEにようこそ。平瀬楽器の平瀬トモキです。
今日は、楽しむな、とは言わないけれど。。。 というお話をさせていただきます。
イベントって、いろんな団体がされたりすると思うんですけども、自分たちのものに見えて、本当は誰かの時間を預かっている仕事なんだよっていうお話です。
このMORNING NOTEは、兵庫県三田市にあります平瀬楽器がお届けする毎朝10分ぐらいの音楽トーク番組です。
ピアノのこと、教室のこと、イベント作りや動画制作の裏話まで、音楽と街のあれこれを毎朝少しずつお話ししています。
朝の支度とか、通勤のお供に耳だけご参加ください。 ただいま、YouTubeとInstagramではライブ配信でお届けさせていただいております。
もしよろしければ、いいねとかコメントで参加していただけると嬉しいです。
STAND-FMでお聴きの方も、これ聞いた後になると思うんですけども、感想のコメントぜひ残していってください。
どうぞどうぞよろしくお願いいたします。 というわけで、今日はですね金曜日ということでイベントラボフライデーというテーマでイベントの話をさせていただくんですけども、
イベントのスタッフさんが楽しみすぎ問題みたいなのが、僕の中でちょっと大きな大きな事件が昔の話なんですけどね、あったのでその話をさせていただきたいなと思います。
とある団体のイベントのね、現場監督、舞台監督をさせていただいている時です。
当日の人の動線とかお客さんの管理みたいな仕事とか、舞台危なくないようにここから近づくなよみたいな、そういうふうな整理とかをその団体の人たちがやってくれていたんですよ。
もちろんその人たちって普段別にイベントをやっているわけではなくて、別の仕事をしていてその日だけ集まっている、もちろん会議とかはね一緒にやってきている仲間なんですけども、その経験の少ない人たちが自分たちにやりたいイベントを考えて作り上げたイベントだったんですね。
僕はそこの舞台監督をやらせていただいていたわけなんですけども、舞台から見ていてね、例えば舞台でアーティストが出ていて、
お客さんがねタオル振って一緒に跳ねたりするじゃないですか。よくある風景。あれに混じってそのスタッフの人らもね、楽しそうにしてたんですよ。
もちろん楽しくする分にはいいですし、雰囲気作りにももちろんちゃんとできてるなぁと思ったんですけども、
一方で、なんかこのスタッフの人たちって、もしこの客席でね何か起こった時にちゃんと動けるんかなっていうちょっとね思ったんです。
なんかこう楽しむのは全然いいんですけども、ちゃんとその責任を持って自分のモチバっていうのを理解できてるかなっていう風にちょっと思ったんですよね。
もちろんね最初はそんな風に思うのは自分がちょっと厳しすぎるんかなぁとちょっと思ったんです。そんな言うてもね、その素人が作るイベントなんでそんな言わんでもって思ったんですけども、でもね
やっぱそのイベント、そのイベントは特になんですけども、お客さんが何千人って来てるような結構大きな規模のイベントで、もちろん規模が大きい小さいは関係ないんですけども、やっぱり何も起こらない前提っていうのは
お客様のためのイベント
絶対やばいと思うんですよね。もし何か、例えば飛び跳ねて喜んでるお客さんが後ろの方からね、なだれのようにダダダダダダってこけてきた時どうするのってお客さんの安全とか
あとまあ快適さっていうのを最優先に考えられているのかなっていうことをちょっと思ったんですよ。結局それがねあの僕ら裏方の責任やと思うんです。
楽しむのは全然楽しんでもらってもいいと思うんですよ。近いところで見れますし、もちろんそこまでに時間かけて作ってきているので。でもね、なんかそれって大丈夫かなってちょっと思ったんですね。
もちろんそのイベントをね企画してね、ずっと時間かけて多分会議とか打ち合わせとかずっとやって、で考えて考えて準備して当日やっと迎えて、確かにそれは自分たちがやりたかったイベントだと思います。
こんなイベントしたら楽しいだろうな、こんなアーティスト読んだら楽しいだろうな、こんな人たちに出演してもらったら喜んでいただけるだろうなっていろんなことを考えながらね積み重ねて作っていった自分たちのイベントだと思うんですよね。
でもね、蓋開けてみて、実際喜ぶ人がたくさんいててお客さんが集まるじゃないですか。その時間楽しんでくれている人が集まっているのであれば、そのイベントその時間っていうのはその集まってくれたお客さんのためのものなんです。
だからそれはあくまでも自分たちがやりたいイベントだったのかもしれませんけども、自分たちは作る側であって主役ではないんですよね。主役っていうのはやっぱりあくまでも集まってくれたお客さんのものだと思うんです。
もちろんね、やっぱり何回も言ってますけどスタッフ自身が楽しむ空気ってももちろん大事です。でもそれはね、やっぱりそのお客さん、来ていただいたお客さんに届けるための楽しさであって欲しい。
やっぱり僕は現場で気をつけてるっていうのは舞台袖でね、楽しいなってお客さんが楽しんでるのを見て嬉しいなぐらいの距離感でいいかなと思うんですよ。
全部終わって無事終わりました。で、やっと僕らが良かったなって言える、そういう風な感じかなと思ってるんです。
なので、何回も言いますけど楽しむのは全然いいと思うんですけど、僕たちは盛り上げ役ではないんですよね。皆さんが盛り上がるための縁の下の存在だと思っています。
これはやっぱり厳しすぎるかなストイックすぎるかなと思わんこともないんですけども、でもでもでもこれはその仮にねそのスタッフがアルバイトの人であっても学生さんのスタッフであっても普段全然違う仕事をしている
ボランティアの面々であったとしても、でもやっぱりその自分たちの気持ちよりもお客さんの空気っていうのを大事にする視点っていうのは持ってもらいたいなと思いますし、それってねやっぱり大事な感覚やと思うんですよ。
まあプロ意識、プロじゃないんですけどプロ意識みたいなもんかなぁと思ったりもします。まあちょっと厳しいのかもしれないんですけどもやっぱり僕はそうやってずっとイベントに関わってきましたし
何のためにするのって言ったら来てくれているお客さんが一番喜んでもらうためのものだと思いますのでそこをぶれたらダメだと思うんですね
仮にねこれが自分たちが楽しむためのイベントなんですって言えるんであればそういう設計をすればいいんですよ お客さんも別に呼ばなかったらいい自分たちだけで楽しめばいいそういう風な設計をすればいいんです
その企画段階でねこれぐらいのイベントこんな規模であってこれぐらいのお客さんを読んでっていうのを考えているんであればもうそこはお客さんがメインにならないといけないので
自分たちが誰よりも楽しむっていうのはちょっと違うかなと思います だからねまあトータルで言いますとやっぱ何かあった時にちゃんと動けるかどうか
お客様を第一に考える
お客さんのことをちゃんと考えられているかどうかっていう視点っていうのはね やっぱめちゃめちゃ大事かなぁと思っています
やっぱりその出し物が例えばなんだろうな 素人さんアマチュアのオーケストラのコンサートであっても
よくある地域イベントで 良さこい騒乱の人たちが舞台で踊っているようなイベントだとしても
子供のピアノの発表会だとしてもでプロのアーティストのコンサートであったとしても やっぱり来られているお客さんがやっぱり絶対的に主役なんですよ
だからそこをやっぱり一番に考えたいですし もし仮にそこで何かあった時に
そこで何かあった時にパッと動けるかどうか 自分たちが楽しみすぎて動けませんでしたっていうのは絶対あかんと思うから
やっぱね何かあった時にお客さんが嫌な思いせずに過ごせるかどうかお客さんを守るかどうか そういうのってプロ意識みたいなものなのかなというふうに思います
だからそういう意識を持っているスタッフが関わってこそ そのイベントって本物になるんじゃないかなと思うんですね もちろんそのプロの音響さんとかプロの司会の人とかね
お願いするのは全然いいと思いますけども 今お話ししているのはあくまでもそのイベントを作る側であったりとか当日の進行であったりとかね
そういうのをする側のことです なんかこれからイベントをやりたいなぁと思っている方であったりとか今も実際にね
イベントの企画をやってるなっていう方がもしあれば ちょっと耳の痛い話かもしれないですけどそういうのを少し考えていただいて自分たちが考えた
イベントであって自分たちがもちろん主体になったらいいと思うんですけども主役は あくまでもお客様お客様に楽しんでいただくためにはどうすればいいか自分たちは
楽しんでもいいけどやっぱり楽しむの後でいいんじゃないかなって僕はちょっと思ったりします ね
はい なんかちょっと厳しい話だったかもしれないですけどなんかそれぐらいねその時の
ことは心に残ってるんです厳しいなぁって言われ実際言われましたしねでもやっぱり 大事だなって今でも思ってますし僕のやっぱり今の思いの原点があそこにあるなという
ふうに思いますまあまああの参考の一つにしていただければと思います はいというわけで今日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました
イベントの企画について
この番組の感想音楽レッスン動画イベントに関するご質問ご相談は平成楽器の公式 ラインで受け付けています
ラインの検索画面で平成楽器と入力していただきますと平成楽器サンダーセンター というアカウントが出てきますのでそれを
トマシ登録していただいてまあ質問とか相談とか投げていただければと思いますこんなイベント すんねんけども
あの舞台と監督してくれませんかとかね全然しますのでそんな相談でも全然大丈夫です はいえーというわけで今日は金曜日
8機能もちらっと言いましたけれどもちょっと今日と明日とちょっと特別な レッスンがありましてまぁそれがねちょっとイベントみたいな感じになってるんですよ
まあの2日間やるんで来週のこのイベントラボで取り上げるか 日曜日
か土曜日の土曜日あかんか土日やってるもんな 日曜日にお話するかわかんないんですけども
まあいろんな仕込みを今今日もこれからまだするんですけども まあこんなイベントもあるんやなぁと思いながら毎年やっているという感じですなんかふわっとした
話ですけどね まああのまた明日の朝もモーニングノートでお待ちしております
このねいつもね締めの言葉がねあのいつもしっくりこんからね ずっと実は昨日ちょっと gpt と相談しながらどんな締めの言葉がいいかな
っていうのを考えてたんですよだからちょっと今日はその締めの言葉で締めたいと思います また明日の朝もモーニングノートでお待ちしております
それでは皆様いい1日をお過ごしくださいませ今日も音楽とともに平瀬楽器の平瀬智樹でした ではでは