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みなさん、おはようございます。こんにちは、こんばんは。地球元気食堂の時間がやってまいりました。
僕の名前は、もおちゃりと申します。薬膳師をしたり、森林活動ガイドをしたりしています。
僕は薬膳師ですので、一人一人の体調や心の具合に合ったお料理を提案させていただいたり、
そして、森林活動ガイドとしてお客様を森へご案内したり、そして環境のことについてお話をさせていただいております。
この番組は、チェアリングアース・イズ・チェアリングマイセルフ。
地球を元気づけることは、自分自身を元気にすることなんだ、ということをコンセプトにですね、お話をしています。
本日はですね、休みどころがわからない人へということでお送りさせていただいております。よろしくお願いいたします。
本当にですね、休みどころがわからないよという方が大勢いらっしゃると思うんですね。
かくゆう僕も、2年くらい前までですね、小学校教員をしておりました。
小学校というものはですね、本当に休むことができないと思っている。
本当はね、権利として休むことができるんですけれども、子どもたちを相手にしているでしょうとか言ってですね、自分がなかなか休むことができない、そんなお仕事でもありました。
しかしですね、さらにですね、やっぱり今、自然からどんどん離れたお仕事をされている方も大勢いらっしゃると思うんです。
自然を相手にするお仕事ではなくて、人を相手にしたり、コンピューターを相手にしたりする。
するとですね、何が起こってくるかというと、自然のサイクルだとか、自分自身のペースではなくて、相手のペース。
他のね、別のペースに合わせたお仕事のスタイル、毎日のスタイルというものが育まれていきますよね。
すると、休みどころがわからなくなる。いや、仕事だから休めないんだよということになってくるわけでございます。
ただ、体は実は楽しい仕事ガンガンやりたいぜって思っている反面、ちょっと悲鳴を上げているかもしれないよということがありますよね。
なんかさ、疲れが取れないんだよなーなんていう朝もあるのかもしれません。
ということで、ぜひですね、休みどころがわからないよという方にお送りしているのがこの配信でございます。
この配信を聞いていただくことでですね、自然のサイクルから自分自身を見つめ直すことができて、そして休みどころというものがわかっていただけるんじゃないかなと思います。
よろしくお願いいたします。
ではですね、まず今季節は何ですか?春ですか?夏ですか?秋ですか?冬ですか?ということなんですね。
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この配信をすぐに聞いてくださったあなたが今いる季節は秋、秋口なんじゃないかなと思います。
ただですね、まだまだ暑い日も続いているんですけれども、朝というがですね、非常に涼しくなってまいりまして、
肌寒いなーとか、お布団が気持ちいいなーというような、そんな瞬間に気がつくことがありますよね。
夏に聞いていただいても、春に聞いていただいてもいいんですけれども、まず1年間のサイクルについてお話をさせていただきますね。
人はですね、まず春、目覚めます。冬、冬眠をしている動物たちもいるわけですけども、春、目覚めるんですね。
それは土の中からいろんな植物たちが芽生える、そして生き物たちがうごめいてくるというのと同じように、
人もですね、よーし、ちょっと温かくなってきたし、やる気が満ちてきたぞーっていうね、そういう感じでもあります。
ただですね、人に関して言いますと、パッと起き上がることができない、まだですね、寝起きな状態なんですよね、冬からね。
そうすると、寝起きってちょっとイライラするなーとか、頭がぼーっとするなーとか、そういう時があるかもしれません。
そんな感情にもですね、気をつけていただけたらと思います。
それが春なんですね。そして夏、植物はどんどんどんどんぐんぐんぐん伸びていって、新緑の季節、緑がですね、もうすごく青々しくですね、目に飛び込んでくる季節になります。
いやー気持ちがいいなー。そして半袖半ズボン、快適なですね、過ごしてですね、そして涼しさを求めてですね、寮を求めてみたいなこともありますけれども、
基本的にですね、もう活動的活動的、一年の中で一番活動がですね、うわーってできる、そんな季節がですね、夏となります。
ただしですね、これもただし好きなんですね、はい、物事には両面があります。
コインの表と裏でございます。
夏はですね、体力をめっちゃ使うんですよね。
うわーって活動的になる一方で、実は体の中でですね、いろんなものが傷ついたり、疲労をためている可能性があります。
そんな時はですね、少し立ち止まっていただいて、無理をしないでですね、ちょっとか飛ばしすぎかもなーみたいな風にね、感じていただければと思います。
植物も同じように動物も人もそのようにできているんですよね。
はい、そして秋です。秋は涼しくなってきます。気温がちょっと落ち着いてきます。
陽が極まって今度陰になっていくっていう感じなんですね。
夏はですね、陽のパワー、つまり光のエネルギーというものがぐわーっと上がっていきます。
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光のエネルギーは人を活動的にするんですよね。
楽しい、楽しい、面白い、うわーってやっていくんですけれども、少しですね、そこで休むっていうことが必要になってきます。
一年の中で秋というのは休む季節なんですね。植物も常用樹ではなく、常緑樹ではなくてですね、落葉紅葉樹、落葉、葉っぱを落とす植物たちはどの葉っぱを落とす季節になっていきます。
葉っぱを落とすってどういうことなのかというと、光合成をやめるということです。
緑色の部分がなくなるので、光合成、つまり自分自身で働いて自分自身でエネルギーを作り出すというのをやめる季節になってくるんですね。
そしてその葉っぱに使ってたエネルギー、光合成で使ってたエネルギーを今度はですね、幹の方だとか根っこの方に戻して水を吸おうとか栄養をそちらから吸っていこうというようにしてですね、ちょっと休んでいく季節になっていきます。
面白いでしょ、これね。
人間も同じなんですね。
はい、動物たちも同じなんですね。
動物たちは食料をいっぱいやく確保してですね、冬眠に備えていく、冬越しに備えていくという季節になってきます。
人間もですね、夏使い切ったですね、使い果たしたものをですね、どんどん栄養を養っていく季節にもなります。
ということで休みどころはここなんですね。
今、涼しくなってきている時にこそですね、ぜひ休んでいただけたらと思います。
涼しくなってきた、よし、もっともっと行けるぞ、ではなくてですね、実は自然の節理の中では今が休みどころという感じになってきます。
そして冬はですね、これは老いの季節と言われています。
春、夏、ここでですね、ため込んだ疲労、秋に癒しきれなかったものが冬ですね、老いとして自分の体の中に蓄積されていくよという季節でございます。
はい、なので冬はですね、冬もですね、これ養生に努めてほしい、お休みに努めてほしい季節でもございますね。
無理をすることなくですね、ここでね、ぐわっと無理をしてしまうとこれ老いにすぐにつながってしまうので、せっかく秋に癒したものもですね、冬にダメージとして出てきてしまいますので、ということです。
そしてまた春がやってきてというような形になってくるんですけれども、人間はですね、もともと自然と一体化するような働き、営み、暮らしをしてきましたよね。
だから狩りを夏にわーっと行って、冬は冬眠ね、物たちがしてるから狩りにも出ないしね、それから作物もあまり育てられないしということをしてたと思うんですよね。
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その代わり、人間は木を植えるのを冬から苗を育て始めたりとかしてですね、春にですね、また植えるための準備をしたりとか、そういうことに使ってたわけですよ。
でも今、特に日本はという感じなんですけれども、情報だとか、それから物というものを右から左へ流したりですね、情報をという目に見えないものを生み出して活動をしていますよね。
そういった働き方をしている人たちは日本にはめちゃくちゃ多いんです。
日本って本当は資源がたくさんある、自然がいっぱいあるんですけれども、小さい国だということでですね、自然を外部の国に出荷する、輸出するのではなくて、他の技術だとか、情報だとか、それから製品、作ったものを他の国に輸出するだとか、そういうふうに活動をしてきています。
ということがあるので、この日本人の現代の暮らしはですね、特に現代の暮らしは気をつけていただきたいんですけれども、季節感が見えにくいものとなっています。
工場の時の働き方がまだですね、いまだに残っていて、毎日同じ時間に仕事が始まるでしょ。そして毎日同じ時間に仕事が終わるでしょ。
でも夏っていうのは日が長いので、もっと本当は外で働くことができたはず。そして冬っていうのは日が短いので、早く仕事を終えようとかっていうことができるはずなんですね、していたはずなんですね。
人間もそういう遺伝子がまだまだ僕たちの中にはあります。あるんですけれども、工場だとか、それから情報の産業だとか、そういうところで生活をしている分、僕たちは季節感っていうものをなかなか感じづらくなってきたんですよね。
ということでですね、休みどころがわからないという人たちも出てきてしまいました。ということで、自然のサイクル、自然の動き、自然の節理、それをですね、ぜひ観察をしていただければと思います。
観察をしていただくことでですね、これからもっともっと自分のですね、休みどころ、体調、心の具合というものをですね、鑑みることができるのではないでしょうか。いかがだったでしょうか。最後まで聞いてくださったあなた、ぜひいいねやフォローで足跡を残していってくださいね。
ということで、お時間が来てしまいましたので、今日はこの辺でお相手はモータリがお送りいたしました。また皆様にお会いできることを楽しみにしております。
