店を失い、もう一度始めるまで
こんばんは、みうらの夜のまかないです。 2020年、コロナでお客さんがゼロになった、新宿の小さな店、海外の王族や大統領が来てくれたこともある店、国境が閉じてその店が消えた、いきなり重い話だよね。でも
今日はここから話をしたかった。
本当はね、木曜日の朝に出しているから、こんばんはじゃないかもしれないけど、夜の台所の話だから、これから毎回この挨拶で始めようかなと思っています。
今ね、スマホの録音ボタンを押して喋っています。一発撮り。だからちょっと噛んだりもするかもしれないけど、そのまま出していこうかなと思っています。このラジオはね、実は前にもやっていたんだよね。で、数ヶ
月止まっていた。だから今日は、本当は第一回じゃないんだけど、第一回として始めようかなと思っています。
で、今日の話はね、何度でもまた始められるっていう話をしたいなと思っています。始め直すって、強い人がやることに聞こえるよね。うん、ちゃんと立ち直った人とか、自信がある人とか、でも俺の場合は違った。
このね、また始められるって言葉、もともとは俺の言葉じゃない。実はね、妻の言葉なんだよね。で、その話をするのにほんの少し前のこと、話すね。横浜で行列のできるね、つけそば屋を15年以上かな、やってたんだ
よね。
で、正面の教本や、その時ね、テレビとか雑誌にもいろいろ出してもらったりして、それで2015年に新宿に小さなお店を出したんだ。それが最初じゃないか。
新宿、東京に出したの、お店としては最初かな。もともと始めたのは横浜で始めて、それから新宿に出して。で、お店をやる前もね、料理の修行は10年以上やっていたのかな。
それで独立するような形で、全然ラーメン、つけそばとは関係ないジャンルで修行してたんだけど、お店を始めたんだよね、つけそばのね。それで、店がね、借金5000万円と共にコロナと共に消えてしまったんだよね。
そして、鬱になってしまって、ちょっとね、重い話だからここはね、ちょっとサラッと通しちゃうけど、東京から逃げるみたいに、俺たち夫婦はね、東北の田舎町へ行ったんだよね。
そこでのね、始めた仕事、勤めた仕事、働いたこと、それね、すごいきつかったんだよね。続けるのが本当に厳しい、そういうところだった。
ましてや、目の病気もあったりして、右目はあまりよく見えないしね。いつ視力が両目なくなるかわからない状態の病気もあったりして、手もね、すごい震えてるんだよね。
動画ではね、編集してるからあまりわからなくしているつもりなんだけど、でもやっぱり手がすごい震えていて、料理人なんだけど、目と手が使えないってなかなかのもんでしょう。
そういうところに隣でね、完全に落ち込んじゃうよね。鬱になって、目も見えなくなってきて、それで手も震えて、盛り付けってきれいに盛れないんだよ、手が。
妻の「また始められるよ」と料理の記憶
それでね、妻が言ってくれたんだよね。また始められるよって。今ね、この言葉を改めて聞くとね、自分で言ってるんだけどさ、ひとつね、気づいたんだよね。またって。新しく始めようじゃなくて、またって。
またってことは、前にもやれてたってこと。横浜の15年間も新宿での5年。赤坂と新宿のお店で5年間。で、そのお店はでもなくなっちゃった。
でも、そのお店でもずっとね、麹は使っていたんだよね。で、それが手に食っていうのかわかんないけど、仕事の中で麹を料理に使っていたっていうことが、俺自身の料理の手数に残ってたんだよね。
だからゼロからじゃないんだよ。だからまたっていう言葉でもあるのかなって。今はね、こうやって言えるけど、料理、これを自分の手に取り戻すまでにはね、実際5年かかってるんだよね。だから全然かっこよく
なんかないし。
もともとさ、若い頃ね、俺元キックボクサーなんでね、プロでやっていて。でもそれでも全然勝てなかったんだけどね。日本チャンピオンになるなんてとんでもない話でさ。ただプロボクサーでやったよっていうだけなんだ
けど。
でもそれでも減量っていうのはね、我慢してやる減量っていうのはよく知ってる。歯を食いしばってこうやっていくっていうようなことは割と得意な方なのかなって。でも減量の我慢って試合の日が決まっているから持つ
んだよね。
だから何かを始めようっていう時には試合の日っていうのがないんだよね。だからいつまで頑張ればいいのかわからない。
で、その頃、あの頃の俺はっていうのかね、踏ん張りが効かなかった。前にできたことを思い出せばいいんだけど、それができなかったんだよね。だからこのまた始めればっていうことは前にはできてたんだよ。
でも俺はこのまた始めるっていう道、インスタを通してね、強くなったんじゃないんだよね。全然鬱だったしさ。弱いままでまた始められたっていうのかな。
だから踏ん張って強くっていうそういう力の代わりに妻が言ったそのまたっていう言葉。料理インスタでやり直そうって言ってくれた。また始められるよって言ってくれたんだよね。
今はずっと妻にはずっと食事は作ってる。また始められるよって言ってくれた人にいつも笑顔が欲しくてさ。料理は作ってるんだよね、ずっと俺が。
それである時妻が作ってくれたこねてないハンバーグ。これ三浦のリールをよく見てくれてる人は知ってるかもしれないけどこねてないハンバーグ。ちょっとバズったやつ。あれ元々はさ、うちの妻が作ってくれたんだ
よね。
それがさ、料理しないから元々。全然料理できる人じゃないんだよね。だけど一生懸命っていうかハンバーグも日本人じゃないしさ。マレーシア人でね。だからハンバーグとかもよく知らないのよ。
だけどそれを伝えたいためなのかな。ハンバーグを作ってくれたわけよ。こねてないし何も混ぜてないひき肉パックのままパンってさ。でもそれを全く何もしてないハンバーグ、焼いただけのハンバーグがめちゃくちゃうま
かったんだよね。
強さではなく、続けられる仕組み
だからまた始めてみようっていうことになった。でも正直白状してしまうと今も打つから立ち直ったとは思うんだけれども強くなったわけじゃないし。
54歳のね。今もね。実はね、そんな中で強くなったわけじゃないけど今新しい準備をしている途中で正直その新しいことをするチャレンジってやっぱりちょっと怖い。
俺何か先生みたいなわけじゃなくて、また始め直している途中の人なんだよね。このラジオだってもともと一旦やめちゃったんだよね。
なんか理屈理由みたいな言い訳みたいな時間がないとかネタを書くのがきついとかさ、あとラジオはあんまり聞いてくれる人がいないなんて言い訳してたんだけど、だから全然かっこいい理由ではない。
だから仕組みを作ろうかなと思ってラジオをやる。店の15年間毎日何百人分も作ってたんだけど、何を作ろうとかって悩んだ時はないんだよね。仕組みって朝決まっていることをただ淡々とやっていく。だからラジオも
そういったことができたらいいのかなって。
だから気合が入ってなくても手が動いてしまうみたいなね。自分を強くする。そんな代わりにハードルを下げて続けていくっていう方法ができたらいいなと思っていて。
さっき録音ボタンを押したって言ったでしょ。それが今日の話の止まったままラジオ。止まってしまった。一旦やめてしまったラジオをまた始めている。今この声でね。
だからっていうのもあれだけど、このラジオまた続けられなくなってしまうかもしれない。自信ないし。でもたとえ止まってしまってもまた始められるって。今日みたいにボタンを押せば、それを押すことさえできればね。
何度でもって。
よく聞くけど、たぶんそういうことなんじゃないかなって。一回で完璧に始め直すことなんかできなくても、止まってしまうことがあったりしても、またやればいいじゃんって言えればいいかなって。
「また」と言って、置いてきたものを取り戻す
みんなさ、家族のご飯を長く作ってきてたりするわけでしょ。自分のことをいつも後回しにしてきたりさ。よくミラーのアカウントで言うんだけどさ。自分のことをどうしても後回しにしちゃうんだよね。
途中で止まってしまったことってあるじゃん。習い事とかかもしれないし、仕事かもしれないし、好きだったのにって何かそういったことかもしれない。
その上、もう遅いかなとか、今更私なんて、そう思ってね、仕舞い込んだりとか、止まってしまったとかね。でもそういうのって矛盾してるかもしれないけど、あなたが弱かったからじゃないと思うんだよね。
さっき強くなってないって言ってさ、なんかちょっと矛盾してるかもしれないけど、誰かのためにちゃんと時間を作ってきたから、使ってきたから、今があるわけじゃない。
で、それってさ、ゼロから始めることじゃなくてまた始めることなんだよね。わかりづらいかな。
冷蔵庫を開けてさ、何か作るか考えるとき、何も考えてないのに手が先に動く時ってあるでしょ。
それって毎日続けてきたから、手に残ってるっていうのかな。
54のおっさんがね、また今からね、ラジオやり直してる。だからもう遅いっていうのはあまりないんだと思うんだよね。
で、去年始めたわけで、53歳からインスタ始めて、それで10万人以上の人がインスタ見てくれるようになってさ、だから遅いっていうことってあんまりなかったりするんじゃないかなと思っていて。
そう思うと、あなたが途中で置いてきてしまったものってなんだろうって。だから今夜ね、できること、これ一つ思い出してほしいのが、またって。また○○しようかなとか。
始めてみようかな、やり直してみようかな、また。それって言うだけでもいいんだよね。始めなくたっていいと思うし、またって言えたら、もともと本当のあなたのところにたぶん行けるんだと思うんだよね。
そんな感じでね、話が締まったかどうかわかんないけど、こんな感じでラジオもまた続けていけたらいいかなと思っています。
醤油麹の納豆ご飯とラジオの再開
それでちょっとね、三浦のラジオのアカウントなんでね、料理のことも少しだけ話そうかなと思うんだけど、今日はね、本当にチャチャっとした話。
醤油麹を使っての納豆ご飯。納豆についているタレの代わりに醤油麹を入れてごま油をかけて混ぜる。それだけ。
だけどめちゃくちゃ美味しいからね、試してもらいたいなと思うんだけど、醤油麹がそもそもあんまり手元にないかもしれないから、ちょっといいアドバイスになったかわかんないんだけども。
なんだったら、醤油と塩麹半々くらいで入れても面白いかもしれない。
もし冷蔵庫にあるんだったらやってほしいなと思います。
それで毎週木曜日に、続けていきたいなと思ってるんだけど、17時にLINEで今夜のまかないってこのラジオのことも知らせようかなと思っています。
聞いてくれた人にお願いしたのが、そのLINEで返信してくれたら嬉しいなと思っていて、またってこの言葉だけでいいから返してくれたら嬉しいなと思います。
ラジオもね、俺もまた始めたばかりだしさ、ボタンを押すところから同じ挨拶でスタートできたらいいかなと思います。
始め直すときって試合の日、決まった日がないからさ、歯を食いしばして我慢してやろうっていうのは違うなと思っていて、だから無理やり我慢するってことを減らしていけたらいいなと思います。
それでは皆さん、さよなら。またね。おやすみなさい。