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#62経験だけで終わらせるな
2026-08-31 15:26

#62経験だけで終わらせるな

夏休みはどうでしたか?あそこに行った、ここで遊んだなど…

多くの経験ができたと思いますが経験しただけで終わらせずに経験値として生かしていくにはどうすればよいかを考えたいと思います

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サマリー

本エピソードでは、工業高校教員であるパーソナリティが、自身の夏休みの多様な経験を振り返り、それを単なる経験で終わらせず「経験値」として次につなげる方法について考察します。AIを活用した技能検定試験対策や、熟練技能の言語化・数値化による技能継承の可能性、ものづくりコンテスト運営の経験などが語られます。最終的に、経験から気づき、考え、行動を変えるプロセスこそが真の経験値となり、それは特別なことではなく日常の意識次第で得られると結論づけています。

夏休みの振り返りと経験の重要性
こんにちは。岐阜県の工業高校で教員をしているすみです。 この番組、未来をつなぐものづくりでは、日本の製造業を支える企業の技術や、そこで働く人たちの思い、そして工業高校での教育現場を紹介していきます。
8月はなかなかポッドキャストを更新できず申し訳ありませんでした。 新学期もあっという間に始まりましたので、今回からまた継続して週1で配信していきたいと思っています。
夏休み始まったなぁと思ったら、あっという間に終わってしまいましたね。 ただ振り返ると本当に多くのことやったなぁって思い出しますね。
IHIのエンジンの講習会、笠松町の小学生のドローン教室、生徒のインターンシップの方も、今回はFDAや三菱重工など県外への企業へお願いして行わせていただいたということもありましたね。
あとはものづくりコンテスト東海大会、千番作業部門の担当校として準備運営を携わりました。
大隈株式会社による木下絵体験を講習会でしてもらったり、またネクストハイスクールでいろいろなものを揃えてカリキュラムを作るという仕事がありますから、それについても多くの企業に行っては話を聞かせていただきました。
そしてやっと今日ですね、技能検定一級マシニングセンター部門というのを受験してたんですけども、その試験も終わり、ほっと一段落といったところですかね。
振り返ってみると8月は自分自身の経験値がかなり上がった1ヶ月だったんじゃないかなというふうに思っています。
今回はいろいろ経験させていただいた中で、これをどのようにつなげていくのかっていうところを深掘りしていきたいなというふうに思っています。
冒頭では経験をたくさんしたという話をさせてもらいましたけれども、これ経験しただけで何か成長したということになるんでしょうかね。
ちょっとそこを考えると本当にそう言えないんじゃないかなと思うんです。
やはり経験を意味に変えるということをしなければ次に生きてきませんし、ただしたっていうことで終わってしまいますよね。
そんなことを考えながら、それぞれどんなふうに経験したことを活かせるのかということを少しお話しさせていただけたらなというふうに思います。
AIを活用した技能検定試験対策
今回技能検定1級、マシニングセンター作業を受験することにしました。
それはですね、今多くの企業からいろんな工作機会の話を聞きながらNext High Schoolのカリキュラムを考えているんですけれども、
カリキュラムを作る方の私が工作機会や工業について知っていなければ、深い話は企業とすることはできませんよね。
なので、そういった意味でも自分自身の勉強ということもあって取り組んだんですけれども、もう一つ大きな理由があって、それはAIの登場なんですね。
いろいろ聞けば詳しく文句も言わずに返してくれる。そんなAIを皆さん使っていると思いますけれども、
まさに資格試験というのは、このAIというのは相性がいいんじゃないかなというふうに思うんです。
例えば技能検定の問題も過去問としてネット上に上がっていますが、問題と答えしかないんですよね。
だいたい資格試験の過去問って出ていれば答えもありますけれども、その解説まではなかなかないんです。
だけどその解説までをAIにしてもらえるということが今できるんですよね。
ですから、なんでこの答えになるんだろうということを調べるのも大事なんですけれども、
ただ私も今までだったらそんな時間なかなか取れないなぁなんて思いながら受けてないと思うんですが、
今回AIに聞いてみたらどうかなということもあって、実際に新しい試験対策というか受験方法が見つかるんじゃないかなということで試したかったんです。
まあ案の定AIを使ってですねいろんなことできましたね。
当然問題答えを提示したらなぜそうなるのかということを詳しく教えてくれるのは当然なんですけれども、
例えばChatGPTに音声でやり取りするモードがありますよね。
それで似たような問題を作ってヘッドホンしながら犬の散歩しながら問題を出してもらってそれに答えるとか、
そういうながら勉強もできるようになっているっていうのも有効利用できますよね。
あとはクロードコードなんか使いながら過去問のまとめたものを一覧にしてもらったりクイズ形式で作ってもらったり、
まあそんなこともできるようになっているんですよね。
ですから一昔前みたいに本当にこう自分で調べてコツコツコツコツということも当然大事なんですけれども、
AI を使えば隙間時間で効率よく勉強できたり、もしくは自分のスタイルに合った勉強方法を作らせたり、
また自分の分かるまでとことん付き合ってくれるっていうところで言うと本当に勉強方法変わりました。
ぜひですね皆さんも資格試験、何か難しそうだなっていうのがあってもこういう AI を使えば今まで以上に勉強がはかどるんじゃないかなというふうに思っています。
熟練技能の継承と数値化への挑戦
この経験をですね機械検査3級というのを毎年1年生に希望者に受験してもらっているんですけれども、
それにも活用できるんじゃないかなというふうに思っています。ちょっと楽しみにしてるんですよね。
今回は合格率や、もしくは生徒の興味関心を引けるような、食いついてくるような、まあそんなようなシステムが作れたらなというふうに思っています。
まあ結果ですけどもね試験の、まあ楽しみに10月を待ってます。
それこそチャットGPTに採点してもらったら合格圏内ですよみたいなこと言ってもらってるんですけどね。
お世辞かもしれませんからね。まあちょっと楽しみにしたいと思います。
そして大隈という工作機械メーカーが木下げ体験をしてもらったんですよね。木下げというのは金属と金属が重なっているんですがそれが
スムーズにまっすぐ動くために少し加工を施す、まあそんなような技術なんですよね。
工作機械や精密機械というのはこの木下げというものが使われています。
しかしこの木下げができるのは人間のみで、なかなかロボットや自動化ができない分野なんです。
そしてまたやるにはですね、体の姿勢やこの力の入れ具合、角度、削る場所、
まあ本当にいろいろ考えることがあって職人技団ということを言われています。
結構体験するとね、面白いんですよ。やっぱりできた、できないって生徒も言いながらですね、やってました。
私もやったんですけどね、面白かったです。ただやっぱり技能継承という意味ではなかなかこれ
どんな姿勢でどのぐらいの力を入れてっていうのがなかなか言語化は難しいみたいです。
ただこれNext High Schoolの課題でもある熟練技能者の技能継承という意味では
これもってこいだなというふうに思っているんです。例えば姿勢を分析したり、力の掛け具合、
もしくは角度、削る場所、またリズムなんていうのもですね、数値化できたらいいなというふうに思っているんです。
そういったものができると、かなり技能習得も早くできるんじゃないかなというふうに思いますし、
またインターンシップで三菱重工に行ったんですけども、その時はですね、エアーボールという穴開け作業なんですけども、
姿勢とドリルの角度なんか全部ですね、数値化して熟練技能者と比較してこうなってるよ、今こうだからこうしたらもっとうまくできるよなんてことをですね、
生徒が指導してもらってたんですよね。やはりそういった取り組みというのが
大手企業からどんどん始まっているんじゃないかなというふうに思います。
こういったことが工業高校でも指導の中でうまく使われると、感覚的なものじゃなく、それプラスアルファして
数値的なものも自分で理解しながらできるというのは、これは早くうまくなる手段の一つになってくると思います。
またこれはですね、スポーツ部活動の分野でも使えるというふうに踏んでるんです。
走る、投げる、飛ぶ、そんなような人間の動作を人間工学という視点から分析するというのは、これなかなか面白いことだと思うんですよね。
こういったこともやっていきたいなっていうふうに思いました。
ものづくりコンテスト運営経験と発信の課題
そしてもう一つ、ものづくりコンテストの運営、これはなかなか大変でしたよ。
ものづくりコンテストって本当地味でですね、誰も知らないでしょ、これは。
だけどこういうのをですね、もっと発信したりもっと広めたいなと思うんですが、これなかなか運営してみないとその難しさとか方法というのが見出せないと思いますので、
今回担当校ということで、ほとんどですね、私一人で準備、そして運営の方をやらさせていただきました。
いろいろお願いすることもできたかもしれませんが、今回もですね、AI がよく頑張ってくれました。
過去のデータをうまく今年のように当てはめてですね、変えてくれたりとか、本当に助かりましたね。
こういった活用の方法もありますし、またですね、自分一人でやることで全体がはっきりと分かったと解像度がかなり高くなりましたよね。
ですから本当は来年もう1年やると、かなり多くの方にも発信できるような形でものづくりコンテストというのがやれるんじゃないかなというふうに思うんですが、
これ1年後退なんですね。今度は三重県なんですよ。
ですから今回の経験を三重県の方にも伝えながら、今後に生かしていきたいなと思うんですよね。
ものづくりコンテスト、1000番って見たことないでしょ。
いやーこれYouTubeとかで見せたら結構面白いんじゃないかなっていうふうに思うんですけどね。
そしてまたそれが自分の学校の生徒が出てるなんて言ったら結構興味湧くんじゃないですか。
ものづくりというのはやはりいかにその面白さを伝えるのかっていうのが今の一番の課題だと思うんです。
そういった意味でも今回担当校として運営に携わって、よく理解したことを今後に生かせれるということはプラスかなというふうに思っています。
経験を経験値に変えるためのステップ
さて今回いろいろ話をしましたけれども、経験を経験値に変えるっていうことが大事だっていうことが今回の一番の主題なんです。
シンプルに言うと経験するだけで終わらずに、気づく、考える、そして言葉にする、そして次の行動を変える、ここまでいかないと経験したっていうことにならないんじゃないかなって思うんですよね。
ですから私今ラジオで喋ってますけども、こうやって話をしながら言葉にすることでより理解も深まってるっていうのもあると思うんですよね。
生徒にも夏休み何したっていう話をして、そうしたらずっとアルバイトしてましたっていう生徒もいるんです。
当然部活動一生懸命やったとか、あんなことこんなことやりましたっていう子もいるんですけどね。
ただアルバイトが悪いわけではないんですけども、アルバイトをしてただけで終わってたら本当に高校生の夏休みとしてはもったいないと思うんですよね。
例えばですよ、コンビニでアルバイトしてました。
レジ打ちしてました。夏休み終わったらコンビニでアルバイト頑張りました。
で終わるかもしれませんよね。
でも例えばただレジを打つっていう時間が経つまで待ってるようなアルバイトではなく、常連のお客さんを観察して買うとよく買うものを覚えたりとか、
もしくはタバコの番号なんて覚えておくとそのお客さんがレジに来た時にパッと出すことできますよね。
そしてよく覚えてるねなんて言うと、これは一歩先を考えることができる、気づくことができるようになったとも言えるんじゃないでしょうか。
これって同じアルバイトしててもだいぶ質が違うんじゃないでしょうか。
同じ時間を過ごすのでもやはり経験値というものを積んでほしいんですよね。
ただやったっていうところで終わらせてて欲しくないんです。
例えば3年生の皆さんはもうすぐ9月中旬には就職試験があります。
そこには面接がありますよね。
そこでは必ず聞かれますよね。高校生活で頑張ったことを教えてください。
それがアルバイトやってました。
ではこれは悲しいです。
だけども同じように部活動これやってましたと言っても、これ結局中身を見てみたら一緒なんですよね。
会社の人が聞きたいのは経験の多さとか豪華さとか派手さとかそんなことはないんですよね。
どう考えて行動したのかっていうことが一番聞きたいところなんです。
そう思うとどんなことをしてても経験値を増やすことにはなると思うんです。
ただ経験値を増やそうと思ってその時間を過ごしているのかどうか、そこが大きく違うんじゃないでしょうか。
生徒の皆さんにはもう一度聞きますよ。
この夏何をしましたか。そこから何に気づきましたか。
その経験を次にどう活かしますか。
これが答えれるとその人の経験値が見えてくるっていうことなんじゃないでしょうか。
日常の経験を経験値に変える意識
今回は経験を経験だけで終わらせず、しっかりと経験値にしようっていう内容でした。
これはですね、自分自身も言ってるんです。
生徒だけの話ではないんですよね。
夏休みいっぱいいろんなことをさせてもらいました。
だけども、これ良い経験でしたって自分自身が終わってしまったら、これ何にもならないんですよね。
技能検定やキスあげ、ものづくりコンテストやドローン教室、オープンキャンパスにロボットコンテスト。
いろんなことを経験させてもらいましたが、これが自分自身の経験値となって生かされないといけないんですよね。
それが本当の意味で経験ということなんじゃないでしょうか。
皆さんはこの夏どんな経験をし、そしてどんな経験値をあげましたか。
そして9月からいよいよ何かが変わりそうですか?取り組みが変わりそうですか?
なんかそんなことで次に次にと繋がっていくような、そんな経験を増やしていきたいですよね。
でもその経験は特別なことではないです。
日常、茶飯時、いつも通りのことでも心構え、もしくは意識を高く持つことで過ぎていくだけの時間がもしかして、
経験値として自分に蓄えられていくかもしれませんよ。
そのように時間を使っていきたいなというふうに思っております。
番組情報と次週予告
未来をつなぐものづくりは毎週月曜日朝7時に配信しています。
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インスタグラムで航空機械工学科と調べていただくと日々の取り組みがわかります。
また来週お会いしましょう。さようなら。
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