不登校の親の時間。 この番組は、お子さんが学校に行けない、行きたがらない、そんな日々の中で、この子はこれからどうなるんだろう、と考えている親御さんのための時間です。
東京田端で43年続く塾、志学ゼミの阿部さんと一緒に、子どもの受け止め方から勉強や進路のことまで、答えを急がずにお話ししていきます。
進行役はチャコウェイ部の横山です。 阿部さん、よろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前回はですね、私と阿部さん、そして志学ゼミのことについて自己紹介の回がありました。 意外なところもありましたので、お話しがありましたね。
そこでですね、今回はあるお悩みを受け付けておりまして、そこでご相談があったことについてお話ししていきたいと思います。
今回のテーマは、不登校の子の長期休みの過ごし方はどうする、ということになります。
よくですね、お盆や年末年始なんか、夏休み冬休みですね。
そのような時間を利用して家族旅行に行こうかなと思っているということなんですが、学校に行けてないのに旅行なんて行っていいのかなというふうにちょっと悩んでしまっているんですね。
そこで行っていいのかというひけ目を感じるようなところがありつつ、それでもお子さんの方も普段の学校の日々とは違うような心持ちであるようなので、いいのかなと思うんですが、
じゃあどうしたらいいんだろうと、夏休みとか冬休みですね、生活のリズムとか勉強とか、あとは家族の旅行に行っていいのかとか、そのようなところについてどうしたらいいでしょうかというお悩みをいただきました。
こちらについてですね、安倍さん、この長い休みの間、不登校の子はどのように過ごせばいいのかということについてどのようにお考えですか。
まず旅行の件ですけれども、皆さん気にするのは世間体なんですね。世間様がどう見るか、世間様にどう映るかっていうのが気になるところですよね。
それはもちろんあるかと思うんですよ。ただ一番大事なことは子供の考えに沿って動いてあげるということですね。
例えば旅行一つにしても、親御さんが旅行に行くと言ってお子さんが行きたいと言えば、やっぱりそれは一歩踏み出すべきだと思いますね。
世間様がいろいろ思うことっていうのは、親が盾になればいいんです。子供は親が盾になって守ればいいんです。
その腹をくくっていけば、子供がやりたいという一歩、外に出たいんだ、家の中にずっといるよりも外に出たいんだということを評価すると言ったらおかしいですけれども、一歩一緒に踏み出すということが非常にプラスだ
と思います。
せっかく学校に行きたがらないということは、ちょっと外に出たくないなというような気持ちもある中で、旅行には行きたいって思うのは、それは外に出られるいいきっかけになりますよね。
想像通りですね。ですから、悶々としているよりは、ちょっと気分転換もなりますし、勉強は教科書だけではありませんから、いろんなものを見ていろんなものに触れたり、そしていろいろ考えること、これも大事です
よね。
自然の中に根を置いて考える、これもいいことですもんね。
ですから、子どもにとってプラスになるなと親御さんが判断されて行動する。それがあれば、世間体よりもその方を優先された方がよろしいかと思います。
そうですね。旅行で学校とは違うところでのいろんな体験がいいきっかけになるかもしれないですよね。
そうですね。学校は何か理由があって行けなくなったわけですから、それを無理をするよりも本人が一歩外に出てみたいという気持ちを優先させてあげた方がいいと思いますね。
お子さんの気持ちですね。
その気持ちに親御さんが寄り添うときに、子どもさんも合わせてくれたんだとか寄り添ってくれたんだという安心感を得ます。この安心感が大きいですよね。
また話を聞いてもらえるなとか、また一緒にどこどこへ連れて行ってもらえるかもしれないという期待もあるでしょうし、喜びがあると思いますよ。
それが学校で今得られていない状況を無理に強制するよりもプラスになる方向で考えたほうがいいですよね。
それが何かのきっかけになるかもしれませんから。
そうですね。お子さんにとってはせっかく気持ちが前に向いているので、外に出る。それを大切にしたいというところなんですが、ただ実際にやるとすると、やっぱり学校に行ってないけどうちの子外に出て遊んでていい
の?っていうちょっと怖いような思いも親御さん的にはあるかなと思うんですが、どうでしょう?
その気持ちはよくわかります。それはないっていうのはなかなか難しいでしょうけども、やっぱり親御さんは先ほど言いましたように子供さんの盾になる。世間様に盾になるぐらいの気持ちでいるのがいいですよね。何かあ
ったら私が全部責任を持つ。
要するにこの子の今の状態を背負っていけるのは親だけなんだというぐらいの気持ちですよね。
その子供に寄り添っていくということを中心に考えれば、世間がどうのこうの言われても気にすることはないですね。
世間がそれを直してくれるかというとそうでもないです。気にするから気になるだけなんですね。
子供を中心にそこは考えていい。子供のさんの気持ちですよね。に寄り添うことを中心に考えていけばよろしいかと思います。
そうですね。やっぱり悩んでしまうときには周りからどう思われるのかということを、より自分の子が少しネガティブな状態になってしまうのではないかとか不安に思われるかもしれないんですが、
むしろ、もう守るんだということと、そのお子さんの気持ちを大切にするという視点をお子さん中心に持ってくると、周りから何かを言われるということよりも重要なところはお子さんなので。
そうです。
そういうことですね。
何かあったら大丈夫大丈夫と励ましていけばいいですね。
そうですね。確かにそのおかげでいい思い出ができたらまた前向きになって、何か好きなこととかやりたいこととか見つかるかもしれないですよね。
その通りです。だから親子さんも前向きに考えたほうがいいですね。プラス思考ですね。
行ったら何か言われるんじゃないだろうかじゃなくて、行って何かを発見してくれるかもしれないし、喜んでくれるかもしれない。そう思ったらいいんじゃないでしょうかね。
そうですね。何か無理に怖がりすぎずに一歩踏み出してみるということですね。
そして親子さんも子どもさんと一緒に行けたという喜びが残りますからね。
そうですね。
一緒に体験をしたとか、一緒に同じものを見たとか、それでどう思ったという言葉を交わすことができたとか、いろいろありますよね。
その時に親子さんは親子さんなりに子どもさんの成長を感じるわけですよ。
それが親の喜びでもありますからね。
この長い休みだからこそできることという感じがしますね。
というやり方で戻していくということですね。
何かのきっかけですよね。そうすると何かのきっかけですごくそれが好きになる。いろんなことが発見がありますよね。
それで興味があれば、例えば博物館に行ったりしてもいいわけですよ。
そして一緒に見て、こうなんだとか一緒になって考えたりね。そういうのもいいですね。
あんまり根を詰めてやらないことですよね。大事なことは継続ですから。
根を詰めすぎない。
少しやって、疲れてそうだったら少し休んでからまたやろうか、でいいと思いますよ。
長期休みの過ごし方について少しまとめていきますと、旅行とか外に出たいというのは抑えつけずに、あとは世間のことは気にせずに出たい気持ちを尊重して一緒に出る。旅行にも行って楽しむということですね。
あとは生活のリズムは、もう学校の期間、お休みの期間関係なく整えていくのがいいということ。
そして勉強については、あまり焦りすぎずに自分が今できることからしっかりと見極めて一緒に認めて褒めながらやりたいことをやる。そしてできるところから伸ばしていくということですね。
もう一つ言うなら、子どもも家族の一員ですから、いろんな家庭の用事ですね、それをやってもらっていいと思いますよ。
例えば一緒に掃除をしようねとか、買い物に行ってきてとかいうのもいいと思いますよ。
晴れ物に触るような扱いはしないほうがいいですよね。
なるほど、せっかくなので家事を一緒にやるとか、やってもらうとか。
じゃあお母さんはここ片付けるから、なんとかちゃんは向こう片付けてねとかある先ですが、ここの拭き掃除するから向こうの掃除機かけてでもいいんですよ。
だからそれも日常の中に組み入れたらいいんですよね。
そうですね。
それもまた勉強ですから。
確かに家庭生活におけるということですね。
そうですね。それも一つのリズムになってきます。
なるほど、もう全体がリズムの一つになっていくということなんですね。
はい。
ありがとうございます。
それでは最後に長期休みについて悩んでいる親御さんに向けて何か一つお伝えすることがあるとすると何でしょうか。
そうですね。生活のリズムも子どもさんに寄り添って作っていくということですね。
ですから一緒に話をして決めること。朝は何時に起きれる?何時頃だったら動けるようになる?というふうにありますと。
それがなったらそれをお手伝いするからというか、その時間になったらどうしたらいい?起こしたらいい?という話をしながら決めていく。
親御さんとお子さんでともに生活リズムを作っていくということですね。
一方的に押し付けないということですね。
一方的に押し付けない。
はい。ありがとうございます。
それでは今回も締めてまいります。
不登校の親の時間。今回は不登校の子の長期休みの過ごし方についてお話をお届けしました。
この番組ではいただいたご質問にお答えしていきます。
うちの場合はどうなんだろうということがあれば番組の概要欄にあるフォームから匿名でお寄せください。
それではまた次回お会いしましょう。