1. スプタン男のみんな違ってみんな良い
  2. #50 友が、消えた‐金城一紀
2024-12-27 20:00

#50 友が、消えた‐金城一紀

ゾンビーズは青春冒険譚。

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金曜日のミンチ側、おすすめ紹介。
小説、漫画、アニメ、おもちゃ、運動、旅行、食事にブランド、アクセサリー、タトゥー、エトセトラ、
メジャーなものからマイナーなものまで、TsuNの矛盾だらけの独断と偏見。
そんな金曜日、今日の話題に行ってみましょう。
ミンチ側!
語勢を知っていますか。海軍の学校の言葉だったり、今でも自衛隊の人は言えると思います。
自分の中で反省をして、1日の終わりに、その5個の反省文を読んで、自分を返しましょう。
この中の1つが、私はすごく好きです。
私生に基る仲利子家という言葉があります。
自分の良心、人としての良心や道徳心に背くことはなかったかという言葉です。
1年の振り返りで、ざっくり振り返った時にどうかなというものや、
良いことをしたのか悪いことをしたのか、いろんなことを考えて、後味が悪い時にすごく考えるというか、自分の中で思う言葉です。
私生に基る仲利子家、自分の真の心に背くことはなかったかというような気持ちです。
この真言ばかりはまた難しいんだけどね。
スープタン男のみんな違ってみんないい。
はい、ごきげんよう。スープタン男のつんです。
この番組ではみんな違ってみんないいを基本にスプリットタンの私が好き勝手話す番組です。
気楽に聴いてください。
13年ぶりの新刊、金城和樹友が消えたということで早速買って読んだんだけど、
もう13年ぶりよ。金城和樹という作者が大好きなんですけど、
映画をやったりしているんだろうね。ドラマ脚本とか脚本も書いてるんだよ。
あんまり映像作品が好きではないから、好きではないって言うと語弊があるんだけど、あんまり追っかけないからさ。
小説を書いて、小説を書いてほしい。
もう次新刊、新しいものでもいいから書いてほしいと思っててね。
出たんですよ。13年ぶりだって。
ちょっと待って、13年も経っちゃうの?ってね、まずなったんだけどさ。
びっくりした。俺、13年ぶりにこの登場人物と会ってんの?っていうね、感じになったんですよ。
この新しい新刊は友が消えたという題名で、作者は金城和樹さん。
シリーズで言うとね、このゾンビーズという彼の書いている大きなシリーズがあるんですけど、そのシリーズの1個なんですね。
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でも別にこれから読んでも全く問題なく読める作品で、ぜひ興味がある方は読んでほしいんですけど、むしろね、俺こっから入っても面白いと思うよ。
全然重くないのね。ざっくり言うと、青春者なんですね。青春者。青春冒険団みたいなね、風に言われたりしてるんですけど。
サスペンスでもなければ、なんだろう、本当に冒険者だよね。青春者。
でまぁちょっとバイオレンスなね、描写が入ったりもするけど、基本的に何か事件に巻き込まれて主人公が右往左往して事件を解決に導いていくぜっていう感じなんだけど、
この主人公がね、な、なんだろうな、かっこよくないんすよ。いやかっこいいんだよ。かっこいいんだけどダサいんすよ。
一番一般人っていうか一番良識的な奴なんだよね。仲間たち、仲間たちがどんでもない仲間たちでさ、
まぁ一見落ちこぼれたちの、落ちこぼれで脳みそが足りないみたいなね、奴らの仲間が仲間なんですよ。
そう、その中で主人公は、なんだろう一番良識的で、なんでお前は本当に頭が悪いんだろうって思うぐらいね、良識的な奴で。
暴力では何も解決しないって言いながら暴力で解決をしようとする節があるっていうね。
俺はこの自己矛盾をはらんでウジウジしてる主人公大好きなんだけど。このね、トモが消えた、えーっとね、
重さ的には全然重くないのよ。コメディ調って言えばコメディ調だし、うーん、漫画のように読める本だなぁと思う。
ほんと漫画っぽい。ルロケンとかドラゴンボールとかゲットバッカーズとかも、なんかそういうものを読んでいる感じに近いって言えば近いぐらい軽い。
小説としてはじっくり読まなきゃいけないって言うんじゃなくて、えーそれでそれでって次々ページをめくっていくタイプの本かなぁ。
そう評価で言えば期待していた物語じゃなかったんだよね。悲しい。このゾンビーズというシリーズを今日はお勧めさせてもらいたいんですけど、
このまずねこのゾンビーズという仲間たちがいるんですねこの主人公の。その仲間たちのシリーズ、仲間たちとみんなで集まって何か問題を解決していこうぜっていう物語なんだけど、
落ちこぼれ高校なんですよ。その高校生の時の話なんだけど、その高校生が終わっちゃうんだよね。卒業してんのよもうこのシリーズは。
でそれで卒業しての後のシリーズだからもう主人公が一人になって仲間たちと散れ散れになって主人公はもう大学生になってんだよ。
友との約束を持ちながら。いやー出して欲しかった仲間たち。いやースンシンにアギーに山下に会いたかったよ俺は。
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いやーどんな大学生どんな高校卒業後を歩んでいるのかっていうのを見せてくれよ。書いてくれよ。
これじゃ皆方かわいそうだろう。でねーほんとね俺はこの主人公の皆方っていう主人公なんですけどがもうシリーズ通して結構好きなんですよ。
パッとしねーパッとしねー頭のいい賢いだね。賢いタイプの小鶴さんも持ってて自己矛盾も払ってて。
でも基本的になんだろうな少年はおバカさんみたいな感じで自分と重ねてしまう人が多いと思うこの皆方というキャラクターは。
ふてくされて車に構えて生きている時ってあるじゃん。なんか一生懸命やるのダサいとかさ。
なんだろその場になんかクラブに行って酒を飲むのダサいとかさ。女にうつつを抜かしてる奴はダサいとかさ。
そういう美意識が抜けなくて逆にこじらせてしまったみたいな男なんだよ。
トラブルに巻き込まれることなく平穏に過ごしていきたいと思ってるんだけどハードボイルドな俺かっこいいみたいな感じになって揉め事に首を突っ込んで行っちゃうんだけど。
それはとても皆方らしいなって思って最後ねこの今回の今作の友が消えたっていう5作目なんだけどこの5作目の最後はね皆方は結局そういう風に生きていくのかって思って。
もしかしたらねこの新刊も出てくるんじゃないかなと思うようなね続きが起こり得る終わり方だったからぜひともね大学生編が始まるんだったら大学生編始まってほしいなーって思いました。
まあそう新章が始まった新しいフェーズに入ったんだろうなーっていう感じですね。
まあ続くんだったら是非ね続いてほしいなーって思って。
そうなんかやっぱりねプロローグ的な感じだったな今作はメインで書きよって感じじゃなくて。
まあねそうで後半はねこのゾンビーズシリーズのメイン今のところこの最初のねメインの高校生の部分のお話をしていこうと思います。
このゾンビーズシリーズ第1作目がレボリューションナンバー3というものがあって2作目にフライダディーフライ3作品目にスピード4作品目にレボリューションナンバー0というものがあって。
一番何だろう話題になったのはやっぱりフライダディーフライなんじゃないかな。
フライダディーフライは2作目なんですけど映画家岡田くんも出ているような映画実写映画をやってるんですよ。
その翌年だかに韓国だかでもこれが原作として映画化されているはずです。
そっちは見たことないんだけどね。
でコミカライズ漫画化もされているんですよ。
結構このシリーズだからね有名な知ってる人が知っているぐらい知名度はあるんだけどね漫画になってたり実写映画化されてたりするよって。
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さぐっとね説明しちゃうとこのね第一作目のレボリューションナンバー3っていうのがかっこいいんですよね。
このねレボリューションナンバー3第一作目は仲間たち俺たちは一体どんな人間かっていうのの説明もあったり仲間たちになってく様だよね。
もうねワクワクしてしまう男の子俺は当時まだ少年だったけどワクワクしてしまうこのね裏側に文庫本とかだいたいざっくりさああらすじが書いてあるじゃん。
君たち世界を変えてみたくないかと教師に問われて落ちこぼれの学校に行っている男の子たちが冒険をしていくんですね。
でこの一作目は短編3作品が入ってるんですよ。
短編なのでとても読みやすいと思います。
キャラクターたちがとてもユニークで本当にわかるっていうね。
落ちこぼれそうだな多分ね本当偏差値はめちゃくちゃ低い高校生たちのなんか仲間たちってこんな感じだよなって思うんですよ。
かっこいい奴と頭がちょっと賢い奴と喧嘩しかしない奴とでどうしようもないアホみたいな。
ホストとかお水商売とか女を嫌わないで女から金を引っ張ってくる奴みたいなのもいたり。
同じ学校に行っているだけという繋がりで出会っているんだけど仲間になっちゃうっていう。
あの頃の青春を思い出すような。
これが本当この一作目はそのオープニングで概要説明でこれから始まるっていうワクワクが詰まった話なんですね。
このフライダディーフライっていう2作目が長編1本ものですね。
なんだけど47歳のおっさんが主人公なんです。
この47歳のおっさんが普通に生きてて普通にサラリーマンやってるのにいきなり娘、高校生の娘が不良の男の子にぶん殴られて傷ついてしまったという話で、
もうその男にその父親が仕返しをしてやろうっていう話なんですよ。
ただ47歳のおっさんは喧嘩早い高校生にまともにいって勝てるわけないんですよ。
その中でゾンビーズたちがこのおっさんを鍛えたり戦うシチュエーションを整えたりするっていう話なんですけど、
すごいコミカルに書かれててこれはねワクワクが止まらないんですよ。
でもこの中ですごいいいなーって俺は印象にフライダディーフライで印象に残ってるのって、
灰とダイヤモンドの一節をこのおっさんが口ずさむんですよ。
灰とダイヤモンドかっこいいんだよねー。
なんかね、きっと作者は映画が好きで小説が好きなんですよ。
だからクラシックも出てくるしいろんな小説とかも出てくるんですよ。
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それをまた俺が知らねーって思って見てみたり読んでみたりするんですよ。
もういいよドラゴンとかスターウォーズとかそういうのもめちゃくちゃ出てきて、
なんだよ見たことねーのかよテンション下がんなーみたいなちょっとした会話の中に出てきたりするんですよ。
このおっさんがね灰とダイヤモンドという一節をやるんですよ。
俺はこの灰とダイヤモンドをここから知って映画も見て小説も読んだんですけど、
まあ暗いまあ難しい話なんだけど面白かったですね。
そういうふうに世界を本当に広げてくれる話なんですよ。
ただおっさんが47歳のおっさんが暴力で娘が暴力を振る舞われた時に仕返しをするっていうのってさ、
良くないことじゃん。暴力を暴力で返したって何も終わんねーよとか何も始まんねーみたいなことを言われるんですよ。
自分の心の収まりどころっていうのはおっさんが一人で行ったって勝てるわけないんだよみたいなね現実を突きつけられたりして。
結構うなだれていく説教シーンがあるんですよ。ただねそれが良いんですよ。
暴力は暴力で解決しちゃいけないって言ってんだけど、でも大切なものを守りてんだろうおっさんって言って鍛えていくんですよ。
でもその大切なものを守りたいっていうのって暴力に染まって自分のヒロイズムを加速させちゃダメだよねっていうね。
結末になってくるんですけどこれがねめちゃくちゃかっこいいんですよ。おっさんと高校生がかっこいいのほんと大好きですね。
でこのゾンビーズシリーズ3作目スピードというねお話なんですけどこのスピードを私はね実はね一番好きです。
このゾンビーズのシリーズの中で一番話題になったのは多分フライダーディーフライなんだけどこれはこのさっきはおっさんを中心になってたんだけどこれはね女子高生が中心になってくんですよ。
女子高生ってやっぱりさ年上の大学生からも舐められるし男からも舐められるし。
でもなんだろう可愛がられたり女だからって遠慮されたりっていうのがあるわけじゃん。男の子と一緒に遊んでても女の子扱いっていうのをされるわけじゃん女の子は普通に。
なんかそういうものを取っ払ってお前はもう自分で自分のことやれよだって仲間だろっていうような感じになってくんですよ。
それででもねこの男たちはバカな男たちはこの女の子たちにやっぱり女の子扱いしてんだよね全然。
でもこの主人公この今回のこの女の子はなんだろう女だからって舐めないでっていう感じがすごく強くて。
この女の子そのトラブルの女のメインの女の子を岡本かなこと言うんだけど私はかなこちゃんじゃなくて岡本さんよってねこのトラブルの原因の男に短歌を切りながらぶん殴ってくるんだけど。
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なんだろうこの暴力シーンがね爽やかなんだよねこの金城和樹という男は上手に書くすごくね車をね運転するシーンがあるんですよこのスピードには。
そうそれで信号って誰が決めてんだよって後ろに車もいないしまあ前にも車いない周りに全く車がないような状況で赤信号で止まってるのってバカじゃねみたいな話になるのね。
すげーわかるなって思うの誰もいないし誰も事故らないんだから法律とかそういう決まりっていうのは人が迷惑をかかんないためにあるものだからね誰もいなければ赤信号で渡っても
もう何の問題もないわけじゃんっていうようなことを考えたりねアクセルを思い切り踏めというようなことを一人に教わるんですよ。
最新作の主人公に赤信号でもひよるなってことだよね赤信号危ないから止まった方がいいよとかいうことを言われたりするんですよ本当に仲間たちの中で全然みんな価値観が違くて
このね価値規な女の子が主人公っていうのがねまたすごい素敵でねかっこいいんですよでやっぱりねこのメインが2作目と3作目かなこのシリーズは
ドキドキワクワク青春者ってやっぱりね何歳になっても読んでて楽しいなって思うんだよねもちろんなんだろうな知的好奇心がくすがうられるとても面白い本っていうのも楽しいんだけどさ
もう主人公たちと同世代じゃなくなってしまっている自分もいてもうね昔読んでた頃はこいつらと同い年だったのにもうおっさんになってるから
けどあの頃は確かにあったわけで不安定だった10代の中学生や高校生の頃の戦っていた世の中と戦っていたり常にトラブルに巻き込まれたいと思っていたあの頃っていうのは尊いものでさ
男たちは そういうのっていうのをいつ見てもあの時自分の思い出のように振り返れるような物語なんだよね
でもこんな仲間たちはいなかった 青春冒険たものっていうのはさ結構さいやーなんだ恋愛ものに振ってしまうものが多いと思うのよ
高校生が主人公の話とかさ中学生が主人公の話とかそういうものってどうしても恋愛フラグとか恋愛の要素みたいなものがちょっと入ってきたりするものが多い気がするのよ
まあそういう話ねそういうのがねほぼほぼほぼほぼというかない話でこのフライダディフライなんかはもう見事にない
男の子ってバカばっかだよね男の子は何歳になってもおバカさんだね本当にっていうのを体現している物語で
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男の子はね何歳になってもこういうところあるよねって思う物語なんだよね
ワクワクしたの最後いつですか思いっきり走ったのって最後いつですか人のこと殴ったの最後いつですか
そんなね風に思うような物語でさ
なんだろうドキドキワクワク青春ものっていうのが好きだったら読んでもいいと思う
でアクション的要素もすごくあってそのアクションがね気持ちフライダディフライとスピードは筋トレや人を殴るとかそういう練習の描写があるんですよ
絶対体鍛えたことがある人間たちが書いているような描写なんだよ
おっさんになってもフライダディフライのおっさんなんてさ47歳だからさ
もう動いたの最後いつだろうみたいな感じなのよ
それでも毎日毎日鍛え直して構築と破壊を繰り返していく以外近道はないとか言われるわけ
ああそんなこと言いやがってこの野郎クソガキがって思うんだよ
それがさまたコミカルで面白くて
最新刊以外は文庫版も出ているのでぜひねそんなに高くなく買えるのでぜひ買って読んでみてください
おすすめはねレボリューションナンバー3フライダディフライスピードというもののこの3作読んでほしいなぁとは思いますこの3作品
とりあえずねレボリューションナンバー3を読んでそれで面白いなって思ったらこの2作目3作目を読んでほしいです
ぜひともねおすすめ近所おかずきのおすすめ回でした
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