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米国株投資の耳よりの話へようこそ。この番組は、聞き流すだけで米国株とか、あと個別株投資についてなんとなくわかっちゃう、そんな楽しい情報をお届けしています。
さてさて、今回はですね、2025年の6月、つい最近ナスダックに上場したフィンテック企業、ChimeFinancialについて見ていきたいなと。
Chimeだけに、あなたの投資判断の決め手になる情報をお届けしますよ、なんちゃって。
おお、いい音ですね。今日はですね、このChimeがどういう会社なのか、それから投資を考える上でどんな点に注目すべきか、皆さんと一緒に見ていきましょう。
よろしくお願いします。早速ですけど、Chimeって、いわゆる普通の銀行とはちょっと違うんですよね。ネオバンクって聞きますけど。
ああ、そうですね、いい質問です。Chime自身はですね、銀行の免許を持ってないんですよ。
ああ、そうなんですか。
ええ、ストライドバンクとか、ザ・バンクオフバンクっていう、提携している銀行を通じてサービスを提供している、いわゆるネオバンクですね。
なるほど、銀行機能を持っているテクノロジー企業みたいな感じですかね。
まあ、そんなイメージでいいと思います。アプリ中心で、従来の銀行よりも手数料をグッと抑えた手軽な金融サービス、それで特徴ですね。
具体的にはどんなサービスが人気なんですか?
やっぱり基本は月額手数料とか、あと最低残高、これがいらない東西預金口座とデビットカード、これがまずありますね。
ああ、手数料無料は嬉しいですね。特に若い人には響きそう。
まさに。さらに給与の振込口座、ダイレクトデポジットって言いますけど、これに指定すると給料を最大で2日早く受け取れたりとか。
へー、それは助かる。
あと、スポットミーっていうサービスがあって、最大200ドルまでなら東西貸し越しの手数料も無料になるんです。
うーん、それは便利ですね。でもそれでどうやって儲けてるんですか?手数料無料なのに。
あー、収益源ですね。これは主にユーザーがデビットカードとかクレジットカードで支払いをした時に、お店側、加盟店から受け取る決済手数料。
あ、インターチェンジフィー。
そうですそうです。インターチェンジフィー。これが2024年の時点ですけど、収益の約76%を占めてるんですね。これが大黒柱です。
なるほど。じゃあそのビジネスモデル、どんな人たちが主に使ってるんですか?
えーとですね、主なターゲットとしては、年収で言うと大体3万5千ドルから6万5千ドルくらい。比較的若いそうですね。
ふむふむ。
従来の銀行サービスにちょっとアクセスしにくかったり、不満があったりした層。いわゆるアンバンクトとかアンダーバンクトって呼ばれる人たちですね。そこにうまくフィットしたという感じです。
あーなるほど。モバイルに慣れてて、手数料に敏感な層にピタッときたわけですね。
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実際、2025年の3月時点でアクティブユーザーが860万人。
860万!?
そのうちの67%、約7割がチャイムをメインバンクとして使ってるっていうデータもあるんですよ。
わ、それはすごい。かなり日常生活に浸透してるってことですね。
そうなんです。その点が例えばよく比較されるブロック、スクエアのキャッシュアップなんかとの違いにもなってきますね。
あーキャッシュアップ。よく聞きますね。ターゲット層は近いイメージですけど、どう違うんですか?
そうですね。ターゲットは近いんですけど、キャッシュアップの方は個人間の送金とか投資、暗号資産とかかなり多機能化してる、いわゆるスーパーアプリを目指してる感じですね。
一方でチャイムはあくまで手数料無料のバンキングサービス、その基本的な金融サービスへのアクセス自体に重点を置いてるという印象です。
なるほど。自己足が違うんですね。
だからさっき言ったみたいにメインバンクとして使われてるこの顧客の定着率、スキッキーネスって言いますけど、これがチャイムの強みと言えるでしょうね。
なるほどな。じゃあいよいよ投資対象として見た場合、どんな点に注意すべきでしょうか?火をつけるべき点ありますか?
いくつかありますね。まず今回のIPOの評価額、これが約116億ドルだったんですけど、実は2021年に資金調達した時の評価額250億ドルからかなり下がってるんですよ。
いわゆるダウンラウンドでの上場だったっていう点は認識しておくべきかなと。
それはちょっと気になりますね。市場環境の変化とか?
それもあるでしょうし、以前の評価が少し行き過ぎてた可能性も示唆してるかもしれませんね。
業績面はどうですか?損失が続いてたイメージですけど、黒字化したっていう話も聞きましたけど。
そうなんです。2024年度はまだ全体で見ると16.7億ドルの売上に対して2500万ドルの純損失だったんですね。
はい。
ただ損失の幅は縮小してきていて、2025年の第一四半期、ここだけ見ると1300万ドルの純利益を出して、四半期ベースでは黒字化を達成しました。
おお、ついに。
ただですね、会社側も今後の成長のための投資でまた赤字になる可能性もあるというふうには言及してるんですよ。
なので完全に安定したとはまだ言えないかもしれないですね。
なるほど、そこは要注意ですね。他には何かリスクとかありますか?
過去にちょっとした問題がありまして、例えば銀行だと誤認させるようなマーケティング表現を使って規制当局から指摘を受けたりとか、
あとは顧客のアカウントを突然閉鎖しちゃったり、それに伴う返金が遅くたり、苦情対応が不十分だったりして罰金を課されたっていう経緯もあるんですね。
フィンテック企業にとって規制ディスクとか顧客サービスの問題は結構大きいですよね。信頼に関わりますし。
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まさに。特にチャイムみたいに銀行の代わりになるっていうのを魅力にしてる会社に立っては、信頼問題はより深刻になりかねない。そこは注意が必要ですね。
確かに。
それと、やっぱり収益の大部分をさっき話したインターチェンジフィーに依存してるっていう構造。これも将来的に規制が変わったりするとリスクになり得るかなと。
じゃあ今後の成長はどういうところに?
そうですね。もちろんユーザー基盤をさらに拡大していくことも大事なんですけど、それだけじゃなくて、例えば融資とか他の金融商品を展開して一人当たりの顧客から得られる収益、いわゆるLTV、顧客障害価値ですね。これをどう高めていくか。そこが鍵になってきそうです。
なるほど。手数料無料モデルで急成長したっていうその魅力と、一方で収益制とか規制、顧客対応っていう現実的な課題、両面をしっかり見極める必要がありそうですね。
おっしゃる通りです。多くの利用者を惹きつけた、あの手軽さとか低コスト、これを維持しながら、じゃあどうやって持続的に利益を出して、かつ信頼を守っていくのか。チャイムの今後の舵取りには非常に注目ですね。あなたならこの状況をどう見ますか?
いやー、不快ですね。今回のチャイムの話、あなたの投資のヒントに少しでもなっていたら嬉しいです。米国株投資の耳寄りな話では、これからもこんな感じで注目銘柄を楽しく、わかりやすく掘り下げていきます。この分析についてのご感想とか、あと今後こんな銘柄を取り上げてほしい、なんていうリクエストがあれば、ぜひYouTubeのコメント欄で教えてください。チャンネル登録もぜひぜひお願いします。
それでは次回、お耳を拝借。