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みなさん、こんにちは。米国株投資の耳よりな話へようこそ。
あの、今日の話題に入る前に、ちょっと想像してみてほしいんです。
はい。
たった5日間ですよ。たった5日間で、時価総額に約3000億ドル。
日本円にして、40兆円以上の資金が猛烈に流れ込んで、
常々来最高定年を好戦した企業があるんです。
へー、あの驚異的な動きですよね。
しかも、AI部門の売上は前年比143%増っていう異次元の大爆発じゃないですか。
それなのに、決算発表直後の時間外取引で、株価が一時15%近くも暴落するっていう。
いやー、本当に恐らしい光景でしたね、あれは。
ですよね。リスナーのあなたも驚いたと思いますけど、
2026年のAI相場がいかに残酷で、
投資家がいかに完璧以上の完璧を求めているかっていうのを示す、すごく劇的な瞬間でした。
市場の熱狂とそれが一瞬で冷水を浴びせられるむろさが、完全に浮き彫りになりましたよね。
はい。ということで今回私たちが徹底的に掘り下げるのは、
昨日、2026年6月3日の引け後に発表されたばかりの
ブロードコム、ピッカーシンボル、AVGOの2026年度第2四半期決算です。
そうですね。この決算はもう単なる1企業の業績発表という枠を完全に超えてしまいましたから。
そうなんですよ。マイクロンとかデル、あとマーベルといった、
ここ数ヶ月で劇的に上昇していた半導体チップメーガル全体を巻き込む、いわば大震源地になったんですよね。
へえ。これは単なる調整なのか、それとも誰もが恐れるあの半導体バブル崩壊の足音なのか、
今日は数字の表面をなぞるだけでは見えてこない市場の真相真理と、
ビジネスの構造的な変化を徹底的に解剖していきましょう。
はい。よろしくお願いします。
では早速、昨日発表された数字から見ていきたいんですが、
売上高は221億8700万ドルで、前年費48%増。
EPSは2.44ドルで、前年費54%増でした。
はい。
これどう見ても素晴らしい成績じゃないですか。
ものすごく株価が下がったってことは、よっぽどひどい数字だったのって思っちゃうんですけど、
事前予想にほんの数セント、わしか数パーセント届かなかっただけで、
なぜあそこまで叩き売られたんでしょうか。
えーとですね、結論から言うと、この決算を一言で表すなら、
AI半導体は異次元の大爆発を継続しているものの、
ソフトウェア部門のわずかな見立つに対して市場が過剰反応した超高不満決算と言えますね。
超高不満決算ですか。
はい。もうハードルがあまりには深刻化されていたんですよ。
なるほど。つまりテストで98点っていう素晴らしい成績を取ったのに、
親であるウォールガイが105点を期待していたせいでめちゃくちゃ怒られたみたいな、そんな理不尽な状況ですね。
はは、まさにその通りです。
AIの成長は期待通りだったんですが、ソフトウェアが足を引っ張ったという見方をされたんですね。
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でもそもそもブロードコムって半導体の会社ですよね。
なぜソフトウェアがそこまで問題視されたんですか。
ブロードコムはVMウェアなどを買収して巨大なソフトウェア部門を抱えているんです。
今回AI半導体が18億ドルで前年比143%増という代々に載せた一方で、ソフトウェア部門の売上は72億ドル。前年比9%増にとどまりました。
ああ、それで成長が鈍いと見られたわけですね。
ええ、ただですね、実は今彼らはVMウェアのビジネスモデルを従来の売り切り型のライセンスから継続課金型のサブスクリプションへ大転換させている真っ最中なんですよ。
あ、なるほど。アドビとかマイクロソフトもかつて経験したあの痛みの伴う移行期ですね。
そうなんです。
一時的に売上の形状が後ろ倒しになるから数字が伸び悩んで見えるだけで、それって長期的に見ればストック収入が安定するポジティブな話じゃないですか。
おっしゃる通りです。しかし今のウォール街にはそれを見守る忍耐力がなかったんですね。
しかも、AIチップの方にももう少し目を向けてみましょうか。
はい。
ブロードコムのAIチップがNVIDIAのGPUとどう違うか、構造ってご存知ですか?
AIチップといえばやっぱりNVIDIA一強のイメージがありますけど、どう違うんでしょう?
NVIDIAのGPUは、いわば熟徳ナイフ、スイスアーミーナイフですね。
どんなAIの計算にも対応できる超高性能で汎用的なプロセッサーなんです。
はいはい、汎用的ですね。
対してブロードコムが所詮上としているのはASICと呼ばれるカスタムチップなんです。
これは例えるなら特定の外科手術にだけ使われる特殊のメスです。
特殊のメス、つまりGoogleとかメタのような巨大テック企業が、
自分たちのAIモデルを動かすためだけの電力消費もコストも極限まで最適化されたチップを欲しがっていて、
それをブロードコムと一緒に作っているということですね。
その通りです。
だからこそ半導体部門全体の7割をAIが占めるまで急成長したんです。
ただ、決算前の5日間だけで3000億ドルもの資金が流れ込んで、
通常取引中に株価が495ドルまで猛烈なカタパルト上昇をしていた市場はあることを許しませんでした。
あることですか?
ええ。
2027年のAI売上目標、これが1000億ドル超なんですが、これが情報修正されず末をかれたことです。
ああ、情報修正がないだけでアウトなんですか。
典型的な材料出尽くし、セルザニュースってやつですね。
まさにそれです。
それで時間外で一時420ドル台まで急落しました。
ただ一二夜明けた今日、6月4日の取引ではお締め買いが入って下値を切り上げていますよね。
そうですね。反発してますよね。それはどうしてですか?
冷静になった基幹投資家たちが第三四半期のAI売上予測、これが160億ドルで前年比200%以上増という圧倒的なガイダンスなんですが、
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これや健全な財務を再評価し始めたためです。
いやー、リスナーの皆さん、これですよ今の相場は。
完璧以上の完璧じゃないと許されないって本当に恐ろしい世界ですよね。
本当にそうですね。
ただ私がこの決算で一番腑に落ちないというか気になるのが他社位の影響なんです。
ブロードコムのAIが前年比143%増というものすごい実績を出したなら、
普通はAI市場全体が絶好調だ、祭りだってなって、他の銘柄もつれ高になりませんか?
どうしてマーベルとか出るまで風邪をひいちゃったんでしょう?
そこが市場のメカニズムの非常に面白いところなんですよ。
今回、急ピッチで上がりすぎていたセクター全体に対して、
絶好の利益確定売りの大義名分にされてしまったんです。
大義名分ですか?
ええ、4つの代表的な銘柄への影響を見てみましょう。
まず、ブロードコムの最大のライバルであるマーベルですが、株価は約4%下落しました。
マーベルもカスタムチップを手掛けてますよね。
なぜライバルが高決算なのに下がるんですか?
ブロードコムが強気な目標を据え置いたことで、市場はカスタムチップ市場の成長は
すでに現在の株価に完全に織り込まれてしまったのではないかと警戒したんです。
ああ、なるほど。これ以上パイの拡大スピードが上がらないなら、
もう株価上昇の余地はないと判断されたんですね。
そういうことです。じゃあ次はマイクロンはどうですか?
メモリチップはAIに不可欠ですよね。
そうですよね。ここはつれ安になる理由がわからないんですが。
ここも非常に示唆に富んでいます。
ブロードコムの経営陣が、
2026年から2027年にかけてのメモリ供給はすでに確保済みだと発言したんです。
え、確保できてるならマイクロンは確実に売上を作れるからハッピーなんじゃないんですか?
逆なんですよ。巨大テック側が数年先の供給網をすでに強固に囲い込んでいるということは、
メモリ不足に応じてマイクロンが崩壊な価格高騰、
つまりプレミアムを上乗せして利益を爆発させるようなサプライズは、
もう期待薄だということなんです。
え、面白いですねそれ。
供給不足パニックによる価格吊り上げっていうボーナスステージが終わったと見透かされたわけですね。
じゃあ、デルはどうですか?
AIサーバー絶好調でして。
デルが売っているAIサーバーにはブロードコムのネットワーク機器が使われています。
GPU同士をつなぐ芯計網ですね。
ブロードコムのネットワーク需要は2.4倍と顕著でしたが、
同時にこれ以上の劇的な加速はないという現実も突きつけられました。
あーちょっとこれメタファーで考えていいですか。
AI企業っていう近海を掘る人たちに、デルはサーバーっていうツルハシを売っている。
でもブロードコムっていう高速道路の料金所の通過データを見たら、
トラックの数は増えてるけど、これ以上急激には増えないなってわかってしまった。
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だからツルハシの需要もそろそろピークアウトするんじゃないかって短期マネーが逃げたみたいな。
あはは、完璧なアナロジーですね。まさにその通りです。
そしてもう一社、インテルについても触れておきましょうか。
インテルはなんか一人だけ別の理由で沈んでる気がしますけど。
インテルの場合は置いてけぼり感ですね。
市場の資金が汎用CPUからACICやAIネットワークといった分野へ完全にシフトしていることが明確になって、
AI市場での存在感の薄さが再認識されてしまったんです。
なるほど。つまりパーティーの主催者であるブロードコムがもうお酒は打ち止めですって言った途端、
マーベルやデルは慌てて帰る準備を始めて、
インテルに至ってはそもそもVIPルームに呼ばれていなかったことがバレたみたいな残酷な構図ですね。
あーちょっと耳が痛い例えですが、その通りですね。
ただ誤解しないでいただきたいのは、ファンダメンタルズが壊れたわけではなくて、あくまで健全な調整局面だということです。
はいそこすごく大事ですよね。
でもここまで聞いてリスナーのあなたが一番不安に思っていることを代弁させてください。
これって結局半導体バブル崩壊の引き金なんじゃないの?っていう点です。
株価が上がりすぎてたからちょっとしたきっかけでガラガラと崩れ落ちる前兆なんじゃないですか。
結論から断言します。これはバブル崩壊では絶対にありません。
むしろ実の強さを証明しました。
おおかなり力強く否定されましたね。でもどうしてそう言い切れるんですか?
崩壊しない欠平的な理由が3つあります。
まず1つ目は先ほども触れた第三四半期の圧倒的な予測です。
AI売上が前年比200%以上のの160億ドルですよ。
バブル崩壊の前兆である需要源どころか最下層としています。
確かに需要は全然落ちてないですね。
そして2つ目。これが一番重要なんですが300億ドル超の受注算、つまり覚醒枠があるということです。
300億ドルですか。でもそれってパンデミックの時に起きたような
とりあえず多めに発注しとけっていう二重発注じゃないですか。
巨大テックが突然やっぱりいらないって言い出したら一気にキャンセルされるリスクは?
そこが汎用チップとの違いなんです。先ほどの特殊の迷走の話を思い出してください。
グーグルやメタといった巨大テックと複通年契約を結んで設計から一緒に作っているカスタムチップなので気まぐれなキャンセルができないんですよ。
あーなるほど。他の方が安くなったから乗り換えるわみたいなことが構造上できないんですね。
ええ。なので2027年の100億ドル目標も視界良好なんです。
そして3つ目の理由が驚異的なキャッシュ走出力です。
キャッシュですか。
はい。今期のフリーキャッシュフローは102億6200万ドルでした。
なんと売上げの46%が純粋な現金として会社に残っているんです。
ええ?売上げの半分近くが現金で残るってとんでもない錬金術ですね。
そうなんですよ。だから中身のない機体だけで上がっていたドットコムバブルとは全く違うんです。
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リスナーのあなた、これを聞いて少し安心しましたか?
株価が下がったのは業績のせいじゃなくて、投資家の持ちがが半導体に偏りすぎていたから、
まあスピード違反の切符を切られただけなんですね。
そういうことです。
じゃあこの押し目は買いのチャンスだと言いたいところですが、買う前に気をつかるべき落とし穴みたいなものはありますか?
はい。ブロードコムをただのAI銘柄として買うのではなく、特有の癖を理解すべきですね。
投資リスクとして3つのポイントを挙げたいと思います。
お願いします。
1つ目は巨大テックへの依存度と内製化リスクです。
内製化リスクですか?
ええ。エニビーダが世界中にチップを追っているのに対し、ブロードコムは少数の超巨大顧客に依存しています。
もし彼らが将来完全に自社単独での内製化、つまりブロードコム外しに動けば、これは大打撃になります。
うわあ、それは怖いですね。今のところは技術力で共存していますけど、いつハシゴを外されるかわからないってことですね。
2つ目は何でしょう?
2つ目は利益率のブレの解釈です。今回、全体の素利益率が前年から2.3%低下して、77.1%になりました。
利益率が下がったんですね。それって危険信号じゃないですか?
いいえ、AIハードメアの売上比率が増えたから下がっただけなんです。実は営業利益率は67%と過去最高水準なんですよ。
ウォール外は表面上の反り低下でパニック売りすることがあるんですが、稼ぎ出している絶対額、フリーキャッシュフローや営業利益の方に注目すべきです。
なるほど、パーセンテージの低下に騙されるなと。では最後の3つ目は?
売収多くと北端CEOの後継者問題、いわゆるキーマンリスクですね。
1951年生まれの天才的経営者ですが、この超高収益体質を作り上げた彼が退任した後のサクセッションプランが中長期的に最大の懸念事項です。
ジョブズなき後のAppleを誰が率いるかみたいなそういう話ですね。なるほど、NVIDIAとはビジネスの構造自体が全然違うんですね。
ええ、ただブロードコムはソフトウェアのストック収入や高い配当、自社株買いがあるディフェンシブな一面も持っています。
確かに、長期投資家にとっては今回の乱高下は企業の本質を見極める良いテストになりそうですね。
いやー、今日もものすごく深く掘り下げましたね。
ええ、本当に。
最終的な総括としては、今回の急落は完璧すぎる期待値が招いた一時的な調整であって、AIの実情は間違いなく本物であるということですね。
はい、市場のノイズに惑わされず本質を見ることが大事ですね。
そこで最後に、リスナーのあなたに少し先の未来について想像してみてほしいんです。
もし将来、巨大テック企業たちが本当にブロードコムの力を借りずに、完全な自社製チップを作る日が来たら、その時ブロードコムはどうなるんでしょうか?
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ソフトウェア専業の巨人へと変貌するのか?
それとも誰も想像していない新しいハードウェアのフロンティアを見つけるのか?
ぜひ、あなた自身の投資シナリオの中で想像してみてください。
それを考えるのこそが投資の醍醐味ですからね。
本当ですね。
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ぜひ、そちらでもお楽しみください。
はい、ぜひ聞いてみてください。
それでは、次回もお耳を拝借。