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みなさん、こんにちは。 米国株投資の耳よりな話へようこそ。
よろしくお願いします。
あの、米国株に投資しているリスナーのあなた、 ちょっと想像してみてほしいんです。
朝、目が覚めてですね。
はい。
これまで自分の資産を築き上げてくれた、 絶対的な巨人たち。
えーと、Appleとか、Microsoftとか、 NVIDIAといった企業が、突然として、
なんか、古い世代に分類されていることに気づいたら。
まあ、かなりショックですよね、それは。
ですよね。
でも実は今、株式市場で2.8兆ドル規模という、 とてつもない衝撃波が走っていまして、
私たちがずっと頼れにしてきたマグセブンの時代が、 根本から書き換えられようとしているんです。
えー、本当に歴史的な転換点に立ち会っている、 と言っていいと思います。
そこで今日のテーマなんですが、
長者会社バンダーリーサーチが提唱する、 全く新しい投資の主役、
ファブテン時代の投資戦略について深掘りしていきます。
たった3つの企業が加わっただけで、 なぜ投資の常識がひっくり返るのか。
よし、ひも解いていきましょう。
はい。この変化はですね、単なるトレンドの移行とか、 そういう表面的なものじゃないんです。
株式市場の根底にあるルール、つまり何が価値を生むのか、
という物理的なメカニズムそのものが、 大きくパラダイムシフトを起こしているんですよね。
メカニズムそのものがですか?
まずは基本の確認からいきたいんですが、
このファブテンというのは、 フロンティアAI&ビッグテック10の略称ですよね。
その通りです。
これまでのマグセブン、エイトオー、
NVIDIA、マイクロソフト、アップル、 アルファベット、アマゾン、メタ、テスラの7社に、
新たに3の企業が加わった10社のグループということで。
はい。その新顔の3社というのがまさに今の時代を象徴していまして、
宇宙インフラを牛耳るスペースX、
それから生成AIの頂点を目指すオープンAI、
そして安全なAI開発をリードするアンスロピックですね。
この10社がこれからの10年の資本市場を 牽引する新しい生態系になります。
なるほど。でもここでいきなりちょっと引っかかるんですけど、
ええ、何でしょう?
マグセブンという超優秀な優等生グループに、
とんでもない破壊力を持った型破りな転向性が 3人やってきたというのは分かるんです。
でも、何でそれがゲームのルールそのものを 変えることにつながるんですか?
なるほど。
だって、SNSを開いたり、スマホで買い物をしたり、
そういうマグセブンのビジネスって今でもまだまだ 莫大な利益を出しているじゃないですか。
そうなんですよね。ただそこで重要になるのが、
彼らが戦っている主戦場の違いなんです。
主戦場の違いですか?
ええ。マグセブンの時代というのは、
基本的にスマホとインターネットの画面の中で 完結するプラットフォームの派遣争いだったんですよ。
私たちが画面を見つめる24時間を奪い合う、 いわゆるアテンションエコノミーですね。
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ああ、いかに長くアプリを開かせ続けるか、みたいな。
そうです。でもファブ10の主戦場は もう画面の中にはないんです。
現実世界の物理インフラと、 人間の知能を超えるフロンティアAIの領域へと、
完全に次元を超えて広がったんですよ。
画面の中から現実の物理的な世界へ、ですか?
うーん、あの、ちょっと待ってくださいね。
例えるなら、これまでの15年間、
私たちは世界最速のレーシングカーを 作ることに熱狂してきたわけですよね。
ええ、とてもいい例えですね。
それがマグセブンというソフトウェアやプラットフォームだと。
でも、車が進化しすぎた結果、
走るための舗装された道とか ガソリンすらも突きつってしまった。
はい。
だから、この新しい三社は、 より速い車を作っているんじゃなくて、
新しい道路を舗装して巨大な発電所を 建てている、みたいな感覚なんでしょうか。
いや、まさにその通りです。 非常に的確なメタファーだと思います。
車だけをいくら高性能にしてもですね、
インフラが限界を迎えれば、 もうそれ以上前には進めないんですよ。
確かに。
モバイルとかSNSの成長って、 世界中の人々がスマホを持って、
1日の箇所分時間を使い切った時点で、
ある意味物理的な飽和を迎えてしまったんですよね。
もうこれ以上、画面を見る時間は 増やせないですもんね。
そうなんですよ。
画面の中でのパイの奪い合いだけでは、
これまでみたいに株価を何倍にも押し上げるような、
次の巨大な成長ストーリーが 描けなくなってしまった。
だからこそ市場は、現実世界を丸ごと改変する、
新しいフロンティアを渇望していたんです。
なるほどな。
でもそこでどうしても腑に落ちない点がありまして。
何でしょう?
オープンAIとかアンスロピックが、
新しい知能、AIを作っているのはわかります。
でもなんでそこにスペースXの 宇宙インフラが必要になってくるんですか?
ああ、そこですよね。
はい。
チャットボットを賢くするのに、
ロケットとか人工衛星が関係あるなんて、
いくらなんでも飛躍しすぎている気がするんですけど。
いや、そこがですね、
多くのアナリストが当初見落としていた 最大のポイントなんですよ。
なぜ宇宙が必要なのか。
答えは極めてシンプルでして。
シンプルなんですか?
ええ。
地上では電気が足りなくなったからなんです。
え?電気が足りない?
それがAIとどう繋がるんですか?
あの、最先端のAIモデル、いわゆるAGIを 学習させたり稼働させたりするには、
NVIDIAの半導体を何万個も繋いだ 巨大なデータセンターが必要ですよね。
はい。よくニュースでも見ますね。
それらが消費する電力って、
中規模の都市一粒に匹敵するくらい 莫大なんですよ。
とってもじゃないですが、 既存の都市部の電力網ではまかないきれません。
あ、だから最近、AI企業が砂漠のど真ん中とか、
人里を離れた原子力発電所のすぐ隣に わざわざデータセンターを建てようとしているんですね。
その通りです。電気がある場所に行くしかないんです。
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しかしですね、そこには致命的な問題がありまして。
何ですか?
砂漠とか低地には、世界中と高速でデータをやり取りするための 太い光ファイバー通信網が通っていないんですよ。
あ、そこでスターリンクみたいな衛星通信の出番になるわけですか?
ええ、まさにそれです。地上の通信インフラが届かない 低地の巨大電力地帯と、
世界中のユーザーを結ぶソラーの超高速データパイプライン。
それがスペースXの提供する宇宙インフラなんですよ。
うわあ、そういうことか。
つまり、高度なAIを作るためには膨大な電力が必要で、
その電力を確保するためには低地に行かざるを得ない。
そして、低地でAIを動かすためには、 宇宙経由のデータ通信網が絶対に必要になると。
完全に繋がりましたね。
AIと宇宙は別々のトレンドじゃなくて、 物理的な制約を突破するために融合したんだ。
ええ、生き残りをかけて完全に融合したと言っていいです。
めちゃくちゃ面白いですね。
生成AIって最初はすごいチャットアプリみたいなソフトウェアの話だったのに、
いつの間にか電柱をどこに立てるかとか、
どうやって宇宙から電波を飛ばすかっていう泥臭いインフラの話にすり替わっている。
そうなんですよ。規模が全く違うんです。
でもそれだけの物理インフラを地球規模や宇宙規模で作るとなると、
お金一体どうしてるんですか?
ベンチャーキャピタルのポケットマネージャー到底足りないですよね。
もちろんです。だからこそ歴史的な規模のマネーの大移動が起きたんですよ。
マネーの大移動?
はい。未上場企業のままでは何万キモの衛星を打ち上げて、
国家レベルのデータセンターを作るような数兆ドル規模のインフラ投資には耐えられません。
無限の資本を持つパブリック市場、つまり一般の株式市場への扉を開く必要があったんです。
それが、あの2026年6月に行われたSpaceXの衝撃的なIPOだったわけですね。
はい。初日の時価総額が2.8兆ドルから2.9兆ドルという、本当に異次元の評価でしたからね。
いやー、あれはいきなりAmazonとかのMag7メンバーをごぼう抜きにする勢いでとんでもないお祭り騒ぎでしたよね。
ええ。そして、このSpaceXの成功が決定的な予備水となりました。
これを追うように、評価額8千億ドルから9千億ドル規模と言われるオープンAIやアンソロピックも、
2026年秋のIPOへ向けてSECA上場申請を行っています。
うわー、ついに来るんですね。
はい。これまで一部の大富豪とかVCしかアクセスできなかった超巨大な未来へのチケットが、ついにリテール市場に開放されたんです。
既存のテック企業が稼ぎ出した利益が、今まさに宇宙インフラとか最先端AI、電極網へとゆきなびしを打って移動しています。
リスナーのあなたに向けて言うと、つまりあなたが持っている証券口座からも、その未来が変えるようになったということですね。
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そういうことです。
いやー、夢のある話ですけど、でもこれだけ桁違いのお金が動いていて、個人投資家の買いが殺到しているとなると、正直ちょっと怖くもありますね。
まあ、リスクは当然ありますからね。
はい。私たち投資家は、このファブテンの時代をどう生き抜けばいいんでしょうか?
ここからが本題ですね。ファブテン時代を生き抜くためには、これまでとは全く異なるアプローチが必要になります。
具体的には、4つの重要なサバイバル投資戦略があります。
4つですね。ぜひ教えてください。
まず戦略の1つ目は、単体の企業ではなく、インフラのバリューチェーン、つまり生態系全体で捉えるという視点です。
生態系全体。えっと、マグセブンの時みたいに、iPhoneが今期何台売れたかとか、そういう個別の評価じゃダメってことですか?
全く通用しなくなります。なぜなら、ファブテンというのは、10社が複雑に絡み合った巨大な1つのサプライチェーンだからです。
先ほどの例を思い出してください。オープンAIやアンソロピックが知能を進化させようとすると、エヌビリアなどの計算需要が爆発する。
はい、電気が足りなくなるんでしたね。
そうです。地上の電力が逼迫して、通信のボトルネックを解決するために、SpaceXの宇宙インフラの依存度が高まる。
そして最終的に、その高度なAIがAppleのスマホやTeslaの車といったエッジデバイスに組み込まれて消費者に届く。
なるほど。巨大な循環になっているわけだ。誰か1人が単独で勝つゲームじゃないんですね?
ええ。利益という水が、川の上流から下流へとどう流れているかを俯瞰して、今どこに利益が滞留しているかを見極める視点が必要です。
でも、それが1つの生態系だとしたら、私たちはどのタイミングで投資に踏み切ればいいんでしょうか?
SpaceXの上場初日みたいなお祭り騒ぎに飛び乗るだけじゃダメってことですよね?
その通りです。それが戦略の2つ目。未上場時とパブリック市場の価格差をつくという点に繋がります。
あのー、上場直後って個人投資家の解体っていう熱狂で株価が異常に種上がりますよね?
ええ。いわゆるIPOを見つけ期ですね。夢と期待だけで株価が上昇する期間です。
しかしですね、それが過ぎた後、市場は極めてシビアな現実を突きつけてきます。
現実ですか?
ロケットの打ち上げとか、AIの莫大な学習コストといった凄まじい資本支出に対して、本当に見合うだけの実力を出せているのか?という点です。
なるほど。感情で飛びついちゃいけないと。熱狂が冷めた後こそが本当の勝負なんですね。具体的には何を見ればいいんですか?
冷徹な裏付けデータですね。
例えばSpaceXなら、なんとなく未来っぽいから買うのではなく、スターリンクの実製の契約数はどう推移しているか?
オープンAIなら、APIトラフィックなどの実製の利用データは伸びているか?そうした裏付けを見る冷徹さが必要です。
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ロマンじゃなくて、しっかりソロ版を叩けということですね。
では、その視点を持った上で、自分のポートフォリオはどう組めばいいんでしょうか?
それが戦略の3つ目です。
現金製造機と現金消費機のポートフォリオ管理です。
現金製造機と現金消費機?
はい。実はファブテンというグループはですね、性質が真逆の2つの役割が融合した構造をしているんです。
どういうことですか?
まず現金製造機というのは、マイクロソフト、アップル、アルファベット、アマゾン、メタ、エヌビリアのことです。
彼らは強固な本業からの潤沢なフリーキャッシュフローを持っています。
これが次世代投資の原始になるわけですね。
手堅く莫大な現金を稼ぎ出しているグミですね。
そうです。一方で現金消費機というのは、スペースX、オープンAI、アンスロピック、そしてある意味ではテスラです。
彼らは莫大な資金を消費しながら、フロンティアを開拓し独占権を狙っているフェーズです。
なるほど。ここでリスナーのあなたも、自分のポートフォリオを見直してみてほしいですね。
手堅いキャッシュ喪失とハイリスクな未来かけ、どちらに傾いているか。
ええ。そのバランスの自覚が必須になります。
そして最後、4つ目の戦略ですが、これが最も重要です。
基幹投資家とリテールの受給の歪みに注目するという点です。
リテールって個人投資家のことですよね。
プロの基幹投資家と私たちの間にある熱量の違いみたいなことですか?
はい。新興銘柄への個人の熱狂って、実態とかけはねれた球頭を生むことがよくあります。
でも金融機関などの巨大な基幹投資家は、冷鉄に適正株価を見定めているんですよ。
個人の解体という感情と、基幹投資家のシビアな計算がぶつかり合うわけですね。
私たちはどうやってそのプロの動きを見抜けばいいんですか?
出来高や大口の動向というシグナルを読み解くことです。
今上がっているのは個人の熱狂なのか、大口が買い集めているのか、そこを見極めることで波に乗ることができます。
いやー、今日のお話は本当に視界が開ける思いでした。
これまでのマグセブン時代が、いかに画面の中で効率よく人々の時間を奪うかというゲームだったとすれば、
ファブテン時代の本質はフロンティアの開拓とインフラへの進化なんですね。
スケールが全く違います。
ええ、ですから最後に私からリスナーの皆さんに一つ考えていただきたいことがあるんです。
はい、何でしょう。
画面の中のアプリの出来栄を競うゲームはもう終わりました。
これからは、今日何機のロケットが打ち終わったか、データセンターの電力は確保できたか、という物理的で骨太な現実を見に行きましょう。
あなたの目は今、ソフトレアと現実世界の巨大インフラ、どちらを向いていますか?
わあ、素晴らしい問いかけですね。
単に新しい銘眼を買うかどうかじゃなくて、私たちが世界を見る解像度そのものを根本から変えなきゃいけない時代が来たんだと強く実感しました。
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さて、今日の深掘りが役に立った、面白かったと感じていただけたなら、
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よろしくお願いします。
また、次はこんな銘柄を取り上げてほしいといったリクエストや、
今日の番組の感想など、ぜひコメント欄へどんどん書き込んでください。お待ちしています。
ぜひご意見をお聞かせください。
そして、通勤中や作業中にバックグラウンド再生ができるSpotifyでも配信していますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね。
はい。
それでは、次回もお耳を拝借。