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【考察】歴史的IPOイヤーに上場が噂された注目の5社の最新状況を検証
2026-06-22 23:46

【考察】歴史的IPOイヤーに上場が噂された注目の5社の最新状況を検証

「米国株」や「個別株投資」についてわかりやすく解説するPodcast。通勤や家事などのスキマ時間にお耳を拝借👂️

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✅️成功に終わったSpaceXのIPOやこれからのOpenAIやAnthropicの上場の影響は?

✅️噂されたDatabricksたStripeなどのIPOの状況は?

✅️米国株市場の「グローバルIPO」の増加の背景とは

感想

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00:04
皆さんこんにちは。米国株投資の耳よりな話へようこそ。
よろしくお願いします。
いやー、あのー、今ですね、オールが言っても、たった一つの減少の話題で持ちきりですよね。
ええ、もう毎日そのニュースばかりという感じですね。
ですよね。先日、えーと、6月12日に歴史的な上層を果たしたスペースX。これがもう初週で株価が24%もバーンと急投して。
すごい勢いでしたね。
さらに、あのー、年内の上場がもう秒読み段階に入っているって言われているオープンAIとかアンスロピックとか、
メディアはこの超巨大AI企業たちが作り出す、なんていうか、熱狂に包まれているじゃないですか。
はい、まさに熱狂ですね。
でも、今日皆さんと深掘りしたいのは、その表舞台のスターたちの話ではないんですよね。
そうですね。あえて裏側にスポットライトを当てます。
はい。もしですね、世界で最も賢いと言われるような企業たちが、あえてこの今の熱狂を避けて、
なんならアメリカでの上場すら回避しようと水面下で動いているとしたらどうでしょう、というお話です。
非常に興味深い動きが起きていますからね。
ええ。なので今日は、その表舞台の裏側で、もう資本市場のルールそのものを書き換えようとしている注目のIPO予備軍5社について徹底的に探っていきたいと思います。
はい。
具体的には、ストライプ、データブリックス、キャンバ、SKハイニックス、そしてシーイン、この5社ですね。
今マーケットで一体何が起きているのか、じっくり紐解いていきましょう。
あの、この5社を検証するっていうのは、単なる次の注目銘柄はどれだ、みたいな話ではないんですよね。
あ、違うんですか。
はい。今の巨大な資本が一体どこに向かっていて、企業側がどうやってその資金をつかみ取ろうとしているのか、
あるいはどうやってあえて回避しようとしているのか。
ほうほう。
この2026年という、まあ歴史的なIPOイヤーと言われていますけど、その裏側で起きている知覚変動の全貌を見極める、そういうプロセスになると思います。
なるほど。まあでも、2022年あたりからずっと続いていた、あの未上場株市場の、なんていうか、氷河期みたいな時期ありましたよね。
ええ、長かったですね。
あれって、今回のスペースXの大成功で、もう完全に終わったって見ていいんですか?
そうですね。投資家たちは再びリスクを取って、巨大なテック企業にドカンと巨額の資金を投じる姿勢を明確に見せています。
ですよね。ただ、冒頭で私がちょっとブラックホール、なんていう物騒な言葉を使ったのには理由があって。
はい。
このスペースXとかオープンAIとかの3社が市場に与える重力、それがあまりにも強すぎるんじゃないかって、素人ながらに感じているんですよ。
いや、その直感はものすごく適応していますよ。
本当ですか?
いえ、スペースX、オープンAI、アンソロピックの3社だけで、想定される創事家総額って、なんと4兆ドル規模になるんです。
4兆ドル?
そして、彼らが市場から吸い上げる資金、つまり投資家から集めるお金ですよね。これが合計で2千億ドル、日本円にして約31兆円にもなると試算されていて。
03:11
ちょっと待ってください。31兆円?
はい、31兆円です。これはもう過去数年間の米国IPOの調達額の総計をあっさりと超えちゃうような、まさに企画外の資金需要なんですよ。
いやいやいや、それって単に、わーい市場が盛り上がってるねっていうハッピーな話じゃないですよね。もう金融市場の重力場自体が歪んじゃってる状態というか。
まさにその通りで。
例えるなら、なんていうか、あの、大大食いチャンピオン3人がビュッフェにやってきて、並んでる料理を全部平らげちゃうみたいな状態ですよね。
ははは、すごくわかりやすい例えですね。本当にそんな感じです。
だとしたら、他のIPO予備軍の企業からしたら、自分たちのための資金、つまり料理が残ってないじゃないかっていう大ピンチなんじゃないですか?
ええ、まさにそこが重要なポイントで。機関投資家のポートフォリオって厳格なアッセットアロケーション、つまり枠組みの上限があるんですよ。
ほう、枠組みですか?
はい。ハイテク株枠とかAI枠は全体の何パーセントまでみたいなルールですね。
もしオープンAIとかスペースXの超巨大IPOが、その枠の8割とかをドーンと埋め尽くしてしまったら、
残りのたった2割を無数の他の企業で奪い合うことになる。
その通りです。市場全体の試合そのものは急回復して追い風が吹いているのに、個別の企業レベルで見ると、かつてないほどシビアな資金の奪い合いが発生している。
なるほどな。
これが2026年後半のIPO市場の最大の二面性であり特徴なんですよ。
ということは、その重力が強すぎる場所、つまりメインの戦場で正面から戦うのは特策じゃないと考える企業も出てきますよね?
ええ、当然出てきます。
そこで最近ニュースでよく耳にするのが、グローバルIPOの急増だと思うんですが、これもその資金の奪い合いに対する一種の対抗策ということなんでしょうか?
はい、まさに2026年特有のメガトレンドですね。
自国の市場だけに留まらずに、アメリカのナスダックとかロンドンとか、複数の国際的な市場に重複して上場したり、強強上場したりする動きが加速しています。
わざわざ海外に出るんですね。
ええ、この背景には大きく3つの力学が働いているんですよ。
3つ、教えてください。
まず1つ目はとてもシンプルで巨額な資本需要です。
AIとかディープテックの設備投資って、これまでのソフトウェア開発とはもう桁が違うんですよね。
確かに、データセンターの建設とか最先端のチップを買うのって、何か数億円のサーバー代とかじゃなくて、数千億円、下手したら数兆円という重工長大産業みたいな物理的なコストがかかりますもんね。
おっしゃる通りです。
例えば、後で詳しく検証する韓国のSKハイニクスなんかはまさにその典型ですね。
メモリチップの世界第2位のメーカーですよね。
06:02
ええ。彼らは最大で14億ドル、約2.1兆円の資金調達を目指しているんですが、これほどの規模になると韓国の国内市場の流動性だけじゃ到底しょうがしきれないんですよ。
なるほど。韓国国内のお金だけじゃ足りないから。
そうです。だから世界中のヘッジファンドが運用しているような巨大なAIファンドの資金に直接アクセスするために、世界最大の流動性を持つ米国市場に出向くしかないんです。
資金のプールが大きくなければ、巨大なバケツで水を汲むことはできないってことですね。では2つ目の力学は何ですか?
米国SEC、証券取引委員会による規制緩和です。
規制緩和ですか?
はい。2026年に入ってから、外国企業に対する秘密利の上場審査の対象が拡大されたりして、上場へのハードルが目に見えて下がっているんですよ。
へー。秘密利の審査ってことは、あれですか、凶豪他社に自分たちの財務状況とかの手の内を明かさずに、こそこそっと水面下で上場準備を進められるってことですか?
まさにそういうことです。企業にとっては非常に大きなメリットですよね。
それは確かにやりやすいですね。でも、あのちょっと待ってくださいよ。
はい。
もしSECの規制が緩和されていて、しかもアメリカの市場には世界最大の資金プールがあるんだとしたら、普通に考えたら、世界中のすべての企業はニューヨークとかナスダックを目指すはずですよね?
ええ。論理的にはそうなりますね。
でも実際にはそうはなっていない企業もある。ということは、そこには何か政治的な摩擦とか、知性学的なリスクみたいな、あえてアメリカを避ける理由が存在するってことなんじゃないですか?
いや、本当に鋭い視点ですね。それがまさに3つ目の力学、知性学リスクと規制の非対称性なんです。
やっぱり。
ええ。これも後でシーンの事例で詳しく解説しますけど、今は企業が政治的なリスクとか、特定の国の厳しい規制を回避して、自分たちに最も有利で安全な市場をパズルのように組み合わせて描く時代なんです。
パズルのようにですか?
はい。高度な市場の使い分けがもはや一般化してきているんですよ。
面白いですね。グローバルな資本市場がまるで条件の違ういくつものカジノとか、会員制クラブみたいに比較検討されているわけだ。
そういう見方もできますね。
では、ここからは具体的な5社の動きを検証していきましょうか。
まずは先ほどもちらっと名前が出たAIの波に直接乗る組、SKハイニクスですけど、彼らの年内の米国IPO確率はどれくらいと見ていますか?
ズバリ、年内IPOの可能性は確実、確率にして95%以上と分析しています。
おお、95%。もうほぼ確定ですね。
早ければ7月中旬から8月にはNASDAQへADR、つまり米国予約証券として上場する見通しです。まさにグローバルIPOの筆頭角ですね。
09:02
なるほど。彼らはNVIDIAの最強のパートナーとして、AIに絶対不可欠なHBMというメモリチップを供給している大企業ですよね。
そうです。すでに韓国市場では株価が年初来で230%も冒頭していて、時価総額は1兆ドルを突破しています。
すさまじい熱気ですね。でも、この巨大なハードウェア企業がアメリカで2兆円規模の資金を集めることって、市場全体にとってはどんな意味合いがあるんでしょうか?
これですね、非常に重要で、AIハードウェアのスーパーサイクルがまだ全く終わっていないという強烈な証明になるんですよ。
ほうほう、スーパーサイクルの証明。
はい。SKハイニクスの巨大IPOが成功裏に終われば、市場は、ああ、AIインフラへの莫大な設備投資はまだまだ正当化されるんだなと安心します。
なるほど。
そして、このハードウェアの熱狂は、次に紹介するソフトウェア企業、データブリックスのような会社にとって最高の土壌を建成することになるんです。
ということは、SKハイニクスが物理的なハードウェアの土台をがっちり固めて、オープンAIが主役としてバーンと踊って市場の熱狂を作り出す。
その間、企業向けのAI構築インフラを裏で支えているデータブリックスは、よし、今がチャンスだって飛び出すタイミングを年段々と狙っているわけですね。
まさにその見たての通りです。
そのデータブリックスですが、現状はどうなっていますか?
現在のARR、つまり年間産売上高が54億ドルに到達していて、前年比プラス65%という、もう爆発的な急成長を続けています。
54億ドルでプラス65%、とんでもないバケモノ企業ですね。
ええ。ただ、彼らの年内IPO確率については、中から高、数字でいうと60%から70%くらいと見ています。
あれ?業績は絶好調だし、確か黒字化も達成してますよね。
なんで即座に上場してしまわないんですか?もしかして、さっきのブラックホールに飲み込まれるのを恐れているとか?
いや、彼らの場合は少し戦略が違います。
彼らが待っているのは、オープンAIの上場による純粋なAI企業の評価基準の確率なんです。
評価基準の確率?
はい。いわゆるマルチプルってやつですね。
2022年の市場の調整以降、ソフトウェア企業の評価基準って、実は非常に曖昧になってしまっていて。
ああ、どれくらいの値段をつけていいか市場が迷ってるんですね。
そうなんです。そこで、オープンAIという純粋な超巨大AI企業が公開市場に出ることで、
今の市場は、AI企業の売り上げに対して何倍の評価をつけるのかっていう明確な相場が出来上がります。
なるほど。じゃあデータブリックスは、その市場の評価、プライスディスカバリーが完了するのをじっくり見届けてから…
第4市販機あたりに万応じして出ていって、自社のIP用価格を最大化しようという、そういう戦略を取っているんです。
12:02
いや、めちゃくちゃクレバーですね。先にオープンAIにオークション会場に入ってもらって、市場全体の相場をガンガン釣り上げてから、自分たちの最高級の作品を出品しようってわけですか。
ええ、まさにそういう賢い立ち回りですね。
面白いなあ。さて、ここまではAIの波をどうやってうまく乗りこなすかという戦略の話でしたけど、ここからが今日の本題とも言えるかもしれません。
はい。
そもそもその、AIの波には乗らずに、あえて違う道をのさくしている企業たちです。
まずは、私も資料作りで毎日お世話になっているデザインツールのCanvaですが、彼らはどうなっていますか?
Canvaの年内IPO確率は、75%から85%と数字の上では高い水準にはあるんですが、実はここに来て、2027年への延期説が急速に有力視されているんですよ。
え、延期ですか?CanvaってARRが33億ドルから40億ドルくらいあって、月間アクティブユーザーも2億4千万人いるっていう、もうB2Bのサース領域では絶対的な巨人ですよね。
ええ、間違いなく巨人です。
それだけの圧倒的な実績と知名度があれば、今すぐ上場しても絶対大成功しそうじゃないですか。わざわざ来年まで待つ理由って何なんですか?
理由は大きく二つあります。一つは、やはり先ほどのブラックホールの回避ですね。
ああ、やっぱりそこですか。
今上場しても、市場の資金とかアテンションが純正なAI企業ばかりに集中してしまって、Canvaの堅実で素晴らしい業績が適正に評価されないリスクがあります。
なるほど。で、もう一つの理由っていうのは?
より決定的な理由なんですが、彼らは直近で42億ドルの評価額で巨額のテンダーオファーを完了させているんです。
テンダーオファー、つまり既存の株式の買い付け、従業員とか身内向けの株式の売却ですよね。
はい、そうです。
これって、あのベンチャーキャピタルの根本的なメカニズムの変化を象徴してません。
というと?
昔って、初期から安い給料で頑張って働いてくれた従業員とか、シード機の投資家に株を現金化させて報えるためには、どうしてもIPOっていう出口、エグジットが必要だったじゃないですか。
IPOが唯一のゴールみたいなところがありましたね。
でも今は、上場しなくても現金化できちゃうってことですか?
まさにその通りです。プライベート市場、つまり未上場株市場そのものが巨大化したことで、機関投資家が直接未上場のまま従業員の株を何百億円、何千億円という規模で買い取れるようになったんです。
へー、すごい時代だ。
キャンバは未上場のままで、この身内の現金化需要を完全に満たしてしまったんですよ。
人も本業で莫大なフリーキャッシュフローをガンガン生み出しているので、会社として外部から事業資金を調達する緊急性すら全くないんです。
つまり仲間はもう十分な代金を手にしたし、会社自体もめちゃくちゃ儲かっていてお金に困っていない。
15:04
だったらわざわざ巨大なAI企業たちと染みどろの資金の奪い合いをするレッドオーシャンに飛び込む必要なんてこれっぽっちもないと。
Zoomの上場を成功させた実績のあるCFOもいますし、非常に冷静な判断を下していると言えますね。
空いているときに自分たちのペースでゆっくり行こうぜっていう最強の余裕ですね。
そうですね。そしてその上場しなくていい余裕を極限まで体現しているのが決済プラットフォームの巨人ストライプです。
出ましたストライプ。彼らはどうですか?
ストライプの年内IPO確率は10%以下局面に低いです。
10%以下?
彼らが2025年に処理する総決済ボリュームってなんと1.9兆ドルに達すると言われています。
これ世界のGDPの約1.6%に相当するんですよ。
ちょっと待って世界のGDPの1.6%を1企業が処理してる?
はい。そして直近のセカンダリー市場での評価額は159億ドル。日本円で約24兆円です。
未上場で24兆円。もうそこらへんの国家予算レベルの規模じゃないですか。それでも彼らは動かないんですか?
全く動きません。共同創業者のジョン・コリソン氏は今年、我々にとってIPOは解決策を求めてさまよう課題だと明確に語っています。
解決策を求めてさまよう課題。深い言葉ですね。つまり上場っていうのはあくまで資金不足とか知名度不足っていう課題を解決するための単なる手段にすぎないんだと?
ええ。
今のストライプには資金も知名度も十分にあって解決するべき課題が一つも存在しないから上場っていう手段をわざわざ取る意味がないってことですね?
まさにその通りです。
でもこれちょっと怖いというか、公開市場の存在意義を根底から揺るがす話じゃないですか。だって上場したら市販機ごとに短期的な利益を求められてギャーギャー言われるし、アクティビストからは口出しされるし、莫大なコンプライアンスコストもかかる。
ええ。上場維持コストは馬鹿になりませんからね。
もしプライベート市場にこれだけ潤沢な資金、例えば中東の政府系ファンドとか巨大なPEファンドのお金があふれかえっているなら、成熟した有料企業ほどあえて上場しなくなるっていうパラダイムシフトが起きてる気がします。
それこそが現在の資本市場の最大の構造変化なんですよ。
莫大なインフラ投資が必要なAI企業とか、上場というブランド力をどうしても必要とする一部の企業を除いて、真に力のある企業は非公開のまま成長を続けるという選択肢を当たり前のように取る時代に突入したんです。
なるほどな。さて、最後にもう一者ありますよね。上場自体はしたいんだけれども、いろいろな規制とか摩擦を避けるために上場する場所を変えらおうとしている。市員ですね。
はい、市員です。AIを活用して圧倒的な経過価格を実現しているファストファッションのEコマース企業ですが、彼らの米国市場への上場確率は20%以下と見ています。
18:06
ほう、低いですね。
ええ。彼らは現在米国ではなくて、ロンドン証券取引所への上場へと軸足を完全に移そうとしています。
アメリカのあの巨大な流動性を諦めてでもロンドンに向かうと。その背景には先ほどお話しいただいた知性学的リスクがあるわけですよね。
その通りです。
これ、客観的な事実としてリスナーの皆さんとも共有しておきたいんですが、アメリカのSECでの審査が難航している理由っていうのは単なる会計監査の手続きの問題じゃないんですよね。
米国の議員さんたちが市員のサプライチェーンにおける強制労働の疑いなんかに対して極めて強い懸念を示しているからという背景がある。
ええ、事実としてそういう懸念が強く表明されています。
純粋な市場メカニズムの観点から見ても、この政治的な逆風がSECの承認プロセスを無期限に遅延させてしまっていると。
おっしゃる通りです。米国市場での上場プロセスは今や厳しい政治的な監視も対象になっていて、一時れしく長期化する傾向にあります。
だからロンドンに変えるわけですか。
はい。企業としての成長スピードを維持しつつ、よりスムーズに上場プロセスを進められると見込まれるロンドンへとターゲットを変更したんです。
これは特定のイデオロギーに偏った話ではなくて、企業が資本へのアクセスと規制による摩擦を天秤にかけて、最もっても合理的な地理的選択を行った結果、つまり一種の規制へのアービトラージ、最低取引だと言えますね。
なるほどな。無理をして扉の重いアメリカのクラブの列にずっと並び続けるより、自分たちのビジネスのスケールをスムーズに評価してくれて、すっと資金へのアクセスを提供してくれるロンドンのクラブに向かうと、資本は最も抵抗の少ない道を流れるっていう見事な実例ですね。
本当にそうですね。
いや、今日の深掘りのめちゃくちゃエクサイティングでした。IPOっていうたった一つの事象をとっても、企業が今置かれているフェーズとか産業によってその意味合いが全く違ってきていることがよくわかりました。それでは今日の分析を総括していただけますか。
はい。2026年のIPO史上を一言で表すなら、二極化と生存戦略の年です。
二極化と生存戦略?
ええ。スペースXがカズネを開けたことで、データブリックスのような純粋なAI関連インフラ企業にとっては巨額の資金を一気に調達できれ最高のゴーサインが点灯しています。
はい。
しかし一方でキャンバやストライプのように、すでに自立的な成長軌道にしっかりと乗っている企業は、AIのブラックホールに巻き込まれないために、あえて上場を延期したり回避したり。
うーん。
そしてシーンのように、知性学的な摩擦を抱える企業は、上場する市場そのものを変更してしまう。
それぞれの企業が、自らの価値を最大化するための極めて高度な戦略を展開している。というのが今の市場のリアルな姿ですね。
21:05
波に乗るか、波をやり過ごすか、あるいは全く別の海に行くか。各企業の強さが本当に際立っていますね。
さて、リスナーのあなた。今回のお話を聞いて私からのちょっとした思考の種を受け取ってください。
おっ、何でしょう。
先ほどストライプやキャンバの話で触れた、上場しなくていい余裕についてです。
未上場のままで何兆円もの巨大な資金をやり取りできるプライベート市場がここまで巨大化した今、私たちが普段スマホからアクセスしている公開株式市場の役割って今後どうなっていくんでしょうか。
確かに根本的な問いですね。
もしですよ、本当に力のある成長企業が一番おいしい大成長期を未上場のまま過ごしてしまって、もう成長しきった後にだけ公開市場に出てくるようになったら、私たちのような一般の個人投資家はどうやって世界の成長の果実の一番おいしいところを手にすればいいのでしょうか。
うーん、非常に考えさせられるテーマです。
これは今後の個人投資家の戦略を考える上で絶対に避けては通れない非常に重要なテーマになると思います。
ぜひ皆さんもご自身のポートフォリオを見つめながら、この問いについてじっくり考えてみてくださいね。
はい、ぜひ考えてみていただきたいですね。
というわけで、本日の深掘りはここまでとなります。
米国株投資の耳寄中橋では、これからもこんな風にニュースの表面だけでは見えてこない、マーケットの真相にある本当の面白さをお届けしていきます。
この番組が面白い、もっと聞きたいと思ってくださった方は、ぜひYouTubeチャンネルの登録をよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そして、コメント欄には、次はあの銘柄の裏側を取り上げてほしいといったリクエストや、
今日のテーマについて皆さんがどう感じたか、感想をどんどん書き込んでください。
すべて目を通させていただきます。
皆さんのご意見、いつも参考にさせていただいています。
さらに、通勤中や家事をしながらでもバックグラウンド再生ができて、とっても便利なSpotifyでも番組を配信していますので、そちらのフォローもぜひぜひお願いします。
これからも日々飛び交う市場のノイズの中から、皆様の投資戦略のヒントとなる本当に価値のあるシグナルを見つけ出し、しっかりとお届けしていきたいと思います。
はい。それでは皆様、また次回も最高にエクサイティングな情報をご用意してお待ちしております。
それでは次回もお耳を拝借。
23:46

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