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米国株投資の耳よりな話へようこそ。
聞き流すだけで、そうですね、米国株とか個別株投資が何となく分かっちゃう、そんな番組です。
さてさて、昨日の米国市場、ちょっと、「ん?」って思う動きがありましたね。
あの、AI関連でもう絶好調って見えてた銘柄が、急にガクンと。
へー、パランティア・テクノロジーズですね。
すごく注目されてましたけど、昨夜の市場で株価が9%以上も下落したんですよね。大きな動きでした。
うわー、9%超えですか。それはインパクトありますね。年初来だとかなり上がってましたもんね。
だから驚いた投資家の方も多いんじゃないでしょうか。
今日はですね、このパランティアの株価下落、その背景を一緒に見ていきたいなと。
あ、その前に、ちょっといいですか。ダジャレ言っとかないと。
はい。
パランティアだけに、「あらん、やーん?」って、あーやっちゃったかな。さ、気を取り直して本題行きましょう。
はい。はいでは本題ですね。今回の急落、直接的な引き金と見られているのが、シトロンリサーチっていう調査会社が出したレポートなんです。
ここはあの、空売り、つまり株価が下がることで利益を狙う、そういう投資スタイルで有名な会社でして。
空売り専門のレポート。それはちょっと穏やかじゃない感じですね。具体的にはどんなこと?
はい。レポートの核心はですね、パランティアの株価は過大評価されている、とまあそういう指摘ですね。
比較対象としてAIの巨人、オープンAIの評価額、えーと約73兆円。これを持ち出して。
ほう。
で、もしパランティアが、オープンAIと同じ株価売上高倍率、いわゆるPSRIですね。これを使ったら、妥当な株価は40ドル程度だ、と、こう主張してるわけです。
これ今の株価よりかなり低い推論なんですよ。
なるほど。オープンAIと比べられると、なんか説得力あるように聞こえちゃいますよね。
しかもその主討論は、最近その40ドルですら、いやまだ高いかも、みたいに言い直したとか、かなり強気な売り目線なんですね。
そうなんです。加えてですね、CEOのアレックスカープ氏が、過去2年で約20億ドル相当の自社株を売却してるんですね。このインサイダー売りが多いっていう点。
へー、インサイダー売り。
それから、マイクロソフトとか、あとデータブリックスといった、強力なライバル企業との競争が激しくなっている。これも懸念材料として挙げています。
なるほどなぁ。パランティア固有の要因だけじゃなくて、なんか市場全体の雰囲気みたいなのも影響したんですかね。他の銘柄ってどうでした?
おっしゃる通りで、パランティアだけじゃなかったんです。AIブームを引っ張ってきた、例えばNVIDIAとかMeta、旧Facebookですね。こういった主要なテクノロジー株も下落しました。
あ、そうなんですね。
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さらに仮想通貨関連、コインベースとかロビンフッド、そしてビットコイン自体も根を下げてますね。なので、市場全体としてちょっとリスクを避けようっていうリスクオフのムードが広がった感は確かにあります。
オープンAIのCEOのサム・アルトマン氏が、AI市場はバブルかもしれないなんて発言したことも、少なからず影響したのかなと。
そのレポートを出したシトロンリサーチですけど、そもそもこれってどういう会社なんですか?なんかウォール街のバウンティーハンターなんて呼ばれてるとか。
ええ、アンドリュー・レフト氏っていう人物が率いている非常に有名なアクティビスト、物言う空売り投資家ですね。
2001年から活動してて企業の不正会計とか、あとは実態異常に評価されすぎてるみたいなことを鋭く指摘するレポートを公表して、それで株価下落を狙うと。そういうことで知られています。
バウンティーハンター、賞金稼ぎですか。なかなか強烈なネーミングですね。
ただこのレフト氏自身も過去には商品先物取引で問題があったりとか、最近だと株価捜査の疑いで当局から告発されたりとか、常に話題にことかかない人物でもあるんですね。
まさに記憶に新しいところだと、2021年のゲームストップ株騒動ですね。
ああ、ありましたね。
あの時シトロンはゲームストップ株を空売りして、この株を買うのは愚か者だみたいな発言をしたんですね。
そしたらレジットの個人投資家コミュニティから猛烈な反戒を受けて、彼らが結託して株を買い上げた結果、ショートスクイーズっていう空売りしてた側が損失覚悟で株を買い戻させるを得ない状況が起きて。
シトロンは大きな損失を出して撤退に追い込まれたと。
へー、あの騒動の中心にもいたわけですね。過去にもシトロンに狙われて大変なことになった企業って他にもあるんですか?
いやたくさんありますよ。特に有名なのは製薬会社のバリアント、今はボシュヘルスですね。シトロンが不正会計疑惑を指摘したレポートを出した後、株価が90%以上も暴落しましたから。
90%それはすごい。
あとはECプラットフォームのショッピファイもマルチ商法ロリ悪質だみたいに国評されて株価が一時期急落しました。ただショッピファイの場合は株価はその後回復してますけどね。
なるほど。
中国企業も結構ターゲットにしていて、広大集団のレポートでは香港市場から一時追放されたりもしたんですが、後にそのレポートの指摘が正しかったことが証明されるっていうちょっと皮肉な結果にもなっています。
うーん、なるほど。じゃあシトロンのレポートが出ると市場はかなり身構えるってことなんですね。ではですね、私たち個人投資家が今回の件も含めてパランティアに投資していく上でどんな点に気をつけたらいいんでしょうか?
そうですね。まず第一にシトロンも指摘してますけど、現在のパランティア株のバリューエーション、つまり株価の評価水準がですね、将来の成長への期待をかなり織り込んだ高いレベルにあるっていうことは事実として認識すべきかなと。AIっていうテーマへの期待線香で変われている側面は否定できないと思います。
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なるほど。夢を買うっていう魅力はあるけど、冷静な評価も必要ですよと。
まさにその通りです。次に経営人によるインサイダー売りが多いっていう点ですね。会社の内部情報をよく知る立場の人が株を売却しているっていう事実は、まあ投資判断する上で少し注意が必要かもしれません。もちろん個人的な資産管理とか色々な理由も考えられますけどね。
確かにそれはちょっと気になりますよね。
それから競争環境です。マイクロソフトとかデータブリックスとか巨大なIT企業とか強力なデータ分析企業がライバルとしていますからね。パランティアが得意としてきた政府向けだけじゃなくて、今後企業向けの市場でどれだけシャアを伸ばせるか、ここが成長の鍵を握っていると思います。
あとウォール街のアナリストたちの見方っていうのも気になりますね。
そうですね。アナリストの平均的な評価はホールド、中立が多くてですね、目標株価の平均値も今の株価よりは少し低い水準に設定されている場合が多いですね。
ふむふむ。
ただ、もちろん忘れてはいけないのは、パランティア自体はAIとかデータ分析分野の先駆者であって、直近の決算内容も好調でしたし、数期の業績見通し持ちも要修正しているっていう点。年初からの株価上昇も目覚ましいものがありましたから。
はい。
ですから、今回のシトロンのレポートとか、こういう短期的な株価の変動に一喜一憂するんじゃなくてですね、ご自身の投資戦略とかリスクをどれだけ取れるかっていうのを踏まえて、パランティアの将来性とか、今の株価水準を冷静に判断することが何より重要かなと思いますね。
いやー、今日も深掘りできましたね。パランティアの一見、単なる株価下落っていうニュースの裏に本当にいろんな要因が絡み合ってるんだなっていうのがよく分かりました。
そうですね。短期的なニュースに惑わされずに、その背景にある構造とかリスクを理解するっていうことが懸命な投資判断につながると思います。
さて、皆さんはこのニュースどう考えましたか?
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それでは次回、お耳を拝借。