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毎度、米国株投資の耳よりな話。今日も早速始めようか。
毎度。あ、そういや、ちょっと最初に言わなあかんことあんねん。
ん?なになに?
たまにコメントで言われんねんけどな、わてら二人とも帰国子女やから。
あ、そうそう。
だからその、完璧な関西弁ネイティブっちゅうわけでもなくてな。
うん。
ちょっとイントネーション変やったり、あと、正直漢字もちょっと苦手やったりすんねん。
ほんぱ読み方とか自信ないときあるもんな。
まあそこは愛嬌ちゅうことで。
そうそう。たどむわ。ゆるしてな。
まあそれ。
さて、気を取り直して、今日深盛りするのは製薬大手のイーライリリーや。
ティッカーはLLY。
おお、来ましたね。LLY。
いやあ、なんかなあ、イーライリリーってA薬行産リリースしてるって評判やんな。
で、あかん。寒い?今の。
はいはい。ダジャレはAとしてやな。
でもほんまに今話題の中心屋はイーライリリー。
そうやんな。
研究開発型のグローバルな製薬会社で、インディアナ州に本社があってな。
歴史も結構古いんやろ。
そうやねん。1876年創業やから、もう140年以上。
へえ。
研究開発こそ企業の魂っていうのが理念としてあるらしいわ。
なんかJNJ、ジョンソン&ジョンソンを直総額で抜いたとか聞いたで。すごい勢いやん。
そうなんよ。やっぱりその研究開発への力の入れようが半端ないんちゃうかな。
ほう。
売上高のえーっと大体27%近く。それを研究開発費に当ててるらしいからな。
27%。それはすごいな。普通の会社やったら考えられへん数字や。
やろ。その成果が今花開いてる感じなんかな。
で、具体的にはどんな薬が今そんな注目されてるん?有名なやつある?
今一番ホットなんはやっぱり糖尿病治療薬のマンジャロウと肥満症治療薬のゼップバウンドやろうな。
あー聞いたことある。なんか痩せる薬としても話題になってるやつやんな。
そうそう。どっちも有効成分はチルゼパチドっていうやつで、これがまあ画期的やと言われてんねん。
画期的って何がどう違う?今までの薬と。
うーん。あのな、この薬GIPとGLP-1っていう2つのホルモンに同時に作用するんやって。
2つ?
そう。食欲とか血糖値に関係するホルモンなんやけど、これまでの薬はまあ大体GLP-1だけみたいなのが多かったんや。
なるほど。
そこをこう二糖流で攻めるみたいな。
えー。二糖流。
うん。やからより高い効果、特に体重を減らす効果が期待されてる。
実際あのノボノルディスク社のウゴービっていう有名な薬あるやん。
うんうん。
あれよりも高い減量効果を示したみたいな臨床試験のデータもあるらしくてな。
それは強いわ。リリーの強みの一つやなそこが。
まさに。それ以外にもいろいろやってるで。
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他ではどんなんある?
がん治療薬のベージニオとか自己免疫疾患のトルツコとかも有名やし、あと今すごい期待されてるのがアルツハイマー病の治療薬候補ドナネマブ。
アルツハイマーか。それは期待大きいやろうな。
そうやね。だから糖尿病肥満症だけじゃなくてがん、自己免疫疾患、神経化学って製品ポートフォリオが多様なのも強みやと思うわ。
なるほどな。でもライバルもおるんやろ。特にその肥満症薬とかなんか競争が激しそうやけど。
まさにそこやね。糖尿病肥満症の分野やとデンマークのノボノルディスクが最大のライバルやな。
あーさっき名前出たオゼンピックとかウゴービオ会社か。
そうそう。あそこが今市場をリードしてる感じやな。
それからアムジェンもマリタイドっていうこれも有望そうな肥満症薬を開発してるみたいやし。
うわー競争激化は避けられへんな。
間違いないやろうな。
その中でデリーの強みって改めて言うとどこになるん?やっぱ研究開発力?
うん。やっぱりそこが核やと思う。その結果としての多くの有望なパイプライン開発中の新薬候補やな。
パイプラインね。
特にこれからめちゃくちゃ大きくなるって言われてる肥満症とかアルツハイマー病の市場で先行してるのは大きいアドバンテージやと思う。
うん。
あとさっき言ったみたいに製品が多様やからリスク分散もできてる。
ただ。
ただ?
ちょっと気をつけなあかんのが株価の評価。バリュエーションやな。アムジェンとかと比べてもかなり高い水準になってる。
あー株価の話な。確かに一時期ものすごい上がってたけどここ1年くらいなんかちょっと足踏みしてる感じもするやん。あれなんでなん?
うん。それにはいくつか理由が考えられててな。
ほうほう。
まず一つはリリー自身が2025年の利益予想をちょっと過方修正したんや。
え、なんで?売れてるんじゃん。
売れてるんやけど研究開発費をもっと増やすからその分利益の見通しを下げたと。将来への投資なんやけどな。
あーなるほど。将来への投資は大事やけど市場は短期的な数字も見るからな。
そういうことや。それが一つ。あとアメリカのCVSヘルスっていう大きい薬剤給付管理会社PBMって言うんやけど。
うん。
そこが推奨する薬のリストからゼップバウンドを外すかもしれんみたいな動きがあってな。
えーそれは痛いんちゃう?
まあまだ決定ではないみたいやけどもしそうなったら患者さんがゼップバウンドを選びづらくなるかもしれんからそれは懸念材料やな。
のぼ者との交渉の結果かもしれんけど。
うわー厳しい世界やな。
それからもう一つ。これも大きいんやけどマンジャロとゼップバウンドが人気ありすぎて生産が追いついてへんのちゃうかっていう懸念。
あー供給不足か。それはチャンスロスやもんな。
そうやねん。CEOも生産能力の課題は認めてるみたいし。
なるほど。
で最後にこれが一番根本的な話かもしれんけど株価のバリューエーションがとにかくめちゃくちゃ高い。
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バリューエーションって具体的に言うと?
よく使われる指標でPER株価収益率ってあるやん。株価が会社の利益の何倍まで買われてるかってやつ。
うんうん。
あれがリリーの場合一時期80倍を超えてたんや。
は?80倍?
そう普通の安定した製薬会社やったら15倍から25倍くらい。成長一流しいIT企業でも50倍とかやんか。
それで80倍は確かにすごいな。
うん。それだけ市場の期待値が高いってことやねんけど裏を返せばちょっとでも期待外れなことがあるとガクッと売られやすい状況でもあるわけよ。
うわーこわ。期待に応え続けるプレッシャー半端ないな。
まさにそこがリスクやと思う。PSR株価売上高倍率っていう別の指標で見ても同業他社と比べてかなり割高やしな。
なるほどな。でも将来性自体はどう見られてるん?やっぱり期待は高いんやろ?
将来性はうん非常に高いって見られてると思うで。
ほう。
さっき言った非満償市場って2030年までに100億ドル日本円で15兆円とかそんな規模になるかもしれんって言われてるし。
1000億ドル?
うん。アルツハイマー病市場も同じく2030年までに130億ドル規模とか言われてる。
どっちも巨大市場やな。
そうやねん。その両方の巨大市場でリリーはリーダー候補と召されてるわけやから。
そら期待も高まるわな。
うん。それにアルツハイマー病薬のドナネマブがちゃんと承認されたり。
あのチルゼカチドが例えばシンフゼンとか他の病気にも使えるようになるかもしれんし。
そういうパイプラインの新型も期待されてる。
適応拡大ってやつか。
そうそう。アナリストによっては2028年までに売上が今の倍近く600億ドル近くになるんちゃうかみたいに予測してるとこもあるくらいやからな。
生産能力の増強ももちろん進めてる。
なるほどな。すごいポテンシャルは感じるわ。
ほなもしこれから投資しようかなって思ってる人がおったら改めて何に気付けたらいいかな。
うん。まず一番はやっぱりその長がつくほどの高水準のバリューエーションやな。
PER80倍とかのやつやな。
そう。期待線香で買われてる部分が大きいから生協が少しでも鈍化したら株価が大きく下がるリスクは常にあるってことは覚悟しとかなあかん。
うん。
次に競争劇化。ノボノルディスクやアムジェントの競争にちゃんと勝ち続けられるか。価格競争が起こるかもしれんしもっとA新薬が出てくる可能性もある。
ライバルも必至やもんな。
そういうこと。最後に実効力やな。
実効力?
うん。増え続ける需要に対して生産能力をちゃんと計画通りに増強できるか。それから有望なパイプラインの新薬をちゃんと計画通りに開発して市場に出せるか。その辺の実効力が今後ますます問われる局面やと思うわ。
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なるほどなあ。今日はイーライリリについて色々聞いてきたけど、なんかものすごい可能性を秘めてる一方で、その期待の高さゆえのリスクも同じぐらい大きい会社ってことが弱かったわ。
ほんまそこをどう判断するか。投資家としてはそこがポイントやろうな。
そこで今日の皆さんへの問いかけや、このイーライリリの驚異的な成長期待、これどこまで続くんやろうか。この先もずっとA会社でいられるんか。それともどこかで高すぎる期待に応えきれず息切れしてしまうんやろうか。あなたはどう考えますか。
いやあ、深い問いやなあ。
今日の話おもろかった。役に立ったと思ったら、ぜひ米国株投資の耳売りの話のYouTubeチャンネル登録よろしくお願いします。
コメントとかもどんどん待ってるで。
ほんま励みになるんで。
ほなまた次回お会いしましょう。さよなら。
さよなら。