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こんにちは。米国株投資の耳よりな話。聞いてわかる投資用語辞典の時間がやってきました。
こんにちは。
さてさて、今日のテーマはVIX指数です。なんかあの、のどスプレーみたいな名前ですけど。
これをシュッとしたら、市場のあれもようも、こうスーッと収まる、なんてことはないですよね、やっぱり。
ああ、残念ながらそこまでの効能はないんですけどね。ただ、市場のムードを読むのにはすごく役立つ指標ですよ。
おお、なるほど。
あなたが気になっていたこの指数、今日は一緒に詳しく見ていきましょうか。
ぜひお願いします。まずこのVIX指数、一言で言うとどういうものになるんでしょう。
はい。これはですね、市場に参加している人たち、まあ投資家ですね。その人たちがこれから先、だいたい30日間で。
30日。
アメリカの代表的な株価指数、S&P500がありますよね。
はい、ありますね。
あれがどれくらい大きく動くか、まあ変動するか、それを予想している度合いを示す数値なんですよ。
へえ、予想の度合い。
そうなんです。別名があって、恐怖指数って呼ばれることの方が、もしかしたらピンとくるかもしれません。
恐怖指数、ああ、なるほど。そっちの方がイメージしやすいですね。市場がビクビクしている度合い、みたいな感じですか。
まさにまさに。株価が大きく下がりそうだなとか、なんか先行き不透明だなってみんなが感じていると、この数値は上がりやすい傾向があるんです。
なるほど。
市場の不安感を映す鏡、みたいな言われ方もしますね。
その予想って、でもどうやって数値にするんですか。未来のことじゃないですか。
ああ、いいところに気づきましたね。計算式自体は、結構専門的で複雑なんですが、大事なポイントは、シカゴオプション取引所、CBOEというところがありまして。
CBOE。
はい。そこで取引されているS&P500のオプション価格、これを元にしているんです。
オプション価格ですか。
オプションっていうのは、将来のある時点で株価指数を決められた価格で買ったり売ったりする権利のことなんですけど。
権利ですか。
そうです。市場がこれから荒れそうだってみんなが思うと、将来のリスクに備えたいですよね。
まあ、そうですね。保険みたいな。
そうそう。まさに保険みたいなもので、その権利、つまりオプションへの需要が高まって価格が上がるんですよ。
なるほど。
で、このオプション価格の動きから市場が将来の変動をどれだけ織り込んでいるか、これをまあ、千万用語だとインプライドボラティリティって言うんですが、それを計算しているわけです。
へえ、面白いですね。じゃあ私たち投資家はこの数値をどう見ればいいんでしょうか。何か目安みたいなものってあります?
はい、ありますよ。一般的にはだいたい10から20。
10から20。
この範囲なら、まあ市場は比較的落ち着いている状態かなと見られます。
ふむふむ。
これが20を超えてくると、ちょっと警戒感が出てきたかなというサイン。
ああ、少しピリッとしてくる感じ。
そうですね。で、30を超えると、これはもう市場参加者の多くがかなり強い不安を感じているというふうに考えられますね。
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30超えは結構なレベルなんですね。ちなみにリーマンショックとかコロナショックの時ってどうだったんですか?
ああ、あの時はもう本当に異常事態でしたからね。指数は80を超えるという歴史的なレベルまで跳ね上がりました。
はっ、80超え。
市場がいかにパニック状態だったか、それを物語ってますよね。
比較的最近でも、えっと2024年の8月でしたか、市場が大きく揺れた時に一時的に65を超える場面もありました。
65でも相当都会ですよね。80って想像つかないですね。
逆に指数がすごく低い時、例えば10を切るみたいな、そういう時ってもう絶対安心だってことなんですか?
うーん、基本的には落ち着いている証拠とは言えるんですが、ただあまりに低すぎる状態が続くと、ちょっと市場を楽観的になりすぎてないかという見方もできるんですよ。
ああ、油断してるみたいな?
そうそう、みんなが油断しきっている時に何か想定外の悪いニュースが出たりすると、かえってドーンと大きな変動につながる可能性も、まあ否定はできないですね。
なるほど。
だから高すぎるのも低すぎるのも、その背景を考えるっていうのが大事ですね。
数字だけ見て一気一致しちゃダメなんですね。
このビッグス指数すごく参考になりそうですけど、何か気をつける点とか落とし穴みたいなのってありますか?
はい、それはいくつか重要な点がありますね。まず繰り返しになりますけど、これはあくまで市場参加者の予想とか真理を反映したものです。
はい。
なので、未来の株価の動きを正確に当てる水晶玉みたいなものでは決してないっていうことです。
うーん、まあそうですよね。
それから、専門家の中には計算方法そのものについて少し疑問視する声もあるにはあるんです。
え、そうなんですか?計算方法に?
え、例えば実際に過去の値がどう動いたかっていう実績、まあヒストリカルボラテリティって言いますけど。
はいはい。
それと比べて、このビッグス指数が本当に何か有用な新しい情報を加えているのかっていう点とか。
ふーん。
あるいは、計算に使われているオプションの中にはあまり取引が多くない、まあ流動性が低いものも含まれることがあるので。
あ、取引が少ないものも。
ええ、その価格が市場全体のセンチメントを本当に正確に反映しているのかなとか。
あるいは特定の大きな取引によって指数が歪められちゃうリスクはないのかとか、そういった懸念の声も一部にはありますね。
なるほど。万のじゃないし、ちょっと癖もあるかもしれないってことですね。
じゃあ、どれくらい信じればいいんでしょう?
そうですね。ですから結論としては、このビッグス指数だけを見て、よし、買おうとか売ろうとか、そういう投資判断をするのはちょっと危ないかなと。
ふーん、なるほど。
やはり経済全体の状況であるとか、金利がどう動いているか、あるいは個別企業の業績とか、そういうたくさんの他の情報とちゃんと組み合わせて、
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その上であくまで市場の特に短期的な温度感、ムードを知るための一つの参考指標という位置づけで活用するのが賢明だと思います。
あなた自身の投資戦略の中でこれをどう使うかが重要になりますね。
よくわかりました。市場の体温計みたいなものだけど、体温計の数字だけでいきなり手術するぞとはならないですもんね。
まさに良い例えですね。その通りです。
特に周りがみんな怖い怖いって言ってるような市場全体が恐怖感に包まれてるように見えるときこそですね。
この指数を冷静に眺めてみて、これって本当に警戒すべき状況なのかな?それともちょっと過剰に反応しすぎてるだけなのかな?って一歩引いて分析してみると、
そうすると他の人とは違う投資のチャンスが案外見えてくるかもしれない。あなたはどう捉えますか?
いやー深いですね。ぜひあなたの考えも聞かせてほしいです。
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