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イスラエル総選挙とアメリカ中間選挙
2026-10-27 09:25

イスラエル総選挙とアメリカ中間選挙

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授で国際政治学者の三牧聖子さんによるニュース解説です。日々の国際情勢を分かりやすくお伝えします。

※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で毎週火曜日に放送したものです。

田畑竜介
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サマリー

イスラエル総選挙では、比例代表制によって多党化し、リクードと野党ヤシャルのどちらも単独過半数に届かない可能性が示されます。連立の組み方次第で指導者が続投・交代する一方、ガザやイランへの強硬姿勢、パレスチナ国家への反対では両党に共通点があり、根本的な政策転換は見込みにくいと解説されました。アメリカ中間選挙では、民主党が下院を取り、接戦州を押さえて上院でも多数派となる可能性が取り上げられます。オバマ元大統領は物価高やトランプ政権の腐敗を訴え、議会による調査と政権への歯止めを呼びかけました。また、若い候補者を支援し、民主党の新しい顔を育てようとする狙いも語られました。

イスラエル総選挙の連立と政策
この時間は日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up。火曜日は国際政治学者の三牧聖子さんです。
三牧さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。この秋注目の選挙といえばアメリカの中間選挙と、そしてもう一つはまさに今日イスラエルの総選挙ということで、まずこのイスラエルの選挙状況から伺っていきたいんですが。
イスラエルの国会は定数120人で全国を一つの選挙区とする比例代表制なので、他党が乱立しやすいんですね。
現在ですね、ネタニア副首相のリクードとエイス・センコットさんという人ですね、野党のヤシャルが非常に傾向していて、どちらも一党では多数である61議席を取れないのではないかと。
ですのでネタニア副首相が変わる可能性、また新しい指導者が生まれる可能性、あるいは両党とも多数派を取れなくて連立もなかなか組めなくて混乱する可能性、いろんな可能性がある状況ですね。
なるほど。野党の方が連立とか一枚割になれるっていうものでもないんですか。結構複雑なんですか、その辺。
その可能性はありますが、逆にですね、もしネタニア副首相のリクードが第一党になれなくても連立をうまく組めばですね、ネタニア副首相は続党できますので、
これは本当にですね、イスラエルの連立っていうのは右派から左派から、さらにアラブ系の政党もあるので、本当に読みにくいというのがですね、率直なところなんですね。
ただですね、野党のヤシャルという新しい政党なんですが、こちらもですね、例えばガザに対する政策、パレシナ政策、イラン政策に関しては、基本的にですね、ネタニア副首相と同じく強硬ですので、
この野党の政党が対等したら、野党が対等したら、イスラエルの対外政策、戦争に関する政策が大きく変わるということはあまり見込めないというのは現時点で言えることかと思いますね。
となると、パレスチナに対してのいろいろな政策っていうのも、まだわからない、不透明なところが多いんですかね。
ただですね、この野党のヤシャルは、今ですね、ガザに関心が詰まってますが、ユルダンガン政願でですね、ユダヤ人の入職者による暴力、本当にこれものすごいことになっていて、先日ヨーロッパの外交官まで暴力の対象になるということがありました。
この暴力の取締りに関しては野党の方が厳しい。ただ一方でですね、この野党ですらパレスチナ国家の自立には明確に反対していますので、やはりですね、根本的なパレスチナ政策の転換は、どういうですね、この総選挙の結果出てもなかなか見込めないというところですね。
アメリカ中間選挙の勢力図
なるほどですね。そしてアメリカの中間選挙が11月の3日ということで、もう来週に控えてますね。
はい、ここに来てですね、トランプ大統領はいろんなとこ優勢していますが、民主党の方もですね、元大統領の、そしてトランプ大統領の宿敵であるバラク・オバマ元大統領が出てきて、接戦衆等で非常に精力的な訴えを詰めていますね。
今のところどうなんでしょう。優劣で言うと、どちらが優勢と伝えられてるんですかね。
上、下院ですね。下院は全部改選ですので、民意が反映されやすいんですが、下院を民主党が取るのは硬いのではないかというですね、予測がいよいよ強まってきまして、そして上院ですね、こちら3分の1しか改選されませんので、もともとですね、多数派だかのハードルは高いんですが、
今回ですね、オバマ元大統領が入った一つの州がミシガン州という、これは接戦州で、どっちに転ぶかわからない共和国民主が競っている州なんですが、そこでの州会での盛り上がり等を見ているとですね、こうした接戦州も民主党が抑えて、上院の多数派も握るという可能性が徐々に強まっているというところですね。
民主党の反トランプ戦略と若手候補
なるほど。まあそうなってくると、民主党が優勢になってくると、議会で物事を決めるときにトランプ政権としてはかなり苦しい状況に追い込まれるということですかね。
はい、さらにトランプ大統領がやはり恐れているのはですね、会員だけでも多数派が変わると、トランプのいろんな委員会を立ち上げて様々な調査、承認を呼んだりですね、資料の提出を求めたり、様々な調査を進めることができて、今回オバマ元大統領もですね、今の政治は腐敗していると。
本格的な報道も出始めていて、今回民主党支持者の一つのモチベーションは、もちろん物価高をちゃんと解決してくれる、そういう政党に多数が変わってほしいという一つの動機。さらにですね、こんなに人々が苦しいのに、こんなトランプ政治は腐敗しているのか、蓄済しているのかというですね、腐敗の問題が非常に最終盤になってですね、フォーカスされていて、オバマ元大統領もですね、そこに訴えるかける形でですね、
多数派を民主党に入れ替えて、トランプ大統領周りのこと、お金の問題だけでなく、そもそもなんでこんな慰乱戦争になっているのかと、そういったことも調査すべきだというですね、訴えをして、すごく集会は盛り上がっていましたね。
ただ一方で民主党も、いまだオバマさんの人気にすがっているというのは、それに変わる顔がいないということも言えるんですかね。
そういう集会を展開して、民主党と言えばですね、常にそうした主流派、比較的恩恵な人たちというのは、
そうした劇的な政治転換を掲げる旧親派が大抵分断して、ちょっと共和党を利する展開というのもあったんですが、オバマ元大統領としてもですね、その分断をせいでしっかり結束して、トランプ政治を止めよう、議会の歯止めをかけようというですね、とてもメッセージとしても、今の民主党支持者に届くメッセージだったと思いますね。
はい。今回オバマ大統領が応援に入ったところの候補って30代、40代の若い候補が多いんですね。ですので、やっぱり今民主党の顔がいないということは、オバマ元大統領も意識していて、新しいスター、新しい顔をですね、誕生させたい、そんな心もあるのかなというふうに思いますね。
なるほど。民主党としては、反トランプ、脱トランプというところで一枚岩になろうということですかね。はい。今回オバマ大統領が応援に入ったところの候補って30代、40代の若い候補が多いんですね。ですので、やっぱり今民主党の顔がいないということは、オバマ元大統領も意識していて、新しいスター、新しい顔をですね、誕生させたい、そんな心もあるのかなというふうに思いますね。
そうですね。テキサス州のジェームズ・タラリコさん、このあたりもとても注目ですね。
なるほど。11月3日がアメリカでの中間選挙、そして今日イスラエルでは総選挙ということで、この2つの選挙、この秋、注目です。
美牧さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
そしてその2年後に来る大統領選挙の時には、しっかりその顔としてこの人を大統領に立てるんだっていう存在を育てていかないといけませんね。そうですね。テキサス州のジェームズ・タラリコさん、このあたりもとても注目ですね。なるほど。11月3日がアメリカでの中間選挙、そして今日イスラエルでは総選挙ということで、この2つの選挙、この秋、注目です。美牧さん、ありがとうございました。ありがとうございました。
この時間は国際政治学者の美牧聖子さんでした。
09:25

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