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トランプ政権が突如、ウクライナの和平交渉に
2026-09-08 11:28

トランプ政権が突如、ウクライナの和平交渉に

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授で国際政治学者の三牧聖子さんによるニュース解説です。日々の国際情勢を分かりやすくお伝えします。

※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で毎週火曜日に放送したものです。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

トランプ政権がウクライナ和平交渉に突如乗り出した背景には、中間選挙を控え、外交的成果をアピールしたい思惑がある。しかし、和平交渉はロシア側に有利に進められ、ウクライナ側には厳しい条件が提示されている。一方、共和党は中間選挙に向け異例の党大会を開催するが、トランプ氏との関係を避けたい候補者も多く、集客や党内の一体性に課題を抱えている。

00:06
日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するキャッチアップ。毎週火曜日は国際政治学者の三牧聖子さんです。
三牧さん、おはようございます。
おはようございます。
トランプ政権によるウクライナ和平交渉の急展開
さて、アメリカが突如、ロシアとウクライナそれぞれに特使を出しまして、どうやら和平交渉に乗り出したという急展開ですね。
背景としてはですね、休館選挙がもう2ヶ月を切った中ですね、イラン戦争は硬着していて、トランプ大統領外交でアピールできるポイントがないと。
そこで本当に急遽ですね、今度はウクライナ和平だということになったようですね。
今回ですね、クシュナーさんというですね、トランプ大統領の長年の友人と、ビトコフさんという長年の友人とクシュナーさんというですね、トランプ大統領の娘婿がですね、2人が特使として派遣されたんですが、
今回が今までとちょっと違ったのは、もうすでにですね、ビトコフさんはとりわけもう8回もモスクワに行ってるんですね。
それに対して、実はウクライナの寄遊に行くのは今回が初めてだったんです。
紛争ですので、普通はですね、両国訪ねて、それぞれどういうところが譲れて、どこが譲れないのかと、2つの国で話を聞くのは当然だと思いますが、
今までは相当ですね、ロシア利益と言わざるを得ないようなですね、カッコつきの和平交渉がなされてきたというところだったところ、
じゃっかん修正されたというところですね。
その期間はロシア、ウクライナ双方攻撃をしないという話のもとで会談が行われたんですかね。
はい、数日間はアメリカの特使が今来ているということで、双方は攻撃を控えると。
ただ早速ですね、これはあくまで特別な期間の攻撃をやめるということでしたので、
全体的な停戦の流れにはつながらないものですね。
実際に和平交渉がうまく進むような何か切り札というか、秘策があるんでしょうか、アメリカ側には。
先ほどですね、そもそもいきなりウクライナ和平の話になったのも、イラン戦争がどうやらポイントよりマイナスになりそうだと。
他の案件はないのかというようなですね、そんな事情で出てきたものなので、あんまり用意もされていないと。
今回ですね、ウクライナの機遇に初めてアメリカの特使が行ったことはよかったんですが、
プーチン大統領の会談、ゼレンスキー大統領との会談、この二つの会談を見比べるとかなりトーンが違って、
アメリカのこの二人の特使はプーチン大統領の前ではとても和やかな雰囲気。
とても素敵なハイライトになるみたいなですね。
まだプーチン大統領が、ロシアが戦争を続けて、戦争をやめる意志も示していないのに、
とてもですね、優和的な態度をとって。
持ち上げますね。
そうなんですね。
実際自分も浸水しているというふうに見られているんですね。
プーチン大統領の権威主義的な人柄に。
今回ですね、本当はその兵はどうやったら軍事行動をやめるのか、
そういう話をまずしなきゃいけないのに、
その話は置いておいて、経済協力どうするとか、
ロシアにかけている制裁どうするみたいな話も行われて、
ロシアとしてはもう戦争をやりながらアメリカと経済協力したりと、
二つにと応おうというような視点を示しているんですね。
ロシア側も別にやめなくてもいいという感じなんですかね、今は。
アメリカは強く求めたというわけではなく、
アメリカとしてはですね、制裁を解除してほしければ、
軍事行動をやめて、占領地も手放しなさいとか、
経済協力したければ、戦争をやめなさいと、
そういう強い交渉もできたと思うんですけれども、
そういう交渉にはならなかったというところですね。
それじゃ困るっていうのがウクライナ側だと思いますし、
和平交渉におけるアメリカの立場と課題
あとロシア側はドンバス地域の活情を求めてくるでしょうから、
これは到底ウクライナからすると述べない条件ですよね。
まさにおっしゃる通りで、領土問題を全くプーチン大統領と、
何かロシア側情報するんでは?ということも引き出さずに、
急にアメリカの特使が向かって、ゼレツキ大統領と会ったと。
その3人のですね、公開の会見の場で、
娘向このクシュナーさんがですね、
紛争においてはお互い情報しなきゃいけないと。
ロシアの願望もですね、ウクライナは理解しなきゃいけないと。
少しですね、もちろん紛争でお互い情報しなきゃいけないというところは、
あるにしてもロシアの希望をウクライナは理解しなきゃいけないと。
ロシアが領土に対して抱いているですね。
希望を奪われた側が理解するというのは、なかなか難しいことで、
その2つのですね、この会談を見比べると、
ロシアに対しては相当好意的で、
ウクライナの方はあなたもちょっと我慢して、
ロシアの希望も受けなさいというですね、ちょっと厳しめのトーンになって。
明らかにゼレツキ大統領も当然アメリカを怒らせられないので、
黙って聞いていましたが、ちょっと衝撃というような表現をしていましたね。
ただ和平案にしてもそんなに新しい内容というのがほとんどない、
これまでとあまり変わらないとなると、
本当にロシア、ウクライナ双方顔を合わせてアメリカ仲介に入って
協議の場ができたとしても、
なんかあまり進展が期待できそうにないんですけど。
まさにおっしゃる通りで、今回はなんとかまた3者会談、
ロシア、ウクライナ、アメリカのまた実現させようと、
また復活させようという、そういう意図だったんですが、
おっしゃる通りアメリカはロシアもウクライナも、
何か強力に動かせる、和平に向かって動かせるカードを
アメリカ自体も持ってないんですね。
イランでもホルムズ海峡を開けるカードを
アメリカは実は持ってないということが判明したんですが、
このウクライナ和平に関しても、
和平約として頭突っ込んでたわけなんですけども、
実はアメリカ、ロシア、ウクライナも動かせていないというところがありますよね。
中間選挙に向けた共和党の異例の党大会
そう言って急にロシア、ウクライナに目を向けたアメリカですけども、
その背景には中間選挙に向けての焦りがあるのかなというところですが、
何かこの中間選挙までもう2ヶ月切りましたけども、
新しい動きっていうのはアメリカではあるんでしょうか?
今週末にですね、共和党は異例の党大会を開催するんですね。
異例の党大会?
全国の党大会は普通は大統領選の時は、
その党大会で大統領候補が正式に決まりました、
副大統領候補が決まりましたとお披露目会をやったりとか、
大統領選がある年には通常行われるんですが、
中間選挙と別にトランプ大統領が選挙に出るわけでもない、
バンズの副大統領が出るわけでもありませんので、
非常に異例の中間選挙のための全国党大会がテキサスのダラスで開催されると。
ここでテキサスのダラスであることはかなり意味があって、
テキサスっていうのはもう長年、数十年、
もう知事職から連邦議員の議員まで、
みんな共和党が独占してきたんですね。
しかしここで民主党に新生のジェームズ・タラリコさんという新生が現れて、
ひょっとしたら上院という極めて重要な議員のポジションが奪われるかもしれないという異例の展開になっていて、
テキサスって大きいですよね。
なので今回の中間選挙で民主党のタラリコさんが勝ちました。
2年後の大統領選でもしテキサスを民主党が奪うということになってしまうと、
選挙人の数もたくさんいますので、
今までの選挙人カウントが大きく変わってしまうんですね。
なのでトランプ大統領としてはもう中間選挙で民主党の目を潰しておくということで、
異例の党大会を開催して、
なんとかテキサスの支出しようとしているようですね。
それが良い方向に向かうのか悪い方向に向かうのかというのは、
まだ何ともやってみないとという感じなんですかね。
まさにおっしゃる通りでみんな今トランプ大統領の不人気なイラン戦争とか
関税政策と結びつけられたくありませんので、
実は欠席率がもうすでに相当になっていると。
みんな候補者が参加しない、今地元離れられませんし、
そのトランプ大統領を中心的にフィーチャーした党大会に出席して、
あなたトランプ大統領の一員なんでしょうと。
政策にも反対してなんでしょうと。
見られたくないということで、
実はあまり盛り上がらないかもしれないという見立ても
すでに生まれているような大会ですね。
今後の展望と来週の放送予定
なるほど。
週末にあるということですし、
あと週末9-11も金曜日に控えていますけれども、
そういった中で来週のこのコーナーではその辺の動きとかも
お話聞けたらなと思います。
美牧さん今日はここまでありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は国際政治学者の美牧聖子さんでした。
11:28

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