1. 国際政治学者・三牧聖子のCatch Up
  2. アメリカとイランの停戦合意に..
アメリカとイランの停戦合意に向けた対話どうなる?
2026-08-04 10:29

アメリカとイランの停戦合意に向けた対話どうなる?

同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授で国際政治学者の三牧聖子さんによるニュース解説です。日々の国際情勢を分かりやすくお伝えします。

※RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』で毎週火曜日に放送したものです。

田畑竜介
Groooooow Up

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サマリー

アメリカとイランの停戦交渉は、アメリカ側の軍事力枯渇と世論の高まりから、停戦に向けた交渉しか選択肢がない状況に追い込まれている。ホルムズ海峡の通行の自由は確保が難しくなり、日本のエネルギー調達にも影響が出かねない。一方、FIFAが一部株式を投資家に売却しようとした動きは、商業化への懸念から欧州を中心に猛反発を受け、白紙に戻された。スポーツにおける政治介入への懸念も示された。

米イラン間の停戦交渉の現状
日替わりコメンテーターが独自の切り口で多様な視点を提案するCatch Up
毎週火曜日は国際政治学者の三牧聖子さんです。
三牧さん、おはようございます。
おはようございます。
アメリカがイランに対して大規模な攻撃を行うと警告するような形でしたけども
中止ということで、これも競技にそのまま移るとみていいんでしょうかね。
トランプ大統領は3日の午後に競技が始まると言っていたんですが
これはイラン側によって否定されたと。
そんな競技はやっていないし今後も予定ないと。
再びトランプ大統領とイラン側が言っていることが食い違うということになっていますね。
なかなか思うように和平に向けた競技は進まないということなんですかね。
しかしアメリカ側は軍事的には圧倒していたはずなんですけれども
昨今防空ミサイルが本格的に枯渇してきていると。
もし今アメリカがイランを攻撃した場合、イランは湾岸諸国に報復すると言っているわけですね。
ただもうそうした場合に湾岸諸国を守れるだけの防空ミサイルがなくて
湾岸諸国も不要意にアメリカが大規模攻撃するようなことはやめてほしいと。
だから今回トランプ大統領が大規模攻撃をやめた背景だったんですね。
となるとトランプ大統領に実質的に残されているのは
やはりイランとなんとか競技をもってホルムズ海峡問題、核問題
なかなかアメリカが望む条件じゃなくとも
終戦に向かうということしか実質はないというところですね。
もうカードはないわけですね、手持ちは。
それはアメリカ国民も見抜いていて
昨今の世論調査ですともう7割8割近くが
もう停戦条件とかいいと
戦争をとにかくやめてほしいという意見が
かつてなく高まっていますので
やはりもう交渉して終戦に向かう
ただホルムズ海峡がどうなるのかということに関しては
アメリカが言っていた通行の自由が確保される
それはなかなか見込みが薄くなってきましたね。
ホルムズ海峡問題と日本のエネルギー調達への影響
そのホルムズ海峡でいうとイランはオマーンと今交渉しているんですか?
イランとしては各国の船がですね
オマーン側の海峡を通ってしまっては
自分がイランの管理権、ホルムズ海峡を封鎖するぞと脅すこともできなくなりますし
通行量もなかなか思うように取れないということで
このオマーンとアメリカとなかなか交渉協議がうまくいかない中で
オマーンと何とか折り合いをつけて
それは国際社会やアメリカが望んでいる最善海でなくとも
とにかくやはりホルムズ海峡が少しでも通行に向けた道が立たないと
実は結構日本もこれ一言ではなくなってきているんですよね
日本はアメリカから代替でエネルギーを調達していったんですが
そのアメリカでもだんだん備蓄がなくなってきて
国内では海外に石油とか売っていいのかって声が高まってるんですよね
なるほど
ですのでホルムズ海峡が何とか通れるようになるってことは
本当に我々日本にとっても大事というところですね
ただそのまま例えば交通量を取られるなんてことになると
これ国際法上どうなのかなっていうところもありますよね
本当おっしゃる通りで本当にどうしてこんなことになってしまったのかなと
ただ今ホルムズ海峡のもう一つ公開派のですねバブエルマンデブ海峡
こちらもですねだんだん行政が不穏になっていて
通れないわけではないんですがタンカーの通行量も少なくなっている
そうすると日本としてはホルムズ海峡バブエルマンデブ海峡で
他から代替調達しようといってもアメリカ始め
だんだんだんだん備蓄が少なくなって売ってくれないということになると
本当にエネルギーをまず今我々はお金を積み増して買っている
何とか買えている状況ですが次の段階として
なかなか思うように買えないということになりかねませんので
国際法上の大きな問題これで他の海峡も取るよってことになっては困るので
その問題とただ我々の初め日本のような国々が
だんだん本当にエネルギー調達が困難になるかもしれない状況
現実的なニーズと原理原則これをすり合わせて
何とか前提的にでも海洋を見つけたいというところですね
日本によるイランとの交渉チャネルの可能性
日本としてはもちろんアメリカとの関係というのは重要ですけど
一方でイランとの交渉のチャンネルも持ってはいますよね
このあたりに糸口というのは見出せないものなんですかね
ここまでも半年経ってるわけですね
アメリカとイランとの間ではホルムズ海峡の開放
正直全く進んでないと覚えがけも本当に有名無実化していますので
今までやはり日本はですねアメリカ国際社会と補助を合わせて
やはり通行料を認めるというようなことはですね
そうした通行の原則に反するっていう立場でやってきて
それは正しいんですけれどもただこれで立ち行かないということになれば
今まで選択肢として排除してきたイランとの交渉や
通行料という名目でなくてもサービス料的なものというのもですね
認めるそのあたりを原理原則を犠牲にしたという形にしないで
どういうふうに折り合えるのか
これはやっぱりちょっとアメリカだけに任せていては
大丈夫かなという感じになってきましたので
日本をはじめ国際社会もアメリカにオフプッシュするような形でも
イランと交渉する形でも何か働きかけが必要になっている
そういう局面でもあると思いますね
FIFAの商業化計画とその反発
そのあたりは外交努力にも期待したいなというところもあります
そして今ちょっと波紋を広げているところで言うと
ワールドカップが盛り上がりましたけど
FIFAの動きに対してヨーロッパなどが
今感発をしているというような状況になっていますよね
これは本当に今びっくりということで
このためにワールドカップでは
インファンディの会長がアメリカの選手に出たレッドカードを取り消したんじゃないか
いろいろとりわけアメリカとの関係で会長に批判が集まっていたんですが
今回このFIFAを子会社化して
一部の株を投資家に売ろうという
FIFAというのは非営利団体で
これは本当にサッカーは誰のものなのかという話にかかってくるわけですよね
そうした投資家に売れば投資家はFIFAをますます商業化して
儲けを最大化させようとすると
今までFIFAはファンのため
そういうものだったはずが
そういう株主のためのFIFAになってしまうということで
これはヨーロッパのサッカー連盟
それにこうする形で他地域のサッカー連盟も
大反対してとんざするということになっていますが
なぜこんな話がまず出てきたのか
さらにこの売却先の投資家の有力候補が
トランプ大統領の娘婿のクシュナー氏の弟だったんですね
またこれもアメリカ絡み
トランプ大統領絡みということで
この話は昨年から実はあったということで
ずっとアメリカのための
トランプ大統領のためのワールドカップ
FIFAという話がこんな長い期間
しかも他の人たちには知らされずに
進められてきたのかという
各国も猛反発ですね
そうですね
特にウエハー、ヨーロッパのサッカー連盟などの
強い反発があって
一旦これは白紙に戻ったということなんですかね
もうインファンディの会長のザスラ破いているところだね
イギリスとかドイツとか
政治家もこんなことしたら
本当にチケット価格今回も大変口頭して問題になったんですが
ますます口頭して
本当に一部の限られた人しかチケット買えないと
そうするとサッカーがみんなが楽しめるスポーツじゃなくなっちゃうということで
首相とかも言及するような異例の状況になっていて
さすがのトランプ大統領もこの問題に関しては
ご了承できないのではないかというような感じですね
なるほどですね
スポーツと政治の関わりへの懸念
今回のワールドカップって本当にいろいろ盛り上がり
スポーツ自体としての盛り上がりはよかったんですけど
一方でその周りの運営のところとかでは
残念なニュースが出たというのは
本当に悲しい思いになりましたよね
本当にそうですね
スポーツには政治は介入してほしくないなというところですね
分かりました
美牧さんありがとうございました
ありがとうございました
この時間は国際政治学者の美牧聖子さんでした
10:29

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